『思いやり110番』の話「道で迷っている高齢者への対応」について
ソニーネタではないのですが、ゴールデンウイーク最終日に「迷い老人」と呼んでいいのか、道に迷った高齢者さんに会って、110番に緊急通報する、という出来事がありました。帰ってきてから自分の対応がそれで良かったのか、いろいろ調べてみたんですが、なるほど、これも知っておいた方がよい話なのかな、ということで、お知らせしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
我が家のゴールデンウイークですが、私がGW直前にコロナウイルスにかかってしまい、ずっと自宅で静養して終わってしまいました。本当に自宅から出ず、後半は買い物のため近所のスーパーまで歩いたりはしましたが、こんなに出歩かないゴールデンウイークは生まれて初めて。
GW最終日は予定していた車検の受付に出かけて、リハビリを兼ねて5kmほどの距離を歩いて帰ることに。颯爽とウォーキングをして帰るつもりでウォーキングアプリも起動して計測していたのですが、歩き始めて10分ほどのところで停滞しているのが、上記のアプリの記録でわかると思います。
歩き始めて10分ほどのところで、自転車にまたがって歩道で道を塞いでしまっているおじいちゃんがいて「あれ? なにか変だぞ?」と、話しかけたところから話が始まります。
山登りやハイキングをしたことがある方だとご存じだと思いますが、ハイカーさん同士で道中に挨拶をするというマナーがあります。すれ違いざまに「こんにちはー」という声をかけて、ハイカーさんに異常がないか、困ったことがないかを確認する意味があるんだと思いますが、それと同じノリで「こんにちはー」と、声をかけるのですがうなり声が返ってきました。
あ、これは何か変だぞ、というのはすぐに分かって「どちらからいらしたんですか?」「これからどこに行くんですか?」と声をかけても返事がありません。
そのうちポケットから「太田胃散」の薬を出してきて差し出してくるので、蓋が開けられなくて困っているのかと思いきや、どうもそうでもなさそう。「おうちはどちらですか? 帰り道はわかりますか?」と聞いたら「わからない」という言葉だけ発してくれて、これで道に迷っている高齢者さんだということがわかりました。
どういう対応をすれば良いものなのか、私も初めてだったのでわからなかったのですが、もしかしたらおサイフにメモなどが入っているんじゃないかと思い、おサイフを持っているか聞くと、おサイフを出して中を見せてくれました。
自分で言葉を話すことはできないのですが、こちらの言っている意味はわかってくれるようで助かりました。おサイフの中に名前と住所、電話番号と生年月日が書かれたメモがあったので、すぐに書かれている電話番号にかけるのですが不在でつながりません。もしかしたら、行方不明になっているおじいさんを探して出かけているのかもしれません。
書かれている住所はなんと東京都の住所で、ここまで7~8kmも離れているところでした。自転車とは言え、かなりの長距離を移動してこられたようです。
ということで、状況が大体把握できたので110番に電話をかけました。(交番の近くであれば、そこまで案内するのがベストなんですが、近くに交番はありませんでした)
Xperiaから110番に発信すると「事件ですか?事故ですか?」とすぐに聞いてきてくれるので緊急を要するものではなく、言葉が話せない高齢者が道に迷っている、という旨を伝えました。すると、今時の110番は携帯電話のGPSデータを見られるようで、周りにある施設などの確認をしてくれて、すぐにおまわりさんを向かわせます、とのこと。
20分ほどでパトカーがやってきて、事情を説明して引き取っていってくれました。
おまわりさんは遠慮無く持ち物を全部チェックしていき、先ほど差し出した太田胃散のレシートを発見。レシートには午前10時半に購入したという記録がありました。私が見つけたのは14時過ぎだったので3時間半もの道迷いだったようです。
幸いにもこの日は暑くもなく寒くもない気温でしたが、不安だったでしょうね。
言葉は話せませんでしたが、やはり帰り道が分からなくて困っていたようで、パトカーに乗る際には手を合わせて感謝の気持ちを伝えてくださっていました。
この間、30分ほどだったのですが、彼は10時半に薬を買ってから3時間半も道に迷っていたことを考えるともっと長い時間に感じられたでしょうね。
ということで、私の対応は終わったのですが、その後、帰宅してから色々調べてみると、こういう通報は「思いやり110番」と呼ばれているそうで、道で泥酔して寝込んでいる人を見かけたり、車道を歩いている高齢者を見かけたり、交通事故の恐れを感じたら事故が起こる前に「思いやり」で110番通報するように呼びかけているようです。
警察をはじめ、各自治体ごとにこうした働きかけをしているようで、多くの情報を目にすることができます。
こちらは愛知県で発信している情報ですが、今回の様な道迷いの高齢者を見かけたときの対処方法なども案内されています。
これを読むと3番の自己紹介が私の場合はできていなかったのと、長時間経っているので脱水の危険もあったので、近くに自販機があったのでドリンクを勧めればよかったようです。(一応、お腹がすいてないか、ノドが乾いていないかは聞いたのですが)
今回は写真資料などがなく、文章ばかりのblogエントリーになってしまっていますが、ここまでお付き合いいただき感謝です。
道で迷っている高齢者の方がいらしたら、迷わずに「思いやり110番」で正解です。
さて、こうした「道迷い高齢者」さんや、認知症のある方にはソニーのみまもりGPS「amue link」があります。
今回の方も、ご家族の方がこちらの「amue link」があれば、すぐにおじいちゃんを見つけることが出来たかもしれません。
ソニーの「amue link」はGPSを使って自分の位置情報を取得することができるのと、携帯電話の電波を使って直接位置情報を発信するデバイスです。
キーホルダーサイズで最大5日間のスタミナ性能があるのと、常時通信ができるのに月額748円(税込)だけで利用が可能。動きがないときは勝手にスリープモードに入ってくれるので、車に載せて置いて盗難防止&GPS発信器として使うこともできます。私は車に乗せっぱなしで盗難時の追跡装置として使っています。
位置情報は登録したスマートフォンで取得します。
スマートフォンで見られる位置情報はこのような画面で見られます。リアルタイムにどこにいるのかが分かるのと、日付ごとに移動した軌跡が見られる様になっています。
こちらは現在、車検に出している車の軌跡になりますが13時半にディーラーさんに入り、14時に点検のため店内を移動。その後、16時半に移動して18時の閉店時にまだどこかに移動してもらったようです。
この様に移動スピードで乗り物に乗っているのか徒歩なのかなどのマークも付きます。
位置情報は建物内なのと、位置情報の取得タイミングが節電のため時間が開くため、正確さには欠けますが、おおよその位置はこれでわかります。
単4電池2本分くらいのサイズで持ち運びができますので、お子様のみまもりだけではなく、高齢者のみまもりなどにもいかがでしょうか?
明日までソニーストアではキャンペーンを行っていて本体価格は4,980円で購入できるのと、ストラップ、シリコンケースのプレゼントもついてきます。
★ソニーストア「amue link(アミューリンク)」のご案内はこちらから
amue link |
ソニーストア価格: 4,980円税込 ~5/9 期間限定価格 |
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発売日 | 2021年3月5日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 専用シリコンケース+ストラッププレゼント(~5/9) |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
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