【レビュー】キャンプ場で映えるグラスサウンドスピーカー『LSPX-S3』の実際の明るさをテスト 秋の夜長はベランピングで楽しもう!
新発売のグラスサウンドスピーカー「LSPX-S3」のレビューレポートです。今回はグラスサウンドスピーカーの「音」ではなく、ランタンとして使った時の明るさについて簡単に検証してみました。
実際にキャンプ場でも使ってきましたが、これ、映えるんですよねー。自宅のベランピングでも使ってみましたので使い勝手を紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
今年は車も買ったし、ペルセウス座流星群もやってくるし、夏休みはキャンプに明け暮れるぞ!と、せっせと準備をしていたのが7月頃。新しいロースタイルのチェアも用意して焚き火台も新調して、これでたき火をしながらグラスサウンドスピーカーで音楽を楽しみつつ、お酒を飲むんだー、と、思っていたのですが、コロナの感染拡大と悪天候のおかげで、結局一晩しかキャンプしてくることはできませんでした。
キャンプはキャンプで火起こしにやたらと時間がかかってしまい、撮れ高があまりないもので、グラスサウンドスピーカーの写真があまりないんですけど、実際にはたき火をしながら夜半までジャズミュージックと一緒に星空観察を共にしてくれています。
たき火があるから灯りはいらないんじゃないか、というとそうではなくて、たき火とランタン、が画になるんですよね。たき火を邪魔しないランタンの明かり、というのにはLSPX-S3の明るさはちょうど良かったかも。
先代の「LSPX-S2」も尾瀬の山小屋に持ち込んだことがありますが、これがキャンプ場にあるとうけるんですよねー。ソニーフリークの皆さんには。w 今回も「あ、持ってきたの!?」と喜んでいただけました。
グラスサウンドスピーカーと言うことでガラスを使ったスピーカーは壊れやすそうなイメージだと思います。私も持ちは込みには気をつけていて、なにかちょうど良いハードケースがないかな、と探していたのですが、サイズが日本酒の四合瓶(720ml)とほぼ同じなので、日本酒を通販などで購入したときについてくるパッケージを使えば、ちょうど収まりのよいケースになることを発見。
これがあったので尾瀬でも富士山でもキャンプ場に持ち運べるわけです。
ただ、ランタンとして観た時に、LED照明でしかもスタミナ性能8時間でBluetooth接続による音楽再生も可能となると、相当暗いんじゃないか?と、思われる方もいらっしゃると思います。
確かに、ガスランダンと比べたら照度は全然ないし、直視できるくらいなので明るさはそんなにないというのは見た目にもわかります。
ですが、これをキャンプ場に持ち込むと、充分な明るさがあるんですよね。照明と言うよりは雰囲気の演出的な感じでの明るさではありますが、実際に、どれくらいの明るさがあるんでしょうね。
ということを、昨日お店で思いついたんですが、今は本当に便利ですね。スマートフォンアプリで明るさを計測するアプリがないかと検索してみたら、すぐに見つかりました。
スマートフォンの内蔵カメラ(自撮り向けの方)を使ってluxを測定してくれるそうです。瞬間的な明るさを計測してくれるんですが最低照度、最高照度、平均照度までモニターしてくれます。これを使えば大体の明るさで数値化してご説明ができそうです。
ちなみにうちのお店ですが、300から500luxくらい。蛍光灯下で300lux前後で、スポット照明の下で500luxくらいになります。
店の外に出て太陽にあててみると最高で50000luxまで計測してくれます。周りの環境にもよるんでしょうけど大体20000luxくらいが平均。
よし、明るいところで計測すると周りの明るさも拾ってしまうので、真っ暗なところでLSPX-S3も試してみましょう。
ということで、自宅ベランダです。夕食が終わったあとにベランダにお店を広げて、晩酌タイムです。
先週までは超熱帯夜で夜でもベランダに出る気にはまったくなれませんでしたが、悪天候が続いたおかげで建物全体の温度が下がったのか、風もあって、今は涼しく過ごせます。ちょっとずつ秋に向かって季節が変わり始めているんですね。
LSPX-S3の接続はウォークマン「NW-A105」で接続。自宅ベランダならWi-Fi接続でストリーミングサービスの音楽が流せます。
スマートフォンで接続して鳴らすこともできますが、雰囲気を楽しむなら、やはりウォークマンでしょう。これがスマートフォンだと、音楽再生をしながらいろんなコトをしてしまうところですが、ウォークマンで音楽アプリしか入れてなければ余計な作業が発生しません。
スマートフォンから隔離されたオフラインの時間を過ごすのにはやっぱりウォークマン。
「Music Center」アプリからLSPX-S3を開くと、各種設定を操作できます。音質で低音ブーストの設定もできるし、ライティングモードとキャンドルモードの切り替え、キャンドルモードのゆらぎ方設定などもできます。
