『Xbox One S』と4Kブラビアで観る『4K Ultra HD BDソフト』の話

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先週末は当店にて「ブラビアZ9D特別体験会」を開催しました。土曜日の夕方の回はおそらく当店史上、最大人数のご滞在になったと思います。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

当初、ブラビア「Z9D」を体験するだけの会にするつもりだったのですが、直前になって「シンゴジラ」の4K Ultra HD BDソフトを用意してしまい、さらには思いつきで4K BDを再生出来る最安価プレーヤーということで「Xbox One S」も追加購入。

ソニーの最高画質モデル「ブラビア Z9D」を使って「4K HDR」を体験する会になりました。

ソニーでも1月にラスベガスで開催された「International CES 2017」にて、4K対応のBDプレーヤーの製品発表を行っていますが、先駆けて「Xbox One S」を利用してのUHD BDソフトの再生の様子をレポートしたいと思います。

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こんにちは、店員佐藤です。

そもそも「4K
Ultra HD
BD」ってどういうものなの?という方もいらっしゃると思います。ディスクの規格はBlu-rayと同様なのですが書き込むフォーマットが違っており互換性はないものとなっていて、さらに「HDR」という輝度の新しい規格が織り込まれることで従来のBDプレーヤーでは再生ができない新しい規格のディスクメディアとなっています。

 Ultra HD BD  Blu-ray  DVD
 ディスク容量  2層 66GB
3層 100GB
 1層 25GB
2層 50GB
3層 100GB(BDXL)
 1層 4.7GB
2層 8.5GB
 最大読み出し
ビットレート
 100Mbps  40Mbps  9.8Mbps
 コーデック  HEVC/H.265  MPEG-4 AVC-/H.264
MPEG-2
 MPEG-2
 解像度  3840×2160  1920×1080  720×480
 アスペクト比  16:9  16:9  16:9/4:3
 色域規格  BT.2020/BT.709  BT.709  BT.709
 輝度(HDR)  最大10000nit  最大100nit  最大100nit

他にも音声フォーマットや拡張規格の違いもあると思うのですが、映像に関する部分だけで違いをピックアップすると上記の通りとなります。

ふり返って見るとDVDが普及するきっかけの時はPS2が発売され、たった2日間で再生プレーヤーの出荷台数が2倍になったりしたこともあったし、Blu-Rayの時はPS3がほぼ同時期に発売されたりしていました。

わかりやすく、今回もPS4でディスク再生に対応してくれればよかったのですが、残念ながら今回はタイミングがあわず、また上位機種で登場したPlayStation
4 Proも「4K Ultra HD BD」には対応をしませんでした。ゲームソフトの4K出力もHDR出力も対応しているのに、UHD
BDソフト再生だけできないなんてもったいない!

聞くところによるとPS4
ProはドライブがBDXLの100Mbpsでの読み出しに対応していないそうです。ドライブが対応していないとソフトウェアのアップデートだけでは対応はできません。PS4
Proの対応見送りは私もかなりショックだったんですが、PS5までお預けですね。

その代わりにライバル機種のマイクロソフト「Xbox One S」がUHD BDソフト再生対応をしており、昨年暮れには品薄になっていたみたいです。現在はamazonで3万円程度で購入できるとのこと。

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そんなわけで購入したのがこちらの「Xbox
One S 1TB」でした。「FORZA HORIZON3」というレーシングゲームがバンドルされ、さらに4K Ultra HD
BDソフト「ゴーストバスターズ」(古い初代の作品)もオマケでついてきて36,000円でした。

他にマインクラフトが同梱になっているパッケージ(500GBモデル)があり、そちらはオマケのゴーストバスターズがつかないものの30,000円程度で購入可能。

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  • 出版社/メーカー: 日本マイクロソフト
  • メディア: Video Game

単に「4K Ultra HD BDプレーヤー」として購入してもお得な感じがします。

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開梱したXbox One S本体のサイズはPS4とほぼ同様のサイズで、ACアダプターも内蔵しています。

