ソニーから4Kチューナーを内蔵したBDレコーダーがついに発表になりました。11月16日発売予定で最大スペックモデルが内蔵HDD4TBで4Kチューナーをダブル、地デジBSがトリプルチューナーのモデルで消費税込みで164,890円となっています。

 

★ソニープレスリリース『BS4K/110度CS4K放送2番組同時録画対応ブルーレイディスクレコーダー6機種を発売』

こんにちは、店員佐藤です。

昨年12月の4K放送開始前から「4Kチューナー内蔵テレビはいつでるんですか？」というのと同じくらい「4Kチューナー内蔵のBDレコーダーはいつでるんですか？」というご質問をたくさんいただいていました。

従来の4K「対応」テレビでは、あとから4Kが受信できる外付けチューナーを足すことで4K放送を見ることができるようにするわけですが、どうせレコーダーも必要だし、それだったらBDレコーダーに4Kチューナーが搭載されるのを待とう、という方も多かったはずです。

我が家もそうです。

2007年にBDZ-X90を購入してから、すでに12年。どうせ買い替えるなら4Kチューナー搭載BDレコーダーにしたい！ということで引っ張りに引っ張りまくって3回の修理を経て、今も使っています。普及モデルの初代BDレコーダー最上位機種でしたが、12年使えましたよ。

自宅のリビングとダイニングに4Kブラビアがあるので我が家には2台の4Kテレビがあったのですが、先に4Kチューナー「DST-SHV1」を買えたのは2台の4Kテレビがあったから、というのもあります。現在はダイニングの4Kブラビアにつないでいたのですが、4K BDレコーダーが発売されたら使用頻度の高いダイニングに設置して、リビングの55型ブラビアにDST-SHV1を引っ越しさせると我が家の4Kテレビ受信環境はひとまずの完成をします。

待っていたんです。4Kチューナー内蔵BDレコーダー！

ちなみに、昨日の「BS日テレ 4K」の開局特番はご覧になりましたか？　日本テレビさんらしい4K番組になっていて、見るからに低予算番組ではありましたが楽しめました。番組の最後にももクロちゃんのライブもやってくれましたが、こうしたステージ映像は4K HDRならではの美しさで観られます。

手前の観客の方々もしっかりと描写され、照明の色もしっかり出ているしスポットライトの光芒もきれいに表現されています。人の肌つやが非常にリアルに表現されるので、こうした若いアイドルの方が出てきてくれるととてもきれいな映像に見えるし、開局記念らしい番組でした。

で、こういう番組は再放送はないんですよね。ブラビアに接続した外付けHDDや、DST-SHV1に接続したHDDに録画はできるんですが、本体が壊れたりするとそこまでの命です。

BDレコーダーでディスクに焼くことができれば、ずーっと取っておくことができるわけです。昨年末の神回だったNHK紅白歌合戦とか、昨日のももクロちゃんとか永久保存版にしたかったんですが間に合いませんでした。

が、11月16日以降はもう大丈夫。ソニーの4Kチューナー搭載BDレコーダーがいよいよ使えるようになります。

発表されたモデルは6機種です。4Kチューナーは2チューナー、地デジ/BSチューナーをトリプルか、ダブルで搭載しているモデルがHDDの容量別に用意されて6機種となっています。

4Kチューナーがダブルチューナー仕様しかないのですが、NHK BS4Kと、民放1局が同時に撮れるなら特に問題はないかと思います。現時点では民放のBS4KはハイビジョンBSとサイマル放送で同じ番組を放送しているので、最悪、2K BSを録画すれば良いだけの話です。

消費税別の市場想定価格は85,000円～150,000円となっています。

一応おさらいですがBS4K放送の無料で見られるNHK BS4K、民放5局は従来のBS放送と同じ周波数帯を使っているので、現在、BS放送が見られているご家庭ではそのまま4Kチューナーを接続して、4Kテレビに映像出力すれば4K放送が見られます。

アンテナや分配器、ブースターを入れ替えなければいけないのは「左旋電波」という、4K、8K放送用に新たに増やした局を受信したいとき。こちらにはスカパー！で放送しているJ SPORTやスターチャンネル、スカチャンなどが放送されていて来年にはWOWOWの4K放送もスタートする予定となっています。

スカチャンではF1放送を4K中継していて、この映像はすごいきれいです。現在の4K放送番組の中でもキラーコンテンツだと思います。F1ファンの方には是非4Kの受信設備を用意してみていただきたいところです。

それ以外の普通に4K放送が無料で観られればいいや、という4K対応テレビユーザーさんは、今回の4Kチューナー内蔵BDレコーダーを購入すれば4K放送が見られるはずです。

録画に関してですが、従来のテレビ、もしくは外付けチューナーでのHDD録画の場合はDRモードという放送波を圧縮せずに、そのまま録画するモードしか搭載していませんでした。

