『VAIO type S』マイナーチェンジ 店員の声

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この夏登場のモバイルノート、新型「VAIO type S」も本日マイナーモデルチェンジしました。ブルーレイディスクドライブの搭載が選択できたり、HDMI端子の装備ができたり、実は機能面でtype Z並にパワーアップしている部分がある上に、ベースモデル価格が149,800円→124,800円に大幅ダウン! このtype Sも注目モデルなんです。

 

新型VAIO type Sというと、7月に成田空港の旅のお供に持っていったのが思い出されます。

印象としてはとにかくキーボードが打ちやすかった。。。アイソレーションキーボードは女性の爪がひっかからないように、ということばかりがソニーさんのホームページでは宣伝されていますが、いつも深爪気味の私にも快適なキーボード。適度に柔らかく、吸い付くような感触というか、ボタンのひとつひとつが微妙にセンターにくぼみが作られていて、それでひとつひとつのキートップが離れているので、誤入力も減ります。

私が今まで使ってきたノートパソコンの中で、もっとも入力のしやすいキーボードを持っている。それが新型type Sという印象なんです。

短期間しかつかっていませんが、モードボタンとかもしっかりと使いやすいように設定をしておくと、仕事モード、遊びモードも区分けして使えるかも。もっとも、私の場合は全部は仕事も遊びも全然区分けがないので、やるとしたら写真モードとかビデオモードとか目的別のswitch機能振りわけということになりそうですが。(^_^;)

その他、私が使ってみての感想はながながと当店ホームページに記載しています。

★当店ホームページ「VAIO type Sを持って旅に出よう! VGN-SR90S 店員の声」

さて、そんな使いやすさ満点のVAIO type Sなんですが、本日、マイナーモデルチェンジをしました。オーナーメードパーツはほとんどそのままで、ハードウェア的には大きな変更はないんですが、それでも型番が変わることには大きな意味があって、これにより搭載されるソフトウェアが最新のモノに変更されます。今回はClick to Discの変更や、VAIO Movie Storyのバージョンアップがありますので、これらが嬉しい点。

そしてベースモデルの大幅値下げ!?もあります。さて、そんなわけで、ニューモデルのみどころを解説していきましょう。

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さて、08年秋モデルの新型type SのVAIOオーナーメードレポートです。ベースモデル価格は124,800円です。夏モデルが149,800円だったので25,000円の値下げ!に見えますが、ベースモデルのスペックが若干変更になっています。一番大きいのがプロセッサーの変更。

VAIO type S プロセッサー アップグレード価格

T9600(2.8GHz) IEEE 802.11 a/b/g/n +60,000円
T9400(2.53GHz) IEEE 802.11 a/b/g/n +40,000円
P8600(2.4GHz) IEEE 802.11 a/b/g/n +30,000円
P8400(2.26GHz) IEEE 802.11 a/b/g/n +20,000円
Celeron 575(2GHz) IEEE 802.11 b/g/n ベースモデル

夏モデルではCore 2 Duo P8400がベースモデル搭載になっていたんですが、Celeronがベースモデル搭載になりました。これにより2万円の値下げになっているわけで、実際には5,000円分の値下げになっている計算。type T、type ZにはCeleronの搭載がないので、モバイルノートでは唯一Celeronが選べるのがtype Sです。それでもWindows Vista。できればCeleronではなく、Core 2 Duoで使いたいですね。

 

VAIO type S メモリ アップグレード価格

4GB(2GB×2) +15,000円
2GB(1GB×2) +5,000円
1GB(512MB×2) ベースモデル

メインメモリはVAIOの中のこびとさん達の作業デスクです。容量が大きければ大きいほど作業を楽々こなせるようになります。一般にWindows Vistaの場合は1GBではあまり使いモノにならず、2GBで快適、4GBなら画像、動画ファイルを大量に扱うときもラク。という感覚です。

夏モデルでは1GBメモリでは1GBを1枚、2GBでは2GBメモリを1枚挿しにしていたんですが、秋モデルから仕様が変更になり、どの容量の場合も2枚挿しすることになっています。後からメモリ増設をするときにすべてのメモリを抜かなくてはいけない(メモリスロットは2枚分しかありません)ので、無駄に思えるかもしれませんが、デュアル転送と言って、こうして2枚挿しをしておくと、メモリへのデータ転送速度が2倍になるメリットがあるんです。なので、メモリは後から増設しよう、とかはあまり考えず最初から必要量を搭載しておいた方がお得とも言えます。

Windows Vista登場当初は4GBメモリがかなり高額だったんですが、今ではここまで価格が下がっているので、予算にゆとりがあれば4GBへアップグレードがオススメです。なにはなくとも。最低でも2GBにはアップグレードしましょう。

 

VAIO type S グラフィックアクセラレーター アップグレード価格

ATI Mobility Radeon HD 3470(ビデオメモリ256MB) +20,000円
インテル 4500MHD(チップセット内蔵) ベースモデル

夏モデルでは大騒ぎだったグラフィックアクセラレーターです。受注当初はGPU搭載モデルのみの販売になっていたんですが、後からインテルチップセット内蔵が選択出来るようになると、一気にtype Sのオーダーが増加したのは記憶に新しいところ。

