Bluetoothスピーカー『SRS-BTD70』開梱レビューレポート

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先週7月21日に新発売のBluetoothスピーカーシステム「SRS-BTD70」を購入してみました。今日はこの2.1chサウンドを楽しめる、乾電池駆動が可能なBluetoothスピーカーの開梱レポートをお届けしたいと思います。

 

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「SRS-BTD70」はBluetooth接続により無線で利用するスピーカーシステム。利用したことがない方にはBluetoothってなんのことだかわからないし、設定の仕方もわからなくてなんか難しそうに思えるかもしれませんが、無線LANよりは簡単だと思います。

本来であれば、こういう無線接続のための機器って専用のものを用意しなくてはいけないところが、業界全体で「Bluetooth」という規格で無線接続をルール化しよう、として普及している規格なので一度使い方を覚えてしまえば、スマートフォンもウォークマンもVAIOもタブレットも、とにかくみんなbluetoothなんです。扱いは楽になると思います。

「SRS-BTD70」もBluetooth規格に対応した製品になっていて、2種類の説明書がついています。特定のスマートフォンでの接続案内になってはいますが、これを読めばなんとか接続はできるかな。

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スピーカーとしての性能はパッケージ背面に記載があります。このスピーカーはサテライトスピーカーが2個、サブウーファーが1個の2.1chスピーカーになっています。1.3W+1.3W+2.4Wで合計5W出力が可能なスピーカー。

ただ、サブウーファーのところが「アコースティック・スーパー・ウーファー」なんて表記になっています。スーパーウーファーという言葉にちょっと期待がかかります。

製品自体は銀座ソニービルショールームへ行って一度ものをみているし、音も聞いているんですが、ショールームで聞く音と自宅や職場などの自分のスペースで聞く音って違って聞こえます。あまりアテにならないというか、ショールームという環境のせいもありますが、試作モデルと製品版では違っているというのもあるのかもしれません。

今回は自宅で使うために購入してみたんですが、さて、どんな音が鳴るでしょう。

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まずはパッケージの案内から。同梱品は上記のものがすべてになります。キャリングケース・・・というのには、ちょっと気がひけるくらい薄い生地のキャリングケースなんですが、本体を収納することができるカバーが付属するのと、あとはACアダプター、ミニステレオプラグの短いコードが付属します。

説明書が2つあるのはスピーカーシステムの説明書と、bluetoothの接続ガイドになっていて、接続ガイドの方は基本的にAndroid OSのスマートフォンでの接続方法のガイドになっています。

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キャリングケースにスピーカーを入れるとこんな感じです。大きさは十分あるんですが、ショックを吸収するクッション性はありません。あくまでも傷を守るためのケースです。

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ACアダプターはちょっと変わったこんな形のもの。コンセント部分が大きな固まりになっているのはよくあるパターンですが、コンセントの向きをみると普通とは違っています。タップに接続したときに他に影響が出ないようにちょっと工夫したデザインにしてくれています。

サイズもウォークマンZと比較するとこんな感じで、コンパクトなサイズになっています。

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サイズと言えば、本体サイズ。ショールームで持ったときに500mlペットボトルよりもやや大きいサイズと評してしまったんですが、すみませんでした。実際に並べてみたら500mlペットボトルよりも小さかったです。

相変わらず私の言うことはアテになりません。

ちなみにSRS-BTD70本体の重量は約620gとなっているので、重量は500mlペットボトルよりはやや重めになります。

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机に置いてみると、これはショールームでは気がつきませでした。床置きするとスピーカーがやや上向きになるように角度がついていたようです。

スピーカー側面にはこうして集中してスイッチ類が配されていて、電源ボタン、そして入力切り替えボタン(ライン入力とBluetooth)、ボリュームボタンがあります。

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Bluetooth接続をするにあたり、今回はなにがよかったって、これです。乾電池駆動が可能ということ。アルカリ単3電池で約12時間。サイクルエナジーゴールド電池で約15時間の電池駆動ができるそうで、アウトドアでの利用も可能ですよ、ということになっています。

でも、そうじゃないんですよね。。。せっかくウォークマンのワイヤレス接続ができるなら、当然、電源もワイヤレスにしたいわけです。ということで、ACアダプターは使わずに、充電しておいた電池をここで装填します。

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SRS-BTD70は電池を入れてパワーオンにするといきなり青いランプが早い点滅になっていました。要はBluetoothのペアリングモードにいきなり入っていたので、特に操作はせずに、ウォークマンZのBluetooth設定を開いて「デバイスのスキャン」です。これでSRS-BTD70を選択すれば、これだけでペアリング完了。

ウォークマンZの音はSRS-BTD70から出ます。

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これでとりあえず、入っている曲を何曲が聴いてみるんですが、いやぁ、これ、笑っちゃうくらい重低音が出ます。しかも置く場所を選ばない。

