Xperia 1 VIユーザーは買い替えるべき? 2年で進化したXperia 1 VIIIを徹底比較

Xperia 1 VIからXperia 1 VIIIへ買い替えると、何が変わるのか。
カメラ、Ultra HDR、スピーカー、ミリ波通信、Bluetooth安定性、そして逆に失われた機能まで、実機検証を交えながらまとめました。

こんにちは、店員佐藤です。
6月11日に「Xperia 1 VIII」が発売になり2週間が経過しました。店頭でも多くのお客様にご案内をさせていただいています。ソニーショップの店頭にお越しになるお客様は「購入相談」というよりも「購入するために背中を押してもらいたい」という希望をお持ちの方が多い(笑)ので、一緒に盛り上がるケースがほとんど。
一番気になるのはご自身がお使いのモデルから、どんな新機能があるのか。また気に入って使っている機能がなくなっていないか、という点です。
ソニーさんのメーカーサイトにもスペシャルコンテンツとして「最新Xperiaに乗り換えるとこんなに変わる!Go to 1」を掲載しています。とても分かりやすい作りになっていて、自分の使っているXperiaを選択すると最新モデルXperia 1 VIIIとの違いが視覚的にわかるように作られています。
当店ではこれを徹底的に深堀りしてみたいと思います。
まず一番大きな違いになるのはカメラ性能になります。
■超広角カメラと望遠カメラの画質が大きく進化!3眼すべてが高画質に

Xperia 1 VIは2024年発売のモデルで、当店でも大ヒットした機種でした。なにが盛り上がったかというとディスプレイのアスペクト比が「21:9」→「19.5:9」に変更され、サンライトビジョンによりディスプレイ輝度が1.5倍になり屋外での使用時にも不満のない明るさで利用ができること、さらに「テレマクロ」機能という2.1倍もの超拡大できるマクロ撮影機能の搭載、などが注目されていました。
そして、多くのユーザーの心を射止めたのが「スカーレット」のボディカラーで、メーカーさんの想定を大きく超えるオーダーがあり長期間品薄状態になっていたのも記憶に新しいところです。
24mmの広角カメラには2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor-T for mobile」を搭載しており、ソニー公式では、一定の低照度条件における耐ノイズ性能やダイナミックレンジについて、フルサイズセンサー搭載デジタルカメラ並みと説明されています
そのカメラ性能が最新モデルのXperia 1 VIIIでは超広角カメラ、望遠カメラでも味わえるようになっています。カメラ機能に関する比較をしたものがこちらになります。
| VI | VII | VIII | |
| SoC Snapdragon | 8 Gen 3 | 8 Elite | 8 Elite Gen 5 |
| 本体幅 | 74mm | 74mm | 74mm |
| 本体高さ | 162mm | 162mm | 162mm |
| 重量 | 192g | 197g | 200g |
| 16mm 4800万画素 | 1/2.5 12MP F2.2 Exmor RS |
1/1.56 48MP F2.0 Exmor RS |
|
| 24mm 4800万画素 | 1/1.35 48MP F1.9 Exmor T |
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| 望遠 4800万画素 | 1/3.5 12MP F2.3-3.5 Exmor RS (85-170mm) |
1/1.56 48MP F2.8 Exmor RS (70mm) |
|
| 望遠レンズ | 85-170 | 85-170 | 70/140 |
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ボディサイズは変わっていませんので、本体のサイズ感などはそのままだと思います。
超広角カメラはXperia 1 VIIの際に1/2.5型から1/1.56型に大型化されています。前機種比約2.1倍に大型化した16mmカメラ用のセンサーは低照度でもクリアに撮影できます。ゆがみが少ないうえに、約5cmまで寄った近接撮影も可能です。
Xperia 1 VII 16mm ウルトラHDR
こちらはXperia 1 VIIになりますが、こうした夜景撮影では24mmカメラの利用をすることが多かったXperia 1 VIでしたが、16mmの超広角撮影でも24mmカメラに近い画質での撮影が可能になっています。
