先週金曜日に新型レンズ「SEL2470GM2」が発売になり、当店にも店頭展示用の製品版実機がやってきました。早速、シェイクダウンのため、なにか新しい被写体を探しに「国立競技場スタジアムツアー」へ行ってまいりました。

ツアーレポートを新型レンズ「SEL2470GM2」と「SELP1635G」でお届けしたいと思います。

 

こんにちは、店員佐藤です。

昨年もこの時期に新しい国立競技場の様子を見に来ましたが、コロナ感染拡大まっただ中で東京●●●●●●2020が本当に開催されるのか？という殺気だった頃でした。今回は感染拡大防止策もだいぶ緩和されてきているし、先週はキリンカップの開催があり、日本代表とブラジル代表によるサッカーの代表戦が初めて開催されて、有観客にて63,000人の方が入場されていたと聞いています。

まだ、それほどイベント開催が立て込んでいる様子でもなく、イベントのない日にはスタジアムツアーが組まれているということなので、事前に申し込みをして金曜日の6月10日にお邪魔してきました。

期間限定で開催されている特別ツアーは、スタンダードツアールートが1,400円、VIPエリアツアーが3,000円という設定になっていて日によって開催されるツアーが決まっています。

参加してみてわかったんですが、競技トラックに降りることができる日がスタンダードツアーで、トラックに降りることが出来ない日にVIPツアーが開催される仕組みになっているみたいです。

スタンダードツアーは流し込みで見学エリアを自分のペースで好きな様に見学することができて、VIPツアーは20人ほどの組になって添乗員さん付きで歩いて行くツアーになります。

 

“α7 IV”＋SELP1635G　F4　1/1000　ISO100　焦点距離16mm

まずはVIPツアーから参加してきたので、そちらのレポートから。スタジアムツアーの出発は「Eゲート」というところからスタートします。JR千駄ヶ谷駅や、都営大江戸線の国立競技場駅からは、スタジアムをはさんで反対側の入口。銀座線・外苑前駅からは一番近い入口になります。

受付が15時から15時15分になっているチケットだったんですが15時15分になるまで待機されるので、ギリギリの時間に受付をするのでOK。早めの15時にチェックインしても特に良いことはありません。w

ゲート「C」にVIP用の入口があり、そこから入場します。エスカレーターがあるのはここだけで、あとは階段かエレベーターだったみたいです。

なるほど、ここだけホテルみたいな作りになっているんですね。床も絨毯になっています。メインスタンドの真ん中あたりのエリアがこうした作りになっています。

“α1”＋SEL2470GM2　F8　1/80　ISO200　焦点距離70mm

ここの入口から中に入ると、人生初の新国立競技場です。

“α1”＋SEL2470GM2　F2.8　1/2000　ISO100　焦点距離24mm

じゃじゃーん。紅白歌合戦とか、嵐のオンラインライブとか、そして東京●●●●●●2020で見ていた、あの景色が目の前に広がります。色とりどりの座席カラーは無人ではなく、人がたくさん入っているような錯覚に本当になりますね。

“α1”＋SEL2470GM2　F2.8　1/640　ISO100　焦点距離24mm

ここが2Fのメインスタンドになります。狭い狭いと聞いていた客席ですが、メインスタンドはそうでもないみたいですね。割とゆとりのあるように見えます。

さて、ここからがVIPツアーです。

3Fにあがると、雰囲気がさらにグレードアップします。

“α7 IV”＋SELP1635G　F4　1/30　ISO125　焦点距離16mm

ソファーのあるこちらの部屋は、総理やバッハ会長が休んでいた場所だそうで、どこかの席にバッハ会長も座っていたはず。

こちらの席ですが、VIPツアー参加者は実際に座ることができます。

こちらは総理やバッハ会長が手を振っていた場所です。なるほど、こんな席から観覧していたんですね。意外とフィールドが近く感じます。

手を振っているのは一緒に参加している梅にいさんです。

こちらの席は天皇陛下がおかけになって観戦していたシートだそうです。VIPツアー参加者さんは皆さん座って記念写真を撮っていました。

“α1”＋SEL2470GM2　F2.8　1/400　ISO100　焦点距離24mm

反対側のスペースには外壁沿いに、こんな歓談スペースが用意されています。ここで飲食をともなうパーティーとかされるんですかね。

これでVIPツアーの重要な部分は終わって、最後に4Fにある展望エリアを見学して終了です。

“α1”＋SEL2470GM2　F8　1/400　ISO100　焦点距離24mm

これこれ、こういうの写真で撮ってみたかったんだよねー。ということで、SEL2470GM2でまずは抑えてみました。

“α7 IV”＋SELP1635G　F8　1/125　ISO100　焦点距離16mm

さらに広角な新型超ワイドズームレンズ「SELP1635G」で撮影するとこんな感じ。Flickrにアップロードしていますが、端までしっかり解像していて、こういうところを撮影すると気持ち良いですねー。