コントローラーの決定キーがPlayStationとは逆になっているため、PlayStationしか使っていない私には操作がとにかくしにくく、コントローラーを持つたびに考えて操作していました。1週間、Xbox
One Sばかり使っていたら、今度はXbox Oneに慣れてしまい、PlayStationの操作がしにくくなる結果に。w

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有線LAN端子なども見えますが、Wi-Fiも使えるので結線はテレビへのHDMIケーブルと電源ケーブルだけでOK。

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あとは「Xbox One S」がテレビの対応状況を見て自動でセッティングをしてくれます。4K HDR対応のテレビであれば、4K HDRでの出力をしてくれるようになるのですが、その前にブラビアのセッティングが必要になります。

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実際に接続してみてわかったのですが、2016年夏までに発売されているブラビアX9350D、X9300D、X8500Dでは、Xbox
One Sを接続するHDMI入力端子の信号フォーマットを「標準フォーマット」から「拡張フォーマット」に変更しておく必要があります。

ひとつの端子のフォーマットを変更すると、その都度、ブラビアが再起動するのですが、これにより輝度と色域の広い「4K
HDR」信号での入力をできるようになります。これをしないとXbox One Sは4K
HDR非対応テレビと認識してHDR信号を出さない状態でセットアップします。

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2016年秋発売のモデル「Z9D」シリーズや、X8300D、X8000Dでは、外部入力設定が違っており、HDMI信号フォーマットを一括で変更できます。

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ただし、拡張フォーマットに対応するのはHDMI 2とHDMI 3入力だけで、HDMI 1とHDMI 4は標準フォーマットのままとなります。

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さらに、HDMI 3入力は「ARC」対応端子になっているため、AVアンプを接続するときはここを利用することになります。(「ARC」というのはオーディオリターンチャンネルの略で、テレビの音声をアンプに送り込むことができる端子になっています。)

なので、Xbox One Sを接続できるのはHDMI 2入力の1端子のみとなります。PlayStation 4 Proも実は「拡張フォーマット」で接続しないと4K HDR信号は入力できません。つまりたった1つの端子しか使えないことになります。

これから登場するであろう4K
Ultra HD BD対応のBDプレーヤーやBDレコーダー、また、2018年12月から始まる4K BS対応のチューナー、4K
HDR対応ゲーム機などの接続はどうすれば良いの!?ということになりますが、そういうときはAVアンプやサウンドバー「HT-NT5」などを利用します。

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サウンドバー「HT-NT5」は3つのHDMI入力端子をもっており、これら全てが著作権保護信号のHDCP 2.2に対応しています。

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「HT-NT5」のホーム画面から設定をしていくと、こちらのサウンドバーにもHDMI信号フォーマットの項目があるので、4K HDR信号を通したい入力端子を「拡張フォーマット」に切り替えます。

これでテレビからXbox One Sまでの経路がすべて拡張フォーマットになっていれば、あとはXbox One Sが自動で4K HDR信号を出力してくれます。

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どこかうまく行っていないところがあるとXbox One Sからは4K HDR信号が出力されません。Xbox One Sの設定画面からディスプレイセットの「4K テレビ詳細」を開くと、ここに接続されているテレビの状況が表示されます。

4K HDRが出力されるのはオールグリーンになっているときだけ。

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すべてグリーンになったところで、4K Ultra HD BDソフトを再生して、ブラビアの画質設定をひらくと、ここに「HDR」の文字が出てきます。

2016年夏発売のモデルでは画質モードが「HDRビデオ」になり、2016年秋モデルだと画質の文字の隣に「HDR」アイコンが表示されます。

今回のテストで初めて知ったのですが2016年夏モデルのブラビアはAndroid OSのバージョンが3.5になっていて、2016年秋モデルでは6.0になっていました。こういうところにも違いがあるみたいです。

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Blu-Rayディスクを再生するためには「Blu-ray プレーヤー」アプリをダウンロード&インストールする必要があります。無料でインストールすることができます。

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今回、購入したのは4K Ultra HD BD版の「シン・ゴジラ」です。いつか4Kで再生するぞ! と、思っていたのですが我慢できずにXbox One Sを買ってしまった、というわけです。

