突然ですが、本日、なんの予告もなく新型の「REON POCKET 4」が発表になりました。

ソニーの季節商品というか、そういえば毎年この頃に発表されて、本番の夏前には完売して販売終了になってしまう風物詩的な製品ですが、今年は大幅パワーアップして新アクセサリーも用意して出てきました。速攻で今回も完売してしまうと思いますので、当店も急いで実機レポートをお届けしたいと思います。

 

こんにちは、店員佐藤です。

今日は別件でソニーストア銀座さんへ取材にお邪魔していたのですが、到着するなりアテンダントさんが笑顔で「REON POCKET 4」も今日から展示していますよ、と、待っていましたと言わんばかりのご案内をいただき、たまたまですが、発表直後の展示レポートができることになりました。

早速、実機の様子をお伝えしたいのですが、その前に、この製品は毎回、夏場になる前には予定数の販売が終了してしまい、暑い最中には買えなくなっているというのを3年繰り返しています。これ、もうちょっと生産数を増やすことはできないのか？と、関係筋にうかがったことがあるのですが、毎年、作れるだけ全力で作っていて、それをはるかに上回るオーダー数になっているんだとか。

私などは斜めに見てしまって、品薄商法というか、こうやって毎年あおっているのか？とか思ってしまうんですが、どうやら実際にはそうではなくて想定外のヒットを3年間くりかえしているようです。

今年の第4世代のモデルも内容的に今までで一番のパワーアップをしているようですので、これも早期に販売が終了してしまう気がするんですが、急いで実機の様子を紹介したいと思います。

さて、こちらもたまたま。。。というか、この時期くらいからは毎日装着しているのでたまたまではないんですが、昨年購入させていただいた「REON POCKET 3」を今日も使っていたので、現場で比較撮影ができました。

写真左が新型の「RNP-4」で、写真右が昨年発売の「RNP-3」です。天面に縦方向のギザギザが入っています。デザイン的なものとういよりは、これで布が左右にずれないとか、なにかメリットというか目的がありそうなデザインになっています。

あ、そういえば昨夜、アプリがアップデートしていて「RNP-4/3」対応とかなんとかの記述がありましたね。Google Playで配布しているアプリの方は昨日のうちにアップデートしていてRNP-4がアプリで使える様にしてくれていたようです。

他にもボディ下半分のメッシュ状の吸気部分が、スリット状に変更されています。なるほど、こうした方が背中側の布が密着しなくなるので吸気しやすくなるのかもしれませんね。

こちらは体に密着する側です。こちらから見ると大きな変更は特に見当たりません。

ボディの厚さは3mmほど厚くなっているとのこと。確かに持った感じで、やや太ったかな？という印象はあるんですが、もともと、中身はスカスカな感じの重量感なので、バッテリーを増量しているという話ですが、重たくなった感じはしません。

これくらいの厚みの違いでバッテリーの保ちが倍になるんだったら、もう3mm厚くしてもらってバッテリー保ちを3倍にしてくれても良いような。(^_-)

従来は別売りだったネックバンドが今回は付属品になりました。写真左が新型の「RNPB-N3」で、写真右が昨年発売された「RNPB-2」です。

ボディ装着部の形状がわずかに変更されているのと、アーム部分の構造が大きく変わっています。

従来モデルではプラパーツのみで構成されていて柔らかめではありますが、形状変更などはできませんでした。新型ではメカニカルフレキシブルチューブとワイヤーフレームで構成され、それをシリコンラバーで覆っています。

これにより形状記憶合金。。。ほど、柔らかくはないのですが、ある程度、形を自分で曲げて作っておいて、それを装着することができるようになっています。

写真左が「RNPB-N3」で、展示されているデフォルトの状態です。ここからアームを左右にグイッと広げて形状にクセを付けることができます。

こちらはわかりやすいように、アームを広げてみたところです。こんな風にクセをつけて装着することが出来るので、昨年モデルではちょっと狭くて型が凝るような気がする。。。という感じがしていた型も、これでピッタリフィットができるようになるかも。

なお、新型のRNPB-N3に昨年モデルのRNP-3本体を装着したところです。REON POCKETは初代モデルから本体サイズを変更していないのでペルチェ素子部分をフックにはめる形になっているネックバンドが初代から4世代目まで全部同じ。アクセサリーパーツの使い回しがずっとできるようになっています。

