【深掘り第2弾】WF-1000XM6はなぜ体内ノイズが減ったのか?新通気構造とQN3eを徹底解説
2月27日発売の新型ワイヤレスヘッドホン「WF-1000XM6」の発売前レポートです。
今回は「新しい通気構造」について深掘りしてみました。まだ実機の音は試していませんが、店頭に届いているモックアップで試してみました。
こんにちは、店員佐藤です。
発売日まであと1週間にせまってきた、新型ワイヤレスヘッドホン「WF-1000XM6」の追加情報レポートです。まだ実機の様子をお伝えすることができないのですが、発売日にレビュー用の機材をお借りすることができるようになりました。また、店頭には先に展示キットだけ届いていて、動作しないモックアップになりますが、シルバーモデルの左イヤホンだけ触ることができます。
あと1週間で実機がやってきますが、楽しみです。
なにが一番楽しみって、そのノイズキャンセリング性能です。特に「体内ノイズ」の軽減をはかるために新しい通気構造を採用したという、大きな変化があります。
その期待度を思い切り高めてくれたのが、今回は「ソニー広報 | note」さんのこちらの記事です。

★ソニー広報 | note「ノイキャンにこだわるソニーの完全ワイヤレスは「体内ノイズ」も減ったらしい」
ソニー広報部さんのnoteは、いつも新鮮な切り口でソニー製品を紹介してくれているのですが、今回も素晴らしい内容になっています。
耳をしっかり塞ぐ密閉型イヤホンは外の騒音を抑えられますが、その代わり足音や噛んだときの音などが「体内ノイズ」として強調されやすいという問題があります。そこでWF-1000XM6では新しい通気構造を採用し、イヤホン内部の通気量を増やすことでこうした体内ノイズが低減され、装着時の不快感が減る設計になっています。そのうえで、アクティブノイズキャンセリング(ANC)性能を大幅に向上させることで、通気を増やしても外部ノイズは強力に打ち消し、快適なリスニング環境を両立している、という内容です。さらに、アダプティブNCオプティマイザーにより装着状態や耳形に合わせて最適化する仕組みも紹介されています。
記事の最後には実際に歩いてドシドシという音が小さく感じる。お菓子を食べた時の咀嚼音のこもり感が気にならない。というわかりやすい感想を伝えてくれていて、これは、自分でも試してみたい!と、誰しもが思う記事になっていると思います。

ここで「体内ノイズ」と呼ばれているのが鼓膜とイヤホンの間の空間で反響してしまう音、ということになっています。
オープンイヤーヘッドホンでは鼓膜から耳の穴までの間が開放されているので、反響は起こりませんが、密閉性の高いイヤホンの場合は鼓膜とイヤホンの間の空間で音が反響してしまい、それが大きく聞こえてしまうことがあり、それを「体内ノイズ」と呼んでいます。
その耳の中の反響を逃がすために、イヤホンの通気量を増加させるため、新しい通気構造を採用しているのが「WF-1000XM6」という説明です。
この通気孔を使って、耳の中の圧力を抜くわけですが、それをすると外音も入ってきてしまうことになり、体内ノイズではなく外音ノイズが増えてしまうところなのですが、そこを新しいプロセッサー「QN3e」という従来の3倍の計算能力をもったデバイスでノイズキャンセリング性能を向上させてカバーする、ということをしています。
その効果を試すには、発売まであと1週間となった実機の到着を待つしかないのですが、いや、待てよ。そういえばモックアップがうちのお店にはあるじゃないですか。
モックアップというのは、展示見本機のことで実際には動作はしません。特にこの場合はカラー見本を兼ねていて、ブラックモデルの実機を展示して、そのわきに置いておくシルバーカラーのカラー見本です。なので、実際のノイズキャンセリング性能を試すことはできませんが、通気孔はちゃんとあります。
イヤーピースも本物のものがついているので、おそらく、実際の通気構造は試せるはず。
私物のWF-1000XM5と比較してみると、なるほど、確かにこもり感のない、密閉感がない感じは味わえます。
もちろん、ノイズキャンセリング機能は働いていないので、どれくらいの遮音性になるのか、まではわかりませんが、ソニー広報部のKKさんが感じられた体内ノイズの軽減については感じられます。
イヤホンを装着して、その辺を歩いたり走ったりしてみましたが、なるほど、イヤホンを装着したときだけに感じる、あのドスン、ドスンという響きはありませんね。
オープンイヤーヘッドホンのLinkBuds Openや、Float Runなどは耳の穴を塞がないし、それで足の衝撃音がしないわけですが、それって、耳の穴にイヤホンの重さがかかっていないからだと思っていたんですけど、そうか密閉していないことで圧力が逃げていれば、反響音はしないんですね。新発見です。
