オーダー絶好調!『REON POCKET 5』最新モデルの1週間試用レポート
このゴールデンウイーク、オーダーが盛り上がりまくっているのが新発売の「REON POCKET 5」です。プレスリリース&発売から10日間経ちますが、未だにオーダーの勢いはとどまるところを知らず、おそらくソニーストアさんでも人気ナンバーワンの受注状況になっているかと思います。
プレスリリースのあった日に購入させていただき、それから10日間使わせてもらっているのですが、新型モデルの様子をレポートしたいと思います。また、最新のオーダーレポートも合わせてご案内したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
4月23日に発表&発売された「REON POCKET 5」のお買い上げありがとうございます。発表当日は毎年ニューモデルが発表されるたびに購入されているレオンポケットサポーターの方々のオーダーが中心だったと思います。
タイムラインを見ていると「これで5台目」とか「全部持ってる」「全部買ってる」という方も多く、ソニーの夢のモバイルエアコン「着るクーラー」ファンの方の熱量を感じる1週間でした。
REON POCKET 2 |
REON POCKET 3 |
REON POCKET 4 |
REON POCKET 5 |
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14,850円 | 14,850円 | 16,500円 (ネックバンド同梱) |
17,600円 (ネックバンド同梱) |
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SMART COOL⇔WARM モード/SMART COOLモード | – | 〇 | 〇 | 〇 |
COOL / WARM レベル |
COOLレベル 1~3 + Boost WARM レベル 1~4 |
COOLレベル 1~4 WARM レベル 1~4 |
COOLレベル 1~4 WARM レベル 1~4 |
COOLレベル 1~5 WARM レベル 1~4 |
COOL最大レベル時の吸熱性能 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★☆ | ★★★★★ |
駆動時間 (レベル4) |
1時間 | 2時間 | 4時間 | 7.5時間 |
静音性 | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★☆☆ | ★★★★★ |
質量 | 約107g | 約116g | 約144g | 約153g |
耐水・耐汗構造 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
AUTO START / STOP | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
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年々パワーアップしていく「REON POCKET」ですが、初代モデルと比較すると冷却性能&スタミナ性能は10倍くらいになっているんじゃないかと言われています。確かに初代モデルの時は夏場の通勤で使うと、そのまま会社で充電して、帰り通勤の使用に備える、という感じでした。
それが徐々にスタミナ性能&冷却性能がアップしていき、昨年の「REON POCKET 4」では朝から使って夕方まで付けっぱなしで使えるところまできた感じ。朝の9時頃にスイッチを入れて通勤し、職場でもそのまま使って夕方4時~5時くらいになるといつの間にか止まっていた、というイメージです。あと、もう少しで1日使えるんだけどなー、というところまで来ています。
そこからさらに今回のモデルでは吸熱性能が1.5倍、駆動時間は最大1.8倍のパワーアップをしています。
実際のところ、どれくらい使えるものなのか、昨日、テストしてみました。
まだ真夏日でもなんでもないですし、昨日はむしろ雨も降っていて気温はかなり低め。まだ夏本番ではないのですが「COOL ⇔ WARM」のスマート運転で朝の7時半から使っています。
実は私、先週の水曜日にコロナウイルス感染が発覚して、それからずっとテレワークをさせてもらっています。病院で処方してもらっているのですが、今時のコロナ感染は普通に風邪扱いで風邪薬だけ処方して治してしまいました。それでもまだ熱は収まっていなくて微熱が続いているんですが、そういうのもREON POCKETは検知してくれているのか「体表面の温度が高いため」ということで、弱めの冷却をずっと続けてくれていました。