“α1”＋SEL2470GM2　F8　1/80　ISO640　焦点距離70mm

なんていうのかわかりませんが、天井を支える梁とかも鉄骨をすべて木材で覆う様なこった作りになっています。これだけ大量の木材を使っているので、完成～2年ほど経っているのにもかかわらず、マスク越しにヒノキの香りがしてくるのがすごい。

こういうのは写真やビデオでは伝わってこないので、スタジアムツアーに参加しないと味わえません。

“α1”＋SEL2470GM2　F2.8　1/400　ISO100　焦点距離70mm

こうした誰もいない無人のスタジアムのショットを一般人が撮れるのも、滅多にないチャンスです。貴重な機会をいただけました。

今回、来ておいてホントに良かった。

“α7 IV”＋SELP1635G　F4　1/320　ISO100　焦点距離16mm

最後はお迎えに立っている●●●●●●ミュージアムにお邪魔しようと思っていたんですが17時で閉館になるということで、時間が30分しかなく、ここで断念。VIPツアーはこれにて終了しました。

 

続いては日曜日。今度は家族でスタンダードルートの「国立競技場スタジアムツアー」へ参加します。

入場料は大人ひとり1,400円で、Web予約では30分毎に時間が決められていましたが、その時間に入場すればよく、あとは制限時間は特にないので18時までツアーを楽しむことができるそうです。

当日券もこの日はあったようで、その場で入場券を買って参加されている方もいました。

Eゲートから入場するとそのまま階段を降りて、フィールドに降りることができます。移動できるエリアはすべて制限されていますが、男子400mリレーであのドラマが起こったフィールドに立てると思うと、ちょっと胸に熱いモノがこみ上げてきます。（前日、自宅のブラビアで録画しておいた陸上競技とか観てきました）

フィールドではこんな記念撮影ができるところがたくさん用意されています。

“α7 IV”＋SELP1635G　F4　1/250　ISO100

こちらは第一層のシートからみた風景です。

真ん中にある緑のフィールドは天然芝で、その育成のため、屋根の一部が透明になっていて冬場でもフィールドに陽が差し込むように作られているそうです。

“α1”＋SEL2470GM2　F22　1/40　ISO100

トップライトの形状は日照分布シュミレーションにより計算された形になっているそうです。なにから何まで良く出来ています。

ここから「フラッシュインタビューゾーン」ということで、日本代表のサッカーの試合で、選手達が登場してくるあのゲートの中に入っていくことができます。

あそこの選手達が入場前に並んで待機しているゾーンですが、壁にはこんな文字が書かれているんですね。ここにスマートフォンを立てて、記念写真が撮れるようになっていて、うちもそれをやりまくってきました。

錦織圭選手とかが勝ったときにカメラにむかってサインをしているシーンを見かけますが、それを体験出来るコーナーなどもあったんですが、ものすごい長蛇の列だったのであきらめて、それ以外の場所を見学。

こちらはロッカールームです。ここで先週が着替えたりチームで打ち合わせをしたり、ハーフタイムに休んだりしているんでしょう。奥にはシャワールームとかあるのかな？

その入場ゾーンを抜けるとすぐに駐車場がありました。なるほど、選手達はここまでクルマできて、降りるとすぐにロッカールームに入れるのか。

一部にサインウォールがあり、ここに東京●●●●●●2020出場選手達のサインがギッシリと書かれていました。

“α1”＋SEL2470GM2　F8　1/60　ISO2000

男子400mリレーの選手達のサインもここにありました。うわー、これは嬉しい。アーカイブのために慎重に「SEL2470GM2」で撮影してきました。こういう永久保存版な記念写真撮影にも「SEL2470GM2」って良いかも。

戻ってきて、ここからサッカー日本代表選手の気持ちでフィールドに出て行きます。

出てきました。振り返ると、ここの矢印の部分がVIPツアーでお邪魔したときのバッハ会長ルームです。良いところで試合を見られるなー。

最後は4Fの展望デッキにあがって、終わり。ここに選手ベンチの展示があったので、レカロシートに座らせてもらってきました。

どんな座り心地なのか、不思議に思っていたんですが、これで納得。ここで休めば良いシュートが打てそうです。

 