ちなみに先日、BS日テレ4Kで「極上!三ツ星キャンプ」という番組を見ていたらたき火特集をしていて、そこでランタンマイスターの方が、ランタンの光は揺らぎがない方がよい、という話もされていました。
こういう話をすると身も蓋もないんですが、ランタンとしては揺らぎがなく一定の光でいることの方が大切。LSPX-S3はあくまで「雰囲気」ですからなんとなく私たちのイメージにあるろうそくの光みたいな揺らぎがあった方が良いんじゃないか?ということで機能が搭載されているんでしょうね。
ここでは揺らぎは止めて、最大の明るさでテストをしてみます。
こうして間近で測ってみると300~400luxくらいです。離れればそれだけ暗くはなってしまうんですが、こうして灯りに近いところではお店の中と同じくらいの照度が得られるんですね。わりと明るいかも。
ちなみにLSPX-S2の方はやや暗めの数値になります。まったく同じ条件でテストができない(自撮りカメラのレンズの向きがよくわからなくて向きによってかなり明るさに差が出てしまう)もので、ちょっと誤差は出やすいかと思います。
※LSPX-S2は発売から数年経っていますので、それでLED自体がへたってきているというのもあるかと思います。
ちなみにLSPX-S2とLSPX-S3ではLEDランプの部分がちょっと違っていて、こちらのLSPX-S2では上からのぞき込むとLEDのチップ自体がよく見えるんです。
こちらはLSPX-S3なんですが、LEDチップの上にレンズが装着されているようでLEDを直接目視することはできません。こういう違いで明るさというか光の分散がより上手く出来ているのかもしれません。
なお、本物のガスランタンと比較するとご覧の様な明るさの違いになります。ガスを燃やすと桁違いの明るさになり、本当に暗いところで作業するのに必要なあかりというのはこういう明るさなんですよね。
計測してみると800~1100luxくらいあります。
さらに、こちらは単四電池3本で駆動するモンベルのヘッドライトなんですが、これの前回照度だと8000~10000luxくらいはあります。
ライターの明かりもためしてみたんですが、ターボライターの炎は計測不能でした。
ということで、明るさの違いはこんな感じです。
ちなみに我が家のベランピング(ベランダでキャンプすること)は超ミニマムです。ホームセンターで買ってきた人工芝を1枚だけ敷いて、その上にミニテーブルと折りたたみチェアだけ置いています。
ベランダ全面に人工芝を敷かなくても、イスの下だけ人工芝だったら足触りでアウトドア気分が味わえます。
ミニテーブルの上には小さな音で「夏のJ-POPプレイリスト」を鳴らすLSPX-S3があり、それと私の場合はウイスキーロックとチェイサーなんですが、これはコーヒーでもお茶でも紅茶でもジュースでもOK。
あとは手元の灯りをもとに、ロープワークの練習とかすると、アウトドア気分がさらに盛り上がります。昨夜は一番基本になる「舫い結び」をマスターしました。お酒をいただきながら20回くらいロープを結んだりほどいたりを繰り返していたんですが、覚えられるモノですね。
次回はまた別の結び方をひとつひとつマスターしてみようかな。
ということで、秋の夜長のステイホームにグラスサウンドスピーカーはいかがですか?というお話しでした。これがあるとインスタ映えした写真も撮れそうですし、価格も38,500円→10%オフクーポンで34,650円です。
落とすと割れるグラスサウンドスピーカーですが+2,200円で3年ワイド保証がつけられるので、これは絶対だと思います。
今年はベランピングで遊ぶけど、来年は本当のキャンプにまた持ち出しまくりたいですねー。
グラスサウンドスピーカー LSPX-S3 |
ソニーストア価格: 38,500 円税込 |
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発売日 | 2021年8月6日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:4,400円(税込) 3年ワイド/5年ベーシック:2,200円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア入特典 | ソニー提携カード決済で3%オフ 3年ベーシック無償 24回払いまで分割払手数料【0%】 |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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tecstaff
2021年12月29日 @ AM 9:40
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