画面がまるで「闇」になる RGB Mini LED搭載「BRAVIA 9 II」開梱・設置レポート

店頭展示のBRAVIAを、最新フラッグシップモデル「BRAVIA 9 II」へ入れ替えました。保護フィルムを剥がした瞬間、目の前に現れたのは、店内の映り込みをほとんど感じさせない「闇」のような画面です。
RGB Mini LEDによる鮮やかな高輝度映像と、新開発の低反射フィルムはどれほど違うのか。開梱・設置からPlayStation 5、HDR写真の実機デモまで紹介します。

こんにちは、店員佐藤です。
実は今年、当店ではBRAVIAのオーダーがかなり順調で、まだ7月なんですけど昨年1年間のオーダーの2倍くらいのご注文をこれまでにいただいています。新型モデルの「BRAVIA 9 II」「BRAVIA 7 II」に限らず、ベーシックモデルの「X81L」や「X75WL」シリーズも好調で、BRAVIA全体のオーダーが多くなっています。
記憶に新しいのは2020年のコロナ・巣ごもり需要のときで、あの年も外出できないのでせめて自宅のテレビを買い替えよう!というムーブメントがありました。あれから6年経って、期間は短いのですがちょうど買い替えサイクルがやってきているんですかね?
それと、来年4月からTCLとの合弁会社『BRAVIA株式会社』が事業を開始する予定というのも、今年の動きに少し影響しているのかもしれません。TCLが51%、ソニーが49%を出資する新会社になると聞くと、『来年からBRAVIAはどうなってしまうんですか?』と不安になる方もいらっしゃると思います。
ですが、新会社の本社は東京のソニーシティ大崎に置かれ、トップとなる代表取締役会長兼CEOには、日本人の木井一生氏が就任する予定です。木井氏はソニーの副会長で、以前にはホームエンタテインメント&サウンド事業も担当されていた方です。新会社の製品にも、引き続き『ソニー』と『BRAVIA』の名称が付けられます。こうしたところは、これまでのBRAVIAが何もかも変わってしまうわけではないという安心材料になると思います。
店頭でも『来年からBRAVIAはどうなるんですか?』というご質問をいただいています。販売店には今のところ、大きな変化につながるような話はありません。それでも、現在のソニー単独体制で展開されるBRAVIAとしては、2026年度がひとつの区切りになりますので、『今の体制で作られたBRAVIAを選ぶなら今年のうちに』と考える方がいらっしゃるのも自然なことだと思います。
今年のBRAVIAオーダーが好調な背景には、買い替えサイクルに加えて、こうした将来への不安や駆け込み意識も多少影響しているのかもしれません。一方で、ソニーの映像・音響技術と、TCLのディスプレイ技術や世界規模の事業基盤が組み合わさることで、これからBRAVIAがどう進化するのかにも注目したいところです。

さて、そんなタイミングではありますが、今年はかなり力の入った新製品が発売されています。RGB Mini LEDという新しい方式のバックライトシステムを搭載した「BRAVIA 9 II」と「BRAVIA 7 II」です。

2024年モデルの『BRAVIA 9』と『BRAVIA 7』ではMini LEDバックライトが採用されていましたが、2026年モデルの『BRAVIA 9 II』と『BRAVIA 7 II』では、R・G・Bの3色で構成されたRGB Mini LEDへ進化しました。
映像に合わせてRGBそれぞれの発光を細かく制御することで、色の純度を保ったまま高輝度化できるようになり、色の付いた明るい部分も鮮やかに表現します。液晶テレビならではの明るさと、豊かな色彩表現を両立したモデルになっています。
イメージとしては、有機ELのような色鮮やかさに、液晶ならではの高輝度が加わったような映像です。
当店で展示する前にも見せていただいたことがありますが、そのインパクトは今までのソニー製BRAVIAの中でももっとも衝撃的でした。スーパーファインピッチブラウン管や、有機ELパネル初登場の時のインパクトよりも今回はその数倍はあるかと思います。
映像を見る前からすごいことになっていて、新開発の低反射フィルムの威力が凄まじく、まるで「BRAVIA 9 II」のディスプレイは「闇」なんです。
その「BRAVIA 9 II」がやってきたときの写真がこちら。
あれれ? 画面の反射がかなりあるんですが、もしかして間違えて「BRAVIA 7 II」を発注してしまったんだっけ?と、思ってしまいましたが、これは保護フィルムが貼ってあり、その反射です。このあと、保護フィルムを剥がすと「闇」がやってきます。
