ソニーWEBサイトのIEでの閲覧に関するお知らせ
ソニーサイトにて15時過ぎに、報道されているインターネットエクスプローラーでの閲覧に関するお知らせコメントが掲載されました。
ソニーサイトには問題のあるコンテンツは含まれていないとのことですが、マイクロソフトからの修正プログラムが提供されるまではIE以外のブラウザソフトを使うことをお勧めするとのことです。
今日になってもまだマイクロソフトから修正プログラムの提供はありませんが、インターネットエクスプローラーの脆弱性に関するユーザーができる対策についてのまとめ記事が掲載されました。
カンタンに言ってしまうと、とりあえずはこの拡張保護モードの有効化と64ビットプロセッサーの有効化で回避はできるようです。
他にも対策の方法がいくつかあって、これらをすべて行えばより安心、ということになるんですが、拡張保護モードにするだけでもpdfファイルを読み込むときに確認が必要になったり、ややブラウザの操作がややこしくなるシーンも出てきます。
後で元に戻すことを考えると別のブラウザを使った方が良いんでしょうけど、IEを使い慣れている方がいきなりFirefoxを一時的とは言え使用をするのって面倒なんですよね。気持ちはわかります。
なお、セキュリティソフトによってはすでにその脆弱性についての対策をしているソフトもあり、昨日のうちにはウイルスセキュリティZEROでも上記の様なメッセージは出ていました。
心配な方は、この機会に有料のセキュリティソフトの導入をされても良いかもしれません。
そして参考までにこちらは当店blogのアクセスログから割り出したブラウザの使用比率です。ちょっといやらしいんですがIEの比率って土日はやや高めになります。ニュースになる直前の4月27日(グラフ左)と本日5月1日(グラフ右)のブラウザ比率をみるとこんな結果になりました。
かなりびっくりなんですが「IE11」の使用比率が18.0%から10.6%に急降下しているのがわかります。ニュースの力って偉大ですね。たった数日でこんなにもブラウザの使用比率が変わるとは。。。確かに私も昨日今日は調べ物をするときはFirefoxを使っていますしね。(私は常時2つのブラウザを使い分けています。)
Windows XPのサポートが切れたのが4月9日でしたが、それから1ヶ月経たずにこういう問題が出てきてしまうというのも皮肉なものです。Windows XP向けの対策ソフトは今回は登場しない予定とのことなので、XPユーザーさんはお気をつけください。
☆マイクロソフト「セキュリティ アドバイザリ 2963983」