落語で世界を広げよう ウォークマン『落語三昧200席モデル』で落語入門!

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ソニーストア限定モデルとしてウォークマンSシリーズに来福レーベル10周年記念を記念した特別モデル「落語三昧200席モデル」が発売になりました。たまたまなんですが、落語に最近興味がありまして、このモデルってどんなものなのか勉強がてら、実際に本物の落語も楽しんで来たりしました。

「落語ウォークマン」というより、今回は落語を楽しむための入門編的な落語知識について体験させてもらってきたことをレポートしたいと思います。

是非、お付き合いください。

 

こんにちは、店員佐藤です。

大河ドラマ「いだてん」にはまっています。ネットニュースでは低視聴率が話題になっていますが、すみません、私にはすごく面白いです。初めてオリンピックに出場する競技がマラソンだったり、当時世界記録ホルダーが日本人にいたり、その金栗四三(かなくり・しそう)氏を演じる六代目 中村勘九郎のマラソン演技指導をランスマとソニーのSmart B-Trainerの監修でおなじみの金哲彦氏が務めているなど、マラソンファンにはたまらないドラマになっています。

一昨年、夢中になって観ていたTBSドラマ「陸王」に出ていた宮沢社長(役所広司)が出ていたり面白い配役になっていて毎回超楽しみにしています。さすが初の4K大河ドラマ!と、楽しませてもらっていますが、どうしてこんなに視聴率が低いんでしょうね?

実は私もついていけない部分がちょっとあります。それがあらすじを伝える進行役になっているビートたけしが演じる古今亭志ん生の落語パートだったりします。

昭和の大名人と言われる落語家の「古今亭志ん生」が落語家としての成長も織り交ぜてストーリー展開をするのですが、その落語部分の話がよくわかりません。ストーリーを追うと、どんな話なのか大体わかるようにはなっているのですが、若き日の志ん生が師匠から教わる「芝浜」の話や、弟子の「五りん」が弟子入りするときに言っていた「志ん生の富久は最高だ」のフレーズなど。

落語を知っていないと、これは話が全部理解できないぞ、どうせ1年間、大河ドラマに付き合うなら、これは知っておかないと、と、思っていたところに登場したのがウォークマンSシリーズの「落語三昧200席モデル」でした。

ウォークマンSシリーズ「NW-S315K」にソニーミュージックの落語レーベル「来福」の音源が200席プリインストールされており、これで39,880円(税別)という製品です。

ベースモデルである16GBモデルのスピーカー付き「NW-S315K」が18,880円(税別)となっているので、この落語200席の音源が21,000円の価値となっています。


☆ウォークマンSシリーズ「落語三昧200席」収録内用はこちら

ソニーのサイトには収録されている「落語三昧200席」の演目がすべて紹介されています。

落語というと笑点くらいしか知らない私ですが、先日亡くなった桂歌丸師匠をはじめ、三遊亭圓楽、春風亭昇太、三遊亭小遊三、などの笑点メンバーもいるし、立川志の輔、立川志らくなどのテレビでおなじみの顔ぶれも揃っています。

演目も記されていて、探してみるとありました「芝浜」も「富久」も。

で、これらの演目を、音楽ダウンロードサイト「mora」で検索してみると、なるほど、ここで販売されているんですね。

アルバムということで配信されていてアルバム1枚に2席が収録されて販売されているようです。

落語ウォークマンにも収録されていた「芝浜」を聞きたくて、五街道 雲助師匠の「芝浜」をとりあえずmoraで購入してみました。価格は1席で617円です。これが200席もウォークマンS315K/RKGに入っているわけですが単純計算で12万円分ほどになります。それがたったの+21,000円というのは激安価格です。

moraで試聴もできますが、実際にウォークマンに転送して聞いてみると、収録はどこかの寄席で記録したもののようで、噺家の声だけではなくお客様の声や拍手も入っていました。

ステレオ収録されていて臨場感満点です。

「芝浜」のお話しですが、なるほど、どこかで聞いたことのあるような話なんですが、36分間聞き入ってしまいます。1席聞いただけですが、すでに五街道 雲助師匠が、とても身近な人に感じられてしまいます。

単なる笑い話ではなく、どこか教訓を教えてもらったような気持ちになります。

今まで笑点でしか落語とふれあったことがない、という話をしましたが、思い出しました。高校の国語の先生で落語をされるという先生が国語の最後の授業のときに高座を作って、落語をしてくれたことがあったんです。落語とふれあったのはそれが最初だったかも。

どんな落語だったのか今はもう忘れてしまっていましたが、こんな話だったような気がしました。

ついでに「富久」の方もダウンロード購入して聞いてみるのですが、こちらも江戸時代のお話しでした。こちらもやはりどこかで聞いたことのあるようなストーリーなんですが、日本人だと、こうした落語ってどこかでストーリーに触れているものなのかも。

とても懐かしい気持ちになります。

なるほど、ウォークマンで落語を聞くのってありですね。私は通勤に片道1時間ほどかかるのですが、1席が30~40分ほどになっているので、これで毎日違う話を聞けるとなるとちょっと良いかも。

ウォークマンを買わなくても近所のレンタルCDでどうにかならないかな?と、試してみるのですが、うちの近所のレンタルショップでは全部で10種類くらいのCDしかありませんでした。5枚借りて1,000円で1枚に2~6席収録されているのですが、とても200席もレンタルできないし、取り込む手間が。。。

なるほど、ソニーストアの「落語三昧200席モデル」はかなりのお得度だということがわかります。

さらに、興味が湧いてきたので電子書籍で「ゼロから分かる!図解落語入門」という書籍をReader Storeにて購入。この本がかなり内容的にまとまっていて良かった!

