最大14万円お得なBRAVIA 2016年モデルのご案内
2017年モデルの新型BRAVIAが5月8日に発表になり、ソニー製品情報サイトを見ると新型モデルがズラッとラインナップされていますが、実はまだ2016年モデルも併売されています。
価格的にかなりお得なモデルもあり、2017年モデルと比べて価格差の大きなモデルをピックアップして紹介したいと思います。同じシリーズ、同画面サイズながら14万円以上お得なモデルもあります。
こんにちは、店員佐藤です。
珍しく2016年モデルと2017年モデルの併売が続くBRAVIA。OSがバージョンアップして新機能も搭載。また画質も1シリーズずつアップグレードしたかのような大きな変化をしている2017年モデルをソニーショップ店員としてはオススメしたいところですが、モデル末期のセール価格になっている2016年モデルのBRAVIAも見逃せません。
価格差と機能差を比較して冷静にモデル選びをしている方のお手伝いをしたいと思います。
まずはモデルのラインナップを観つつ、現時点でのソニーストアの価格を比較してみます。まずはこちらが2017年モデルのラインナップになります。
2017年モデル | 65型 | 55型 | 49型 | 43型 |
X9500E | 549,880円 | 399,880円 | ||
X9000E | 429,880円 | 319,880円 | 239,880円 | |
X8500E | 369,880円 | 279,880円 | ||
X8000E | 209,880円 | 169,880円 |
最上位クラスのZ9Dと有機ELパネルのA1シリーズは掲載していないのと、パネルサイズも75型モデルは除外して表を作成しています。
4Kブラビアのモデルは昨年は夏発売と秋発売に分かれて販売されていましたが、最終的には下記のラインナップになってモデルチェンジをしています。
2016年モデル | 65型 | 55型 | 49型 | 43型 |
X9350D | 509,880円 | 254,880円 | ||
X9300D | 399,880円 | 販売終了 | ||
X8500D | 299,880円 | 184,880円 | ||
X8300D | 164,880円 | 139,880円 | ||
X7000D | 134,880円 |
画面サイズとシリーズで比較していただくと2016年モデルのいくつかで非常にお得なプライスになっているモデルがあることがわかります。
そうなんです、こうして比較するととんでもなくお得になっているモデルがあるんです。55型のX9350Dです。
2017年モデルの「KJ-55X9500E」が399,880円のところ、2016年モデルの「KJ-55X9350D」は254,880円に設定されており実に145,000円もお買い得になってます。単純比較で36%オフというものすごいプライスダウンになっているんです。
My Sony IDのメンバーさんでしたらAV商品10%オフクーポンをお持ちのはずなので購入額は229,392円(税別)という早くの値段で55型のサイドスピーカー搭載モデルの4Kブラビアが買えてしまいます。なにか落とし穴があるんじゃないか?と、疑いたくなりますが、そうなんです、実は割と変更点が多いのもX9350DとX9500Eの特徴だったりします。
どんな点が変わっているのか、主な違いをご案内したいと思います。
まずは2017年モデルの「X9500E」の特徴ですが、このシリーズはサイドスピーカーを搭載しているのが特徴です。2013年に発表されて「iFプロダクトデザインアワード」を受賞したX9200Aシリーズの系譜をつぐソニー4Kブラビアの伝統的なモデルになります。
X9200Aシリーズでは画面パネルと一体化した丸いスピーカーがデザインされたデザインでこれは確かにプロダクトとして優秀なモデルでした。その後も、このスピーカーのシンボルでもある丸いデザインは踏襲されていき、2016年モデルのX9350Dも丸いデザインのスピーカーを採用。
パネル本体と継ぎ目のないデザインを4世代にわたり踏襲してきていたのですが2017年モデルのX9500Eではこれが変更になります。
磁性流体スピーカーを使ったカーボンファイバーを振動板に使用したスクエアデザインになりました。カーボン柄のデザインをスピーカー部に使うことになり別途サイドスピーカーが装備されているスタイルになります。
ちなみにデザイン的な違いだけではなく、これはテレビ本体の小型化にも寄与していて、2016年モデルのX9350Dでは55型で148.4cmだったものが、2017年モデルでは137.3cmと10cm以上の小型化となっています。サイドスピーカーを搭載していないX9000Eが65型で144.7cmとなっているので、このサイドスピーカーの存在のおかげで今までは1サイズアップしたくらいの横幅を取っていたものが、だいぶ小型化されている、というわけです。
有機ELパネルを採用したBRAVIA A1の様に画面自体から音を出すという離れ業は液晶テレビではできませんので、こうしたサイドスピーカーを採用するのが映像と音の定位感を生み出す最高の手法になるのですが、X9500Eはそれを省スペースで実現できるようにしたわけです。