ちなみに、こちらはこれまで展示していた「BRAVIA 7」です。当店は入口に対して横向きにテレビ展示をしているため、こうして入口方向に向かって斜めからBRAVIAを見ると、昼間は外光の反射をかなり受けます。
これが低反射フィルムを装着していない「BRAVIA 7」です。
↑こちらは新型の「BRAVIA 9 II」になります。
保護フィルムを剥がした瞬間、目の前に現れたのは、店内の映り込みが消えてしまったような『闇』の画面です。
画像加工とかしていません。写真で撮ったそのままの画像ですが、映り込みを感じないと思います。
↑こちらは従来の「BRAVIA 7」です。部屋を暗くしているときは映り込みはないんですが、明るい部屋ではどうしても映り込みがあり、ここでソファに二人で座って見ていると、映像が暗転した瞬間に隣の人と目があって「こんにちは」をすることになっていました。
画面に映り込むところにLED電球スピーカーも配置していたのですが、この映り込みが気になるので場所をずらしたりしていました。
そして↑こちらは『BRAVIA 9 II』です。同じ環境で同じように撮影しているのに、画面はもう『闇』です。照明や入口の映り込みを探そうとしてしまうほどです。
しかもアンチグレアみたいに表面をギザギザに加工して光を乱反射させているのとも違って質感はあくまでマット。それでいて黒が沈み込んでいます。
こうした低反射のパネルは有機ELパネル採用のA9シリーズも同様で、映り込みの少なさもOLEDの魅力のひとつだったのですが「BRAVIA 9 II」の低反射パネルはさらに映り込みが少なく、沈み込んだ黒になっています。
普通はこういうシチュエーションはないと思いますが、テレビの前にグラスサウンドスピーカーを置いて、点灯させてみました。
まー、普通はこれくらいのパネルの反射があると思います。
「BRAVIA 9 II」では、これです。光源の明かりはさすがに見えてしまうんですけど、それ以外の間接光は、まったく気になりません。
その仕組みをうかがうと、一般的に、黒の沈み込みに優れるグレアディスプレイと、表面で光を拡散させて映り込みを抑えるアンチグレアディスプレイがありますが、『BRAVIA 9 II』は両方の良さを取り入れたハイブリッド方式とのことです。
グレアディスプレイは黒の沈み込みに優れる一方で映り込みがあり、アンチグレアディスプレイは映り込みを抑えられる一方で、黒い部分が白く浮いて見えることがあります。その両方のメリットを活かしたのが、今回の低反射フィルムということになります。
その威力は凄まじく、先週末から店頭展示を行っていますが、ご来店になったお客様が不思議そうに画面を覗き込んでいました。
さて、ここからはセッティングの話を少しだけ。
Google TVがベースになっていますので、Googleアカウントを使ってセッティングしていきます。HDMI接続だと、今はお互いの機器を勝手に認識してくれるので、HDMIケーブルでつなぐだけで基本的なセッティングはできてしまうのですが、PlayStation 5を繋いだときに「テレビの設定を変更してみてください」という表示がでました。
映像信号のフォーマットは自分で設定変更しなくてはいけません。
HDMIフォーマットは初期状態では『標準フォーマット』になっています。PlayStation 5で4K/120HzやVRRを使うには、対応するHDMI入力へ接続し、HDMI信号フォーマットも対応する『拡張フォーマット』へ変更します。
さらに、ケーブルもPlayStation 5付属のHDMIケーブルか、市販のウルトラハイスピードHDMIケーブルが必要です。設定かケーブルのどちらかが対応していないと、4K/120HzやVRRが使えなかったり、映像が乱れたりすることがあります。
うちのお店もAVアンプとBRAVIAの間に従来のHDMIケーブルを使っていたため、PS5のゲーム映像が一部乱れることがあったのですが、今回の設置替えでやっとウルトラハイスピードHDMIケーブルへ変更できました。これで完璧です。
さらに、普通のご家庭ではサウンドバーなどで音響面をパワーアップするところですが、当店ではAVマルチアンプの「STR-AN1000」を使っています。
BRAVIA 9 IIのスピーカーをセンタースピーカーとして鳴らすことができる「アコースティックセンターシンク」機能も搭載されているので、接続をしてから「自動音場補正」にてバランスを調整。
