CEATEC JAPAN 2011 店員レポート
今年も開幕しました。アジア最大のエレクトロニクス見本市の「CEATEC JAPAN 2011」が!
もう何年目になるのか数えていませんが皆勤賞記録を更新すべく、今年も行ってきました。
長年の読者の方はご存じの通り、私は毎回気がせいて1日目の朝、現地に到着してしまうんですが、3年前、2年前は午前中がプレスタイムということで取材の方だけの限定時間になっていて、中に入ることができず、午前中は会場のベンチで時間が経つのを待つ、というのを繰り返していました。
昨年からは開幕初日がプレスデーになってしまい、特別招待客と報道関係の人しか入れなくなっています。昨年はメーカーさんにお願いして特別招待券を手配してもらっていたんですが、一緒に持って行っていた私の通常の入場券でも入れてしまったんです。
今年は事前申し込みで来場予定日を10/4のプレスデーにしておいたんですが、それでやってきてみたら。。。やっぱり、今年も普通に入ることができてしまいました。12年連続皆勤賞を達成しているから特別扱いをされているのか、どうなのかはわかりませんが、もしかしてチェックはそれほど厳しくないのかもしれません。
ちなみに昨年もそうでしたが、初日のプレスデーはかなり空いています。感覚として入場者数って一般入場日の半分くらいなんじゃないですかね?
ということで、今回もイベントレポートを張り切って行ってみたいと思います。
今回は70枚の写真を使って細かくイベントの様子をレポートしていきたいと思います。
ゲート3から入って目の前にあるのがソニーさんのブースです。なにはなくとも毎年、一番の見所はソニーさんのブースです。CEATEC JAPANの主役! ということで10時の開場とともに一番近い入り口から入って、ソニーブースに猛ダッシュなんですが、入場前からなんかもう行列ができているって、ずるい!
超ダッシュですぐに並んだんですが、おそらく、今回のCEATEC JAPANで一番待ち時間が長いものがソニーさんの「4Kプロジェクター」になると思います。
開幕ダッシュをしているんですが、私が並んだときにはすでに35分待ちでした。ずるいというか、すでに会場内にいるのは他社の出展者さんたちなんですよね。その人たちが会場前に列を作ってしまっているんです。(^^;) しかたなく、その列に並ぶんですが、一瞬で1時間待ちになっていたので、これはこれで正解。
展示は入れ替え制で試写室に入れてもらう段取りになっており、次回入場者までが列を作って、その後は整理券配布になっていました。20分入れ替え制なので1時間に3クール。1クールが数えてみたら15人だけなので、実は見られる人数もかなり限られるんです。1時間に45人しか見られないため、これは長蛇の列になるんです。
4Kプロジェクターはフルハイビジョンパネルを4枚使っており、走査線も1080本から2160本へ増えています。通常のフルHDパネルだと画面の高さの3倍の距離が適正視聴距離になるところが、4Kパネルでは画面の高さの1.5倍まで近づいてしまう点が違います。
4K映像自体は映画館で見ることができますが、こんな近い視聴距離でパネルを見ることはできません。こういう説明の仕方をしているんですから、なるべくパネルに近いところで視聴をしたいんですが、それを今回は試させてくれます。
これがその視聴シアターです。席は5人掛け3列になっていて、画面の高さ1.5倍の距離というのは1列目と2列目の間にくるんだそうです。1列目でみるとちょうど画面の高さと同じくらいの視聴距離になってやや近すぎる形になるんですが。。。その距離で見てもメッシュ感などはありませんでした。
見せてもらえる映像は最初にデジタル一眼“α”で撮影した世界遺産α Clockの映像。そしてブルーレイディスクのアップコンバーターを通した映画2本と、最後に劇場用の4Kソースを使った新作スパイダーマン・アメージングのプロモ映像です。
ブルーレイのアップコン映像もくっきりした映像なんですが、それがにじんで見えるくらい4K映像はさらにくっきり。
12月には発売されるそうですので、これが現在の民生用に発売されている映像機器の最高峰の画質ということになります。昨年のCEATEC JAPANではどこを見ても3D、3Dだったんですが、ついに3Dの次の世界が始まった感じです。
