開梱レポート『MDR-EX700SL』
本日より出荷開始になったインナーイヤーレシーバーの最上位モデル「MDR-EX700SL」が当店にも到着しました。早速ですが開梱レポートです。
MDR-EX700SLは大口径16mmダイナミック型ドライバーユニットを採用し、ドライバーユニット一体型マグネシウム筐体、高磁力ネオジウムマグネット採用で、ソニースタイル価格:29,800円という、密閉型インナーイヤーレシーバーとしてはQUALIAイヤホン以来の最高額更新モデルとなっています。
AVアクセサリー製品になるので、ソニースタイルお得意の3年保証とかはつかないんですが、こういう高額オプションの場合はなにか特別に保証を用意するとかあるとより嬉しいかも。
なにはともあれ、箱から製品を出していきましょう。
これが本体パッケージ。おもてなしというかなんというか、さすがに29,800円もすると、ものすごい重厚なパッケージになります。箱の左にイヤホン本体が収納されていて、右側に7種類のイヤーピース(うち1組は本体に装着済み)、キャリングケースがあります。
イヤーピースは通常モデルではS、M、Lの3つが付属しますが、それはあくまで直径の違い。さらに奥行きというか長さを長短つけて7種類に増やしてあります。
上はMSとなっている直径がMサイズで長さがSサイズのもの。下がノーマルのMで長さもMのもの。見た目にそれほど変わらないし、私もいつも普通のMサイズで問題なく装着できているし、そんなに装着感なんて変わるものなのかな?と試してみるんですが、意外と私の耳って小さかったのかも。
MSサイズの方がしっくりくる感じです。ちなみに長さが長いMLサイズも試してみるんですが、それも装着してみるとより耳の中での密着感があがる感じがします。微妙に音の聞こえ方も違ってくるでしょうし、ひとつひとつのサイズを試して、より自分の耳にマッチしたサイズを試すというのも楽しそうです。
こちらが付属するキャリングケースです。へぇ~、さすが29,800円。キャリングケースも史上最強に立派なものがついてくるようです。
さて、ヘッドホン本体をみていきましょう。コードがやけに束ねられていますが、イヤホンのコード長が約0.5m。(分岐からジャックまでが実測で42cmでした。)それと延長コードが約1m(実測100cm)が一緒に収められています。
延長コードの接続プラグもなんか変わったものになっています。こんなところにSONYロゴがしっかり入っているとやはり高級感を感じます。
これは延長コードのL型ステレオミニプラグ。しっかり金メッキされています。
これはキャリングケースにヘッドホンを収めてみたところ。この収納部は180度開くのでコードの巻き取りもラク。専用タイプになっていますが、これ、他のイヤホンの収納にも使いたいです。別売りで購入したいくらいです。
で、取扱説明書を一応目を通してみるんですが、なるほど、ちょっと変わった使い方が注意書きにありました。↑この写真は普通にMDR-EX700SLを装着したときの図になりますが。。。
より、密着度を高めたいときはこうしてイヤホンの向きを上下逆にしてしまい、コードを上向きにし、そのコードを耳に引っかけて使うことができるそうです。
ちょっと試し聴きしたところでは特に音質も変わった様子はありませんし、装着の違和感もありません。なるほど、満員電車の中で使うときとかは良いかもしれません。
で、その後、しばらく試聴タイムを続けつつ、気がついたら表通りを散歩してしまっていたんですが(^_^;)なんせ、先行機種のMDR-EX90SLとは比較にならないくらい遮音性が高いので、個人的にはもうそれだけでもかなりお気に入り。
それでいて、MDR-EX90SLの高音ののび、高い分解能力もある上に、ちょっと不満だった低域の響きみたいなものも備えている感じ。これは良いぞ!!
まぁ、私も音楽に関しては素人なもので、一発でイヤホンの特性を評価することができないので、これからしばらく、通勤時に使ってエージングしつつ音を試してみたいと思います。
ソニースタイルでは今のところ通常受注になっているようですので、お気に召しましたらご購入になってみては!? 今使っているウォークマン、iPodの音質に不満がある、ということでしたら本体を買い換えるよりも間違いなく、こういうハイクオリティ・イヤホンを購入した方がより良い音が楽しめると思いますよ。ウォークマン本体を買い換えてもヘッドホンはそのまま使えるし!
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