通勤時間は気温も低かったためWARMモードになっていたりしましたが、終日、ほぼCOOLモードで動作。結果、お店が閉まる19時まで動作してくれたので、冷暖房のスマートモードで11時間30分動作してくれていたことになります。快適温度になっていたりして一時的に動作を停止していることもあったので連続動作を11時間以上続けているわけではありませんが、なるほど、REON POCKET 4の時の動作状況を軽く超えるくらいのスタミナ性能になっていて、状況によっては朝出勤するところから夜、帰ってくるところまで無充電で使えるかもしれないくらいになっています。
まだ気温が30度を超える日などに使っていないので実際の冷房性能などは試せていませんが、室内中心に過ごしている分には終日、省電力体制にすることができそうです。去年もREON POCKET 4で自宅テレワークを冷房無しで途中まで乗り切りましたからね。
さて、実際のREON POCKETの使用感はどうなのかというのは、前回もお話ししたとおりですが冷えピタシートを背中に貼ったような感覚に近く、貼った直後だけひんやりする冷えピタシートと違い、その冷たさが電池の続く限りずっと続くのが「REON POCKET」です。
真夏の炎天下で作業服を着て工事などを行う方には「冷えピタシートなんかで涼しくなるか?」というところだと思いますが、それはおっしゃるとおりで体温を下げるような大幅な熱量の冷却ができるものではありません。あくまで「冷感」を感じるためのデバイスなので、夏場でもスーツの上着を着用しないといけないとかいうシーンで、ヒンヤリさせてくれる、とか、オフィスの冷房温度を少し上げても快適に過ごせる、とかいう使い方をするものになります。
初代モデルのときは、まだ専用ネックバンドが開発されていなかったため、専用Tシャツを使って背中のポケットに「REON POCKET」を入れて運用するということをしていました。
その後、2世代目のレオンポケットが発売になる直前にネックバンドが開発され、それ以降はネックバンドスタイルで利用するのが一般的になっていきます。それまでは専用Tシャツがないと使えなかったので、どうしてもワイシャツ利用時にしか使えなかったのが、服装の自由度がこれで一気に広がりました。
ちなみに、これが専用Tシャツの背中の部分なんですが、ラグビー選手の様に背中の部分に膨らみがあり、そこにREON POCKETを入れるスタイルです。
内側は冷却プレートが背中に直接当たるようになっていて、REON POCKET上部は排気のために襟口から上部排気口が出ていて、吸気のための本体下部には写真の様な開口部があり、ここから空気を取り入れる、ということをしています。
写真左奥がRNP-2で、写真右手前がRNP-5になります。本体下部の吸気口に今回は大きなデザイン変更があり、本体天面から直接給気していたものが、第5世代モデルではスリットで隠されて、その隙間から給気する仕組みになっています。
新型モデル「REON POCKET 5」は、形状が変わっていて、以前の吸気口部分にプラパーツが被さっていて専用Tシャツに入れると開口部が狭くなっているように一見見えます。
ですが、これも実際に着用して試してみたのですが、吸気口としては、新型モデルはちゃんとスリットの奥が広く開かれているため、特にこれでも問題なく吸気出来ているようです。
もともと、このTシャツの上にYシャツを着るため、もう1枚布が重なります。そのときに吸気口が塞がれないかどうかが重要で、このスリットのおかげで吸気口は塞がらない、という仕組みになっているんですね。
ついでなので、こちらは専用ビジネスシャツです。景品とかノベルティとかではなく「ソニー製のYシャツ」というのはこれがおそらく初めての製品化。真っ白のシャツでフォーマルに着ていけるのがありがたい1着です。昨年、真夏に葬儀があったんですが、これで乗り切りました。
こちらもポケット下部にはメッシュ構造がありビジネスシャツの背中から直接吸気ができるようになっています。こちらも新型モデルのスリットは特に干渉することなく吸気出来るようです。
レオンポケットの開発チームはこうして旧型モデルの専用アクセサリーも使い回しができるということにこだわりを持って開発されているようですので、こうした点に抜かりはないかと思います。
なお、専用ネックバンドですが、使い始めは違和感があるかと思います。私もそうでした。慣れてくると眼鏡をかけているのと似たような感じで、あまり気にならなくなっていきます。
私は大人になってから近視がすすんで25歳くらいから眼鏡を使う様になりました。今でもよく覚えているんですが、眼鏡を使い始めた最初のうちは気になって眼鏡の曇りなどをしょっちゅう拭き取ってイライラしていたんですが、使っているうちにそういうのは気にならなくなってきて最終的には指紋が付いて様が水滴がついていようが曇ってようが適当に使うようになってきます。