私もお菓子やパンを食べて、咀嚼音の軽減を試してみるのですが、ふむふむ、これもWF-1000XM5と違って、かなりこもり感が軽減されます。ゼロではありませんが、20%くらいって感じでしょうか? 少なくとも1/3くらいになっていると思えます。※個人の体感による印象です
ゴリゴリといつもより響いて聞こえるWF-1000XMM5の体内ノイズが、WF-1000XM6のモックアップですが、コリコリという感じで響いている感じはなくなります。
すごい効果です。これでノイズキャンセリング機能が使えたら、どんなことになるんでしょう。ノイズキャンセリング性能も25%アップとなっていますので、体内ノイズがなくなった上でのノイズキャンセリングは別次元の世界が待っているかもしれません。
※実機レビューで検証予定です
ちなみに、こういう機会なので、手持ちのソニーヘッドホンも片っ端から試しているんですけど「LinkBuds Fit」もこもり感がかなり軽減されているというのを新発見しました。
これ、かなりWF-1000XM6に近いです。
イヤーピースを見ていただくとわかるんですがLinkBuds Fit(写真左)は一般的なヘッドホン(写真右のLinkBuds S)と比較するとイヤーピースがかなり短くなっています。
密閉感を抑えたインナーイヤーヘッドホンになっていて、耳にペタッとフタをするだけみたいな軽い装着感が特徴のモデルなんですけど、これももしかしたら通気性が高いのかも。
その代わり、音の遮音性が低いため、ノイズキャンセリング性能は低め。電車の中でのアナウンスなどはやや大きめに聞こえたりします。
「WF-1000XM6」は大丈夫かな?と、心配になるかもしれませんが、たぶん、大丈夫。
まずはノイズキャンセリング用のマイクですが片側に4個、合計8個も搭載しています。内側に2個、外側に2個搭載されています。従来モデルのWF-1000XM5が3個(内側2個、外側1個)だったので、ノイズを打ち消すためのマイクの数がまずは増強されています。
さらに新開発の高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN3eを搭載。処理能力は3倍になっているそうで、これにより数が増えたマイクのノイズキャンセリング処理なども高音質に行っているとなっています。
発売日にならないと実機の様子をお伝えすることはできませんが、これは期待できそうですよ。
■ソニーストアで予約販売開始しています
ソニーストアではヘッドホンケアプランワイド(年払い3,300円/初年度1,650円)に加入することができます。これはソニーの対象ヘッドホン/イヤホン向けに用意されている延長保証・物損対応付きの有償保証サービスで、高価格帯モデル(例:『WF-1000XM6』『WH-1000XM6』など)を安心して使いたい方に向けたプランです。
通常のメーカー保証ではカバーされない落下・水濡れ・破損などの偶発的な事故もサポート対象に含まれ、1年に1回までなら無償修理が受けられる“ワイド”な保証内容が特長です。
さらに片方のイヤホンを紛失しても定額料金(『WF-1000XM6』の場合7,150円)で修理してもらえます。保証を利用しない場合の修理料金目安は20,900円ですのでかなりメリットも大きいと思います。ぜひソニーストアでの購入もご検討ください。
My Sony IDをお持ちの方には初年度半額のクーポンもプレゼントされていますので、クーポンをお持ちの方は、最初の1年だけでも加入しておくのがお勧めです。なんせ4万円を超えるヘッドホンですので、購入直後に壊したり、なくしたらショックが大きいですからね。
「WF-1000XM6」の発売日は2月27日です。
2月27日発売 先行予約開始
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| ワイヤレスノイズキャンセリング ステレオヘッドホン WF-1000XM6 |
ソニーストア価格: 44,550 円税込 |
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| 発売日 | 2026年2月27日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| 延長保証 | ヘッドホンケアプランワイド:初年度1,650円 ヘッドホンケアプランベーシック:無償 |
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| ソニーストア 購入特典 |
24回払いまで分割払手数料【0%】 |
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| テックスタッフ 店頭入特典 |
テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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