当店の店頭ブラビアのデモ用には1TBの電源を必要としないモバイルHDDを接続して録画していたのですが、4K放送って猛烈にデータを食うんです。

4K放送を1TBのHDDに録画できるのはたった65時間分だけ。

昨年12月開局の際に録画した開局記念特番などは2時間番組がたくさんあったし、大みそかのNHK紅白歌合戦とか5時間もあるわけです。簡単にいっぱいになってしまい、デモ上映するのに録画しておく番組は厳選しまくって残している感じでした。

通常の地上デジタル放送が最大17Mbpsと言われているのですが、4K放送は33Mbpsとなっています。地デジ番組の2倍の容量を使ってしまうので、それはもうガンガンHDDを消費してしまいます。

今回新発売の4Kチューナー内蔵BDレコーダーでは録画時に映像を圧縮することができるとのこと。

すごいですねー。EERモードではなんと3Mbpsで録画できるんですって！？　もともと放送されて送られてくる映像も圧縮されての33Mbpsで、そこから10倍の圧縮をかけるので、高画質がウリの4K放送を録画してどうなのか？とは思いますが、圧縮効率が良いHEVCというコーデックを使っているので、従来のAVCでの圧縮よりは綺麗にみえるのかも。

なお、自宅の4Kチューナー「DST-SHV1」には4TBのHDDを接続して使っています。「いだてん」や「大草原の小さな家」「これは経費で落ちません！」などの4Kドラマを毎週録画した上にドキュメンタリー番組を片っ端から録画しては観て消していますが、使用量は2TB～3TBの間くらいで運用できています。

4K放送が嬉しくて、じゃんじゃん4K放送を録画してもそんな感じ。そこに地デジやBSの番組も録画していくことになるわけですが、一人で使うなら2TBくらいあればなんとかなるかなー。というのが個人的な感想。

家族がいるなら、家族用に1TB用意するとして3TBから4TBくらいのモデルを狙うという感じでしょうか。

4K放送を中心に視聴するようになると、今までとはけた違いの容量を使うことは覚悟しておいた方がよいと思います。

足りなくなったら外付けHDDに録画することもできるんだよなー。SeeQVault対応のHDDも2017年モデルから使えるようになっているし、というところですが、ここで要注意です。

4K放送の番組はSeeQVaultの規格はまだ策定されていません。最大6TBの外付けHDDを接続して、そこに著作権保護信号を乗せたまま外付けHDDにデータを移動出来て、BDレコーダー本体が壊れてしまったときも別のBDレコーダーに録画データを引っ越しできる、というのがSeeQVaultのメリットなんですが、4K放送の番組はそれができません。

SeeQVault対応のHDDを使う際は、地デジ、BS放送などは移動できるけど4K番組は内蔵HDDだけでの運用になるので注意です。

ただ、SeeQVault非対応のHDDであれば4K放送の移動ができるようです。この際は、BDレコーダー本体に紐づけられたHDDになるため、BDレコーダー本体が故障したら録画したデータはそれまでになる可能性があります。

なので、大事な永久保存版番組はディスクに書き出しておいて、ヘビーローテーションで再生する4K番組は本体内HDDにも残しておく、みたいな使い方ですかね。

これが目玉機能になりますが、4K放送はブルーレイのメディアに書き出すことができます。今はBDXLのディスクで4層ディスクまで市販されています。4層ディスクでは128GBの容量になり8時間5分の録画ができます。

正味45分のドラマであれば10話まで1枚に記録できる計算。NHK紅白歌合戦もDRモードのままで3層ディスクなら丸まる記録ができそうです。

いよいよ4Kライブラリーがこれで作れるようになります。

録画した4K放送の番組は4Kでしか見られないのかというとそうではなく、2K AVCに変換できるそうです。録画した4K番組をハイビジョンBD-Rにダビングできるので、友達に録画番組を頼まれても大丈夫です。

「4K紅白って通常の2K紅白とは撮影しているカメラがそもそも違うから別角度の紅白が見られるんだよ」という話を嵐ファンの友達にすれば、きっと4Kテレビを持っていなくても4K紅白が見たくなるはずです。2K BD-Rにダビングしてあげられます。

さらに、録画予約についても、昨年モデルから搭載されている「新作ドラマ・アニメガイド」が使えます。あと1週間もすると先取りでドラマとアニメの新作シリーズの予約ができるようになるので「時効警察」や「結婚できない男」を探して予約しておけば、まだ放送時日が発表されていない段階でもシリーズ予約が可能。

予約を忘れていても10月クールからの録画は全部自動でやってくれます。

さらにスマートフォンの「Bideo & TV SideView」アプリが使えるそうで、ここから4K番組の録画予約もできるそうです。

多いんですよ、お店にいるときに「店員佐藤さん、明日のこの番組、録画予約してる？」というの。地デジやBSだったらその場でスマートフォンで自宅のBDレコーダーやnasneに録画予約ができるのですが、4K放送に関しては自宅で4Kチューナーの録画を手動で行う必要があり、10年くらい前にさかのぼったような予約録画スキームをさせられていたのですが、これで解決です。