シン・ゴジラ Blu-ray特別版4K Ultra HD Blu-ray同梱4枚組

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: Blu-ray

7,000円しましたが、後悔はしていません。MX4Dの映画館で二人で観てきたらそれくらいになります。

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ディスクは4枚入っていました。ハイビジョンの通常のBlu-rayディスク(赤)と4K Ultra HD Blu-rayディスク(紫)、そして特典映像が入った黒と白ディスクです。全部観ました。

黒ディスクは舞台挨拶や公開時のイベント映像、予告編などを中心に収録しています。白ディスクは未公開シーンやNGシーン、撮影風景、絵コンテなどが入っています。未公開シーンでは撮影しているカメラのデータなども入っていて、撮影しているカメラは全てが3840×2160ドットのものではなく、ほとんどのシーンが2880×1620ドットの映像ということを知ります。

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編集はすべて3840×2160ドットにして編集しているんでしょうけど、映画映像の大半のシーンで「4Kなんだからもっとシャープな映像になるかと思っていた」と、感じられたら収録カメラがフル4Kではないから、ということがあるのかもしれません。

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なお、こちらの4Kディスクですが、データを読むと音声は「3.1ch」とあります。どうやらフロント3ch音声でリア側のサラウンド音声は使っていないようです。サラウンド環境を用意して再生したのですがリアチャンネルはほとんど鳴っていませんでした。

ディスクは2層で66GBとのこと。今までのBlu-Rayディスクだと2層は50GBに規定されていましたが4K
Ultra HD
Blu-rayではBDXLディスクを3層ではなく2層で使うことがあるらしく、そうすると33GB×2層で66GBというデータ量になるそうです。

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先週の「ブラビアZ9D特別体験会」では、向かって左側にブラビアZ9D+Xbox One Sによる4K Ultra HD BDの映像。向かって右にブラビアX9300D+BDレコーダーによるハイビジョンSDRのBlu-ray映像を同時に出していました。

ブラビアX9300DもサイドエッジLEDを使っているので、こうしたシネスコサイズの映像再生だと黒帯の部分を完全に消して再生するので、Z9Dに匹敵するくらいのコントラスト感は出ます。

自分で言うのもなんですが、滅多にこうして同じシーンを並べて見比べることはできないと思います。たった3日間だけでしたが、シンゴジラとゴーストバスターズの映像は私も観まくりました。

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当初、違いが出やすいのはこういう輝度差の激しいシーンなんだろうな、と、思っていてデモはこういうシーンを中心にするつもりだったのですが、実は、こういうシーンでは特に大きな違いは見つけられません。

ハイビジョンBDからのSDR映像でもブラビア側が頑張ってライブカラーと呼ぶ、色域を自動で広げた再生をするので、ピーク輝度とか色域は割と同じ様に見えてしまうんです。

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それよりはこういう普通のシーンの方が違いがわかりやすく感じます。ブラビア側の映像設定はほぼ同じで「シネマホーム」モードにしています。上が4K
HDRの映像で下がHD
SDRのものです。私の見た目のイメージでやや調整をしていますが、暗い部分の描写がHDRだと、みっちりと描ききっている感じ。SDRだと黒く潰れてウニャウニャっと見えるところが、4K
HDRだと解像度の高まりもあって手抜きせずにしっかりと書き込んでいる感じがします。

髪の毛の描写もそうでSDRではべたっと黒く表現されるところが、4K HDRだとサラサラした質感の表現があります。

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途中、こうしたシーンもあるのですが4K HDRの方が解像度が高いから、ということではなく、暗部の情報量の多さから上の4K HDRの方が読みやすくなっていました。

ちなみにブラビアZ9DのHDMI信号フォーマットを「拡張フォーマット」から「標準フォーマット」にして、Xbox One Sを再起動すると4K SDRの映像が出力されます。

それも試して4K SDRと2K SDRの違いも試してみたのですが、面白いくらい同じ色味になっていて驚きました。4K SDRだと2K SDRと同じ様に暗部がベタっとした表現になり、まさに2K SDRの映像をただ単に4K解像度にしただけになります。

