“α7R V”に大型アップデート! ブライトモニタリングが神がかった使いやすさに!【現在 配信停止中】
デジタル一眼カメラ“α7R V”に大型アップデートが公開されました。Ver.2.02からVer.3.0へ、メジャーバージョンアップし、ネットワーク系のアップデートが多いんですけど、その中に『ブライトモニタリング中に「ピント拡大」「MF時自動ピント拡大」が使えるようになりました。』というものがありました。
早速、試してみたんですが、これがもう神がかったような使いやすさになっています。この項目だけレポートします。
こんにちは、店員佐藤です。
2日前にFX6という動画向けのプロフェッショナル機のアップデートがあったんですが、その2日後に、今度は“α7R V”と、FX3、FX30にアップデートプログラムが公開されています。
当店でもたくさんのお客様にご購入いただいている“α7R V”にフォーカスして今日はご案内したいのですが、すごいアップデートになっています。
- 撮影済の映像をスマートフォンやタブレットに転送している間に、新たな撮影ができるようになりました。
- スマートフォンやタブレットへの転送を途中で中断しても再開が可能になりました。
- スマートフォンやタブレットへ転送していない差分のみ転送したり、転送中に転送する映像を追加できるようになりました。
- カメラの画像を直接Creators’ Cloudにアップロードできるようになりました。
- ネットワークストリーミングに対応しました。
- Monitor & Controlに対応しました。
- 撮影後、ショットマークの付いた動画フレームから自動的に静止画を作成できるようになりました。
- 1つのフォルダー番号に記録できる画像が最大9,999枚になりました。
- Wi-Fiの電波強度が表示されるようになりました。
- ブライトモニタリング中に「ピント拡大」「MF時自動ピント拡大」が使えるようになりました。
- カメラの最新ソフトウェアがある場合に通知が表示されるようになりました。
- 任意のカスタム・グリッドラインを表示できるようになりました。
- HDMI出力時にオートレビューがカメラに表示されない場合がある事象を改善しました。
- 動作安定性を改善しました。
14項目にもわたるアップデートになっているのですが、外部機器を使わない方、転送ソフトを使わない方にも超目玉機能としてブライトモニタリング中の機能向上が含まれていて、これはもう星景撮影や夜景撮影している方、風景撮影している方には神がかった機能向上になっていると思います。
簡単にご案内します。
今回の“α7R V”のアップデートはメモリーカードを利用する方法になっています。Windows PCなどに接続する必要はありませんが、アップデートプログラムをダウンロードして、メモリーカードのルートにプログラムをコピーするのに使います。
メモリーカードを“α7R V”に入れたら、設定メニューからバージョン番号を表示して「ソフトウェアアップデート」を行います。
アップデートには5分ほどかかります。背面液晶の画面は真っ暗に消えたままになるのですが、メモリーカードのアクセスランプが点滅していると思いますので、そのままにして待つとソフトウェアアップデートは終了します。
アップデート後の“α7R V”と、“α7S III”で挙動を比較してみます。
「ブライトモニタリング」機能はメニューボタンから操作できる機能ではなく、あらかじめカスタムカーでどこかのボタンに設定して使うものになります。
まずはカスタムキー設定を出して、ゴミ箱ボタンなどに機能を割り振ると良いと思います。
これはわざとマニュアルモードでシャッタースピードを速くして絞り込んで画像を暗くしているところです。設定数値はどうでも良いのですが、例えば、星景撮影などで長時間露光をする際などはこうした画面で構図を決める必要があるんですが、そのときに、一時的に構図を決めやすくするために使うのが「ブライトモニタリング」機能になります。
こうした暗い画面を一時的に明るくして見せてくれます。
撮影設定はそのままですが、増感してくれる感じで一時的に明るい画像を見せてくれるようになるので、これでしっかりとした構図を決めます。
しかし、星景撮影や夜景撮影で星や光源にピントを合わせようと、マニュアルモードでピント拡大をしようとすると。。。
露出はこうして元に戻ってしまい、暗い画面でのフォーカス合わせを強いられる、というのが、今までのモデルです。現時点では“α7S III”でもこうした動作になります。
続いては“α7R V”です。同様にしてISO100で絞り込んで暗い画面にしてみました。
ここでブライトモニタリング機能を使うと、画面を明るく見せてくれます。これで構図をしっかりと決めることができるんですが。マニュアルフォーカスでフォーカスをいじってみると。。。
ご覧の通り、ブライトモニタリングで明るい画像にしたままの状態で、フォーカス操作ができました。
これはすごい! 今日の時点でこの機能が搭載されているのは“α7R V”だけです。後日、他のモデルにも機能搭載があるかもしれませんが、風景撮影最強カメラとして、この機能は超嬉しい! もう、今すぐにでも星景撮影をしにいきたいところですが、今週末は少し天気予報が悪そうなので、夜景撮影で試されると良さそうですね。
“α7R V”オーナーさんは是非、お試しになってみてください。
他にも「Monitor & Control」アプリに対応するようになったので、XperiaなどにアプリをインストールしてWi-Fi接続でスマートフォンをモニター代わりに使うことなども出来るようになっています。アップデートして、こちらの新機能もお試しになってみてください。
【追記】
9/13 18時現在、不具合が発生する可能性があるため配信を一時停止しています。すでにアップデートが終わっている方は問題ありません。稀にアップデートでカメラが起動しないことがある可能性があるため、一時配信を停止しています。アップデートに失敗された方は修理窓口までご相談ください。
【さらに追記】
10/9 13時に再度公開が始まりました
★ソニーサポート「本体ソフトウェアアップデート」のご案内はこちらから
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