FZノートを写真で遊ぼう!

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先週木曜日のメルマガで、ブルーレイドライブ搭載のFZノートを使って簡単にハイビジョンスライドショーの案内をしましたが、今度はDVD-Rでスライドショーを作ってみることにしました。





メルマガの内容をかいつまんで話すと、せっかくブルーレイディスクドライブ搭載のVAIOノートが来たんだから何かブルーレイソフトを買ってこよう!→「三好和義 南国の楽園 ハワイアン スピリッツ」というフォトムービーソフトを買ってきて、ハイビジョンでの写真閲覧に大感動!→自分でもやってみたい!→「Clock to DVD BD」で、自分のデジタル一眼αの写真をハイビジョンスライドショーに作成!→出来た!やっぱ感動!!


ってなところでした。


で、この時は時間もないことから、単純なおまかせ作成で約50枚の写真をサンプル曲で作成していて、25GBのブルーレイディスクにたったの400MBしか信号を記録しない、もったいない作り方をしていたんです。


これ、もうちょっと本格的に作ってみたいぞ!ってことで、実は金曜日からちょっとずつ作業を進めて、本格的なフォトムービー作成に挑戦しています。



まずは、作りたいフォトムービーなんですけど、当然、ここは今年のテーマでもある東海道の写真でフォトムービーを作ってみたいわけです。今回もテストバージョンということで、一応、本格的に作ったとしてどんな作りに出来るのものかを練習です。(なんかいつも練習ばかりで、本番がなかなかやってこないんですけどね。)



まずは「Click to DVD BD」を起動します。この夏、新登場のFZノートで、DVDマルチ、もしくはブルーレイドライブ搭載を選択すると、この最新版の「Click to DVD BD」がインストールされてきます。


シリーズのVer.3.0になった「Click to DVD BD」ですが、なんと言ってもブルーレイドライブ対応になっているのが一番の大きな変更点。おかげで、メルマガで紹介したようなハイビジョン画質でのスライドショーができるようになっているんです。


で、ここで試したいのはそのハイビジョン画質のスライドショーをDVD-Rに書けないか!ってことなんです。ブルーレイの25GB容量も魅力的なんですが、これがDVD-Rにハイビジョンで書き出せれば、より便利というか、自宅のブルーレイ非搭載PCでもみることができるわけで、そんな作り方に挑戦してみたかったりします。


それだったらディスク代も大幅に安くなるし、人にプレゼントしたりするのが、非常にリーズナブルになりますしね。PS3やブルーレイレコーダーでの再生はあきらめて、現時点ではより配りやすいフォーマットでの作成に挑戦です。


とりあえず、プロジェクト作成をするのに、上記4つの方法があるんですが、マニュアルで編集するというか静止画スライドショーを作るには「編集コース」を選択するしかありません。これで作成するディスクをとりあえずBDにして先に進みます。



作業画面の右上には「BD編集コース」という表示があります。これをDVD編集コースにするにはファイルからプロジェクトの変更をするだけで、簡単にDVDコースに移ることができます。最終的にDVDに焼くんだからDVD編集コースにした方が良さそうなものですが、そうすると画質はSDに落ちてしまう様子。なんとかハイビジョン画質のまま、DVDに焼けないかなぁ、というテストです。



で、あらかじめ東海道の旅の写真ですが2月の日本橋~品川、3月の品川~川崎、4月の川崎~保土ヶ谷、同じく4月の保土ヶ谷~藤沢の4日分の写真データを集めておきました。これらの写真ファイルを「Click to DVD BD」に読み込みます。



それぞれ200~300枚くらいの写真を用意してしまっていたんですが、ちょっと多すぎたようで、1度のスライドショーに使える写真は99枚までという制限があることに気がつきます。ふむふむ、無制限に読み込めるわけではないんですね。


もう一度写真フォルダに戻って、今度はすべての旅を99枚までに写真選別します。


99枚に写真を減らせば、今度はエラー無しで取り込みが完了。1つの旅で99枚あるので、スライドショーは4つ作ることになりました。


写真は上記の通りサムネール状態で並ぶのですが、これをドラッグ&ドロップで並べ直ししていきます。すでに小田原まで歩いていますが、覚えているものですねぇ。ほぼ間違いなく、時系列順に写真を並べることができました。



で、続いては音楽。WAVファイルであれば自分の好きな曲を取り込んで使うことができます。自宅のVAIOからSonicStageを使って音楽CD形式でCD-Rに曲を書き出してきているので、これを再度FZノートのSonicStageで取り込み。取り込む際にフォーマットをWAVファイルにしておけば、これで準備完了。


