『Nexus Player』で次世代BRAVIA体験できるかな?
2月末に発売になったAndroid TV OS搭載のを買ってみました。
狙いは二つ。間もなく発表されるであろう2015年モデルのソニーBRAVIAに搭載される「Android TV」というのがどういうものなのか見てみたかったというのが一つ。もうひとつは自宅の2013年モデルのブラビアでも最新のAndroid TVの機能が使えるように準備しておきたかったんです。
とりあえず、今回は「Nexus Player」の開梱&試用レポートです。
こういう丸い本体を見るとテレビサイドPC「VAIO TP1」を思い出してしまいますが、サイズはうんと小さいです。直径12cm程度。
こちらが同梱品です。写真には写っていませんが、リモコンの中に入れる単4電池も付属していて、これ以外に、あとはHDMIケーブルがあればテレビに接続できます。
こちらは昨年発売された「chrome cast」です。こちらではテレビについているUSB端子を使うことで電力をまかなうことができましたが、「Nexus Player」では12V、1.5AのACアダプターを使うのでUSBでは出力が足りません。また、ACアダプターのジャックの形も違います。
本体についている端子はHDMI端子、ACアダプター、そしてマイクロUSB端子となっています。マイクロUSB端子には何も接続できる機器についての案内はなく、どうやらこれは開発者向けのものとなっているようです。
HDMI出力は1080pまでの対応で4K出力はできません。
ということで、ACアダプターとHDMI接続を行います。「nexus player」本体にもリモコンにも電源ボタンはないので、一度通電するとOSは起動したままになる模様。とことん機能を省いている感じは「chrome cast」同様です。
接続しているテレビは2013年モデルの4Kブラビア「KD-55X9200A」です。今、私の一番の宝物です。火事になったらコレを担いで逃げたいんですがどうやって運べば良いのか画策中です。
2013年、2014年モデルでテレビのホームメニューは変更になっています。2014年モデルはすでにAndroid TVみたいなメニューになっているという感じもしますが、2013年モデルまではコンテンツをメイン画面で表示するという機能はありません。
ホームボタンを押すとこんな画面になります。
接続機器をまずは選択することになっていて、ここにいつもは4Kチューナー、PS4、PS3がつながっています。今回は4Kチューナーの代わりにNexus Playerがつながっています。
ちなみにNexus Playerの電源を入れてもブラビアが自動起動しなかったところをみると、電源連動はしないみたいですね。(でないと、電源入れっぱなしになっているNexus Playerのおかげでテレビの電源が落ちなくなるのかな?)
写真左がブラビアのリモコン。写真右がNexus Playerのリモコンになります。後で判明しますがHDMIリンクは効いているので、ブラビアのリモコンでNexus Playerを操作することはできます。
ただ、Nexus Playerのリモコンの一番上にマイクがついているんですが、これがどうやらキモみたいで、動画でもアプリでも検索するときは音声入力を使うことになっています。Nexus Playerのリモコンでないと音声入力ができないので、これはいつも手元に置いておく形になるかと思います。
初期設定です。Nexus Player本体とリモコンのペアリングを行います。5秒間リモコンの2つのボタンを押し続けることでペアリングします。
続いては言語選択。そしてGoogle アカウントでのログインをします。
ここが「chrome cast」との大きな違いになるかと思いますが、「chrome cast」はスマートフォン、タブレットでの操作が基本だったのに対して「Nexus Player」はスマホなりタブレットがなくてもテレビリモコンだけで使える様になっていて、テレビ自体がOSになっているということになります。
ここでGoogleアカウントを作ることができたら完璧なんですが、それはどうやら出来ない模様。ただ、スマホやタブレット、PCを使わなくてもテレビリモコンだけでGoogleアカウントの入力ができるようになっています。
「パスワードの使用」を選べばPCやスマホ無しでセッティングができます。アカウントはひとつしか登録ができないので、家族で使うAndroid TVとして利用するなら別途、家族共用のアカウントを作ると良いかもしれません。
そしてこちらがAndroid TVのホーム画面です。縦横にスクロールができて一番上の列には履歴というかオススメというか、Google Play ムービーのビデオや映画、Youtubeの人気動画などがズラッと並んでいて、このまま横スクロールでコンテンツを選ぶことができるようになっています。
その一つ下列がアプリ列になっていて、ここにGoogle Play ムービー、Youtube、Google Play Store、ミュージック、ゲームなどのアイコンがありました。
こういうのってどういうものも似たものになってくるのかもしれませんがクロスメディアバーを縦横逆にしただけの様な感じかな?