望遠センサーのセンサーサイズも約4倍の大型化をしています。Xperia 1 Vで、24mm広角カメラがExmor-Tセンサーに変更され、Xperia 1 VIIで16mm超広角カメラもセンサーの大型化をしていますが、これで3眼カメラがすべて大型センサーに切り替わります。
この大型センサーを搭載するにあたって、望遠レンズは「ペリスコープ」構造のレンズを採用しています。入射した光を90度横方向に折り曲げて、その光をセンサーに届けるのですが、このときに望遠センサーは縦に搭載する必要があり、そのために今回のモデルではレンズアイランドが作られ、その厚みを利用して1/1.56型センサーを搭載しています。
さらに、この望遠レンズですがXperia 1 VIでは光学ズームを採用し85~170mmの焦点距離となっていましたが、Xperia 1 VIIIでは70mm単焦点レンズになっています。搭載されているセンサーが4800万画素のものになっているので望遠切り替えをすると中央部分の約1200万画素をクロップして利用するため画質劣化の少ないズームが可能。70mm/140mmの望遠レンズとなっています。
これにより、画質がどの程度変化するのかが、非常に気になるところでした。
Xperia 1 VII 10.3mm(85mm画角相当) F2.3 1/30 ISO400
こちらはXperia 1 VIと同じセンサー、レンズを搭載したXperia 1 VIIでの撮影になりますが、背景の点光源が四角い形になってしまっています。これはペリスコープレンズの光路が狭くケラレが出ている影響でボケの形や光芒の形に影響が出やすかったことに起因しています。
Xperia 1 VIII 16.2mm(70mm画角相当) F2.8 1/30 ISO800
新型Xperia 1 VIIIではご覧のように自然な形でのボケになります。これもボケモードとかではないのでレンズのそのままのボケの形になります。
レンズの設計も光学ズームレンズだったものが単焦点レンズになっています。これにより望遠撮影したときの画質自体もかなり向上している印象です。
3眼すべての画質が底上げされ、どの焦点距離でも安心して使えるようになりました。
■テレマクロモード廃止でオートフォーカス対応のマクロ撮影へ
Xperia 1 VIで初めて採用された「テレマクロ」撮影機能に変更があります。「テレマクロ」機能も非常にユニークな機能で、当時、新札に切り替わったタイミングでもあったので肉眼では見えない新札に印刷されているマイクロ文字の撮影などをして楽しんでいました。
望遠レンズを使った近接撮影機能でしたが、Xperia 1 VIIIではオートフォーカスに対応するようになっています。
Xperia 1 VIのテレマクロはマニュアルフォーカスのみになっていて、ある程度フォーカスを追い込んだらスマートフォンを前後させて撮影するということをしていたかと思います。
Xperia 1 VIIIではタッチフォーカスの利用もできるようになっています。静止画だけではなく動画撮影でも利用ができるうえ、以前のようにテレマクロモードへの切り替えを必要とせずに、写真や動画モードのままでマクロ撮影ができます。
| 項目 | Xperia 1 VI / 1 VII | Xperia 1 VIII |
| 撮影方式 | 専用テレマクロモード | 望遠接写撮影 |
| 焦点距離 | 120mm | 70~140mm |
| 最短撮影距離 | 約4cm(レンズ前) | 約14cm(レンズ前) |
| 最大撮影倍率 | 約2.1倍 | 約1.0倍 |
| フォーカス方式 | マニュアルフォーカスのみ | オートフォーカス対応 |
| タッチフォーカス | 非対応 | 対応 |
| 使い勝手 | 高倍率だが操作に慣れが必要 | 倍率は下がるが手軽に撮影可能 |
| 昆虫など動体撮影 | やや難しい | AF対応で撮影しやすい |
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最大撮影倍率が約2.1倍→約1.0倍に下がってしまってはいますが、個人的にはオートフォーカス対応のメリットの方が大きく感じられます。
Xperia 1 VIII 16.2mm(140mm画角相当) F2.8 1/250 ISO32
テレマクロ撮影の際も望遠レンズのケラレが少ないため背景のボケはより自然な雰囲気になります。マクロ撮影シーンはより増えるかもしれません。
■AIカメラアシストとUltra HDR撮影対応
これは使ってみないとよさがわからないと思うんですが「AIカメラアシスタント」という新機能がXperia 1 VIIIに初搭載されました。
