ソニーショップでいろいろなお客様のご相談をいただきますが、今回もすごいネタをお客様からいただいてしまいました。なるほど、その使い方があるのか！　ということで、私も早速マネさせてもらおうと思うんですが、これはかなりヒットな使い方になるかもしれません。

月額748円だけで車やバイク、自転車の盗難防止、及び追跡のためのGPS発信器としてソニーの”みまもりサービス”「amue link」を使ってみよう、というアイデアです。私も実機を購入して早速、試してみました。

 

こんにちは、店員佐藤です。

「amue link」は2021年2月に登場したソニーのみまもりサービスです。

小さな端末にGPSとモバイル通信機器を内蔵した製品で、持ち歩いている人の位置情報と気温、行動などの活動履歴をスマートフォンで確認できるのと、8秒間だけですが声のメッセージをお互いに行き来させることができる機能を持っています。

サービス登場時は3年間の使い切りモデルで47,190円と言う価格設定でした。36回分割払いにすると月々1,300円という割と安い価格になるんですが、これが昨年12月に価格改定があり、本体価格5,980円と、月額748円というサービスに変更されました。

さらに、この春にキャンペーンが発表され期間限定ながら価格が5,480円と、1,000円相当のシリコンケースのプレゼントをしてくれています。

3年間で47,190円と聞くとやや割高な感じがするんですが月額748円と聞くと、急に安く感じるというか、買ってから3年間は嫌でも使わないといけないモノが、月額サービスになると不要になったら、すぐに解約ができるというのが、かなり安心な感じがします。

ということで、私もつられてキャンペーンで購入しました。本体を5,480円でソニーストアで購入すると本体と、自分で選んだカラーのシリコンケース、そしてストラップが送られてきます。

改めて、商品内容をみてみると、これがかなり良く出来ています。本体の質量は23.7gなので単3乾電池1本分くらい。これにGPSと常時接続のモバイル通信機能が内蔵されていて、GPSを使って測位した情報をつねに送っていて、スマートフォンで確認ができます。

さらに温度計測もできて、通信したときの気温も送られます。

さらに動きがあると行動を始めた時間などの記録が残るので、これをお子さんに持たせておくと、何時に家を出て、何時に学校について、学校から何時に帰ってきて、何時に塾に行った、までが位置情報と一緒にスマートフォンに送られてきます。

なにこれ、超便利です。

さらにものすごいのが電池持ちです。

ソニーさんが想定している子どものランドセルに装着している場合は電池は5日間ほどのスタミナ性能になっているとなっているのですが、開発者インタビューに面白い記述があります。

なんと、ディープスリープという動きがなければ、限りなくゼロに近い電池消費になり「全く触らずにずっと同じ場所に置いておいた場合、1年近くバッテリーをもたせることもできるんですよ」とのこと。

これ、すごくないですか！？

お子さんに持たせて常時移動している場合は週に2回くらいの充電が必要になりそうですが、車に乗せっぱなしだったら半年とか1年くらいバッテリーがもつわけです。

車のシガーライターソケットなどにUSBアダプターをつないでおいて、それをamue linkにつないでおけば、車が移動したときに自動的に充電されて、車を駐車すると、それでディープスリープに入るので、最長1年くらい駐車していても大丈夫。

もしも、盗難にあったら、これで愛車の位置情報がつかめる、しかも何時にどこを出発して何時にどこに到着したのか、までもわかります。

なるほど、これは車やバイクの盗難防止、GPS追跡デバイスとして使えそうです。

 

では、購入した「amue link」を開梱＆セットアップします。

キャンペーン期間中のオーダーなので、これらのセットで5,480円です。

 

amue link本体を開梱すると上記の4点が梱包されています。

スタートアップガイドというものが入っているので、これを見れば設定の流れはわかるかと思います。

大雑把に説明すると

1. みまもり端末を充電する
2. アプリをスマートフォンにインストールする
3. amue linkのアカウント登録をアプリ上で行う
4. amue link本体とアプリを連携させる
5. クレジットカード情報を入力する

