【レビュー】寒い冬をこれで乗り切ろう! 着るクーラー『REON POCKET』の暖房機能をテスト
昨年7月にソニーストアで販売されたウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET」のウォーム機能を試してみました。11月にあったアップデートで給電しながらの使用も可能になっているので、併せてレポートします。
テレワークで自宅で過ごす時間が増えてしまい暖房代もわりとかかっているんですが「REON POCKET」はその救世主になるかも!?
こんにちは、店員佐藤です。
今日は大寒で、1年のうちでももっとも寒い日になるそうです。しかし、今年の冬は一段と寒さが厳しいですね。お正月も大寒波がきていましたが、近年記憶にないくらい寒い日が関東地方でも続いています。
そういえば「REON POCKET」が発売されてから半年。着るクーラーとしての、体感冷却を夏は味わえたのですが、そういえば冷房モードの「COOL」のほかに暖房モード「WARM」も搭載していました。これをちょっと試してみようと思います。
「REON POCKET」をご存じの方は多いと思いますが、ソニーのクラウドファンディング「First Flight」発のウェアラブルサーモデバイスです。「ペルチェ素子」と呼ぶ、熱交換をする素子を使って、電圧をかけることで夏は冷たく、冬は暖かくするシリコン面を肌に密着させて、冷感、温感を味わうことができるというデバイスです。「冷」も「温」もできることから「REON」というネーミングが生まれたと聞いています。
単に電力で熱を発するだけではなく、熱交換なので空気を冷やしてその代わりにシリコン面を温めるということをします。カイロとは違って効率よく電力を熱に変えることができるのですが、さて、夏場の効果の高さは想像できるんですが冬場はどうでしょうね。
実際に「WARM]モードを使うのは初めてなんですが、ふむふむ、冷房モードとは違ってファンの回転量の調整がないんですね。COOLモードの時は冷えた面を通る空気を扇風機の様にファンで送ってくれるのですが、暖房時にはそれほど効果がない、ということでしょうか。
暖房モードも冷房時と一緒で、マニュアルモード、オートモード、そして自分のオリジナルカスタマイズモードが用意されています。
夏場にWARMモードの切り替えを試したときは「これ、熱すぎないか?」と、思っていたんですけど、今、テレワーク中の自宅で暖房を切った状態で使ってみるとちょうど良いかも。
感覚としては「貼るホッカイロ」の小さい版を首のところに肌着の上から貼り付けておいて、ビンビンに全開で温まった状態が「2」で、やや温まりが収まってきた状態が「1」という感じ。
正直、冷房モードよりも体感的な効果は高いかもしれません。すごい効き目です。
誰もいない自宅に平日に一人でいて、暖房を使っているとなんか罪悪感があるというか、一人で暖房費を使うのがもったいないように思えてならないんですが、その代わりに「REON POCKET」を使うのはありかもしれません。
コントロールはすべてスマートフォンから行うのですが、単にマニュアルモードで「WARM」の「1」で使うだけならクイック起動モードを設定して、電源を入れたらとりあえず「WARM」の「1」で動作する、としておけば良い感じです。
本物の暖房と違って室温があがるわけではないので手足が温まることはなく、あくまで体感温度が暖かく感じるだけではあるんですが、日中はこれで全然耐えられそうです。この記事を自宅テレワークで作っていますが、今日は暖房なしでいけそうです。
そしてもう一つ試したかったのが「給電」です。11月のソフトウェアアップデートでREON POCKETがUSB充電しながらでも使えるようになりました。
REON POCKETのヘルプガイドにはバッテリーのもちについては下記の記載があります。
各温度レベルでの目安は下記になります。
COOL レベル3:約2.5時間
COOL レベル2:約3時間
COOL レベル1:約4時間
WARM レベル3:約2時間
WARM レベル2:約2.5時間
WARM レベル1:約3.5時間
WARMレベル1で3時間半ももつんですが、さすがに丸1日使おうとするとそこまではもちません。給電しながらの利用ができるとさらにスタミナ性能を長くすることができます。
給電モードを利用するためにはポータブルバッテリーと、USB type Cのケーブルが必要になります。ここではREON POCKETが推奨するL型コネクターを搭載した1.2mケーブルを用意しました。
利用するイメージはこんな感じでしょうか。部屋着に胸ポケットがあるので、ここにポータブルバッテリーを入れて、1.2mケーブルでREON POCKETに接続。
実際に使っているところはこちらです。だいぶケーブルが余るのですが、それは丸めて胸ポケットに入れてしまえば邪魔になりません。
メーカーさん推奨ケーブルの「京ハヤ JKBLS120CBK」はややコードが固めでフニャフニャした感じにはならず、張りがあるんですが、かえってそれがいい感じで、うまく調整すると肌に密着せずにコードを気にせず使えます。
なるほど、コードが邪魔になってうっとおしくなるかと思いきや、なかなか快適に使えます。
外出する時にもこのスタイルだとちょっと変ですが、そういうときは背中を這わせてお尻のポケットにポータブルバッテリーを入れておくとよいかも。
装着するときはUSBケーブルを挿したREON POCKETをまずは専用シャツの背中ポケットに入れて、そのあとにコードを伸ばしていき、ポータブルバッテリーに接続する、という順序で行えばうまくいくかと思います。
連続使用は30分で止まるようになっているので、肌寒く感じたらスマートフォンアプリからREON POCKETを起動させると1日中、使うことができそうです。
ずっとポータブルバッテリーを身に着けることになるので、大容量のものをひとつよりも、容量が小さくてコンパクトなバッテリーをいくつか用意しておくのもよいかと思います。
「REON POCKET」は昨年7月にソニーストアで販売された際は1日で完売してしまいましたが、1月21日10時からソニーストアでの再販売がはじまりました。昨年「REON POCKET」がソニーストアで購入できなかった方も今ならソニーストアで購入可能です。利用する際は専用のポケット付きのシャツも必要になりますので一緒にお買い上げください。
【2021年1月21日 ソニーストアにて販売再開】
ウインナーウェア装着型 ウェアラブルサーモデバイス 「REON POCKET」 RNP-1A |
ソニーストア価格: 13,000円+税 |
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発売日 | 2020年7月1日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
テックスタッフ店頭ご利用特典 |
☆ソニーFirst Flight「REON POCKET」プロジェクトのご案内はこちらから
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