ソニーのBDレコーダーが便利になりすぎてて、しかもしの環境に12年も浸かっているのでどうにもなりませんでした。

そして、これは初代「BDZ-X90」から搭載されています。学習機能のついた「おまかせ・まる録」は今も健在。

なんと4K放送の番組も自動録画してくれるんですって。

この機能はブラビアにもnasneにも搭載されていませんでした。最強の録画環境が新型の4Kチューナー内蔵BDレコーダーのおかげでやってきます。

外観はすべてのモデルが同じです。ESシリーズなどのBDレコーダースペシャルモデルは今回は用意されていません。

あとは容量とチューナー数でモデルを選ぶだけです。

なお、価格については注意が必要です。10月1日から消費税が8%から10%にアップします。この製品は11月16日発売ということで増税後の発売になります。そのため、まだ9月時点で消費税8%の時でも2%の増税分を載せて販売することになっています。

最上位モデルの「BDZ-FBT4000」が消費税別で149,900円という設定なのですが消費税8%時点では152,676円という価格でソニーストアでは予約販売を行います。

その後、消費税が10%に切り替わった時には税別で149,900円にすることで、消費税を加えた後の税込み価格が変わらないようにしてあります。

なので9月中に購入するのと10月になってから購入するのとで価格に違いはありません。駆け込みで購入する必要はないのですが。。。昨年末に発売されたDST-SHV1も発売時は大変な品薄状態になっていました。12年前の話になりますがBSチューナーを搭載した初代BDレコーダーも劇的な品薄になっていたのを今でも覚えています。

新しい規格、メディアに対応する新製品は今までことごとく全部、品薄になっていますので、早めにオーダーされた方が良いかと思います。

★4Kブラビアお持ちの方限定！ソニーのブルーレイで4K放送を楽しもう！ キャッシュバックキャンペーン 

それとキャッシュバックキャンペーンが同時に発表されており、ソニーの4Kブラビアをお持ちの方は応募者全員に1万円のキャッシュバックを行うそうです。対象になる4Kブラビアは2012年発売の「KD-84X9000」以降全機種です。

ソニーブラビアユーザーにはうれしい1万円の値引きキャンペーンになっています。

なるほど、これがあるならHDD容量で迷っている方も容量が多いモデルを選びたくなってきますね。

 

仕様と価格の一覧は下記の通りとなります。価格表示は今回は税込み表示で計算しました。9月中も10月以降も税込みで下記の価格となります。

BDZ-FBT4000	BDZ-FBT3000	BDZ-FBT2000	BDZ-FBT1000	BDZ-FBW2000	BDZ-FBW1000
4Kチューナー×2チューナー
地デジ/BS×3チューナー				地デジ/BS×2チューナー
4TB	3TB	2TB	1TB	2TB	1TB
4K DR録画 260時間	4K DR録画 195時間	4K DR録画 130時間	4K DR録画 65時間	4K DR録画 130時間	4K DR録画 65時間
164,890円	137,390円	120,890円	109,890円	104,390円	93,390円

 

9月30日にはソニーストアでシステムメンテナンスが行われるはずです。その際に消費税込みでの表記に変更される可能性もあります。2014年から5年間、税別表示に慣れてしまっているので税込み表示でみると割高に見えてしまいますね。10万円とか15万円を超えるとちょっと抵抗感が出てくるかも！？

我が家も3チューナー4TBモデルにしちゃおうかなー、とか思っていたのですが価格差をみると3TBモデルの方がお得感があるかも。予想外にモデル展開が多かったので迷ってしまいますね。

 

4Kチューナー搭載の新型ブルーレイディスクレコーダーは本日よりソニーストアにて予約販売開始です。

 

4Kチューナー内蔵Ultra HD BDレコーダー 3番組録画対応 BDZ-FBT4000/FBT3000 FBT2000/FBT1000		ソニーストア価格： 101,750円～+税
発売日	2019年11月16日	メーカー商品情報ページこちら
長期保証サービス	5年ワイド：10,000円 3年ワイド／5年ベーシック：5,000円 3年ベーシック：無償
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ 【期間限定】24回分割払手数料0%キャンペーン
テックスタッフ 店頭購入特典	10%オフクーポン（併用不可）プレゼント中 3年ワイド/5年ベーシック保障半額クーポンププレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内

 

4Kチューナー内蔵Ultra HD BDレコーダー 2番組録画対応 BDZ-FBW2000 BDZ-FBW1000		ソニーストア価格： 86,472円～+税
発売日	2019年11月16日	メーカー商品情報ページこちら
長期保証サービス	5年ワイド：9,000円 3年ワイド／5年ベーシック：5,000円 3年ベーシック：無償
ソニーストア 購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ 【期間限定】24回分割払手数料0%キャンペーン
テックスタッフ 店頭購入特典	10%オフクーポン（併用不可）プレゼント中 3年ワイド/5年ベーシック保障半額クーポンププレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内

 

なお、当店では9月3日より12月末まで「オータムフェア」を開催中です。店頭からオーダーいただくとソニーストアのお買物で3年ワイド/5年ベーシック保障を半額にすることができるクーポンをプレゼントしています。

他にもオータムフェア特典をご用意しています。詳しくは店頭にてお問い合わせください！

 

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