有機ELパネル搭載『BRAVIA A1』他、2017年モデルがプレスリリース

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先ほど10時にソニーから2017年モデルのブラビアシリーズが発表になりました。ソニーとしては初めての民政向け大型パネルに有機ELを使ったモデルの発売になります。

また、3世代目に入るAndroid TVについても今回は大きな進化があります。ラインナップを中心に新機能についてご案内します。

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こんにちは、店員佐藤です。

本日は当店の定休日のため、自宅からニュースをお届けしています。まずは新機能よりも気になる?価格とラインナップを一覧でご覧ください。画面サイズとパネル性能などで複雑なラインナップになるブラビアですが今回発表になったのはこちらの画面サイズ、モデルになります。

75型 65型 55型 49型 43型
Z9D 1,000,000円 699,880円
A1 799,880円 499,880円
X9500E 549,880円 399,880円
X9000E 429,880円 319,880円 239,880円
X8500E 599,880円 369,880円 279,880円
X8000E 209,880円 169,880円

ラインナップ最上位に位置するZ9D 100型の700万円は表からは除外しています。

こちらが2017年モデルのブラビアのラインナップになります。見ての通りですが昨年モデルもそうなんですがモデル展開の中心は65型になっています。当店店頭でもここ最近は55型、65型でのご購入が多く、まさにそれを反映している様なラインナップになっています。

2011年の地デジ切替の頃はブラウン管テレビから液晶テレビへの買い換えが多く、ブラウン管テレビでは重量と奥行きの関係で最大サイズが36型までだったものが、液晶にせっかくするなら40型!というお話を数多くさせていただいていた気がしますが、今やサイズはドンドン大きくなっています。

我が家も55型の4Kブラビアを使わせてもらっているんですが、確かに最初は大きく感じますが数日で慣れてしまって、今では店頭で観ている65型サイズが自分の中では標準サイズになってしまってるんですよね。4Kブラビアも4年前に発売された初代モデルの9200Aでは、65型が75万円、55型が50万円という価格設定だったのですが、その価格で今回はソニー初の大型有機ELパネル搭載の「ブラビア A1」シリーズが購入できることになります。

ハード面での主な違いは下記の通りとなります。

モデル 映像機能 その他の機能と倍速パネル
Z9D 部分駆動【直下型】
(LED個別駆動)
X1 Extreme
XDR Contrast 16x
倍速駆動パネル(240Hz)
※Dolby Vision 対応予定
New
A1
有機ELパネル採用
X1 Extreme
Acoustic Surfaceパネルスピーカー
倍速駆動パネル(120Hz)
※Dolby Vision 対応予定
New
X9500E
部分駆動【上下エッジ型】
X1 Extreme
XDR Contrast 10x
ハイレゾ対応サイドスピーカー
倍速駆動パネル(240Hz)
※Dolby Vision 対応予定
New
X9000E
部分駆動【直下型】
(ブロックによる駆動)
HDR X1
XDR Contrast 5x
倍速駆動パネル(120Hz)
New
X8500E
部分駆動無し
HDR X1
倍速駆動パネル(120Hz)
New
X8000E
部分駆動無し 等倍速パネル(60Hz)

2017年モデルの進化としてはそれぞれいろいろあるのですが、ここでは主に違いだけを掲載しています。

2016年モデルではX9350D(後継モデルX9500E)にサイドスピーカーが搭載されたフラッグシップモデルとして登場しましたが、画質的にはX9300D(後継モデルX9000E)に導光板を複数搭載した「スリムバックライトドライブ」を採用するなど、音質上位モデルと画質上位モデルが別々のモデルとなっていました。

2017年モデルではX9500Eの方に導光板の数をさらに増やした「スリムバックライトドライブ」を採用、新デザインのサイドスピーカーを搭載し、音質も画質もラインナップ通りのわかりやすいものになっています。

上記全てのモデルが4Kパネルを搭載していますが、3D対応パネルは2017年モデルでは1機種もありません。ラインナップ中、3D対応するのはZ9Dのみとなりました。

そして、気になるのが「※Dolby Vision 対応予定」という文字です。

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これは小さな文字でしか記載がなく、詳細は当店でもまだ不明なのですが、X9500E、A1、Z9Dの3機種のみが後日対応予定となっています。

「Dolby Vision」というのが何かというと、これはHDR信号の種類のひとつです。現時点で普及が予定されているのはNetFlixやひかりTVなどで採用されているHDR信号「HDR10」と、2018年12月1日から始まるBSでの4K本放送やスカパー!4Kで使われている「ハイブリッド・ログ・ガンマ(HLG)」方式があり、これに「Dolby Vision」という新方式の採用が予定されています。(ちなみに2016年モデルのX9300Dシリーズはハイブリッド・ログ・ガンマには現時点では対応していません。)