逆に2016年モデルのX9350Dはソニーデザインが生きたモデルとも言えます。好みの問題ではありますがX9200Aのデザインが好きだった方にはX9350Dはデザイン的にラストチャンスのモデル、とも言えます。
そして、X9500EとX9350Dはバックライト制御にも差があります。最新モデルのX9500Eではスリムバックライトドライブという、導光板をマルチで使った部分制御をすることができるモデル。エッジLEDも画面の長辺にあたる上下に装備しています。
2016年モデルのX9350Dは左右のエッジLEDモデルになっており導光板は1枚のみの採用となっておりエリア別のエッジLED駆動はできません。画面を左右に2分割したエリアで左右LEDによる部分制御を行っています。
2017年モデルと2016年モデルの一番大きな違いが、このLEDバックライト制御の違いと言えます。なんかガッカリしてしまう話になりますが、クラス下のX8500EやX8500DではこうしたLEDの部分駆動はしていません。X9350Dでも部分駆動によるダイナミックレンジの拡大は行われていますので145,000円の違いに目を潰れるならこれもありです。
そして機能面ではAndroid OSのバージョンが違い、当然ながらX9500Eには新機能もどっさりと搭載されています。主な機能面での違いは。。。
・時制アクションによる音声番組検索
・ブラウザの音声検索
・タスク切り替え機能
・小画面表示
・チャンネルポン
・設定画面のデザイン刷新
などになります。「時制アクションによる音声検索」というのは「来週の北川景子の出演番組を録画したい」という文章での検索で番組表から該当する番組をピックアップしてくれる機能。今まではキーワード入力だけで、それをYouTubeで検索するくらいしかできなかったものが、予約番組や、BDレコーダー、外付けHDDに録画した番組の検索にも使える様になっています。「先週のDAIGOの出演番組を見たい」で録画した番組の中から再生候補をピックアップしてくるなんて、未来のテレビがやってきた感がすごくします。
こうしたソフトウェアの進化はAndroid OSですので2016年モデルにもアップデートで実装される期待ができるのですが、調べて見ると2016年夏に発売されたX9300Dなどは「OS 3.5」なんです。2016年秋に発売されたZ9DなどがAndroid OS 6.0になっていて、新型モデルのX9500Eでは「OS 7.0」になっています。
バージョンが大きく違っているので、全部の機能をアップデートで実装してくれるようになるのは、ちょっとどうかな? という気はします。
こうした最新機能を確実に使いたい!ということなら2017年モデルがオススメ。テレビ番組をそれほど観る機会がなく、4K UHD BDプレーヤーを接続しての4K HDRモニターや、DAZN、NetflixなどのVOD視聴が多いという方なら2016年モデルでも遜色ない操作ができるかと思います。なんせ145,000円も違いますからね。
そして「壁掛け設置を考えている」という方にはもうひとつトピックがあります。2017年モデルのX9500Eシリーズにはスイーベル機能を実現する壁掛けユニットが新発売されています。
スイーベル機能というのは液晶画面を左右に首を振らせることができる機能で、普段は壁にペタッとついているのですが、手前にパネルを引き出すと左右に10度ずつ角度調整ができる、というものです。壁掛けにしてしまうとテレビの場所を移動することができないし角度調整もできなくなるところですが、この機構があれば、若干テレビのセンターからずれたところにソファがあってもユーザーに正面を向かせることができます。
一度設置してしまうと配線のやり直しが難しい壁掛け設置でも裏の端子類に簡単にアクセスすることができます。
ソニーストアで、実際にこのスイーベル機構を使った壁掛け展示をしており、右側をいっぱいに引き出した状態がこんな形。たった10度くらいじゃなにも出来ないのでは?と、思っていたのですが、結構前に出てきます。配線のアクセスについては全然不自由ではありません。(うちのお店も壁掛けをしていますが、配線をし直すたびにテレビを外さなくてはいけなくて、ちょっと大変な思いをしています。)
対応できるのは5機種のみでKJ-55X9500E/65X9000E/55X9000E/65X8500Eが「SU-WL820」にて対応。KJ-65X9500Eには「SU-WL825」が対応します。
2016年モデルのKJ-55X9350Dは非対応になるアクセサリーです。壁掛けはせずにスタンド設置をする、ということでしたら特に問題はありませんが、壁掛け設置の際は、このスイーベル機構はちょっと魅力ですよね。(蛇足ながら65型以上のテレビの設置では4人に1人が壁掛け設置にしているそうです。この1年で壁掛け設置がかなり一般化してきています。)
あと細かい話ですがHDRの規格で新たに普及が始まる「Dolby Vision」に2017年モデルのX9500Eはアップデート対応をします。2016年モデルにはそういう話は今のところ無いのと2017年モデルでもX9000E以下のシリーズにはアナウンスがありません。HDRの将来性についてお考えの方もご注意ください。