以上の流れになります。クレジットカード情報を登録した時点から使用開始になります。

本体の充電はUSB type C端子で行います。充電用のケーブルやACアダプターはないので携帯電話などの充電器を流用して使います。完全に空の状態からの満充電には約2.5時間かかるとなっていましたが、私が購入したものはほぼ満タン充電になっていました。

すぐに使い始めることができます。

アプリは説明書のQRコードからリンクしなくてもGoogle Playで「amue link」で検索するとすぐに見つかります。最初にアカウント登録を行います。ここで登録したメールアドレスがアカウントIDになるのですが、後日、メールアドレスの変更ができないので、恒久的に使われているメールアドレスを設定することをオススメします。

アカウント登録ができたら、amue linkをアプリに連携させます。amue linkの裏にQRコードがあるので、これをアプリで読み込みます。

amue linkを誰に持たせるのか、ここで名前をつけるのと、地図表示するときのアイコンの画像を選択します。用意されているアイコンの中にすでに車やバイク、自転車、犬、ネコがありますので、こういう使い方もソニーさんでは最初から想定しているようですね。

ここでは車の名前と車のアイコンを選択していますが、別途、画像ファイルを自分でアップロードして写真や自分で作ったイラストなどの画像にすることができます。後からの変更も出来るので、私も車の写真から車の部分だけを切り抜いた画を作って設定し直しました。

最終行程でクレジットカードのデータ入力を行います。月額748円で毎月自動更新になっています。1ヶ月ごとにいつでも解約することはできるのですが、一度解約すると同じ端末では再契約はできなくなっていて、再度利用したいというときは端末を買い直す必要があるので注意が必要です。

月額748円は端末ひとつを使っている時の利用料になります。これをモニターするスマートフォンのアプリは何台使ってもお金はかかりません。お子さんがひとりで、ご両親とおじいちゃん、おばあちゃんの4人でモニターする場合も748円で済みます。

逆にお子さんが二人いらっしゃって、みまもり端末を2台運用したいというときは748円×2人になります。車とバイクを見守りたいので端末を2つ使う、というときも月額1496円になります。

 

こちらはオマケのシリコンケースとストラップです。

さすが専用シリコンケースなのでサイズはぴったり。amue linkの本体サイズはこんな感じです。重さは単3電池1本分とありますが、サイズもほぼそれくらい。SDカードと比較してもこのサイズです。中身はスカスカな感じの重量感でランドセルでもなんでもぶら下げておくことができます。

最初の接続時にはamue link本体のソフトウェアアップデートがあります。アップデートに15分くらいかかるので、ノンビリとソフトウェア更新を待ちます。

amue linkの位置情報測定は毎秒ごととかのリアルタイム性はなく、頻度優先でも1分に一度程度。バッテリー優先では6分毎という間隔でのGPS取得になります。位置精度の補正は正確さを重視するなら「強い」ですかね？　ひとまずは位置精度の補正は弱いのままで試用してみます。

テストなのでお店で最初のGPS補足を試したのですが、ビル群の中ということもあってか位置が判明するまで10分ほどかかってしまいました。GPSって、最初にGPS衛星の地球上での位置スケジュールの信号を送ってきていて、それの受信に12～3分かかるというこを聞いたことがあります。最初にそのデータの受信があってからなのか、だいぶ時間がかかりました。

捕捉した位置もお店の位置から40～50mほどずれたところになっています。となりのブロックにいることになっているんですが、精度はこんなモノみたいです。スマートフォンのGoogle Mapでの位置情報ほど正確では無い様子。

機能としてはボイスメッセージの送受信ができるとなっているので、これも実験。スマートフォンで8秒以内のメッセージを録音して送信。それをamue linkが受信すると、amue link自身で再生をすることができて、メッセージを送り返すこともできます。8秒って短そうに思えますが、わりとたくさんの言葉が話せます。