コンテンツを一つ選ぶとすぐにレンタル48時間400円で見られますよ、という案内が出ます。人はそんなに有料コンテンツを見たくて探しているわけではないのに、と、思うんですが、こうして買ってもらいたいモノが積極的にアピールされているのもなんかアメリカンな感じですね。
自分のGoogleアカウントには以前、無料で権利をもらった「ロード・オブ・ザ・リング」が登録されているので、それを無料で再生。
一時停止をすると俳優さん顔に丸いマークがつきました。その下には「情報カード」というインフォメーションが出ています。
これを下にスクロールして選択すると俳優さんについての検索が始まります。
Google Play ムービーのその他の出演作がPRされているのと、YouTubeの検索結果も表示されます。
なるほど、さすがGoogleさんの製品です。こうした検索機能についてはすごく充実しているんですね。
アプリ列に「Google Play ストア」から選んだアプリをいくつかインストールしてみました。「RedBull TV」や「tunein」などはアプリ列に追加されていきますが、ゲームアプリについては新たにゲーム列が作られてそこにゲームアプリが登録されました。
ゲームアプリは上記の様な区分けで探せるようになっています。TVのリモコンだけでできるゲームがあると案内されているので、それで2つのアプリを入れてみたんですが、結果的にはリモコンだけでは操作はできませんでした。
ゲームパッドというのはBluetoothで接続する専用のゲームパッドでPS4のデュアルショックばりの専用コントローラーがあるみたいなんですが、それを使って遊ぶゲームみたいです。
PS3、PS4ばりとはいきませんが、そこそこグラフィックは綺麗なデザインのもので、それでなんかすごく昔っぽいゲームができるような。。。
正直言って、アプリもそうなんですが、Android TV OS向けのアプリの数は多いものの内容はまだ充実している感じはありません。ソニーブラビアにAndroid OSが搭載されて、ある程度普及してきてからなんですかね。
Nexus Playerのストレージは5.8GBだそうです。ちなみにNexus Player本体にはmicroSDスロットなどは付いていませんので、このまま使うしか有りません。ブラビアで登場するときはどれくらいになるでしょうね? 音楽データ、ビデオデータを内蔵メモリーに貯め込むということはしないのでプログラムにすべて割り振れるとはいえ、長く使うことを考えると5.8GBはちょっと不安かも。
電源投入直後は使えなかったYouTubeですが、これはアプリで提供されています。使っているウチにアップデートされて使える様になったのかな? こちらはアカウント登録無しですぐに自分のYouTubeチャンネルが使えるようになったのですが、そうだ、OS自体にGoogleアカウントが登録されているんですからすぐに使えるわけです。
しかし、これ、非常に使いやすいというか、初めて使った気がしないなぁ、と、思ったら。。。
こちらは2013年モデルのブラビアに搭載されているYoutubeアプリです。はっきり言って、ほとんど操作性は同じです。検索で音声入力が使えないくらいの違いしかありません。
なるほど、YouTubeに関して言えば、今までとまったく変わらないですね。
1日あれこれ試してみたんですが、あれですね。このままだとまさにGoogleのためのテレビみたいな感じで、PlayStation Videoとか、PlayStationのゲームとかどうするんだろう? こんなOSにするくらいならPlayStation 4をブラビアに内蔵してしまってPlayStation OSのテレビとかにしちゃった方が良いんじゃない!? とも思えるんですが、これは素のAndroid TVだから、ということなんでしょう。
おそらくソニーBRAVIAに搭載されたAndroid OSはしっかりとソニーチューンされてGoogle Play ムービーの代わりにPlayStation Videoが前面に出ているんでしょうし、きっとスマートフォン、タブレット向けに出ているんですから「torne mobile」のAndroid TV版も出てきてくれるんだろうな。
それらのAndroid TV向けのソニーアプリがNexus Playerでも使えるのかどうかがちょっと不安。
以上、ソニーブラビアユーザーが触った「Nexus Player」のレビューでした。いざ、Android TV搭載ブラビアが出たら、また違いを比較してみようと思います。
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