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15分ほどの視聴時間が終わって出てくると、待ち時間は120分に延びていました。私が度々チェックしてたところで、最長で150分待ちとなっていたんですが、これ、プレスデーでこの状態になっています。
明日からの一般入場ではこれの倍近い時間になる可能性があり、会場が10~17時のイベントになっているため、下手すると午前中だけで整理券の配布が終わる可能性があります。
私が見たところ、ここ以上に待ち時間が長いところはありませんでしたので、明日以降、CEATEC JAPANへお越しになる方は、なによりもまず最初にソニーブースへ立ち寄って、ここで入場整理券をもらうことをおすすめします。
さて、ソニーさんのブースをまずは紹介していきたいと思います。今年のブースは中央が空洞になっていて、そこがステージに。そしてそこを囲むように壁があって、周りに各製品が展示されている、という構成になっています。
ここ2年ほどは技術展示が中心になっていたんですが、今年は3年前にさかのぼって製品展示を主力にしたような作りにしていました。昨年まではアナログ停波の話があったので展示もテレビが半分を占めるくらいの勢いだったんですが、テレビパネルの展示が主力でなくなった展示会を見るのは久しぶりかもしれません。
反時計回りに見ていってみましょう。
4Kプロジェクターをスタートして反時計回りに回ると、まずは3Dデジタル双眼鏡の「DEV-3」の展示があります。ここも長蛇の列になっているんですが、5台あり、一人1分という表示(実際には2分くらい見せてくれていました。)があって回転率が良いのですぐに列を消化できました。
今日のところでは15分前後の待ち時間で見ることができたようです。
5人1組で体験をして、2分経つとスタッフの方たちがカメラをチェック。設定をいじられていたらそれを元に戻すなどのメンテナンスをしてから次の方たちにお見せする、というのを徹底してやっていました。
そうなんです。この3Dデジタル双眼鏡ですが、操作できちゃうところ、調整をしないといけないところがたくさんあるんです。使用時にはまず左右の目の感覚を調整して、その後左右の目で視度が違うようであれば、それも調整して、その後にズームを使って見てみる、ということをします。
あいにくメモリーカードが入っていないので録画をすることはできませんが、やや高いところに試用台があるので、そこから会場内を見渡すことが可能。
調整をしっかりしておいてくださったおかげで、今回はしっかりと試用をすることができました。オートフォーカースが早いので、これだったらいろいろなモノを見るのに使えそうです。
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3Dデジタル双眼鏡の隣は3Dヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T1」の列でした。両方とも並んで両手で目の前に機器をかざす姿が一緒で、それらの方がずらっと並んでいるのがユニークです。
こちらも列を作っていて、3Dデジタル双眼鏡よりも長い列ができています。見ているとこちらは25分前後の列を作っていました。たぶん、明日からの一般公開では40分待ちくらいになると予想されます。それくらい待つようであれば銀座ソニービルショールームへ行った方が良いような。
ランダムなんですが、体験者の中で1/6くらいの確率でこちらのレーシングチェアに導かれてグランツーリスモ5をヘッドマウントディスプレイ付きで体験できるようになっていました。これは是非、やってみたかったんですが、列に並んでもこちらに行ける確約がなかったので、今回は私はパスしてきました。
自分でHMZ-T1を買って、それを自分のPS3につないだ時まで楽しみを取っておきます。
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11月2日発売の24インチ、PS3用3Dディスプレイ「CECH-ZED1J」も展示があり、私は初めて見てきました。
展示は2台あり、3D表示をしているものと、2プレイヤーモードで二人でめがねをかけて別々の画面をみるというもの。