ほぼ、毎年売り切り的な販売になっているので、世代ごとに専用アクセサリーになっていても文句を言う人は少ないと思うんですが、こういうところに誠意を感じます。ちなみに私はなんだかんだでREON POCKETを5個くらい持っているので、こうしてアクセサリーが使い回せるというのがすごい助かります。

さらに！　専用ネックバンド3世代目モデルとして、やや小型のアームになってベージュカラーになっている「ネックバンド3 SMALL」がアクセサリーとして新発売になっています。

このスモールサイズのネックバンドはこの春よりサービスを行っている「REON WIZ」で使われているモノと思われます。

製品としてもREON POCKET 4と同時に発売される形になりました。

ノーマルモデル（写真右）が首回り34～46cmの方に対応しているのに対して、スモールモデル（写真左）は首回り29～35cmに対応。カラーも目立たないように肌色に近いカラーリングにしているところを見ると、夏場は首元を大きく開く、女性向けのモデルに見えます。

アームの長さの違いは、この角度にするとわかりやすいと思います。

たまたまですが、ポケットには自前のワイヤレスイヤホン「LinkBuds S」が入っているので、並べてみました。色は完全に一致してはいませんが、方向は同じ感じのカラーリングです。

そして、新機軸！ ウェアラブルセンシングデバイスということで「RNPT-1」という製品も発表になりました。

早い話が温湿度計でBluetoothで接続されたスマートフォンのREON POCKETアプリに外気温、湿度を通信で伝えてREON POCKET本体の動作コントロールに利用する、というものです。

対応するのは「RNP-4」の他、2022年モデルの「RNP-3」でも使えるそうです。

新型モデル専用のアクセサリーではなく、昨年のモデルにも対応してくれているというのがすごい嬉しいです。こういう細かいところのフォロー、アップデートが製品人気の秘密なんだろうなー。

ウェアラブルセンシングデバイスの電源はコイン電池「CR2032」（αアクセサリーのBTリモコンと同じ電池）で、電池持続時間は約1年となっています。

これでスマートフォンと通信を行い、アプリ上では温度、湿度が表示される様になります。

REON POCKET本体にも温度センサーは5つもついているらしいんですが、肌に密着させて衣服の中に装着する都合で正確な外気温は測れなくて体温に近い温度になってしまうのは仕方がないところ。

ウェアラブルセンシングデバイスをシャツやカバンにつけておくことでユーザーさんがいる環境の外気温、湿度をこれで把握できるようになる、というわけです。

なお、照度センサーや加速度センサーも搭載しており、照度が落ちているときはポケットの中などで周辺の情報が検知できていないことを知らせたり、就寝時などで動きがないことがわかると温湿度の計測頻度を減らして省電力に働くように出来ているとのこと。

ちなみに、どれくらいの頻度で計測していて正確に温湿度を測っているのか試してみるべく、手の平でセンサーを覆ってみたところ、すぐに温湿度表示が変更されました。

うわ、私の手の平の湿度は93.3％もあるそうです。(^_-)

わりと頻繁に計測しているみたいですね。

 

さて、ここからはアプリの話です。昨夜、専用アプリのアップデートがあったのですが、RNP-3で使っている分には違いがわからなかったのですが、RNP-4につなぐと「SMART COOL ⇔ WALM」という新しいモードが搭載されていました。

従来は「COOL」か「WALM」は手動で切り替える必要があったんですが、ウェアラブルセンシングデバイスと連携することにより、冷暖房の自動切り替えもできるようになるそうです。

※ちなみにウェアラブルセンシングデバイスと連携して温度管理できるのは「SMART COOL ⇔ WALM」と「SMART WALM」の2種類で「SMART COOL」は対応をしていないみたいですね。

追加された「SMART COOL ⇔ WALM」は上記の設定により、周辺温度が設定温度になったところで冷房と暖房を切り替えるようになっているようです。

自分で切り替えをする温度を設定することもできます。ちょっと暑がりな私の場合は、初期値よりもちょっと低めに設定しておいた方が良いのかな？とか、試してみたんですが、ショールームの中は当然、快適な温度に保たれているので試しようがありません。これは製品版を手に入れてから外で試してみて、自分で温度を探していく感じですかね。

設定した温度で冷暖房が切り替わり、そのときにどれくらいの冷房、暖房にするのか設定温度も自分で調整できます。

なお「REON POCKET」というと夏場の冷房機能ばかり注目してしまいますが、冬場の寒いときに使うと貼るホッカイロの超強力バージョンを首に直接貼った感じになります。夏場に冷やしてくれるのも嬉しいんですが、冬場の温め機能もかなりの威力です。