REON POCKETのネックバンドも一緒で冷却プレートがちゃんと背中に当たっていないとか、位置がずれるとか気になってしょうがないんですが、だんだん、そういうのもどうでもよくなってきて、それよりは排気口が襟から出ているかとか、ちゃんと動作しているのかくらいしか気にならなくなってきます。
ネックバンドは形状記憶になっているので、自分の首の太さに合わせて調整するコトになっているんですが、私の場合はほぼそのままの形で使っています。アームの先端だけ少し鋭角に曲げて皮膚に引っかかるようにしておくとズレが少なくて良い感じになります。
アームは先端まで柔らかいシリコンで覆われていますので、最初のころのプラスチックによる擦れとかはなくなっているかと思います。第4世代のネックバンドで究極スタイルになっていましたが、今回はそこからさらに排熱などの工夫を凝らしたモデルになっています。
第5世代のネックバンドではエアフローパーツがロングとショートの2タイプが付属するようになっています。ロングは襟のあるシャツのときに使うもの。ショートはTシャツなどの襟がないときにつかうものになります。
この写真は少し大げさにしていますが、エアフローパーツロングはこんな感じで使います。(実際にはもう少し位置を下げて、排気口がギリギリ襟から出る感じにします。)
よくみると排気口は真上を向いているのではなく背中側に排気するようになっていて後頭部に直接、風があたらないようになっているなど、こうしたところにも気を使っているのがわかります。あまり排気の熱は私は気にしていなかったのですが、夏場の超暑いときとかに全開で冷却しているときとかは、これは大きな武器になるでしょうね。
センシングデバイスの「TAG」はモデルチェンジはなく中身はそのままとなっていますが、ソニーサーモテクノロジー(株)製となって一部使用が変更され、フックが太めになり隙間がなくなったのと、Oリングが付属するようになりました。キーホルダー風に紛失防止策が簡単にできるようになっています。
このセンシングデバイスは光センサーも搭載しており、常にタグの正面が外気に触れる様にして運用するようになっています。カバンの中に入れていたり、洋服のポケットに入っているときは正確な温度&湿度が計測できていない、というのを検知するための仕組みなんですが、今回、撮影のためにベランダにもっていってテーブルに置いていたところ、REON POCKETが急速に冷えてきて「直射日光下または執念の温度/湿度が高いため、強めに冷却中です」というメッセージが表示されていました。
さすがですね。こうして室内から外出して環境が大きく変わったところなどをTAGが検知してコントロールしてくれているんです。
「REON POCKET 5」は基本的にSMARTモードで自動運転して使うことがメインになるかと思います。手動モードにすることで冷却性能最高の「レベル5」も利用が可能。開発の方に話をうかがったところ、これは気温35度以上の猛暑状態のときのために用意したモードだそうです。
確かに昨年の夏は異常なレベルの暑さを記録していて、あの夏があったから「レベル5」が搭載されたのかも。初代モデルではレベル3までしか搭載がなくレベル4の代わりに「ブースト」モードが搭載。たった2分間だけレベル3を超える冷却ができる仕様になっていたのですが、バッテリーと冷却性能に制限があったからなんでしょうね。
冷却性能とスタミナ性能で大きく進化した「REON POCKET 5」は、すでに開発者の方の想像を超える性能を手にしているのかも。
なお、ソフトウェアの方も進化をしていて、当初は搭載されていなかったと思うのですが、冷却プレートと排気温度のモニターをしており、具体的な温度表示はないもののイラストで動作状況がどうなっているのかを表示できるようになっています。
またセンシングデバイス「TAG」が得た気温と湿度情報はアプリ内でモニターできる様になっています。センシングデバイス「TAG」は胸ポケットとか身につけてしまうと体温で温度が上がり気味になってしまうので、カバンなどを持ち歩いている様であれば、カバンのポケットなどに挿しておくと正確な温度が測れるという話です。
移動中は身につけていても、職場や自宅などで移動が終わったら、一度洋服から外してテーブルの上などに置いておくと良いかもしれないですね。
そして、2024年モデルの新製品「専用ケース」も使い始めました。エアフローパーツロングがそのまま入れられるケースで、メーカーさんとしてはエアフローパーツと充電用のUSBケーブルを一緒に入れて置くこと想定になっていると思うんですが、ここのポケットに、なんと、予備の「REON POCKET」が入れられます。
熱心なレオンポケットファンの方でしたら1号機から4号機まですべて揃っているはず。私も今年は5号機をメインにして使って、電池切れになったら4号機を取り出して入れ替えて使おうと思っていたのですが、ここに4号機を予備として入れておくことができます。これは予想外の使い方というか、助かります。