ブラビアと同様に4倍速表示をしているとのことですが、どうもクロストークが目立つなぁ。。。と、最初に見始めたときに思ったんですが、説明を聞いているウチにクロストークが見えなくなっていきます。
もしかするとめがねの方の同期が最初はずれていて、時間とともに正確にシンクロするとか、もしくはメガネ側のシャッターがちょっと時間が経たないと反応速度が遅くなる、とかあるんですかね? 目が慣れてくると確かにブラビアと同様のなめらかな3D映像が楽しめました。
専用の3Dメガネ「CECH-ZEG1J」ですが、眉間のところにテレビと同期をとる受光部があるとの説明だったんですが、そこを手で隠してもブラビアの様に同期シンクロが止まることがありません。
まるで無線でつながっているみたいに強力なシンクロをしてくれます。これが44,980円ですよね。設置場所があるなら、これ、絶対に買いたいなぁ。
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角を曲がると、今度はPS3自体の展示を行っています。torneのデモとかもやっているみたいですね。
で、ここに今回一番の衝撃的な展示がありました。 これです。
単純にブラビアとSony Tabletがおいてあるみたいに見えます。そうそう、Sony Tabletでブラビアのリモコン操作とかできるんだよね。。。って、そうではないんです。
何の説明も案内もなく展示されているんですけど、Sony Tabletにテレビ放送の映像が映っているんです!! 意味のわかる人にしかわからない衝撃映像ですよね!?
ご存じの通り、Sony TabletはDTCP-IPに対応していないどころかAndroid OSがAVCHD、MPEG-2に対応していないのでルームリンクを介したBDレコーダーの動画などを見ることができないはずなんですけど、それがここでガラスケースに入っているとはいえ、デモで動いているんです。
聞けば、これはそういうデモをしているところだそうで、ソニーストアで本日発売のBDレコーダー「BDZ-AT970T」と無線LANでつなげて、BDレコーダーから映像を送っているところ。
なんだ、こんなソフトを裏でこっそり開発していて、しかも、こうしてデモできるところまで来ているんじゃないですか。
すごいなぁ。Sony TabletでBDレコーダーの映像を見ることができるようになるのは、もう時間の問題ですよ。
詳しく話を聞いてみると、いろいろ驚く話があります。
デモで動いているSony Tabletはどうやら普通のDLNAクライアントになっているわけではないんです。Sony TabletはMPEG-2フォーマットに対応していないので、BDレコーダー側で録画したDRモードの映像はDTCP-IPの制約がなかったとしても再生することができません。
そこで、BDレコーダー側にアップデートファイルを入れて、デコーダーチップでTablet転送用にストリーミング映像を作って、そのフォーマット変換した映像をストリーミングで送信しているんです。
そのためBDレコーダーで録画した番組はもちろん、現在放送中の番組もその場でエンコードしてストリーミングで流すことができ、Sony Tabletでデジタルチューナー内蔵テレビのごとく、生放送を見ることもできるようにしてくれます。
写真はまだ味も素っ気もないというか、DLNAアプリに機能を載せているだけなのでch番号しか表示されていません。こういう飾り付けの部分をまだこれから手を入れる必要があるものの、基本的なソフトウェア自体はできているみたいです。(この台の下にはBDレコーダーも置いてあります。)
写真で見るとTabletの映像がブラビアとリンクしていないように見えますよね。それもそのはずで10秒程度のバッファがあります。放送された信号をいったんデコードして、途切れなく見られるように多少のバッファを入れるとこうして10秒遅れの映像になるとのこと。
映像は720pでのストリーミング送信が可能。Sony Tabletの解像度が1280×720ドットなのでばっちりじゃないですか。ちゃんとハイビジョン映像が見られるんです。
対応するBDレコーダーは今のところ2011年秋モデルの今日から受注開始になった5機種のみ。夏に発売されたエントリークラス2機種はDLNA機能自体が搭載されていないので対応はできません。
