GW直前の4月24日にリリースされたソニーデジタル一眼カメラ”α”の無料アプリ「スマートフォンシンク」ですが、もうお使いになっていますか？　私はゴールデンウイーク前半はこのアプリのおかげで写真付きのツイートがちょっと多めでした。

すでにご利用になっている方も多数いらっしゃると思いますが、使用感をまとめてみました。

「スマートフォンシンク」は4月24日にリリースになったソニーデジタル一眼“α”用の無料アプリです。対象モデルはα7シリーズ、α6000、α5000という最新シリーズだけになるんですが、対象モデルをお持ちの方は無料で利用ができます。

α本体に「スマートフォンシンク」アプリをインストールして、あとはスマートフォンに「PlayMemories Mobile」をインストール。

これにより撮影後カメラの電源を切ると自動で撮影した写真データの転送が始まる、という、今までのWi-Fi接続転送やNFCタッチなどの手間をすべてぶっ飛ばしたデータ転送をすることができるようになります。

なお、GW中にすでに最初のアップデートがあり現在はVer.1.10が配信されています。私も昨日インストールをしました。

で、その前のVer.1.00の状態でお休みを過ごしていたんですが、いやぁ、威力を堪能してました。

このゴールデンウイークは一人で遊びに行くことはなく、実家に帰省して両親と出かけたり、妻の用事につきあって過ごしています。αも持ち歩いているのであちこちでシャッターを切っているんですが、さすがに他の人と一緒に行動しているのでなかなかスマートフォンの操作とかできなくて。。。というところなんですが、写真データの転送の手間がないだけでずいぶん操作時間を短縮できますね。

このゴールデンウイークは写真ツイートも何回かしているんですが、これ、どれもお手洗い休憩とかの空いた時間にちょこっと操作して転送しているだけ。

ちょっと空いた時間があるときに、どんな写真が撮れているのかアルバムアプリでチェックして気に入ったモノにコメントをつけるだけでツイートできちゃいます。

普段はこんなに写真データをスマートフォンに転送することはないんですが、なんせ、このアプリを使うと撮影した写真データをすべてスマートフォンに転送してしまうので、あとでアルバムを見るとザックザク写真がたまります。

失敗している写真も全部転送してしまうので、あとで写真整理が大変というのもありますが、それでも、これだけの写真がスマートフォンに入るのはすごいなぁ。PlayMemories Onlineの登録もしているので、ここにある写真はそのままクラウドにも転送されます。

一昔前のスパイ映画の武器みたいです。

使いこなしのコツというか、当初はスマートフォン側の操作をしないと転送が始まらなくて、なんとかスマホの操作なしで転送が出来ないモノかと悩んでいたんですが、原因は私のXperia Aの省電力設定のせいでした。

私のXperia Aの場合の設定手順になりますが、Wi-Fi設定を呼び出して右下メニューの「詳細設定」をタップ。その中に「スリープ時のWi-Fi接続」というのがあるので、ここを「使用する」に変更します。

これでスリープ時（画面が消えている時）もWi-Fi通信をするようになり、カメラの電源を切ったときに自動でスマートフォンへのデータ転送がはじまります。

スマートフォンってとにかく電力の減りが激しいので、そんな設定なんてしない、という方は利用ができませんが、こうして写真散歩をしているときだけでもWi-Fi機能を入れておけばじゃんじゃん転送されます。私はGPSも使いまくるし常に電力消費のはげしいスマートフォンにして使っているのですが、その分の電力消費はポータブル電源で補うことにしてます。

そのほか、カメラ側の設定もいくつか用意があります。アプリ起動画面でオプションを呼び出すと上記のメニューが表示されます。

転送画像サイズはオリジナルと2Mサイズが選択可能。オリジナルで転送するとスマートフォンで見られないケースもあるので私は2Mサイズにして転送をしています。

それと、こんな機能もあるんですね。転送開始枚数とのことで転送するときはある程度写真枚数がたまってからいっぺんに、という転送の仕方ができるそうです。これはスマートフォン側のバッテリー消費に気を遣いたいときに利用する設定かも。

とにかく全部の写真データを転送するので、たとえばですが、飛行機撮影などで高速連写をする機会などはあまり利用ができません。こういうときはカメラ側で写真を選んでベストの構図のものを1枚だけ転送する、従来の方法の方が都合が良いときもあります。

そういうときはスマートフォンシンクアプリを呼び出して、ここにある「自動転送」のボタンを1クリック。これで自動転送機能を止めてしまうということもできます。

連写シーンが終わって、また1枚1枚スナップを撮るときは、またアプリを起動して「自動転送」機能をオンにすればOK。

アプリの自動転送機能がオンになっている間に撮影した写真だけ転送する仕組みになっているので、こういうことができる、というわけです。

最初は使い方にいまいち自信がもてなかったんですが、機能は単純そのもの。

スマートフォンをお持ちでα7、α6000、α5000をお使いの方は是非、チャレンジしてみてください。

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