大体12時間近く使えるであろう5号機と、7~8時間は使える4号機があれば旅行とかでも充分使えそうです。専用ケース、複数のレオンポケットをお持ちの方は絶対にオススメです。
さて、発売から10日ほど経ちましたが最新の当店のオーダーレポートです。前回は受注開始から2日ほどのタイミングでしたが、そこから10日経って、オーダー数も数倍に膨れ上がっています。
前回の集計時はタグ付きのキットが約8割、ネックバンド付きの本体が2割というところでしたが、現在はさらにタグ付きのキットにオーダーが集中しており、ご注文いただく方のほとんどがタグ付きのキットになっています。
昨年は受注開始から1週間ほどでタグが完売してしまっていたのですが、さすが今回は全世界7カ国販売ということもあってか?在庫がしっかりと用意されているようです。今のところソニーストアでの出荷目安の変更はありません。
なお、amazonではタグ付きが「1000点以上」で、タグ無し本体のみが「600点以上」という表示になっています。ソニーサーモテクノロジーさんはamazonにも直接卸しているので正規品が購入可能。amazonではタグ無しもそれなりの人気になっているみたいです。
そして専用ケースについては相変わらず、半数以上の方が購入されています。
ソニーストアでは本体購入ページに「専用ケース」の案内がないため、一緒に購入せずあとから追加して購入される方が多いのですが「ラッキー抽選会」で2万円以上のお買い物で1000円クーポンが使える特典があります。
これから購入されると言う方は先にラッキー抽選会でクーポンをゲットして、タグ付きキット(19,800円)+専用ケース(3,300円)を一緒にカートに入れて2万円以上のお買い物にしてから購入するのがお勧めです。
以上、REON POCKET 5の最新情報でした。気温の上昇と共にオーダーがどんどん増えて行くのが例年のREON POCKETの売れ行きです。毎年6月末には品薄になっていますので、オーダーはお早めにどうぞ。
ウェアラブルサーモデバイス REON POCKET 5 本体のみ/センシングキット RNPK-5 |
ソニーストア価格: 17,600円 税込~ |
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発売日 | 2024年4月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
REON POCKET専用ケース RNPC-1 |
ソニーストア価格: 3,300円 税込 |
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発売日 | 2024年4月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
REON POCKET 専用ネックバンド4 専用ネックバンド4 SMALL RNPB-N4 RNPB-N4S |
ソニーストア価格: 2,200円 税込 |
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発売日 | 2024年4月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
REON POCKET専用 ウェアラブルセンシングデバイス RNPT-1 |
ソニーストア価格: 3,850円 税込 |
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発売日 | 2024年4月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
☆ソニーストア 「REON POCKET(レオン ポケット)」製品一覧はこちら
★最大10万円クーポンがもらえる「ソニーストアご利用感謝ラッキー抽選会」はこちら
『REON POCKET 5』が今年も販売終了になりました
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REON POCKET 本体+ネックバンドセット『RNPK-5』が販売終了
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今週の『REON POCKET 5』最新情報 ソニーストア購入ページ改変でより買いやすくなりました&レオポケ日記
発売以来、絶好調のパーソナルエアコン「REON POCKET 5」ですが、今シーズンも当店では新記録を続けています。こういう製品はあまりないんですが、発売以来、当店経由で毎日オーダーをいただいており今も記録を更新中。 あ […]