デコーダーチップをひとつ占有して使ってしまうくらいなので、これはBDレコーダーの設計段階から狙っている機能だったんでしょう。他社でもBDレコーダーとタブレットの連携機能が発表されているようですが、それらは皆タブレット側に無理をさせているところが、ソニーではBDレコーダー側でがんばっているところがちょっと違う点の様です。これによりTablet側で無駄な演算処理も発生しないし、バッテリーのスタミナ性能も伸びそう。まさに最強のテレビとTabletの連携機能を用意してくれていました。
なるほど、やられましたねぇ。ソニーのBDレコーダーに今年は3番組同時録画モデルとか出てきましたが、それって、もしかしてTablet対応をにらんでの事だったのかなぁ。これでBDレコーダーの買い換えをするための理由ができてしまった感じがします。
ここの展示ですが、本当に突然サプライズで展示をされているみたいで案内板もなにもありません。誰も見ていないんですが、すごいデモをしていました。
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その隣ではブラビアに搭載のアプリキャストの紹介もしています。その昔、ソニースタイルで連載漫画があったんを覚えているでしょうか? タイトルは「ワンセグ野郎」というものだったんですが、そのワンセグ野郎のライバルで登場したジモーカワさんがここでアプリキャストの説明をしてくれていました。(担当しているのは今日だけで明日以降はいないんですが)
いつもどおり、熱意あふれる説明をしてくださっていたんですが、オムロンさんとコラボレーションしたアプリの紹介を今回はしてもらってきました。
これがすごいんですが、体重計に載って体重測定をすると、なんとこの体重計がFeliCa対応の体重計になっていて、ブラビア付属のFeliCa対応リモコンを載せることで、体重計のデータをブラビアに転送。
アプリキャストで体重管理のデータ閲覧ができたり、さらに「にっぽん体重マップ」で県別の平均BMIバトルに参加することができるんだとか。いつのまにアプリキャストって大進化をしているみたいなんですが。。。(^^;)
この体重マップを見ると四国・高知県だけが赤くなっていて、BMIがこの1県だけダントツで高いことがわかります。だいぶ偏りがあるのか。。。それとも人知れず高知県だけすごく良い物食べて太っている方が多いのか!?
アプリキャストコーナー、なにげに必見です。
角を曲がるとVAIOコーナー。2年前にはここでVAIO Xシリーズの日本国内での初登場をしていたんですが、今年はおとなしくホームネットワーク機能の案内だけをしていました。
ま、VAIOはこの夏にVAIO Zの発売という大イベントがあったばかりですしね。
そして、今回の展示で一番のスペースを割いていたのが、ここでも「Sony Tablet」です。
ここには長蛇の列ができていないんですが、それもそのはずで、横一線に一体何台のTabletが用意されているって。。。ここだけは点ではなくて面での展示をしています。その展示モデルが1台残らずさわられていて、終盤の方では整理のために柵も作られていました。
なにか、今回も新しい展示がないかな?と、試してみたらありました。まだお試しバージョンで5つの作品が仮で販売されているだけの「Video Unlimited」ですが、その正式オープニングをイメージさせる、ちゃんと階層のあるメニューがデモンストレーションで動作していました。
差し障りがありそうなので実際のタイトルは紹介しませんが、かなりのタイトル数が並んでいます。いろいろな特集アイコンもありますが、こんな凝ったデモアイコンなんて作っていられるわけがないので、おそらく今日明日にでもオープンできるくらいのクオリティになっているんだと思います。
Sony Talbet Sの出荷が始まった9月17日以来、続々とコンテンツが解禁になっていますが、Video Unlimitedもまもなく正式オープンですね。(それが終わってもまだReader Store、PlayStation Storeの連携があるんですが♪)
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Sony Tabletの隣がまた人だかりになっています。ここはPS Vitaの列です。試遊機は4台用意されていて、「みんゴル」と「サワリ・マ・クール」の2種類のゲームソフトのどちらかが試せるようになっています。