落語の良いところは、悪者が出てこない。という点ではなっとく。泥棒とかもお話しとしては出てくるそうですが、間抜けな役どころとして描かれていて憎めない悪人しかいないそうです。

貧乏な江戸庶民が主役で、いつ、誰が聞いても楽しい気持ちになって聞けるのが落語。

最盛期は江戸から明治にかけた頃で、歌舞伎が一番のエンターテインメントだとすると庶民が楽しむエンターテインメントが落語だったそうです。今で言うところの映画やテレビの代わりに存在していたようで、仕事帰りに寄席に立ち寄って、落語を楽しんで帰路につくとか、そういう文化だったんですね。

誰でも簡単に楽しめる落語ですが、多少はその文化背景も知っておかないといけない部分はあって、例えばそれは金銭感覚だったりします。

富久の中で、富くじの当選金が1000両というのが出てくるのですが、これがいくらくらいに相当するのかが分からなかったりします。この本にはそういう解説もあり、1000両は今で言うところの1億円相当。団子が4文で100円相当。そばは16文で400円相当、お酒は316文で7900円相当になり、お酒だけはかなり高額なものだったことなどを知りました。

さらに落語には「古典落語」と「新作落語」というものがあり、江戸から明治時代のものが「古典落語」で、大正時代以降現代の話までが「新作落語」と位置づけられているとのこと。

「古典落語」はジャズで言うところのスタンダードナンバーみたいなもので、お決まりでいろいろな噺家が行っている話。多少のアレンジがあるそうですが江戸時代から今まで伝承されている間に、話が洗練されており、ストーリーも磨かれまくっているストーリーになります。

さらに関西弁でおこなう「上方落語」と、関東でおこなう「江戸落語」があるそうです。

ソニーストアの「落語三昧200席モデル」に収録されているのは江戸落語が中心。古典落語は全部で800席くらいあるそうですが、実際に演じられているのは400~500席ほどとのことなので、江戸古典落語の半分くらいは、このウォークマン1台でカバーされている、という感じでしょうか?

落語の入門用にはかなり充分そうです。

 

さて、落語のことについて調べてみているうちに、実際に落語をライブで楽しんでみたくなります。先ほどの電子書籍によると、東京では5カ所の寄席があり、毎日365日講演をしているとのこと。前売り券などはなく、当日、チケットを買えば誰でも入れるそうです。

しかも11時半くらいから夜の21時くらいまでずーっと行っていて、自分の都合で好きな時間に入って、好きな時間に出てきてよいそうです。

昼の部と夜の部に分かれているのですが、入れ替え制ではないので朝から夜までずーっと、お話しを聞いていることもできるそうです。

ということで月曜日のお昼に、浅草にある「浅草演芸ホール」で当日券2,800円を買って入場。全席自由席なので前から5番目くらいの良い席で夕方の16時半までお話しを聞かせてもらってきました。

落語だけではなく、コントや漫才、漫談、ものまねなどを交えてほぼ休み無く続くステージを楽しんできました。

落語家の方とか全然知っている人はいないのですが、枕という前段のお話しの時に、自分の師匠の話をされる方が多く、遡っていくと大体、テレビでよく見る知っている師匠にあたり、それで親近感を得るというか、あー、あの人の親戚?みたいな感覚になり、初めて見るのに5分もすると馴染みのある人みたいに感じられる不思議さがあります。

古典落語でも難しい言葉を使うことはなく、わかるように話をしてくれるし、すごく観客に寄り添った演芸なんですね。落語って。

いっぺんにファンになってしまいました。

 

ソニーストアの「NW-S315K/RKG」ですが、こちらは16GBメモリー搭載のNW-S315をベースにしたモデルです。落語200席をプレインストールとのことですが、これでCD100枚分くらいに相当することになり、容量的にはほぼ、落語音源で満杯になっているそうです。容量の空きは1GBないらしいです。

なので、これを購入すると、このウォークマンは落語専用マシンになる、ということになります。

クレードルスピーカーがセットになっているので、これだけで完結している製品というのも良いですね。

付属するヘッドホンはデジタルノイズキャンセリング機能を搭載したものになります。通勤中に楽しむというときも音量を上げずに聴けそうです。

今週の日曜日に発売日を迎えますが、ソニーストアでは初回出荷分が完売してしまっているようで「入荷次第出荷」ステータスになっている模様。

自分で楽しむのも良いですが、敬老の日やお誕生日、母の日、父の日のプレゼントにも良さそうですね。

 


★ソニーストア ウォークマンSシリーズ 「落語三昧200席」のご案内はこちらから

 

ウォークマンSシリーズ
16GB/スピーカー付き

落語三昧200席モデル
NW-S315K/RKG
ソニーストア価格:
39,880+税
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発売日 2019年3月17日 メーカー商品情報ページ
延長保証 5年ワイド:2,000円~
3年ワイド/5年ベーシック:1,000円~
3
年ベーシック:無償
ソニーストア
購入特典
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