しかし、途中でテレビセンタースピーカーケーブルを認識しないと次に進めないという画面があり、ここで正しく接続をしても次に進まない事象が発生。
ケーブルをカチッという感触があるまで押し込まなくてはいけないんですが、それをやってもだめ。お手上げになりそうだったところで、そういうときはBRAVIAの再起動です。リモコンの電源ボタンの長押しで再起動のメニューが表示されるので、再起動を実行したところ、なにごともなかったように先に進めました。
教訓です。BRAVIAで不調を感じたら再起動です。
今どきのBRAVIAは最初からたくさんのアプリが入っていますね。すべてのVODサービスを利用している人は少なくて、自分の使っているアプリだけ残してあとは消したくなると思います。
アプリの削除ってどこでやるの?と、迷われる方もいらっしゃるかもしれませんが、BRAVIAもでっかいタブレットなんです。アプリアイコンの長押しでメニューが出てきます。
画面の長押しはできませんが、アプリを選択したところで決定キーを長押しすると上記のメニューが出てきます。
メニューに『アンインストール』が表示されるアプリであれば、ここから削除できます。プリセットアプリの中には削除できないものもあります。削除できないアプリも、右端の方へ移動しておけば、普段はあまり目にしなくて済むようになります。
知っていればなんてことはないんです。
せっかくなので、ここからはソニーショップっぽいデモンストレーションです。BRAVIA 9 IIの背面にあるUSB端子にメーカーさんからいただいているデモ映像コンテンツを再生してみます。
まだ、2026年モデルのデモ映像がないのですが、2022年頃にいただいたデモムービーが多数あります。この頃は有機ELモデル推しの時代だったので、有機ELパネルが映える映像コンテンツが多めです。
中でも大注目なのが花火映像ですね。
そうなんです。うちのお店の店頭でも散々やりましたが、花火の動画を再生して「液晶だと光点の周りもぼやっと明るくなってしまうけど、有機ELだと点だけが光るんです」という説明をしまくっていました。
これを『BRAVIA 9 II』で再生すると、花火の光点の周囲がぼやっと明るくならず、有機ELを思わせるような引き締まった映像になります。
しかも花火の光点の明るさはさらに明るくなっていて光というよりも熱を感じられるような映像になっています。「BRAVIA 9 II」の凄さが花火映像だけで伝わってきます。
他にもこうして背景が黒い映像が多く用意されていて、周りに光が漏れていないかというのをチェックしやすい動画のオンパレードです。
何度もデモンストレーションをしていた動画なので、違いがわかりやすい。
こちらのクロームメッキ的な動画も、これ、どうやって撮影をしているんでしょうね。かなり輝度差のある映像なんですけど、白飛びすることなく、すべてに鮮やかな色が載っています。
ここまできれいな輝度差や色域の広さを感じられる映像は、放送ではなかなかなくて、こうしたデモ映像でないとまとめて見ることができないんですけど、有機EL向けのデモ映像がこんなに役に立つとは。
そして、最近になって知ったのですが、デジタル一眼カメラαのHEIF画像がBRAVIAで再生できます。α7R VIで撮影してきたHLG静止画もUSBメモリーに入れてBRAVIAで再生すると、HDRでの写真表示ができます。
容量が大きめのUSBメモリーを用意して、ここにHEIFで撮影してきた写真のアルバムを作ろうと画策中です。
こちらは谷川岳の写真なんですが、画角に光源があるようなキラキラ写真が高輝度で見られるのと、手前の影になっている山肌までしっかりと描写されています。
プリントでは見られない、ディスプレイならではの写真表現ができます。これもRGB Mini LEDの威力を発揮しやすいコンテンツになりそうです。
さらにキラキラ映像ナンバーワンは今のところPlayStation 5の「グランツーリスモ7」です。画質というか高輝度映像の明るさがずば抜けています。
不自然なほどキラキラしているとかではなく、屋外でのドライブって、かなり輝度差のある世界だったんだな、と実感。
特に、こうした車内からの風景では、まるで後部座席に乗せてもらっているかのような実物感があります。こういう映像は今までのテレビでは感じられなかったかも。
黒が沈むので車内の影の部分は本当に光があたっていない影を感じます。
なお、一番のキラキラ感はトロフィーでした。ここがまた異常に高輝度になっていて、トロフィーに価値を感じられる映像になっています。ゲーム制作側で狙っているんですかね!?