私は「サワリ・マ・クール」をさせてもらってきました。あいにく写真撮影禁止になっているので映像はありませんが、これで私も念願のPS Vita初体験を済ませてこられました。
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一人3分交代で30分くらいの列になっていたんですが、ここも明日からは混みそうです。
逆にガラガラに空いていたのがXperiaの体験コーナー。DoCoMoさんから発売されるXperia Playの展示まであるんですが、ここにはさすがに誰も並んでいません。ドコモショップさんに行くとホットモックがさわれますしね。
その隣がWALKMANコーナーです。今日のところは空いていました。でも、展示されているのはウォークマンZシリーズが4台だけ。
未発売製品ですし、ここも明日からは長蛇の列になりそうな予感。
ソニーディーラーコンベンションで思う存分触らせてもらってきているんですが、今日もいろいろ試してきました。そうだ、久保田利伸さんの楽曲が入っていて、かなりしびれてしまったので帰りにレンタルしてこようと思っていて忘れていました。
明日、ツタヤさんに寄ってこよっと。
ウォークマンA867のお届けって明後日ですもんね。
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ソニーブース1周の旅もいよいよ、これが最後です。新発売のWi-Fi機能内蔵電子書籍Reader「PRS-T1」と「PRS-G1」です。
ブラウザとして使っている画面を一応写真に収めてきました。
画面自体は800×600ドット解像度のモノクロ16階調なので、表示はこんな感じになります。スマートフォンの様に指でなぞるとスクロールするんですが、解像度が1/4くらいになった状態でスクロールして、場所が固定されると一度反転して表示が高解像度に戻って固定される、という表示方法になっています。
WikiPedia、Googleへのリンクもあり、これをタップするとそのまま字引代わりにwebページを検索してくれます。
これ、絶対に便利。
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歴史物の小説とか読むときに武将の名前をほとんど知らない私には強い武器になりそうです。これのおかげで歴史小説にはまることができるかも。
はい、これでソニーブース1周終了です。お昼になっちゃいましたが、この時点で4Kプロジェクターは最長の150分待ちになっていました。ここだけ、まるでディズニーランドみたいです。
順番がまるっきり逆になりましたが、タイミングが合わなくて中央のステージを見そびれてしまいようやく最後に見ることができました。
コンセプト解説と、ネットワークでつながるソニー製品の実演デモを交互に繰り返し行って居るみたいで、私がみたのはコンセプトプレゼンの方。
ここでも主役はSony Tabletです。
もともとソニーは製品同士でつながる、というのを昔から得意にして前面に押し出していましたが、今年はそこにSony Tabletが加わって、かなり強力なプレゼンになっています。
特にプレゼンをやってくださっているこの女性の方なんですが、コンセプト映像の中で実際にこの方の幼少期の頃からの写真が出てきたり、きっと役者さんなんだと思いますが劇団での活躍の様子がプレゼン資料に実際に登場するんです。
どれもすてきな思い出の写真ばかりで、本当に思い出の映像とかを用意されると、なんかこちらの方がウルッと来てしまって。。。すてきな演出でした。2年ほど前にハンディカムで女の子の大人になっていく様子を撮影し続けるコンテンツがあったと思うんですが、あれのリアル版みたいでかなり感動的です。
今年もソニーブースは見所満載です。
☆ソニー報道資料「CEATEC JAPAN 2011」出展のご案内
というところで、ここからはCEATEC JAPAN会場のソニー以外のブースの紹介です。今年のCEATEC JAPANのニュースでもっとも使われているであろう、日産の電気自動車で家庭内の電源をまかなう、という展示は実はソニーブースのお隣なんです。タブレットの展示の背面にここがあります。