HDR信号では10000nitまでの輝度差の信号を扱える規格になっているのですが、一般的なHDR対応テレビでは1000nitまでの表示性能にとどまっており、それをパネル毎に表示する設定を都度行います。HDR10では全編にわたって同じ設定での再生をすることになっているのですがDolby Visionではシーン毎にその規定ができると聞いています。どういうシーンでこの差が出てくるのかわからないのですが、X9500Eが高画質マニア的にはモデル選びの分岐点になりそう。

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高画質回路、映像エンジンチップもX9500E以上と、X9000E以下で違ってきています。X9500Eと有機ELモデルのA1には最上位モデルの「Z9D」で採用された「X1 Extream」が搭載されます。X9000E以下(X8000Eのぞく)には、従来のX1が搭載されます。

直接見比べたことはないのですが、モーションフローなどで処理が間に合っていないシーンとかを観ることがあるので、そういうのが無くなるんでしょうね。

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あとは、わかりにくいと思うのですがX9500Eと2016年モデルのX9300Dのスリムバックライトドライブの違いです。

X9300Dは左右のエッジLEDだったものが、X9500Eでは上下のLEDになります。短辺で使っていたエッジLEDが長辺で使われることになるので、より細かいエリアでのLED点灯ができるはず。それと説明の図を見ても、前回のX9300Dと比べると明らかにLEDが点灯しているエリアが細かくなっています。縦方向で少なくとも6エリアくらいに分かれて見えるので、導光板の数も増えているはずです。

映画ソフトなどで16:9以上のワイド画角になると上下に黒みが必要で、それを考えると左右エッジのLEDの方が有利にも思えるのですが、そこを区切った様なエリアで点灯ができるよう導光板のセッティングをしているなら、X9500Eの方が画質的に有利に見えます。

「XDR Contrast」という新しい表示もありますが、これは通常のHDR対応モデルと比較したときのソニー独自算出による数値で、LED部分駆動を搭載していないモデルとの比較となっているそうです。

そして、操作性の進化の話ですが、待望のあの機能がブラビアに戻ってきました。

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「チャンネルポン」機能が復活です。

詳しい話は私も知りませんが、2年前に登場したAndroird OS初採用のモデルでは電源を入れると必ずGoogleのホーム画面が表示される制約があったり「テレビとして使いたい」のに先にAndroidのホーム画面を通らないと使えないテレビになっていました。

昨年発売モデルからは電源投入時に、最後に写していた画面が表示されたり、どこからでもリモコンの「テレビ」ボタンを押せば、テレビ放送の画面に移れたりというアップデートをしています。

ですがソニー独自OSだったときのこの機能までは搭載されていなかったのが、今回はついに搭載されました。

ソニーのWEGA、ブラビアユーザーさんでしたらおなじみの「チャンネルポン」です。名前はダサいのですが、ソニーユーザーさんでしたら当たり前に使っている「リモコンのどのチャンネルボタンを押してもテレビ画面が表示される」という機能です。普通に使っていると思うのですが、これはどのテレビにでも採用されている機能ではないんです。

今回の2017年モデルではついに「チャンネルポン」機能がつきました。徐々にAndroid TVがソニー仕様になっていきます。

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さらに検索機能もアップしていて、テレビ番組の検索を音声でできるようになりました。「来週の野球放送を予約したい」という単語で、ブラビアが番組表から検索して予約候補を表示してくれます。

それってGoogleの機能なんじゃないの?と、思われるかもしれませんが、音声認識にgoogleの機能を利用しているとは思いますが検索機能についてはソニー独自の技術が使われているんだそうです。

こうしたソフトウェア面の進化は、もしかすると従来モデルも後日アップデートで機能追加される可能性もあるかもしれません。既存ユーザーさんもこれはかなり気になる機能ですよね。

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そして周辺機器でも今回はユニークな製品が登場しています。壁掛けユニットの「SU-WL825」です。スイーベル機能を搭載しており、テレビを手前に引き出すことで左右10度の角度調整ができます。

壁掛け設置した場所の真正面にソファが置けなかったり、センターがずれるさいにこれで補正することができる他、一度設置してしまうと配線のやり直しが難しい壁掛け設置でも裏の端子類に簡単にアクセスすることができます。

対応できるのは5機種のみでKJ-55X9500E/65X9000E/55X9000E/65X8500Eが「SU-WL820」にて対応。KJ-65X9500Eには「SU-WL825」が対応します。

その他、ソニー初の大型有機ELパネル搭載の「ブラビアA1」シリーズなど、見どころはたくさんあるのですが、すでに今日からソニーストア店舗にて実機展示が始まっています。

当店でも実機の取材をさせてもらってから各機能の詳細をご案内したいと思います。

まずはプレスリリースのお知らせまで。

※ソニーストアの長期保証サービスの価格設定が一部、誤って表示されている可能性があります。通常は本体価格の10%程度に5年ワイドが設定され、3ワイドが5%程度になります。無料クーポンなどを使わずに長期保証サービスを別途お支払いになる方はご注意ください。当店のワイド保証価格の表示もソニーストアにならって暫定的なものを掲載しています。明日以降、価格設定が直されてからオーダーされることをオススメします。

