『VAIO type Z』オーナーメードパーツ変更 店員の声
「VAIO type T」のフルモデルチェンジにどうしても目が行ってしまいますが、個人的にちょっと注目なのが実はこちらの「VAIO type Z」だったりします。モデルチェンジではなく、型番もそのままで、マイナーチェンジにもならない、VAIOオーナーメード項目の変更なんですが、なんと、外装にソニースタイルお得意の「プレミアムカーボン」が登場しているんです!
あいにく、まだこちらのtype Zの実機は見ていないんですが、そうでした、type Zが発表になった7月からプレミアムカーボンモデルがあれば良いのに、という声はかなりあったんですよね。
ちょっと間に合わなかったようですが、追加オーナーメード項目として登場です。
価格は+5,000円と、柄バリエーションの選択と同じ価格設定。従来のtype S プレミアムバージョンでは斜め方向にヘアラインが入っていましたが、type Zでは真横にヘアラインの方向が揃っています。type TTもそうですが、この中に積層カーボンであちこちの向きにカーボンを貼っているわけで、表面のヘアラインの向きだけで強度を保っているわけではありません。それでも一番外側にくるカーボンの繊維方向は一番重要らしく、こうして横方向、縦方向にし方が電車の中などでの圧迫には強いんだそうです。
その他のアップグレード項目ですが、プロセッサーについては特に変更はなし。
VAIO type Z プロセッサー アップグレード価格 |
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T9600(2.8GHz) | 6MBキャッシュ | 消費電力35W | +40,000円 |
P9500(2.53GHz) | 6MBキャッシュ | 消費電力25W | +24,000円 |
P8600(2.4GHz) | 3MBキャッシュ | 消費電力25W | +10,000円 |
P8400(2.26GHz) | 3MBキャッシュ | 消費電力25W | ベースモデル |
2次キャッシュ容量が6MBに倍増しているのに加え、消費電力はクラス下のプロセッサーと一緒でスタミナ性能に貢献できるCore 2 Duo P9500は良いことずくめ。わかる人はもうこのP9500のオーダーで決まりなわけで、受注開始直後から、 このP9500にオーダーが集中していました。8月の集計では当店経由でオーダーされた方の約73%の方がこのP9500を選択されていました。
ちなみに次点は最高スペックのT9600です。このプロセッサーだけは消費電力が多く、熱設計もこのプロセッサーのためだけの専用設計になっているそうです。そうなんです。モバイル利用はそれほど極限まで利用する必要はなく、それよりも快適さを求めるならT9600という選択もあるんです。この2つの上位プロセッサーだけで全体の95%のオーダーを占めてしまうんですから、驚きです。
VAIO type Z ディスプレイ+GPU アップグレード価格 |
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WXGA++(1600×900ドット) | NVIDIA GeForce 9300M GS GPU ビデオメモリ256MB |
+10,000円 |
WXGA(1366×768ドット) | NVIDIA GeForce 9300M GS GPU ビデオメモリ128MB |
ベースモデル |
そして1600×900ドットの高解像度ディスプレイが選択できるのもソニースタイルのVAIOオーナーメードモデルならでは! 解像度があがるのと同時にビデオメモリも128MBから256MBへパワーアップ。これでアップグレード価格が、なんとたったの1万円しか変わらないので、もうこれは絶対に1600×900ドットディスプレイにするしかありません!
当然のことながら、これもふたをあけてみると、当店経由のオーダーでは実に95%の方が1600×900ドットの超高解像度液晶を堪能されています。差額1万円では選択の余地無しです。
VAIO type Z ドライブ アップグレード価格 |
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ブルーレイディスクドライブ | +10,000円 |
DVDスーパーマルチドライブ | ベースモデル |
あとブルーレイディスクドライブの搭載も選択できるのはVAIOオーナーメードモデルだけです。アップグレード価格は+50,000円となっています。ただし、ストレージ選択で128GB以下のSSDを搭載するとBDドライブの搭載ができなくなります。256GB SSDもしくはHDD選択ならブルーレイディスクドライブの搭載が可能になります。
8月の実績では約4割の方がブルーレイディスクドライブ。6割の方がDVDスーパーマルチドライブを選択されていました。
VAIO type Z ストレージ アップグレード価格 |
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SSD 約256GB(128GB×2)(RAID 0) | +164,000円 |
SSD 約128GB(64GB×2)(RAID 0) | +120,000円 |
SSD 約64GB(64GB×1) | +55,000円 |
HDD 約320GB(7200回転/分) | +15,000円 |
HDD 約320GB(5400回転/分) | +10,000円 |
HDD 約250GB(7200回転/分) | +10,000円 |
HDD 約250GB(5400回転/分) | +5,000円 |
HDD 約200GB(7200回転/分) | +5,000円 |
HDD 約200GB(5400回転/分) | ベースモデル |
VAIO type Zはモバイルノートとして世界で初めてSSD(フラッシュメモリ)を2枚搭載しRAID-0構成で使えるというモデルでした。たった1ヶ月で新型type Tが登場し2世代目に突入。256GBのSSD-RAIDが登場しています。
アップグレード価格ですがSSD(64GB)で+55,000円(夏から2万円安)。SSD-RAID(128GB)で+120,000円 (夏から4万円安)となっています。256GBは164,000円。ちょっと価格がすごいことになっていますがtype Tの64GB SSDが出始めの頃で+99,000円もしていたことを考えると、これでも安くなってきてはいるんです。
安さでいくとHDDに320GB(7200回転)が新登場。 8月発売のtype Zでは約58%の方が200GBの7200回転HDDに人気集中だったですが、今回は320GB、250GB、200GBの3つの容量で7200回転モデルが用意されています。リーズナブルにスピードアップを図るなら、これもありですね!
8月に発売されて大ブレイクだったtype Z。オーナーメード項目の追加でますます魅力的なモバイルノートになりました。type Tでは選択項目からなくなってしまったワイヤレスWAN通信機能を内蔵できるのもtype Zならでは。
さぁ、これでtype Zの秋モデル登場はなくなりました。(^_^;) 買い控えていた方、今がチャンスです!
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