説明の写真だけ見ると、なんだAIを使って写真加工するのか、という風に見えるかもしれませんが、これは撮影前にAIが「こんな写真にしたらどう?」という提案をしてくれる機能です。もともと、Xperiaはαの流れを汲んだ設計思想になっていてあくまでリアルな描写を求めたカメラ性能を追求しています。撮影後にAIを使うのではなく、撮影前にAIを使うというチャレンジをした機能が搭載されています。
実際に使ってみると、これがかなり面白いんです。
こちらは、渋谷スクランブルスクエアというビルから撮影した渋谷スクランブル交差点の写真です。Xperia 1 VIIIを向けたところでパラパラ漫画のようなカードが登場し「こんな風にしたら?」という提案があります。
そのまま撮ると普通に夜景なんですけど、色味やコントラストを変更してくれて、あ、こういう色味だったらもっと交差点の中央に目が行くからこんな画角にして、少しズームして・・・というようなことを撮影前に行えます。
撮影後に加工するのではないので、画角やフレーミングも提案前のものとは変わってきます。シチュエーションによってはクリエイティブルックだけではなく、カメラの変更や、ボケ表示の提案もしてくれます。
カメラ機能の設定が煩わしくて、そのままオートでしか撮ったことがない、とか、クリエイティブルックの搭載は知ってるけど効果がよくわからないから使わない、という方にはカメラの使いこなしのきっかけになるかもしれません。

Xperia 1 VIII F2.8 1/160 ISO125 70mm画角相当 Ultra HDR
そして、Xperia 1 VIからの進化といえば「Ultra HDR」撮影に対応した点も見逃せません。
「Ultra HDR」はAndroid 14で導入され、Android 15世代では高性能機種を中心に対応が広がっている、Googleが推進している新しい画像フォーマットです。対応環境ではHDR写真として表示され、非対応環境では通常のJPEGとして表示される、互換性の高い画像フォーマットになっています。
実はXperia 1 VIもUltra HDRの表示については対応していて、この記事をChromeブラウザでご覧になっている方は、上記のアジサイの背景がやけにキラキラと光輝いて見えると思います。Android 14を搭載したXperia 1 IV以降のモデルではこうしたUltra HDRの表示はできるようになっていたのですが、Xperia 1 VIIIとXperia 1 VIIではカメラアプリもUltra HDRに対応しています。
デフォルトでカメラアプリはUltra HDRがオンになっているので、Xperiaで撮影してGoogleフォトなどで撮影した写真を見るとキラッキラのUltra HDRフォトが楽しめるんです。今年の5月まではXperia 1 VIIで撮影してXperia 1 VIIで再生しないと楽しめなかったUltra HDRなんですが、今年の5月14日前後についにInstagramもXperia対応になりました。
Instagramを見ていて、キラキラした写真を投稿されている方をXperia 1 VIユーザーさんでしたら見かけることがあると思うんですが、その投稿がXperia 1 VIIIならできます!
今年はXperiaユーザーさんにとってUltra HDR元年とも言えるかも。
■ディスプレイは変わっていなくても両面照度センサーを搭載
Xperia 1 VIとXperia 1 VIIIを比較したときにディスプレイのアスペクト比、サンライトビジョンの高輝度ディスプレイの明るさなどは変わっていませんが、照度センサーが両面ダブルに増えている点が違っています。
カメラ側を並べて比較したときにカメラと並んで白い丸がXperia 1 VIIIには2つ搭載されているのが見えます。2つあるうちの一つはカメラライトで、もうひとつは照度センサーです。通常はディスプレイ側にだけひとつ搭載されている照度センサーが背面にも搭載されています。
サンライトビジョンを搭載したXperia 1 VIは直射日光下でも明るいディスプレイで撮影できます。これはディスプレイ側の照度センサーが直射日光を受けて、画面輝度を最大にあげて表示しているからなんです。
ですが、これが逆光状態になり手前が暗くなるとディスプレイも暗くなっていました。
Xperia 1 VIIでの実験になりますが、逆光状態になっている時も直射日光下というのを認識してディスプレイ輝度を上げてくれているのが両面照度センサー搭載の威力です。
建物の中から屋外を撮るとか、あとはカーナビ代わりに車内で使っているときにも外光を感知して明るいディスプレイで表示してくれるなど、これが意外と良い働きをしてくれます。