以上、かなり話が長くなりましたが、145,000円もお得な2016年モデルの55型「KJ-55X9350D」の紹介でした。
横幅が65型サイズ並にあり、さらにスタンドが本体の左右端にありますが、このスタンドはセンター付近に装着することもできます。その際の幅は60.7cmです。一般的なローボードにも設置ができます。在庫のあるウチにオーダーをどうぞ。おそらくある日突然ソニーストアでは販売終了になるはずです。
地上・BS・110度CS デジタルハイビジョン液晶テレビ X9350Dシリーズ |
ソニーストア価格: 254,880円+税~ |
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発売日 | 2016年5月21日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 |
5年ワイド:39,000円
3年ワイド:20,000円 5年ベーシック:無償
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60回 分割価格 |
55型:分割手数料1% 月々4,700円 | |||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料 テレビ基本設置サービス 無料 60回分割払手数料1%キャンペーン |
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当店店頭 購入特典 |
開店3周年記念品プレゼント中 S-Log撮影4K花火映像入りポケットビットプレゼント USBスタンドアダプタープレゼント サマーフェア店頭購入特典あります |
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☆当店blog 17.2.25「『KJ-55X9350D』など4Kブラビアがプライスダウン!」
☆当店blog 16.11.19「BRAVIA購入でHuluを3ヶ月無料体験キャンペーン」
☆当店blog 16.10.25「ソニーBRAVIAに『amazonビデオ』対応アップデート」
☆当店blog 16.9.29「BRAVIA 壁掛け設置相談会開催」
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☆当店blog 16.6.10「音声検索とHDR体験『4Kブラビア』セミナー開催」
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☆当店blog 16.4.23「Netflixにて「4K HDR」ストリーミングがスタート」
☆当店blog 16.4.7「新型4Kブラビア『X9350D』シリーズ他がプレスリリース」
続いてオススメしたいのが65型と55型の「X8500D」シリーズです。このシリーズも2017年モデルと比較すると大きく価格差がついています。
65型モデル | 55型モデル | |
2017年モデル X8500E | 369,880円 | 279,880円 |
2016年モデル X8500D | 299,880円 ▲70,000円 |
184,880円 ▲95,000円 |
65型モデルが70,000円の差額で約2割ダウン、55型モデルがなんと95,000円の差額で約34%ダウンで購入ができます。
X9500Eシリーズのように外観的な差がほとんどない2016年モデルのX8500Dシリーズですが、最大の違いは4K高画質プロセッサーの違いです。2017年モデルでは「HDRリマスター」という、SDR映像もHDR相当のコントラストに映像処理を行う「HDR X1」というチップを搭載しています。
昨年モデルではZ9Dにしか搭載されていなかった機能が2017年モデルでは4KベーシックモデルのX8500Eにも搭載されているんです。
その他、2017年モデルになってからBluetoothオーディオ機能を搭載しています。MDR-1000Xなどのウォークマンやスマートフォンで利用するBluetoothワイヤレスヘッドホンをテレビと接続して使うことができます。わざわざワイヤレスサラウンドヘッドホンなどを購入しなくても普段使いのワイヤレスヘッドホンでテレビ音声を楽しめるというのは割と便利ですよね。(LDACには非対応)
HDMI入力2と3については4K 60p 4:4:4、4:2:2、および4K 60p 4:2:0 10bitなどに対応しています。PCと接続して使う際には文字もよりはっきりと2017年モデルなら表示出来ます。
その他、Android TVの機能面の違いはX9500EとX9350Dの話と同様です。チャンネルポンなどの機能が2016年モデルにはありません。
それでも2016年モデルなら184,880円(税別)で55型の4Kブラビアが購入可能なんです。65型でも30万円を切る価格で購入できます。わずか4年前には65型で75万、55型で50万円していた4Kテレビが半額以下です。大画面の4Kテレビを手軽に購入されるならこれで決まりです。
地上・BS・110度CS デジタルハイビジョン液晶テレビ X8500Dシリーズ |
