ハンディカム『NEX-VG10』でふたご座流星群撮影
昨夜のふたご座流星群。関東地方は天気も晴れるらしいということで、一度やってみたかったNEX-VG10を使っての星空撮影に挑戦してみました。
期待しないで続きをご覧ください。
まずはハンディカムNEX-VG10なんですが、久々の登場。この秋はこれを使ってあちこち動画の旅をする予定だったんですが、α55の大ブレイク、ソニーストアさんのαレンズキャンペーンのおかげでそちらにかかりきりになってしまい、すっかりそのまんまになっていました。
今回は流星群ということで写真よりはビデオで! ということで登場。流星群というと響きは良いんですが、そんなにジャンジャン流れ星が見えるわけではないことを大人の私は知っています。1時間に60~80個と行っても、それはかなり条件の良い時の話。
関東圏でそんなに条件が良い事なんて期待できません。
撮れてひとつとか二つくらいかな? でも動画で撮りっぱなしにしたらどうなるんだろう? ということで期待を込めて撮影。11時くらいから01時くらいまでの2時間撮影をしました。
撮影はマニュアルモードでシャッター速度を1/4秒、絞りをF2.8、ゲインを+9ほどに設定。レンズはNEX-5からの借り物で16mm単焦点にフィッシュアイコンバーターをつけて、広範囲に撮影します。
で、録画した2時間の動画なんですがいやぁ、動画撮影にしておいて良かったですよ。2時間撮って写っていたのは1個だけです。撮影はベランダで行っていますので、撮影中は私はぬくぬくと部屋の中でグランツーリスモ5をやって遊んでいたんです。2時間もベランダに出ていたら風邪を引いていたかも。
α55の場合はとにかくシャッターを切り続けるか、29分ごとに動画撮影を再開させる必要があって、これはNEX-VG10を使って良かった。
で、2時間の録画データからどこに流星が移っているかですが、PS3で試しに再生してみたらすぐに見つかりました。なんだ、これだったらたくさん写っているぞ、と、安心していたらどうやらそれ1個だけだったみたい。しかも適当に再生して見つけていたので、タイムコードを記録していません。
結局、もう一度最初から再生して10倍速で探すことに。。。なんとか見つけられました。
11時から12時の間はどうやら雲がかなり多かったみたいで、ほとんど星は見えていません。12時~01時の間に一つだけ流星が見つかるんですが、それを皆さんに公開。
最初の30秒は流れていく雲が結構しっかりと撮れているのでそれを25倍速でご覧いただき、36秒前後のところに流星を入れておきました。
ということで、予想外につまらない動画にしかならなかったんですが(>_<)、ま、これは練習のつもりで、もうちょっとNEX-VG10のマニュアル撮影について練習をしたいと思います。
シャッター速度を1/4秒まで遅くすることができるので、独特の撮影ができることがわかりましたし、Adobe Premiere Elements 8のエフェクタについても今回はずいぶん学習しました。(エコーエフェクタというのを使って軌跡を出そうとして挑戦。結局使っていないんですが。)
このお正月にどこかに動画撮影に挑戦しに行ってみたいなぁ。
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k-tune
2010年12月15日 @ PM 10:37
こちらは、約3時間ねばりました。NEX-5に16mmをつけて約10秒露出でシャッターを切り続けました(約300枚ほど)。肉眼では26個確認でき、写っていたのは3枚だけという、予想はしていましたが、・・・な結果でした。
http://korekore.blog.so-net.ne.jp/2010-12-15
結果はこちら。
次回は、1/4の未明、しぶんぎ座流星群です。
SKYLINE
2010年12月15日 @ PM 11:59
うちは田舎なんで星がよく見えます~
持ってるのがサイバーショットなんで撮影なんてできるわけもありませんが(笑)
昨日は外に出た瞬間に1こ見られたんですが、寒すぎてあまり見られませんでした^^;
kujira
2010年12月16日 @ AM 4:54
ノイズが少ない…というより見えませんね(圧縮動画ですけど)。すごいです。夜景がきれい(笑)。 スローシャッターとはいえ流星がそれだけの明るく写れば上出来ではないでしょうか。
明るい星が4個ほど見えますが、おおいぬ~オリオン~おうし座 あたりでしょうか。画角的にもビデオカメラの次元じゃないですね。
思えばフィルムの時代は1枚が貴重でしたからある程度長時間の露出で、ゆえに市街地で流星を狙って撮影するようなことは(経済的に)難しかったはずですが、いまはデジタルカメラどころかビデオカメラでも撮れるのですから、いい時代だと思います。
ところで、デジイチ相当の素子を採用したビデオカメラでも、「ISO感度」的な表現は従来通り「ゲイン」だけなのでしょうか? (近年のビデオカメラの事情はよく知らないので)
もっとも おかしいのはスチルカメラの方で、フィルムじゃないのだからあちら側こそ「感度」じゃなく「ゲイン」に変えるべきだと思うんですけどね。(露出1段で数字が倍になるせいで最近はとんでもない桁数になってますし(笑))
店員佐藤
2010年12月16日 @ AM 11:14
♪k-tuneさん、こんにちは。
寒さに耐えられず、根性無しの私では星ひとつでしたが
そうですか、肉眼ではずいぶんたくさん見られたんですね。
12時になった瞬間に雲がさーっとなくなっていったのに
後から感動してました。
店員佐藤
2010年12月16日 @ AM 11:16
♪SKYLINEさん、こんにちは。
サイバーショットだとマニュアルモードでの撮影ができないので
ちょっと厳しいですね。でも、ハイビジョン動画での撮影なら
なんとかならないかなぁ。。。
星空の綺麗なところで、撮影リベンジをいつかしたいと思います。
店員佐藤
2010年12月16日 @ AM 11:21
♪kujiraさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
Adobe Premiereでの編集ではかなりノイズも出ているしもっと
明るく見えたんですが、いざ、動画をYoutubeにアップロードしたら
だいぶ暗くなってしまいました。ソフトウェア上でちょっとガンマ値が
違っているのかもしれません。そういえば、PS3+ブラビアで再生
したときもノイズ感はほとんどありませんでした。
GAINの事は私も詳しくわからないのですが、勉強会でうかがった
時はスチルカメラのISO感度とほぼ同じ意味だと思ってください、と
言われました。今回はややゲインをあげましたが、日中であれば
ほとんどゲインはゼロのままで、むしろマイナス側に落としたいことの
方が多そうです。