昨年の話になりますがXperia 1 VIIの紹介を店頭で行っているときに天気が良いと、両面照度センサーのデモができてたくさんのお客様に感動していただきました。
■左右同一の次世代スピーカーユニットを搭載
これも実機を比較しないとわかりにくいのですが、搭載されているスピーカーユニットが進化しました。新ユニットを搭載したフルステージステレオスピーカーで、定位感、音質、臨場感などが向上しています。
どんなパワーアップをしているかというと、スピーカーユニットのサイズが大型化して、今まで知らなかったのですが左右でサイズが違っていたものを、今回のXperia 1 VIIIでは同じスピーカーユニットを左右に搭載することができたとのこと。
これにより、今までは電子処理で左右の音質をそろえて、それからエフェクトや音質のチューニングをしていたものが、一段階省くことができるようになった、というのが大きいとのこと。
大きい方のサイズに合わせてそろえているので最大音圧も12%アップ。これにより、大きな音が鳴らせる、というわけではなく、ゆとりをもった音声出力ができるようになり音質そのものが良くなっているとなっています。
こちらは新製品体験会で展示されていた分解モックです。カメラレンズ群の向かって右上にあるのがスピーカーユニットでこれがサイズアップしているとなっています。
こちらは分解モックを反対から見たところで、この銀色の部分が、振動板を含むスピーカーユニット部分とみられます。
こちらはソニーストア銀座でのイベントの時に開発者さんが用意していたXperia 1 VIIのスピーカーユニットです。上にあるのが左スピーカーで、携帯電話として使う時に耳元に来る方。そして口元にくるのが下のスピーカーです。
あれ?通話に使うスピーカーなんだから、こっちの方が大きいんじゃないの?と、思われるかもしれませんが、耳元の方にはカメラレンズ群があり、大きなスピーカーユニットを入れるスペースがなかったそうです。
ところが、今回はカメラバンプの並びが変更され本体上部にスペースが生まれました。このスペースに大型のスピーカーユニットを入れることができた、というわけです。
こちらはたまたま写真が残っていたので、並べて比較してみたところですが、写真左は2025年モデルのXperia 1 VIIの分解モックのカメラ周りの写真です。写真右は2026年モデルの分解モックです。赤枠は開発者の方がお持ちになっていたスピーカーユニットの見本から推測した振動板ドライバーユニットのおおよそのサイズです。
これだけの違い?と、思われるかもしれませんが、望遠カメラのセンサーを大型化するためにカメラバンプができて、結果的にスペースができて、少しだけかもしれませんがスピーカーユニットを大型化して左右で同じユニットにすることができた、という流れになっています。
少し脱線しますが、カメラバンプが本体中央寄りになったことで、ほかにもメリットが生まれています。これはスマートフォンを横向きにしてカメラを構えたところですが、普通に本体を握ってしまうと、こうして超広角レンズに指がかかりやすくなります。
私はここぞというときに、これをやってしまうんですよね。失敗写真はいくつかあるんですが、どれも失敗に気づいたときに削除してしまうので、失敗写真は残っていませんでした。
Xperia 1 VIIIでは、こんな感じで超広角レンズに指がかかるケースは少なくなりそうです。カメラバンプのおかげで、メリットがいくつも生まれていますね。
さて、Xperia 1 VIIIの本体スピーカーで改めて音楽再生を試してみるのですが、一番の変化はボーカルのリアルさです。Xperia 1 VIIも悪くはなかったというか、たまに本体スピーカーで音楽再生をすると、びっくりするくらい音質が良くて「これだったらBluetoothスピーカーとか必要ないじゃん」とか思ってしまうんですけど、その音質がさらにアップしています。
より自然なボーカルで聴けます。
私の大好きな矢野顕子さんの「ひとつだけ(Guest Artist: 忌野清志郎さん)」はピアノ伴奏にお二人の声だけというシンプルな楽曲です。矢野さんが左側、忌野さんが右側に位置しているんですが、Xperia 1 VIIでは、矢野さんがやや奥に引っ込んでしまっている感じになるんですが、Xperia 1 VIIIではちゃんとお二人が同列で歌唱している様子がわかります。定位感も上がっていて、シンプルな楽曲だけに、違いがよくわかります。
Xperia 1 VIIの時も前機種比で10%アップという説明があり、今回も12%アップ。世代を重ねて着実に余裕が増している印象です。
詳しくはこちらの記事で詳細を紹介しています。普段、スマホのスピーカーなんて使わないよ、という方も、これはきっと感動すると思います。
■ミリ波対応で通信速度も大幅向上!