夏モデルではビデオメモリ128MBだったものが、秋モデルでは256MBに増量。これでtype Zなみのグラフィック性能を手に入れられた!という見方ができるかも。

なお、海外ではこのグラフィックアクセラレーターが搭載されていないとパソコンとしてかなり不人気になるそうです。VAIO type Sの場合はプロセッサーがCore 2 Duo、グラフィックアクセラレーターがATI Mobility Radeonでないとブルーレイディスクドライブの搭載ができないような制限があります。さらに、テレビとケーブル1本でつなげるHDMI端子が付いてくるのもATI Mobility Radeon搭載モデルだけ。映像も音声もHDMIケーブルでつなげるこのHDMI端子搭載はこれらかのPCのトレンドです。

VAIO type Sでハイビジョン映像を楽しむならアップグレードは必須です。

 

VAIO type S ハードディスク アップグレード価格

HDD 約320GB(7200回転/分) +15,000円
HDD 約320GB(5400回転/分) +10,000円
HDD 約250GB(7200回転/分) +10,000円
HDD 約250GB(5400回転/分) +5,000円
HDD 約160GB(5400回転/分) ベースモデル

HDDのアップグレード価格もそれぞれ夏モデルより5,000円ほど値下がっている計算になります。ベースモデルが160GBあり、文章ファイルの保存だけなら余裕がありますが、映像を扱うならたった+5,000円で1.5倍以上の容量になる250GBアップグレードがオススメ。

さらにゆとりがあるなら5400回転から1.3倍高速になる7200回転HDDへのアップグレードもオススメ。HDDの回転数の違いはパソコンの起動速度にも差が出ます。

 

VAIO type S ドライブ アップグレード価格

ブルーレイディスクドライブ +50,000円
DVDスーパーマルチドライブ ベースモデル

この秋、一気にVAIOの搭載モデルが増えたブルーレイディスクドライブ。やはりモバイルノートに搭載する薄型軽量ドライブはまだ高いままなんですが、CD-RからDVD-Rへ、ある時期を過ぎて一気に世代が変わったように、今度はDVD-RからBD-Rへ時代が変わりつつあります。

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ハイビジョンの簡単編集ソフト「VAIO Movie Story」やブルーレイレンダリングソフト「Click to Disc」もVAIOなら標準装備。ブルーレイディスク搭載モデルを購入しておけば、それを利用するソフトウェアも一緒についてきます。

 

VAIO type S バッテリー アップグレード価格

大容量バッテリー(L) +5,000円
標準バッテリー(S) ベースモデル

バッテリー駆動時間はプロセッサー、グラフィックアクセラレーターの違いによりtype Sの場合はかなり上下します。標準バッテリーで約3時間半~6時間。大容量バッテリーで5時間半~9時間。Core 2 Duo プロセッサー+インテル内蔵チップセットの組み合わせがもっとも長時間利用できるパターンになるんですが、それでも普通に使うと標準バッテリーで6時間は持ちません。

これはテスト計測のときの数値で液晶輝度を一番下げて何もしないでバッテリーが持つ時間を測定したモノ。実際にはこれの半分くらいだと思った方がよいと思います。3時間のスタミナ性能が必要であればCore 2 Duo プロセッサー+インテル内蔵チップセットで標準バッテリーにするか、もしくはATIのGPUを搭載するのであれば大容量バッテリーを購入する、という選択が良いかも。

なお、標準バッテリーが「VGP-BPS13A/B(19,800円)」で、大容量バッテリーが「VGP-BPL13(27,800円)」になります。差額が8,000円もありますので、VAIOオーナーメードモデルでアップグレードして大容量バッテリーを購入した方がお得です!

 

VAIO type S ACアダプター アップグレード価格

スティックACアダプター
(35×39×170mm 約290g)
+5,000円
標準ACアダプター
(49.5×30.2×121.5mm 約320g)
ベースモデル

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スティックACアダプターというのは「VGP-AC19V29(13,800円)」というモデル。標準アダプターは「VGP-AC19V25(12,800円)」です。上記の通り、サイズを比較してもそれほど小型になるわけでもなく、軽量になるわけでもありません。それよりもACアダプター内にパソコンへの接続コードがしまえる、専用ケースに収められるので持ち運びやカバンの中の収まりが良い、という利点がある使いやすさを考えたACアダプターとなっています。

ただ、販売価格をご覧の通り、これは差額がたった1,000円だけ。なぜかアップグレードすると5,000円もの価格に設定されている、ちょっと不思議なアップグレード項目です。自宅と持ち歩き用にACアダプターが二つ必要と言う方は、迷わずここは標準ACアダプターを選択して、あとから別購入でスティックACアダプターを買いましょう。

 

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08年7月に登場したところから値頃感があるモデルだったんですけど、人気がtype Zに引き面れたのか、予定されいている販売数に届かず、どんどん値下げ&キャンペーン販売を繰り返す8月でした。それが9月になってニューモデルにモデルチェンジしてみたら、さらに値下げした感のあるモデルになっています。新色で艶のあるニューカラーも加わっていますし、このモデルは今、VAIOノートの中でももっともお得なモデルだと思います!

今日からVAIOオーナーメード3周年記念キャンペーンもスタートしましたが、こういうキャンペーンはスタートして最初に利用するのが一番おとく。その分、早く使えますからね。新しいVAIOで残り短い2008年を駆け抜けましょう!! 

 

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★ソニースタイル 新型「VAIO type S」のご案内はこちらから

 

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