4つの曲はそれぞれの旅ごとに1曲ずつ指定していきます。


私なんかはこうして東海道の旅を順に見せるためのディスク作成にしていますが、まずは曲ありきで、自分の好きな曲を用意して、その曲にあったイメージの写真を集めて、フォトムービーを作ってみるというのも楽しいかも。



曲と音楽の設定が済んだら、最後はメニュー作成ですね。タイトルを「東海道53次フォトムービー」にして、4つのスライドショーにそれぞれどこを歩いたときのものか、サブタイトルをつけていきます。


メニュー画面は従来の「Click to DVD」のテンプレートに加えて、ハイビジョン用のものが5種類入っていました。どれもハイビジョンの高品質さを表現するような品の良いモノが揃えてあります。このナチュラルなメニューが良いなぁ。。。って、ことで、これで作成作業は終了です。


さぁ、いよいよ、ディスクに書き出しましょう!!



で、結論からいうんですが。。。残念ながら、そういう都合の良いことはできませんでした。BD編集コースでここまで作業を進めてきましたが、やはり、DVD-Rを挿入するとハイビジョン画質ではなく、SD画質での作成になってしまうみたいです。


DVD-Rの挿入を検知すると、上記のようなメッセージが出てきて、DVDビデオのプロジェクトに変換仕手しまうみたいです。うーん、あともう一歩なんですけど。。。


ということで、結論、ハイビジョンフォトムービーはやはりブルーレイディスクを用意しないとできません!


 



でも、せっかくココまで作っているので、DVDビデオモードに変更して、DVDフォトムービーの作成を続けましょう。


もう一度最初に戻って各種設定を見直しますが、読み込んだ音楽ファイル、写真ファイルはそのまま引き継いでくれているようです。ただ、違うのはBDモードではスライドショーにエフェクトが使えなかったのに、DVDビデオでは豊富なエフェクトが選べるようになっているようです。またスライドショーの感覚も秒数ごとしか指定ができなかったのに、DVDモードでは曲に合わせて切り替えの時間を調整する、ということも出来る様子。


DVDの方が1日の長があるというか、撮影日付を字幕で入れるとかのオプションが多数用意されています。


「Click to DVD」は、何度も使ったことがあるんですけど、こうした写真スライドショーのために利用するのは今回が初めて。いろんな発見があります。



ということで、結局妥協することにはなりましが、DVD-RにDVDビデオモードで作成開始。表示は約30分となっていますが、なぜか作成時間は2時間近くかかりました。エフェクトを全部使っていて、写真枚数が約400枚とかになると、かなり時間がかかるのかもしれません。



できあがったDVD-Rですが、せっかくなので、50型ブラビアに接続されているTP1で再生させてみます。ファイル形式は普通に「AUDIO_TS」や「VIDEO_TS」があるので、DVDプレーヤーでも再生ができそうです。


また、これも指定できるんですが、オリジナルの写真ファイルも、同じディスクの中に記録されていて、これはパソコンで読み取ることができます。団体で旅行に行って、撮ってきた写真をこうしてDVDビデオでもみられるように、また、パソコンでなら写真ファイルの配布にも使えるので、利用の仕方を覚えると、かなり使える機能ですよ。「Click to DVD」



撮影期間3ヶ月、製作日数1日の東海道53次フォトムービーの上映会がスタート! うぉぉぉ! Click to DVDのフォトムービーをみるのは初めてなんですが、こんなにスゴイエフェクトが入っているんですね。ぐるんぐるん写真が回っています。


ただ、エフェクトによっては写真の画質がかなり荒れてしまうエフェクトも含まれていて、ちょっと大画面テレビでみるのにはつらいエフェクトもいくつか含まれているようです。なるほど、こういう画像の荒れるエフェクトは本番では避けないといけませんね。


こういう製作のコツみたいなものは、やはり一度使ってみないとわからない部分なので、皆さんもいきなり最初に本番の気合いの入ったフォトムービーを作るよりは、参考程度に、なにかテスト版を作った方がよいでしょうね。



最初から入っているサンプル曲ではなくて、こうして好きなアーティストの曲とかを使うと、フォトムービー自体がなんか有名な作品っぽく見えるから不思議。


よぉし、これで作り方は完全にマスターしましたよ。


ちょっとディスク単価が高いので尻込みしていましたが、ブルーレイディスク作成用にさらにたくさんの写真を集めて、東海道の旅の思い出フォトムービーブルーレイディスクを作るぞ!! で、ご来店のお客様に無理矢理プレゼントするんだ!!(という場合、音楽ファイルに普通の音楽CDを使えないのがつらいところ。著作権フリーの業務用CDとか探してこなくては。。。)


 



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