スタジアムツアーが終わったら、お迎えにある●●●●●●ミュージアムへお邪魔します。こちらは入場料500円です。

外観からはそれほど広くなさそうに見えましたが、ミュージアム本体は2Fにあり、●●●●●●の歴史と、日本●●●●●●選手団の活躍の歴史などが展示されています。

一部、競技の体験コーナーなどもあり、私も本来は観戦できるはずだった射撃競技のピストル体験コーナーが。ただ、今はコロナ対策のためお休みとのこと。残念。

 

歴代大会のトーチの展示もあり、こちらは札幌五輪のときのもの。

こういうのを撮影するとSEL2470GM2って単焦点レンズみたいな使い方ができます。

“α1”＋SEL2470GM2　F2.8　1/40　ISO400　焦点距離38mm

SEL2470GM2での圧巻はこちらの図です。これは歴代●●●●●●の参加国がアイコン表示されているんですが、もう、全部はっきりくっきりと撮影ができました。

日本の参加ってものすごく早いんです。どこにあるか、Flickrで開いて等倍で探して見てください。

“α1”＋SEL2470GM2　F2.8　1/80　ISO100　焦点距離34mm

こちらは金栗四三選手のストックホルム大会のときのユニフォームですって。保存状態があまりよくなかったのか、ボロボロになっていますが、感動しますね。

NHK大河ドラマ「いだてん」から始まった、我が家の東京●●●●●●2020ストーリーがここで完結したような気がします。

結局、無観客開催になってしまいましたが、長く楽しませてもらえて感謝です。

1Fは直近の東京●●●●●●2020大会の展示コーナーになっているようです。今後も、●●●●●●が行われる度に、ここは展示内容が変わっていくんでしょうね。

北京の冬の●●●●●●の展示は今だけ、ということになるかと思います。

“α1”＋SEL2470GM2　F2.8　1/200　ISO100　焦点距離31mm

これが大会のときにメダルをもらった選手が持っていたビンドゥンドゥンのブーケですって。実物が展示されているってすごい。

ビンドゥンドゥンのぬいぐるみ、あのときはスゴく欲しかったんですが、ま、ここでSEL2470GM2でアーカイブ撮影できたからいっか。

“α1”＋SEL2470GM2　F2.8　1/80　ISO100　焦点距離70mm

こちらは個人的にもっとも盛り上がったカーリング日本代表の吉田選手（妹）のユニフォームですって。メンバーのサインも入っていて、これも実物を見られたのが嬉しい♪

 

と、いうことで、ミーハーな見方でのスタジアムツアーでした。

2470GM F2.8と、16-35のレンズを装着した2台の”α”を持ってツアーに参加する、なんていうと、よほど馬力のある人と思われるかもしれませんが、2台の”α”で普通に遠足できました。

SE2470GM2なんて、今までのSEL24105G感覚で使えます。しかも開放F値は2.8で映りは単焦点みたいな感じ。さらにまだ2日しか使っていませんが、SEL2470GM2のヌケの良さは半端ではないですね。コントラストが高い＝色のりが良い、というのを実感してきました。

これから梅雨にはいってしまうので、しばらく天候には恵まれませんが、アジサイ撮影とか、良い感じで楽しめそうですね。

 

※国立競技場スタジアムツアーは期間限定で開催されています。7月も開催があるようですのでご興味ある方はお早めの申し込みをどうぞ。

 

デジタル一眼カメラα [Eマウント]用レンズ SEL2470GM2		ソニーストア価格： 297,000円 税込
発売日	2022年6月10日	メーカー商品情報ページこちら
長期保証 サービス	5年ワイド：29,700円(税込) 3年ワイド／5年ベーシック：15,400円(税込) 3年ベーシック：無償
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
テックスタッフ 店頭入特典	発売後 当店店頭にて展示予定 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内

 

 

16-35mm パワーズームレンズ SELP1635G		ソニーストア価格： 165,000円 税込
発売日	2022年5月27日	メーカー商品情報ページこちら
長期保証 サービス	5年ワイド：16,500円(税込) 3年ワイド／5年ベーシック：8,800円(税込) 3年ベーシック：無償
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ
テックスタッフ 店頭入特典	発売後 当店店頭にて展示予定 テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内

 

 

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