こちらもSIMフリーモデルではXperia 1 VIIIが初搭載になります。5Gのミリ波通信に対応しました。
2020年頃から普及が始まった「5G通信」には「Sub6」と「ミリ波」という2種類の通信方式があります。現在広く利用されているのがSub6で、エリアが広く建物の中でも利用しやすいのが特徴です。一方のミリ波はさらに高速な通信が可能ですが、電波が届く範囲が狭く、駅前やイベント会場など限られた場所で提供されています。
5Gのサービスが始まった当初は確かにサービスエリアが少なく、東京駅の駅前にわずかに通信可能なエリアがあるという程度だったのですが、あれから5年以上経ち、改めてXperia 1 VIIIで試してみたところ、今ではミリ波スポットはあちこちにありました。
私の地元の駅ホームでも2Gbpsという見たこともないスピードでの通信ができたり、通勤で使っている新橋駅のホームはほぼ全域でミリ波通信が可能でした。しかもスピードが尋常ではありません。
こちらは新橋駅近くで一番スピードが出た交差点でのスピードテストなんですが、通常の5G Sub6通信が200~300Mbpsのところ、ミリ波を使うと2.31Gbpsを記録しました。9.2倍ものスピードです。
これでチケット争奪戦とかに勝てる!とかだったらいいのですが、そういう通信速度の速さではなくダウンロードのスピードです。
計測してみると電車の中からでも駅ホームのミリ波を捕まえることができるくらいなので、電車に乗る前に映画やドラマの動画ダウンロードをしてしまい、移動中はダウンロード済みの動画をスムーズに再生、ということができます。
ミリ波のアンテナは探してみると人の密集地を狙って建てられています。駅ホームから周りのビルを見るとホームを向いているアンテナが無数にあることに気づかされました。ミリ波、もうあなたの身近なところまで来ていますよ。
■Xperia最高水準 最大2倍出力になったBluetooth通信性能
ミリ波だけではなく、Bluetooth通信も強力になっています。Xperia 1 VI比で最大2倍の出力になり、混雑環境でもほとんど音飛び無しを実現しています。最新モデルのWF-1000XM6との組み合わせで接続優先のAAC接続の際のテストによるものなんですが、確かにこれは私も実際に実験してみて思い知りました。Xperia 1 VII、Xperia 1 VIIIではかなりのパワーアップをしています。
これは途切れにくさの実験ではないのですが、電波の飛んでいない公園にて複数のワイヤレスイヤホンとXperia 1 V~Xperia 1 VIIIでのBluetooth通信の通信距離を調べてみた結果です。
| WF-1000XM6 | WF-1000XM5 | LinkBuds Fit | |
| Xperia 1 VIII(2026年モデル) | 170m以上 | 約27m | 約85m |
| Xperia 1 VII(2025年モデル) | 170m以上 | 約27m | 約85m |
| Xperia 1 VI(2024年モデル) | 約100m | 約25m | 約60m |
| Xperia 1 V(2023年モデル) | 約130m | 約25m | 約60m |
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公称では10mとなっているBluetoothワイヤレスイヤホンの通信距離ですが、見通しがよく遮蔽物がなければ、なんと170m以上の通信距離を実現してしまうケースがあることがわかりました。この170mというのも公園で見通せる距離の限界距離で、計測できればもっと長距離での通信ができた可能性もあります。
結果は見ての通りでWF-1000XM6だけではなく他のモデルでも通信距離が長くなります。
Xperia 1 VII以降のモデルでは一つ一つの出力を調整して出荷しているそうで、ばらつきが少ない高出力が利用できるようになっているのがわかります。
また、実際に金曜日の夜の渋谷スクランブル交差点で通信テストをしてきたこともあります。メーカーさんからはスクランブル交差点のテストでも途切れなかったという話を聞いていたんですが、金曜日の夜の盛り上がりはすごく、こんなに電波が途切れる環境は私も見たことがないほどでした。
テストはXperiaと複数のワイヤレスヘッドホンを使って、それぞれの組み合わせでスクランブル交差点を駅から書店に向かって斜めに向かい、2往復しています。1回歩くごとに途切れた回数を測定して、その平均値が下記になります。
右イヤホンが親機になるケースが多いソニーのワイヤレスヘッドホンですが、検証時はスマートフォンは右の上着の腰のポケットに入れて持ち歩いています。