ここで記念写真を撮っている方が結構多かったようです。ちょっと狭いところではあるので、広角レンズを持って行っておくと良いと思います。
さて、ほかメーカーさんの展示は今年はどうなっているかというと。。。去年はどこに行っても3D一色でしたが、今年はどうやら4K展示が多いみたいですね。シャープさんでは8Kの液晶ディスプレイがあるというので行ってみました。
ここは今日のところは10分待ちくらいです。
ここも画面の撮影は禁止になっているので、展示状況だけ紹介なんですが、4KパネルがHDTVパネルを4枚使っているモノなら、8Kはさらに4Kを4枚使ったモノ。HDTVパネル16倍分をひとつの画面にした液晶ディスプレイの展示ということになります。
ものすごい解像度ではあるんですが。。。こうなるとちょっとやり過ぎというか、画面の一部分を見るだけでも十分で、画面全体を眺めることができません。(^^;) そういう狙いがあって、こういう展示にしているのかもしれませんね。
密集して画面の直前にお客さんが集まってしまうのでディスプレイの全景を見ることができないんです。みんな画面の一部だけを見て、細かい、細かい、という感想を持って出ていく感じ。
こうした8K、4Kの映像は、今のところ予定で2020年にNHKが試験放送を始めることになっているですって。あと8年かぁ。。。3Dの次は4K、8Kの時代が来るんですかね。20年くらいすると「ハイビジョン停波」とかやっている事があるかもしれません。
こちらはパナソニックブースです。そそくさと一周してきただけなんですが、今年はあまり見るモノもなかったような。。。3Dカメラとかが昨年は大々的に展示されていましたが、今年はだいぶ控えめ。
3D対象製品がソニーに比べるとかなりスケールが小さいんですが、それでもオリンピックの公式スポンサーなので、来年はパナソニックさんのロゴをたくさん見ることになりそう。
パナソニックさんも世界遺産のコンテンツを始めたですか。なんか、ますますソニーさんとパナソニックさんって似ているような、超ライバル関係の様な。。。
インテルさんもブースを出していたので、ちょっと立ち寄ってきました。
展示内容はどこか「インテル入っている?」な展示。ここは全部がコンセプト展示なんですが、より遊びというか実践に近いモノを展示している不思議な場所でした。写真は着ている服の色を変えてしまうという展示。
別に目新しい技術は使われていないんですが、こんなことをしてみたらどう?みたいな感じです。
こちらはパイオニアさんのブース。ここにソニーの4Kプロジェクターの次に長い待ち列ができていました。
プレスデーの今日の段階で45分待ち。なにが展示されているのかも内容が案内されていません。「AR HEAD UP DISPLAY」ってなっているので、もしかして私が知らなかっただけで、ここにも3Dヘッドマウントディスプレイがあったのか? そういえばパイオニアさんも「KURO」とかのプラズマディスプレイを作っていた会社さんですもんね。
と、思ったらちょっと違って、自動車用のヘッド「アップ」ディスプレイでした。試せるのがたった3台だけで、しかも一人一人が見ている時間がすごく長いので、これはあっという間に長蛇の列になるはず。
周りから見ても何が見えるのかわからないし、案内看板もないので、まさに並んだ人しか体験ができない「なにか」があるんですが、これはちょっと並ぶ勇気がもてませんでした。
数m先にいろいろな表示が出て、目線をそれほど動かさずにクルマの情報を得ることができる、というものみたいなんですが、実際にはなにが表示されていたんだろうなぁ。
こちらはそのパイオニアさんで開発中の自転車用のナビです。サイクルコンピューターとしての正確が強いようでナビはついで。
ソニーのナブユー「NV-U37」とは性格の違うモデルですが、なるほど、さすがカーナビのパイオニアさんです。サイズとか良い感じ。
こちらはよりスポーツタイプのもので、ペダルに入る力のベクトル表示とかもできるようになっていました。
サイクリングもITの力を借りて本格武装する時代が来たみたいです。
昨年は3D展示ばかりでしたが、今年は全体にタブレット展示が多いみたいですね。時間の許す限りいろいろ話を聞いてきたんですが、なるほど、使い方をそれぞれ工夫するんですが、数年後にはメーカー間の技術差がなくなりどこも似たようなものになっていってしまう気が。。。