こういう小型のスピーカーって特にそうなんですが、置いた台が硬くて重いところだとしっかりと締まった音がでるんですが、軽くて薄い板の上、クッション性の高いところに置くと急に情けない音に鳴ってしまうところが、このSRS-BTD70はそういう影響をあまり受けません。

テーブルの上でも、こうしたクッションの上でもしっかりと低域の音を聞かせてくれます。

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こんな500mlペットボトルよりも小さいスピーカーでそんな重低音がするわけないじゃん、と、思われるかもしれませんが、それを覆すような音がします。
これ、すごいな。

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ちなみに昨年発売になったウォークマン用のドックスピーカーで同じくBluetoothで接続できる「RDP-NWV25B」が手元にあるので、これと交互に接続して聞き比べて見たりするんですが、明らかにRDP-NWV25Bよりも低域の音の鳴りは良いです。

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☆当店blog 11.10.5「ワイヤレススピーカーシステム『RDP-NWV25B』開梱レポート」 

ベースの音が明らかに歯切れ良く聞こえます。RDP-NWV25Bは17,800円。SRS-BTD70は7,800円。1万円も安いスピーカーシステムの方が音が良いわけ!?って言われるかもしれませんが、RDP-NWV25Bの方が出力が大きい分、音量を上げたときにも音が割れないし、音圧の大きさではやはりかないません。

あくまでもホテルの部屋でテーブルサイドに置いて小さな音量で鳴らすときとか、そういう使い方になるんだと思いますが、そういうシーンではSRS-BTD70のほうが私には好きな音がなります。

しかもRDP-NWV25Bはモノラルなのに、SRS-BTD70はステレオになっている、というのもうれしいかも。

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音楽再生のほかに当然ビデオ再生の時でも利用が可能。

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ウォークマンだけではなく、Sony TabletでのBluetooth接続もできるので、Music Unlimitedと合わせての利用とかには、これ、もってこいですよ。タブレットもワイヤレスならスピーカーもワイヤレスなんです。

タブレットで音楽再生をはじめて、スピーカーとタブレットを持ってソファーからベッドに利用して、タブレットで電子書籍を読みながら音楽を再生する、なんてことが家庭内モバイルでできるわけです。

これはすごい自由な感覚。

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当然、VAIOでの利用もできます。

妻から言われていたんです。以前はVAIO type MだったりVAIO type Lだったり、デスクトップマシンをメインで使っていて、妻もそれをジュークボックス代わりにして音楽を楽しんでいたんですけど、今はVAIO Fシリーズを使うようになって音楽再生をしなくなっていたんです。

これを使えば、またVAIOで音楽を楽しめるようになります。

あんまり機会はありませんが、旅行の際もVAIO Pと、SRS-BTD70があれば自宅と同じ環境で旅館やホテルで過ごすことができそう。

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そして、今回、一番やりたかったのはこちら。今年の冬にテレビドラマでやっていたドラマ「孤独のグルメ」なんですが、それのサントラ版を買ったんです。

人まねになるんですが、このサントラを買った人がスマートフォンにMP3を入れていて、それを飲み会の時にBGMで流していたんです。

ドラマ「孤独のグルメ」では主人公の五郎ちゃんが行き当たりばったりで入ったお店でグルメを堪能するというだけのお話。そのときに原作者の方が書き下ろした独特のジャズ音楽をBGMに使っていたんですが、それと同じ事を擬似的にスマートフォンでやっていたわけです。

ただ、スマートフォンの内蔵スピーカーでそれをやっていたので、良く聞かないと耳に入らないくらいの音量だったのが残念なところ。

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ふふふ、これだったら音量もある程度だせるし(お店の迷惑にならない程度)、ベースの音もしっかりと出せるし、さらに雰囲気が盛り上がること間違いありません。

飲み会のたびに、SRS-BTD70を持って行って「孤独のグルメ」ごっこをしたいと思います。(問題はドラマを見ていた人がどれくらいいたのかってことなんですが)

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このスピーカーはこうして立てて使うことができるのも魅力。ワイヤレスで使えるので、こうして本棚にしまっておいて、使うときだけ電源を入れて本棚で鳴らす、ということができるので、省スペースな使い方もできます。

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このモデルには実はワイヤードの「SRS-TD60」というモデルもあり、そっちは5,980円で販売されているんですが、その場合はこうしてラインでウォークマンと接続しないといけないんです。

ね、ここまでこういうスタイルを見ているので、これがなんかすごく不自然な感じに見えませんか!? 時代はやっぱりワイヤレスなんですよ!

わーい、今日はこれを持って帰って、桑田さんのベストアルバムでも聴いてみよっと! 本体カラーはブラックとホワイトの2色があります。あなたならどっちでしょう!?

 

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☆当店blog 12.7.25「『SRS-BTD70』をオープンエアで使ってみました」 

 

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※紛らわしいんですが、こちらはワイヤードのスピーカーです。Bluetooth非対応です。

 

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