「今日は早く帰って料理をしようと思うのでご飯を2合だけ炊いておいてもらえますか？サラダは買って帰ります」

くらいのメッセージを送ることが可能。お互いに携帯電話を持っていたらLINEメッセージで済ませることができますが、携帯を持っていない人に、これだけのメッセージが送れるというのは良いかも。

そして、車載での盗難防止のGPS発信器としての使い方ですが、週末にドライブしたときに車のあちこちに入れて試してみました。

車の中に持ち込んだバックの中に最初は入れていたのですが、上手くGPSの追跡が出来ているみたいなので、次はグローブボックスの中へ。グローブボックスの中に入れると傍目にはamue linkは見えなくなるのですが、それでもGPSの信号はちゃんと捉えていて、モバイル通信も出来ているようで、これでも追跡情報をスマートフォンで見られます。

そして、これが本命の設置場所なんですが、後部座席にもシガーライターソケットがあるので、ここにUSBアダプターを装着。そこから長めのUSB type Cケーブルをひいて、後部座席の後ろにある小物の収納ボックスに隠します。

これなら、走行中にUSB充電を行い、停車するとディープスリープに入って、1年近い待機動作を行えます。まだ購入してから1週間も経っていないので長期テストができませんが、ここに入れてもちゃんと走行中にGPS記録は取れました。

車のどこかに隠しても、電波状況は特に問題ないようです。

ちなみに我が家の駐車場は半地下みたいなところになっていて、青空駐車にはなっていません。この駐車場所でも位置は特定できます。100mほどの誤差が出ることがありますが、さすがにこれだけ空が狭いと仕方がないかな、というところ。

ま、それでもこれで車の位置情報が常時確認できるのはさすが。

うちの小さな軽自動車が果たして盗難に遭うかどうか？というのはさておき、フェラーリでもポルシェでもランクルでもプリウスでも、これで盗難対策になりそうです。

なお、この週末にドライブしたときのamue linkのログはこんな感じでの表示になります。ルート軌跡はやや大雑把ですが、1分おきの位置計測だとこんなものでしょうね。

それよりも嬉しいのは移動を開始した時間がわかるように記録されている点です。いつ出発してどこに何時に到着したのかがこれだと分かりますね。

それと、ついでにこんな利点もあるのか、というのが最後に駐めた場所が地図上でわかるところです。

週末ドライブの最後に、新しくできた「ふかや花園プレミアムアウトレット」へ立ち寄ってきたのですが、だだっ広い駐車場のどこに駐車したのか、amue linkのおかげで特定ができました。初めて駐車した場所で、目印をちゃんと記憶していなかったので、あやうく迷子になるところだったんですが、車にamue linkを入れておいて良かったです。

私は自動車で見守りをしますが、これはバイクやロードバイクでも使えそうです。走行中にUSB充電するのは難しそうですが、停車中はバッテリーをほとんど消費しないとのことなので、自宅で充電しておいたamue linkをバイクやロードバイクに乗せておき、たまにポータブルバッテリーやスマートフォンからUSB type Cで給電して使う、という方法もあるかと思います。

 

お子様の見守り用アイテムではありますが、月額748円という安さで使えるので、車、バイク、ロードバイク、それとペットのみまもりなどに使うという方法もあります。

5月8日までキャンペーンで500円オフ＋1078円相当の専用シリコンケースプレゼントの特典付きで購入されてみてはいかがでしょうか？

 

amue link LM-01		ソニーストア価格： 5,480円税込 ～5/8 期間限定価格
発売日	2021年3月5日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ  専用シリコンケース＋ストラッププレゼント（～5/8）
テックスタッフ 店頭入特典	テックスタッフ店頭ご利用特典

 

 

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★ソニー開発者インタビュー「子どもをみまもりながら自立も促したい 世界最小・最軽量ボディにソニーの技術を凝縮したみまもりGPS『amue link』」

 

amue link 専用シリコンケース LMC-01		ソニーストア価格： 1,078円税込
発売日	2020年11月12日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
テックスタッフ 店頭入特典	テックスタッフ店頭ご利用特典

 

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