Wi-Fiオーディオ『WA1』の内蔵メモリー機能の話

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土曜日に引き続き、Wi-Fiオーディオ「WA1」のミニミニレビューです。今日は内蔵メモリーのお話です。




「WA1」は、ワイヤレスLANのホームネットワークに接続して、PC本体の音楽を鳴らしてしまう、新しいコンセプトのオーディオ機器。バッテリーを内蔵しており、パソコンとの通信もワイヤレスなので、単品ラジカセ風の使い勝手で音楽が聴けます。



で、家の中だけでなく、外出先に持ち出して、完全オフラインでも使うことができるのか?っていうと、それが実はできてしまう、って話です。本体上部には再生ファンクションとして「PC」「WEBラジオ」「AUX(外部入力)」「メモリー」という4つの入力切り替えがついています。


この「AUX」にウォークマンとかを接続すればそのまま外部スピーカーとして使えるのはもちろんなんですが、WA1独特の機能として「内蔵メモリ」があります。



利用する際はこの「MEMORY」ボタンを押すんですが、最初はここに音楽を取り込まないといけません。



まずは「PC」にして、取り込みたい曲を再生し、そこで。。。



この「DOWNLOAD」ボタンを押します。



そうすると、再生楽曲のダウンロードがご覧の通り、スタートします。ダウンロードはかなり早いスピードで行われます。一瞬ってことはありませんが40倍速とか100倍速って感じです。



PCからの転送が終わると、ご覧の通り内蔵メモリに音楽データが貯められるわけです。メモリ容量は128MB。フォルダ分けなどはできず、入れた順番で曲が並ぶので、プレイリストを作るつもりでPCから転送させていくわけですね。



なお、なんでもかんでもダウンロードできるわけではなく、一部転送できない曲もあります。AACの著作権保護あり、WMAの著作権保護ありのファイルについては再生もダウンロードも不可。(SonicStageをサーバーにいしている場合、WMCなどをサーバーにしている場合はATRAC3でも転送不可)


また転送された曲はATRAC3plus 48、64、256kbps、ATRAC3 66、105、132kbpsの場合はそのままのファイル形式で、それ以外の場合はATRAC3 132kbpsにエンコードされて保存されるそうです。


ATRAC3 132kbpsで128MBへの転送になると、保存できるのはCDアルバム2枚分程度ってところでしょうか?


 



なお、それともうひとつ。この「WA1」は製品出荷時はバッテリーを利用しない設定になっています。ACアダプターを接続し、内蔵バッテリーの充電が終了したら。。。



本体底面にバッテリー利用のオン・オフスイッチがあるので、これをオンにすることで、バッテリー駆動ができるようになります。



バッテリー駆動中はご覧の通り、本体全面スピーカーの所にオレンジの光が点ります。右の緑の光はワイヤレスLANとの接続を表示しています。


 


これで、ラジカセ代わりに外へ持ち出すことが可能。バッテリー駆動時間は約4時間とのこと。


こんなダウンロード機能とかついちゃってて、良いのかな?とか思っていましたが、考えてみたらウォークマンを内蔵しているってイメージなんですよね。欲を言えば、もうちょっと容量が大きければなぁ。。とも思えるんですが、そういう場合はウォークマンと一緒に出撃ですね!!


 



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