1.0型センサー搭載ハンディカム『HDR-CX900』発売
4Kハンディカムと一緒にハイビジョンハンディカムも5機種発表になっています。初のハンディタイプの4Kビデオカメラに注目が集まってしまいますが、それ以外のモデルでもハンディカムとしては初搭載の機能が多数。
このCX900とかも大注目モデルになるかと思います。
「HDR-CX900」は4KハンディカムのFDR-AX100から4K撮影機能だけを取り除いたようなモデル。それでいて価格は219,800円→149,800円と3割引き以上になるのでお買い得なモデルにも見えます。
HDR-CX900はハイビジョンフォーマットまでの撮影で4Kには対応していませんが、新しいフォーマットである「XAVC S」フォーマット記録に対応。SDXCメモリーカードを使うことで50Mbpsという高ビットレートでのハイビジョン記録ができるモデルになっています。
まだ出たばかりの「XAVC S」ですが、これが4K記録の際の標準的なフォーマットになるんでしょうし、その前からこうして搭載モデルを増やして普及に弾みをつけるってところなんですかね。PlayMemories Homeは対応しているそうですが、それ以外の編集ソフトの対応もこれから始まっていくんでしょうし、映像素材をとっておくならなるべく高画質なフォーマットで保存しておきたいですしね。
それと、1.0型裏面照射CMOSの搭載というと、サイバーショットRX100M2と同じセンサーということになります。2012年に登場したDSC-RX100はサイバーショットなのに、搭載している大型センサーのおかげでデジタル一眼カメラに迫る高画質、ボケを表現できるカメラとして大ヒットしたのは記憶に新しいところです。
サイバーショットRX100をお使いになっているお客様からたびたび「これ、動画もすごくきれいに撮れる」というお話をうかがっているんですが、そうですよね、ハンディカムでもボケ味を生かした撮影がこれならしやすそう。
7枚羽根の光彩絞りですが、このモデルならすごく生きてくるでしょうね。
NDフィルターというのは光量を落とすためのフィルターでこれを内蔵しているハンディカムというのも今までのラインナップにはありませんでした。明るいところでの撮影でシャッタースピードが早くなってしまうシーンでもNDフィルターを使って光量を落とすことでシャッタースピードを遅くすることができます。
デジタル一眼カメラ“α”ではおなじみですが、パートカラーやソフトハイキー、トイカメラなどのピクチャーエフェクト機能もハンディカムには初搭載です。
“α”やサイバーショットRXシリーズにすごく近いハンディカム。そのうち、デジタル一眼“α”のコミュニティサイト「α cafe」にもハンディカムの掲載がOKになるかも。(NEX-VGシリーズが今までもOKでしたしね。)
マイボイスキャンセリング機能というのも初搭載。これは撮影者の声だけを認識して、それを低減して記録してくれるんだそうです。ハンディカムで動画撮影をすると誰でも経験があると思うんですが、自分の声だけが目立って大きく録音されていて再生時に恥ずかしい思いをしてしまったりすることがありませんか? 私はしょっちゅうです。
それをサラウンドマイクで収録してボイスキャンセリングしてくれるとのこと。すごくこれはありがたい。。。できればサイバーショットや”α”にも搭載してもらいたいくらいですが、この辺りがハンディカムならではの機能、ということになります。
こちらは昨年末に発売されたデジタル一眼“α7”、”α7R”、サイバーショットRX10から搭載が始まったばかりの機能になるんですが、4K静止画の出力機能を搭載しています。4K動画の出力はできませんが静止画ならOK。
静止画撮影時にもサイバーショットRX100、RX10相当の2000万画素での記録ができるので800万画素相当になる4Kに出力するには十分な情報量を持っています。ここぞというシーンでは静止画撮影をすることでサイバーショットRXシリーズ並みの画質を記録し、あとでこうして4K映像としても楽しめます。
FDR-AX100と同様に、このモデルも空間光学手ぶれ補正は搭載していないので、フリーハンドで手軽に撮る、というよりは三脚や一脚を用意してどっしり撮るのに向いたモデル。旅行などの旅の記録の時はハンディカメラとして使って、ここぞというときには本気で撮影ができるハンディカムになります。
イベントの撮影を本格的にしてみたい、という方は是非、こちらのモデルでご検討を!
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☆ソニープレスリリース『1.0型イメージセンサーを採用し、暗所でも明るく、美しいぼけ表現が可能なハイエンド機など、高画質・多彩な撮影機能を搭載したハンディカム 計5機種発売』
sony頑張れ
2014年1月16日 @ AM 1:00
なぜこの機種にはモーションショットビデオがないと思われますか?
操作性は大幅に進化したので買い替え検討候補ではありますが残念です。
店員佐藤
2014年1月16日 @ AM 8:47
♪sony頑張れさん、こんにちは。
空間光学手ぶれ補正非搭載モデルでは
モーションショットビデオ機能がつけられない
のかな? と、思いきやCX420にも搭載されて
いるのでCX900にも搭載されてて良さそうな
ものですね。
なにかしら理由があるんでしょうが残念でしたね。
かくなる上はCX900をメインにして、モーション
ショットビデオ撮影用にCX420を購入しておくとか。。。
sony頑張れ
2014年1月16日 @ PM 5:51
さすがに最新のビデオカメラ二台持ちはきついので、α(NEX)をモーションショット目当てでとなるのが現実的かなと思いました。
機能的に大は小を兼ねる製品作りをお願いしたいです。
店員佐藤
2014年1月18日 @ PM 5:17
♪sony頑張れさん、こんにちは。
なるほど、NEXにもモーションショップアプリの
販売がありましたね。お気持ちはわかります。
機会がありましたら搭載できなかった理由を
聞いてみます。
まだまだ4K
2014年2月20日 @ AM 12:07
裏ワザでRM-VPR1をつかってバルブ撮影なんてできちゃったりします?
そしたら即、買い!なんだけどな。
店員佐藤
2014年2月22日 @ PM 7:18
♪まだまだ4Kさん、こんにちは。
それはすごい裏技ですね。
そういえば発売日も近くなってきたので
そろそろ実機の展示がソニーショールームさんで
はじまるかもしれませんね。また様子を見てきて
レポートしたいと思います。