なるほど~。HDRだけの効果ってこんなにあるのか!! と、実感した瞬間です。

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他にも新橋崩壊のシーンですが、映像を一時停止して4K HDRと2K SDRを比較するとこうしたシーンでの描写の違いがモロにでます。真っ暗な新橋ですが、非常に緻密に表現されていて、このシーンは一瞬で火の海と化すのですが一瞬残る映像の印象が違ってきます。

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そして、圧巻なのかこのシーン。ゴジラが静止しているシーンですが、ここの立体感も4K解像度だからというだけではなく、HDRによる輝度信号の違いが映像全体の情報量を変えてしまっているのを実感。

ゴジラの立体感がハンパではありません。

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こうしたゴジラの岩肌の質感も4K HDRはリッチな情報を使いまくってました。

「シン・ゴジラ」による4K Ultra HD Blu-rayの威力ですが絶大です。これは4Kで買っておいて良かった♪

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ゴジラの肌の質感もそうですが、人の肌の質感もわかりやすかったですね。グレーディングでわざとやっているんだと思いますが、出演者の肌の生々しさがスゴいんです。顔のシミから毛穴から、全部見えてしまう感じ。そんな中、石原さとみさんだけ、すごい綺麗な肌をしているのがわかりました。女優さんのすごさを垣間見られます。

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ちなみに日曜日には自宅にも持ち帰らせてもらって、自宅のSDR非対応の4Kブラビア「KJ-55X9200A」でも4K上映をしてきました。

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4KブラビアX9200AはHDR対応にはなっていないモデルで、Xbox One Sを接続するとHDRは無理~、という表示になり4K SDRでの視聴になります。

一応、自宅の4Kブラビアでも全編を見てきましたが、まさにショップで感じた通りで、ただ4K解像度になっているだけの映像。色域についてはライブカラーのおかげでそこそこ派手な色使いまで見せてくれるんですが、一度体感してしまうと輝度信号の違いから来る階調感の違いが気になります。

4K解像度になっていて高精細な映像にはなっているのですが、HDRの質感の高さは味わえません。

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ちなみにソニーがCESで発表した4K
Ultra HD BDプレーヤー「UBP-X800」ですが、4K SDRテレビ(2014年モデルまでのX9200Bシリーズなど)でも4K
HDRコンテンツを再生するときには適切な明るさを再現し、グラデーションを可能な限り最高の画質にするという機能を搭載しているそうです。

☆当店blog 17.1.5「『Sony CES 2016』プレカンファレンスまとめ」
☆当店blog 17.2.10「4K対応BDプレーヤーが海外で299.99ドルにて正式発表」

2013年製のブラビアX9200A世代、2014年製のX9200B世代をお持ちの方は、ソニーのUBP-X800を用意することで、この暗部のグラデーションをSDRテレビでもHDRの情報量を使って補完してくれるんじゃないかと期待。

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SDR画質にはなってしまいましたが、Xbox One Sによる4K Ultra HD BD体験に感謝です。ただ単に解像感があがった4K映像はしっかり目に焼き付いたので、ソニーのUBP-X800の国内発表&購入を待ちたいと思います。

(一瞬、自宅の4Kブラビア用にXbox One Sを使おうかな、というのも頭をかすめたのですが、我慢我慢。)

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それと「Xbox
One S」にバンドルされていた「Forza Horizon 3」もインストールしてプレイしてみました。出力される信号は4K
HDRではあるんですがゲーム映像はどうみても4K解像度のそれではなくハイビジョンで描写しているみたいです。ジャギーもあるしテクスチャーもかなり粗め。

ですが、2K

HDRゲームとして遊べて、内容自体は高品質に遊べます。グランツーリスモとは違ってアクセル全開でカーブを回っていく系のゲームではあるんですが、日本車の登場も多く、適当な操作でもそこそこ走れるしチューニングするとそれなりに変化が楽しめます。初代グランツーリスモみたいな感じで遊べるかも。2時間ちょっとの走りで日産GT-Rを手に入れるところまで行けました。