暖房は4段階で使えるんですけど、最初の1段階目だけでアツアツになれます。気温10度以下の寒いところで2段目、3段目を使うコトはありましたが、通勤電車の中とか駅までの徒歩区間は1段階目だけで充分、暖をとれました。

私なんかは冷房はやや冷やし気味で暖房はぬるめで良いのかな。

というか、こうして冷房暖房の切り替えもできるようになると、もはや「着るクーラー」ではなく「着るオートエアコン」です。

こちらは以前から搭載されている本体REON POCKETの動作温度です。

冷却面の温度と排気温度をモニターできるようになっているのはそのまま機能として継続搭載されています。

私はあまり使うことはありませんが、ファンの制御機能も引き続き搭載されていて、排気口からの風を扇風機代わりに使うことができます。

その他「クリック起動」という、アプリを使わないときもREON POCKET本体の電源投入だけで動くモードの設定もできます。新たに「SMART COOL ⇔ WALM」での起動もできるようになっているので、設定を追い込めたら、これにしておくことで、もうアプリ連携はしなくてもずっと使い続けられるようになるかも。

 

以上、ソニーストア銀座さんのショールーム展示の様子でした。

 

本体価格は16,500円と、従来よりも2,000円ほど値上がっていますが、思いだしてください、1,980円のネックバンド3が今回は本体に同梱品として付属するんです。それを考えると本体のみ購入価格は、この値上げラッシュの中でほぼ横ばいのままです。

ウェアラブルセンシングデバイス「RNPT-1」が3,850円で、本体購入時にセット購入すると+3,200円で済むので650円ほどお得になります。RNP-3をお持ちの型はRNP-3で「SMART WALM」時に利用ができます。たった3千円ちょっとアクセサリーなので、これは買っておいても良いのでは！？

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ソニーストアでは現在、ラッキー抽選会を開催しており、多くの方が当選している「大ラッキー賞!!」に当選すると税込み2万円以上のお買い物で使える1,000円クーポンが利用できます。

RNT-4+ネックバンド+タグのセットが18,700円ですので、あと1,300円の買い物を追加すると1,000円クーポンが使えます。REON POCKETの専用インナーウェアが1,980円で販売されているので、これを買うのが今回はオススメです。

 

毎回そうなんですが、おそらく今夜のWBS（テレ東・ワールドビジネスサテライト）あたりで紹介されると、それで一気にソニーストアでのオーダーがヒートアップすると思います。

電気代高騰のおり、REON POCKET 4を装着することで冷房温度をやや高めに設定することができ、結果、節電になる、なんていう紹介がされたら気にしている人はすぐに買っちゃうかも！？

さすがに1日2日で完売することはないと思うんですが、どこかで火がつくと一気に品薄になる可能性がありますので「ちょっと気になる」という方は、お早めのオーダーをどうぞ。

4月21日発売なので、オーダー後、すぐに届きますよ。

 

【追記】

発表翌日の朝の日本テレビ『ZIP!』にて紹介されたそうです。

今朝の『ZIP!』で
REON POCKET 4が
取り上げられました✨

昨日の販売初日より、
多くの反響をいただき
ありがとうございます！✨#ZIP#REONPOCKET pic.twitter.com/KQGCbu3nYJ

— Sony | REON POCKET (Japan) (@REONPOCKET_JP) April 20, 2023

それもあってか当店記事のPVも急上昇中です。またソニーストアで販売しているセンシングキットもたった1日で初回出荷分が完売して、現在、納期未定となっています。

いつものコトながら、このまま販売終了になる可能性もありますので、気になる方は今すぐオーダーをどうぞ

 

ウェアラブルサーモデバイス REON POCKET 4 RNPK-4		ソニーストア価格： 16,500円 税込
発売日	2023年4月21日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
テックスタッフ 店頭入特典	テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内

 

REON POCKET 専用ネックバンド3  専用ネックバンド3 SMALL RNPB-N3		ソニーストア価格： 1,980円 税込
発売日	2023年4月21日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ

 

REON POCKET ウェアラブルセンシングデバイス RNPT-1		ソニーストア価格： 3,850円 税込
発売日	2023年4月21日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ

 

REON POCKET 専用インターウェア RNPS-C1VA		ソニーストア価格： 1,980円 税込
発売日	2023年4月21日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ

 

 

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