ソニーストア価格: 184,880円+税~ |
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発売日 | 2016年5月21日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 |
5年ワイド:31,000円~
3年ワイド:16,000円~ 5年ベーシック:無償 |
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60回 分割価格 |
55型:分割手数料1% 月々3,400円 65型:分割手数料1%+AV10%オフ 月々4,900円 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料 テレビ基本設置サービス 無償 60回分割払手数料1%キャンペーン |
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当店店頭 購入特典 |
開店3周年記念品プレゼント中 S-Log撮影4K花火映像入りポケットビットプレゼント USBスタンドアダプタープレゼント サマーフェア購入特典あります |
そしてもうひとつどうしても紹介したいモデルが49型と43型のX8300Dです。
65型モデル | 55型モデル | |
2017年モデル X8000E | 209,880円 | 169,880円 |
2016年モデル X8300D | 164,880円 ▲45,000円 |
139,880円 ▲30,000円 |
55型のX9350Dのインパクトが大きすぎるので価格差はそれほど大きくないように感じられますが、実は画質面で大きな差があります。2016年モデルのX8300Dのほうが良いパネルを使っているんです。
2016年モデルのX8300Dでは120Hzの倍速パネルを搭載しているのですが、2017年モデルのX8000Eは等速パネルで60Hz駆動をしてます。倍速パネルは、ソニーの「モーションフロー」技術を使って、映像の動きを滑らかに見せたり、反応速度の遅い液晶の残像感を減らすのに有用で、一度使ってしまうとやめられなくなる機能のひとつです。
なぜか2016年モデルの方が倍速パネルで2017年モデルはスペックが落ちています。Androidの機能面でも2016年モデルのX8300DはOS 6.0を採用するなどアップデートによる機能アップデートが期待できるモデルです。
価格以上にお買い得なモデルと言えます。
55型以上の大型パネルが置けない、と言う方はこちらのモデルで検討されてみてはいかがでしょうか? なお、画面サイズですが8年ほど前の40型液晶というとV1とかS5、X1などの液晶BRAVIAからの乗り換えを検討される方もいらっしゃると思います。
当時のモデルは額縁の厚さが結構あるので40型から43型に乗り換えてもテレビのサイズは逆に小さくなります。当時の40型モデルをお使いの方は是非、49型でご検討ください。
地上・BS・110度CS デジタルハイビジョン液晶テレビ X8300Dシリーズ |
ソニーストア価格: 144,880円+税~ |
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発売日 | 2016年9月17日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:16,000円~ 3年ワイド:8,000円~ 5年ベーシック:無償 |
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60回 分割価格 |
43型:分割手数料1%+AV10%オフ 月々2,300円 49型:分割手数料1%+AV10%オフ 月々2,900円 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料 テレビ基本設置サービス 無償 60回分割払手数料1%キャンペーン |
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当店店頭 購入特典 |
開店3周年記念品プレゼント中 S-Log撮影4K花火映像入りポケットビットプレゼント USBスタンドアダプタープレゼント サマーフェア購入特典あります |
なお、こちらは今日から始まったキャンペーンのお知らせです。2016年モデルのBRAVIAを対象に5年ベーシック保証が無料になキャンペーンが始まっています。
通常1年のメーカー保証を5年にアップグレードしてもらえるサービスです。
こちらのサービスも普通に販売店で入ろうとすると本体価格の5%相当以上の保険料がかかるはず。こちらも是非、お得なサービスとして換算してお買い上げください。
先日は「シンゴジラ」が4K HDRのUHD BDで発売されましたが、今度は「君の名は。」も4Kブルーレイで発売になります。2016年モデルの4Kブラビアは全機種HDR対応モデルになっています。
4K HDRの普及元年になっている今年、4Kブラビアを買うなら今です!
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