☆ソニー製品情報 ブラビア公式ホームページはこちらから

☆ソニープレスリリース「4K高画質プロセッサー「X1 Extreme」を搭載し、有機ELも液晶も高画質を実現 映像と音を融合させた『A1』や、ハイレゾ対応の『X9500E』など4Kブラビア全12機種発売」

☆ソニーストア 銀座・札幌・名古屋・大阪・福岡天神 ブラビアA1シリーズ 先行展示・特別体験会のご案内はこちらから

 

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地上・BS・110度CS
デジタルハイビジョン有機ELテレビ

A1シリーズ
55型・65型
ソニーストア価格:
499,880+税~
ソニーストアのご利用はこちらから
発売日 2017年6月10日 メーカー商品情報ページ
延長保証 5年ワイド:55,000円~
3年ワイド/5年ベーシック:28,000円~
3年ベーシック:無償
60回
分割価格
55型:分割手数料0% 月々8,900円
65型:分割手数料0% 月々14,300円
ソニーストア
購入特典
ソニー提携カード決済で3%オフ
送料無料
テレビ基本設置サービス 無料提供
当店店頭
購入特典
開店3周年記念品プレゼント中
S-Log撮影4K花火映像入りポケットビットプレゼント
USBスタンドアダプタープレゼント
サマーフェア店頭購入特典あります

 

KJ-55X9500E.jpg
地上・BS・110度CS
デジタルハイビジョン液晶テレビ

X9500Eシリーズ
55型・65型
ソニーストア価格:
399,880+税~
ソニーストアのご利用はこちらから
発売日 2017年6月10日 メーカー商品情報ページ
延長保証 5年ワイド:37,000円~
3年ワイド/5年ベーシック:19,000円~
3年ベーシック:無償
60回
分割価格
55型:分割手数料0% 月々7,100円
65型:分割手数料0% 月々9,800円
ソニーストア
購入特典
ソニー提携カード決済で3%オフ
送料無料
テレビ基本設置サービス 無料提供
当店店頭
購入特典
開店3周年記念品プレゼント中
S-Log撮影4K花火映像入りポケットビットプレゼント
USBスタンドアダプタープレゼント
サマーフェア店頭購入特典あります

 

KJ-49X9000E.jpg
地上・BS・110度CS
デジタルハイビジョン液晶テレビ

X9000Eシリーズ
49型・55型・65型
ソニーストア価格:
239,880+税~
ソニーストアのご利用はこちらから
発売日 2017年6月10日 メーカー商品情報ページ
延長保証 5年ワイド:32,000円~
3年ワイド/5年ベーシック:16,000円~
3年ベーシック:無償
60回
分割価格
49型:分割手数料0% 月々4,300円
55型:分割手数料0% 月々5,700円
65型:分割手数料0% 月々7,800円
ソニーストア
購入特典
ソニー提携カード決済で3%オフ
送料無料
テレビ基本設置サービス 無料提供
当店店頭
購入特典
開店3周年記念品プレゼント中
S-Log撮影4K花火映像入りポケットビットプレゼント
USBスタンドアダプタープレゼント
サマーフェア店頭購入特典あります

 

KJ-55X8500D.jpg
地上・BS・110度CS
デジタルハイビジョン液晶テレビ

X8500Eシリーズ
55型・65型・75型
ソニーストア価格:
279,880+税~
ソニーストアのご利用はこちらから
発売日 2017年6月10日 メーカー商品情報ページ
延長保証 5年ワイド:37,000円~
3年ワイド/5年ベーシック:19,000円~
3年ベーシック:無償
60回
分割価格
55型:分割手数料0% 月々5,000円
65型:分割手数料0% 月々6,600円
75型:分割手数料0% 月々10,700円
ソニーストア
購入特典
ソニー提携カード決済で3%オフ
送料無料
テレビ基本設置サービス 無料提供
当店店頭
購入特典
開店3周年記念品プレゼント中
S-Log撮影4K花火映像入りポケットビットプレゼント
USBスタンドアダプタープレゼント
サマーフェア店頭購入特典あります

 

KJ-43X8000E.jpg
地上・BS・110度CS
デジタルハイビジョン液晶テレビ

X8000Eシリーズ
43型・49型
ソニーストア価格:
169,880+税~
ソニーストアのご利用はこちらから
発売日 2017年6月10日 メーカー商品情報ページ
延長保証 5年ワイド:21,000円~
3年ワイド/5年ベーシック:11,000円~
3年ベーシック:無償
60回
分割価格
43型:分割手数料0% 月々3,000円
49型:分割手数料0% 月々3,700円
ソニーストア
購入特典
ソニー提携カード決済で3%オフ
送料無料
テレビ基本設置サービス 無料提供
当店店頭
購入特典
開店3周年記念品プレゼント中
S-Log撮影4K花火映像入りポケットビットプレゼント
USBスタンドアダプタープレゼント
サマーフェア店頭購入特典あります

 

468_60.gif
★ソニーストアのご利用はこちらから

SonyBankWallet.jpg
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