しかし、あれですね。タブレットが最初に出始めたときはネットブックの代わりのもの、みたいな印象でいたんですが、各メーカーさんの意気込みが全然違っていて、これで1年経つと世の中どうなっているのかなぁ。
家電メーカーさんを大体見終わったら、次は携帯のキャリアさんへ。こちらはKDDIさんです。こちらの綺麗なお嬢さんに誘われて、15分ほど並んだ先にあったのが。。。
クリックできるスマートフォンです。
これは単に感触のデモだけなので、なんの機能もないんですが、タッチパネルを触れるだけの今までのスマートフォンと違い、これは確かにクリック感がありました。というか、ボタンを押すときは画面がへこむまでカキッって押し込む必要があって、本当に感触があるのがおもしろかったです。
今の静電容量方式のスマートフォンのタッチセンサーに慣れていると、押し込む力を必要とするところが逆に変な感じなんですが、なるほど、ここまでタッチした感触があるとは。ちょっとおもしろい体験でした。
KDDIさんからちょっと離れたところに、いつもお世話になっているドコモさんのブースもあります。
で、なぜか、ここにもPS Vitaの展示があって、PS Vitaだけ列ができていました。もうほとんど終わりの時間に近いんですが、それでも20分待ち。
こちらでは「みんなのゴルフ」だけを2台のPS Vitaでデモ。こちらには本家と違って撮影禁止の案内が出ていません。写真を撮ることができました。
並んでいる列の長さもこっちの方がやや短めです。明日以降、本家が混んでいるようでしたらドコモさんのサイトでPS Vitaを触るのは穴場かもしれません。
そして、Sony Tabletもドコモさんのブースで展示中。一般公開日になって、ソニーブースが大変なコトになっている場合、ドコモさんブースにやってくると、PS VitaとSony Tabletは比較的こちらの方がスムーズに触れるようになっているかもしれません。
ふーん、ドコモさんでも電子書籍サービスを2012年から始めるそうです。雑誌が主体になっているみたいですね。
一番手前にXperia Arcが展示されていますが、たぶん、Sony Tabletの対応と共にXperiaもReader Store対応ができるようになるんですよね?(って、勝手に私が思っているだけでしょうか?) 昨年が電子書籍元年で、今年はステップの年で、来年はいよいよ、ジャンプの年になりそうです。
毎年見かける、聞いたことのない企業のブース。今年はものすごい立派なブースを組んでいるのに、まったく聞いたことのない「nottv(ノッティービー)」というところが出ていました。
やや露出の高いアテンダントのお姉さんに、なんのサービスなのか聞いても教えてもらえず、ただ「さわってみてくださーい」という案内だけ。どうやらスマートフォン向けの放送局で2012年春のサービス開始を予告しているようです。
これからTVCMなどで見かけることが多くなるのかも。
ほとんど景品配布がないなか、ここだけはカタログを入れるための大きなバッグを配っていました。
そして、最後はお約束で村田製作所さんです。
今年はカーブのある円形の平均台を村田製作君がゆっくりと登っていく、というデモを見せてくれたんですが、途中で失敗するという貴重なシーンを拝見させてもらえました。
ここ4年くらい、CEATEC JAPANの顔という感じになってきている村田製作所さん。会場の一番隅っこなんですが、是非、ステージをご覧になってみてください。
ステージを見終わると、これも会場内では非常に貴重な?エコバッグのプレゼントをもらうことができます。ちょっと小さめなんですが、村田製作くんと村田せいこちゃんがプリントされています。
会場は17時まで。特にトラブルもなく1日目は終了したようです。
以上、2011年のCEATEC JAPAN 2011の視察レポートでした。
長いレポートに最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
☆ソニー報道資料「CEATEC JAPAN 2011」出展のご案内
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