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さすがマイクロソフトのゲーム機だな、と、思ったのは、このソフトウェアはXbox One SだけではなくWindows 10搭載のPCでもプレイができる点。合計で10台までのマシンにインストールできるんだそうです。

これが自宅のVAIOでも遊べたらそれはちょっと楽しそう。

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ということで、システム必要条件をみるとグラフィックボードが必須になるようです。デスクトップPCであることが前提みたいな感じ。現行のVAIOにはグラフィックボード、ビデオメモリーを搭載しているモデルがありませんので、これはダメでした。残念。

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それとYouTubeと、Netflixなんですが、こちらは両方とも4K出力ができました。YouTubeの4Kはやや不安定で4KとHDを行ったり来たりするんですが、これは回線速度によるものなんだと思います。面白いのはYouTubeにすでにHDR映像がアップロードされていて、手動でブラビアをHDRモードにすると正しい色で表示ができるというもの。さすがYouTubeです。

Netflixは再生機種が4K HDRに対応していると「HDR」コンテンツが表示されます。Xbox One SのNetflixアプリでもHDRコンテンツの表示ができたし、再生するとブラビアはHDRモードになっていましたので大丈夫そうです。

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ということで、ソニーショップの店頭に「Xbox One S」の展示をしています。ブラビアZ9Dの特別体験会は終了してしまいましたが、ブラビアX9300DもHDR対応の4Kテレビです。

今週からはブラビアX9300Dでの4K HDR体験展示を始めます。

ソフトウェアも「シン・ゴジラ」だけではなく「ゴーストバスターズ」と「ロスト・バケーション」という映画ソフトを新たに用意しました。

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「ゴーストバスターズ」は初代のものなので30年以上前の映画になります。観てびっくりしたのですが、フィルムの粒子感が完璧に再現されています。DVDやBDだとノイズにしか見えないフィルムの粒子感が、いかにもフィルム映画という感じで4Kで再現されています。

しかも、このソフトも4K解像度というだけではなくHDRで収録されていて、他のソフトよりもHDRがわかりやすいかも。明るいところの白飛び、暗いところでの黒つぶれなどを2K SDRでは、上手いこと映像全体の露出を変えてカバーしている感じがするのですが、4K
HDRはおそらくオリジナルのフィルム映画のままの露出で全編通していて、それでいて白飛び、黒つぶれがなく全部書き出している感じ。

おまけでついてきたソフトでしたが、これは当たりでした。

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「ロスト・バケーション」は映画全体が明るい露出のサーフィン&ジョーズ映画です。恐怖のサメが登場するシャーク映画なんですが舞台が南の国のロケーションで、前半部しかみていませんが、すごい綺麗なサーフィン映像が楽しめます。

白い波頭の部分の情報量と砂浜の質感、それとやはり人物描写で単に解像感があがっただけではなく、輝度信号による情報量の増加を感じられます。

あいにく見比べ用の大画面ブラビアはないのですが、PlayStation
VRのデモに使っている24型のベイビーブラビアを持ってきました。フルHDでもないのですが、こちらで2K
SDRの映像を同時に表示出来る様にして、簡易的ですが4K HDRと2K SDRの比較視聴をすることができます。

先週末、都合がつかなくてお越しになれなかったお客様も、是非、この機会に4K HDRの映像を体感してみてください。

2016年モデルのブラビアも一部モデルで販売終了のアナウンスが出てきています。現行モデルのブラビアはモデル末期ということでお買い得な価格設定になっています。4Kブラビアは全て4K HDR対応になっています。ブラビアのご検討も是非、当店店頭にて!

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地上・BS・110度CS
デジタルハイビジョン液晶テレビ

X8300Dシリーズ
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134,880+税~
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発売日 2016年9月17日 メーカー商品情報ページ
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3年ワイド:8,000円~
5年ベーシック:無償
60回
分割価格
55型:分割手数料0%+AV10%オフ 月々2,100円
65型:分割手数料0%+AV10%オフ 月々2,600円
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購入特典
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