![]() Xperia 1 VIII(2026年モデル) |
![]() Xperia 1 V(2023年モデル) |
|
![]() WF-1000XM6 |
2.8回 | 12.6回 |
![]() LinkBuds S |
17.0回 | 19.5回 |
![]() WF-1000XM5 |
12.8回 | 9.8回 |
残念ながらまったく途切れない、ということはありませんでしたが、あの状況(Xperia 1 VとLinkBuds Sがほとんど片方しかつながらない)で、Xperia 1 VIIIとWF-1000XM6だけ、普通に通信できている感じがすごい! ほかのモデルが通信断になると、しばらく片方から音が聞こえなかったのに、Xperia 1 VIIIとWF-1000XM6の組み合わせでは瞬間的に音が切れるくらいの状況でした。回数が全然違っていますが、内容もかなり安定していました。
普段の通勤時には音途切れはほとんど発生していません。接続優先で使っているときのXperia 1 VIIIとWF-1000XM6の安定性は抜群です。
■Xperia 1 VIにあってXperia 1 VIIIにはないもの
2年の月日がたって大幅にパワーアップしているXperia 1 VIIIですが、あいにくドロップしてしまった機能もあります。長年Xperiaを使ってきているユーザーさんからするとVlogモニターが非対応になっています。Xperia 1 VIが対応する最後のモデルになっていて、VII以降のモデルではVlogモニターが使えません。接続しても映像は出ませんでした。
またXperia 1 VIまでの施策で行われていた「SONY PICTURES CORE」も記事作成時点では、Xperia 1 VIIIは対象モデルとして利用できないようです。アプリのインストールまではできるのですが、対象モデルになっていないようでログインができなくなっています。
地味なポイントになりますが「押し込み式指紋認証」もなくなっています。これは指紋認証ボタンを触れただけでロック解除してしまうのを防ぐための機能で、電源ボタンを押し込まないとロック解除にならないようにする機能です。Xperia 1 VIIからなくなっています。
これもXperia 1 VIIが発売されたときに話題になっていました。私もこれだとポケットから取り出すだけでつかみどころが悪いと簡単にロック解除になってしまうのが嫌だった記憶があるんですが、今はもう慣れてしまったというか、どうせXperiaを操作するためにつかんだわけで、そのまま使ってしまえば問題ないのと、もう一度ボタンを押し込めばロックされるので、今は特に困っていません。
どうしても持っただけでロック解除されないようにしたいときは、触れてしまう指の指紋認証を外してしまうという手もありますね。(本末転倒で使いにくくなりそうですが)
設定項目を見ると「スマートバックライト」という機能もなくなっています。これは手に持っていると判別したときに画面が消えないようにする機能で多くの方がオンにしているかと思います。Xperia 1 VIIIでは、この機能がなくなったわけではなく、画面自動消灯の中に移っていて「スクリーンアテンション」という機能に変更されています。ユーザーが画面を見ているかどうかはカメラを使って判別するとなっています。同様の機能として使えますのでご安心ください。
以上が主なXperia 1 VIとXperia 1 VIIIの深堀りした相違点になります。表にまとめると下記の様になります。
| VI | VII | VIII | |
| SoC Snapdragon | 8 Gen 3 | 8 Elite | 8 Elite Gen 5 |
| 本体幅 | 74mm | 74mm | 74mm |
| 本体高さ | 162mm | 162mm | 162mm |
| 重量 | 192g | 197g | 200g |
| 16mm 4800万画素 | 1/2.5 12MP F2.2 Exmor RS |
1/1.56 48MP F2.0 Exmor RS |
|
| 24mm 4800万画素 | 1/1.35 48MP F1.9 Exmor T |
||
| 望遠 4800万画素 | 1/3.5 12MP F2.3-3.5 Exmor RS (85-170mm) |
1/1.56 48MP F2.8 Exmor RS (70mm) |
|
| 望遠レンズ | 85-170 | 85-170 | 70/140 |
| テレマクロ | 2.1倍 MF | 2.1倍 MF | 1倍 AF |
| AIカメラアシスタント | × | × | 〇 |
| AIカメラワーク | × | 〇 | 〇 |
| RAWマルチフレーム | × | × | 〇 |
| Ultra HDR撮影 | × | 〇 | 〇 |
| Ultra HDR表示 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 4K60P連続撮影時間(25°) | 1時間以上 | 1時間以上 | 約3時間 |
| 画面リフレッシュレート | 1-120Hz可変 | 1-120Hz可変 | 1-120Hz可変 |
| ディスプレイアスペクト比 | 19.5:9 | 19.5:9 | 19.5:9 |
| 解像度 | FHD | FHD | FHD |
| 輝度(Xperia 1 V比) | 1.5倍 | 1.5倍 | 1.5倍 |
| 両面照度センサー | × | 〇 | 〇 |
| 5G通信 | Sub 6 | Sub 6 | Sub 6 &ミリ波 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 | Wi-Fi 7 |
| Bluetoothバージョン | 5.4 | 6.0 | 6.0 |
| Bluetooth送信出力 | 通常 | Xperia最高水準 最大2倍 |
Xperia最高水準 最大2倍 |
| OSアップデート | 3回 | 4回 | 4回 |
| セキュリティアップデート | 4年間 | 6年間 | 6年間 |
| 処理性能の効率化 | × | 〇 | 〇 |
| 連続動画再生時間 | 36時間 | 36時間 | 37時間 |
| 外部モニターアプリ | 〇 | × | × |
| Vlog Monitor対応 | 〇 | × | × |
| SONY PICTURES CORE | 〇 | × | × |
| 押し込み式指紋認証 | 〇 | × | × |
| スマートバックライト | 〇 | スクリーンアテンション | |
| 搭載メモリ選択 | 3モデル | 3モデル | 4モデル |
搭載メモリーの選択ができるようになったのはXperia 1 VIからでした。スカーレットカラーを選ぶと16GB/512GBのメモリー選択ができず、かなりのブーイングがあったように記憶していますが、Xperia 1 VIIIではなんとストレージに1TBの選択ができるようになっています。
SIMフリー限定色のネイティブゴールドで16GB/1TBを選択するというのが、Xperia 1 VIII購入の醍醐味かもしれません。(笑)
スカーレットの人気を博したXperia 1 VIでしたが、ガーネットレッドにそのまま乗り換えるのもよいですね。今回は16GB/512GBモデルの選択が可能です。
本体カラーとカバーの組み合わせもいろいろ試せます。本体カラーに迷われる方は、私が私物でケースを全色購入してみましたので、こちらを参考にして色選びをされてみてはいかがでしょうか?
■まとめ
Xperia 1 VIは、2024年当時として完成度の非常に高いスマートフォンでした。私自身も長く愛用してきましたし、「これ以上進化するところはあるのかな?」と思っていたほどです。(毎年そう思っているんですが)
ところが、実際にXperia 1 VIIIを使ってみると、進化しているのはスペック表に載る数字だけではありません。
超広角・望遠カメラの画質向上、AIカメラアシスタントによる新しい撮影体験、Ultra HDR対応、より自然で迫力のある本体スピーカー、ミリ波通信、Bluetooth通信の安定性など、毎日使うたびに「あ、ここも良くなっている」と感じる場面が何度もあります。
一方で、本体サイズやディスプレイサイズはほとんど変わらず、Xperia 1 VIで気に入っていた持ちやすさや使い勝手はそのまま引き継がれています。違和感なく乗り換えられるのも大きな魅力です。
「まだXperia 1 VIで十分」と思っている方も多いと思いますが、写真を撮る機会が多い方、動画や音楽を楽しむ方、そしてこれから数年間安心して使い続けたい方には、Xperia 1 VIIIへの買い替えは十分満足度の高いアップグレードになると思います。特にUltra HDRについては買い替えないと撮れないですからね。
当店では実機の体験もできますので、気になる方はぜひ一度、その進化をご自身で体感してみてください。
■Xperia 1 VIIIのお得な購入方法について
★「Xperia 1 VIII 発売記念キャンペーン! 期間中に購入&応募でもれなく1万円プレゼント」
6月11日に発売になったXperia 1 VIIIですが、今だけお得な購入方法があるのはご存じでしょうか?
対象期間中にXperia 1 VIIIを購入&応募でもれなく10,000円相当がプレゼントされます。
- キャンペーン対象購入期間:5月13日~8月31日23時59分
- キャンペーン応募期間:6月11日10時~9月7日10時00分
ソニーストアで購入するSIMフリーモデルではキャッシュバックになります。8月31日までの購入で対象になります。
ソニーストアでのXperia購入時ですが、7月1日まではソニーストアで行っている「ご利用感謝ラッキー抽選会」でプレゼントされるお買い物券が利用できます。抽選結果により最大で10万円!のお買物券がプレゼントされるキャンペーンですが、はずれはなく多くの方は5,000円のお買物券がゲットできます。
Xperia 1 VIIIの購入時にはぜひ、利用したいキャンペーンです。こちらのキャンペーンで5,000円のお買物券が当選したと仮定して、ソニーストアの分割払い価格をシミュレーションしてみました。ソニーストアでは36回払いまで金利0%での分割クレジットが利用できます。それぞれのモデルのお支払金額は下記のとおりとなります。
| モデル | RAM | ROM | 本体価格 (税込) |
ラッキー抽選会 5,000円当選時価格 |
36回分割 (月額) |
初回支払額 |
| Xperia 1 VIII | 12GB | 256GB | 235,400円 | 230,400円 | 6,400円 | 6,400円 |
| 512GB | 251,900円 | 246,900円 | 6,800円 | 8,900円 | ||
| 16GB | 512GB | 268,400円 | 263,400円 | 7,300円 | 7,900円 | |
| 1TB | 299,200円 | 294,200円 | 8,100円 | 10,700円 |
さらに2年後に本体を返却するか、買取にするかを選択できる「残価設定クレジット」の用意もあります。こちらは月々の支払額をさらに抑えることができます。2年後の利用状況にあわせて、そのときに買取にするか返却して乗り換えをするかが選択できます。
| モデル | RAM | ROM | 本体価格 (税込) |
ラッキー抽選会 5,000円 当選時価格 |
24回分割 (月額) |
初回支払額 | 24回お支払い 総額 |
最終回 お支払い (25回目) |
| Xperia 1 VIII | 12GB | 256GB | 235,400円 | 230,400円 | 6,100円 | 8,100円 | 148,400円 | 82,000円 |
| 512GB | 251,900円 | 246,900円 | 6,600円 | 7,100円 | 158,900円 | 88,000円 | ||
| 16GB | 512GB | 268,400円 | 263,400円 | 7,100円 | 7,100円 | 170,400円 | 93,000円 | |
| 1TB | 299,200円 | 294,200円 | 7,900円 | 8,500円 | 190,200円 | 104,000円 |
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こちらもラッキー抽選会で5,000円のお買物券が当選した仮定でお支払額を算出してみました。
メモリー搭載量によって価格は変動しますが、メモリー搭載量を必要とせず、カメラ機能を魅力に感じられる方は12GB/256GBを選ぶことで、かなり価格が抑えられます。
また、今後のAIの発展やアプリの進化を考えて、4年のOSアップデートを見据え、搭載RAM容量は16GBにしておきたい!という方も月額の支払いを見るとそれほど大きな差額はありません。長く使う前提なら、月額差を見ながらRAM 16GBモデルを検討する価値もありそうです。
そして、故障・水濡れ・全損などのトラブル時に「交換」「修理」の二つのサービスでサポートしてもらえる「Xperia ケアプラン」についてもニュースがあります。サービス加入料は年払い5,500円、月払い550円に設定されていますがソニーストアの商品ページの案内によると7月1日より新規加入分について料金改定が行われる予定となっています。既存会員さんの更新支払いについても8月1日より価格改定になります。
| 現行料金 | 新料金 | |
| 年払い | 5,500円 | 7,700円 |
| 月払い | 550円 | 770円 |
| 年払い (追加加入) |
2,500円 (1年目のみ、2年目以降5,500円) |
4,700円 (1年目のみ、2年目以降7,700円) |
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6月30日までに「Xperia 1 VIII」を購入し、購入時に加入すれば現行料金で契約ができます。アップ幅が割と大きいのでXperia ケアプラン加入を考えている方は、料金改定前の購入・加入条件を確認しておきたいところです。
ということで、ラッキー抽選会のチャレンジ、そして6月30日までにXperiaケアプラン加入での購入、9月7日までのキャンペーン応募がお得になります。
4回のOSアップグレード、6年のセキュリティアップデートが約束されているモデルです。スマートフォンはどうしてもセキュリティアップデートの期限がありますので値下げを待って使い始めを遅らせてしまうと、その分、セキュリティアップデートの残り期間が短くなります。
販売店目線で見ていると、早めに購入して長くお使いいただくのが一番お得、という風に見えます。スマートフォンはアップデート期間を含めて考えると、早めに使い始めるほど長く楽しめる製品だと思います。
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| Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 VIII (XQ-GE44) |
ソニーストア価格: 235,400円~ |
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| 発売日 | 2026年6月11日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ ラッキー抽選会対象商品 |
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| テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
詳しくは店頭にてご案内しています | |||
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| Style Cover with Stand for Xperia 1 VIII XQZ-CBGE |
ソニーストア価格: 税込 5,500円 |
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| 発売日 | 2026年6月11日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ ラッキー抽選会対象商品 |
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| テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
詳しくは店頭にてご案内しています | |||
【当店の実機レビューレポートシリーズはこちら】
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