その他、土曜日は映画ソフトや、紅白歌合戦の神回と言われている第69回の映像、8Kトラム、先日行われていたサッカーのNHK BS 4Kの中継映像なども見ましたが、このマットな画面に高輝度映像が映し出されると、まるで映画館のスクリーンを明るい部屋で見ているような感覚になれます。
フィルム質感をこの明るさで感じられるってすごいですね。
ここでいくら文章を重ねても、おそらく、その画質はお伝えできません。是非、店頭でソニーの最新フラッグシップ4K液晶テレビ『BRAVIA 9 II』を体験してみてください。
最後になりますが、今回は当店では壁掛け設置をせずに、あえてテーブルトップ展示にしています。センターにあるスタンドをお見せしたくて、今回はスタンドを組み立てています。
上記がセンタースタンド部なんですけど、中央のところにすりガラスみたいなものがはめてあり、その向こうは透明になっていますね。
このセンター部分のガラスを取り外すことができます。
取り外してみるとご覧の通り、テレビの配線が下に降りているのですが、こうした縦方向の線は、ガラスのスリットが拡散して、目立たなくしてくれているんです。
半分だけ隠してみました。
横方向の配線はそのまま見えますが、縦に垂れる配線はほとんど見えなくなるので、配線をしていてもテレビが浮いているような感覚を味わえるデザインになっています。
低反射パネルもそうですが、こんなところにも新しい技術、デザインが用意されています。
BRAVIA 9 IIは下記の4サイズで展開しています。
| 商品カテゴリ | シリーズ名 | 型名・サイズ | 発売日 | ソニーストア価格 (税込) |
|---|---|---|---|---|
| 4K液晶テレビ | BRAVIA 9 II | K-115XR90M2 (115V型) |
9月19日 | 6,600,000円 |
| 4K液晶テレビ | BRAVIA 9 II | K-85XR90M2 (85V型) |
6月13日 | 1,320,000円 |
| 4K液晶テレビ | BRAVIA 9 II | K-75XR90M2 (75V型) |
6月13日 | 935,000円 |
| 4K液晶テレビ | BRAVIA 9 II | K-65XR90M2 (65V型) |
6月13日 | 660,000円 |
.
店頭では『65V型はうちには置けないなー』というお声もありますが、BRAVIA 9 IIの国内ラインアップは65V型以上。55V型と50V型はBRAVIA 7 IIに用意されています。
なお、今回体験した低反射技術『イマーシブ ブラック スクリーン プロ』は、BRAVIA 9 IIの85V型、75V型、65V型に搭載され、115V型とBRAVIA 7 IIには搭載されていません。
実機でこの映り込みの少なさと沈み込んだ黒を見てしまうと、なんとか65V型を設置するスペースを作りたくなると思います。
新型ブラビアの発売記念キャンペーンとして、今回は最大16万円のキャッシュバックキャンペーンを開催しています。大注目の『BRAVIA 9 II』では85V型でなんと10万円、75V型、65V型でも5万円のキャッシュバックとなります。
金額的に、今回はかなり高額なキャッシュバックになりますので、購入時にはこのキャンペーンも計算に入れたいところです。
8月18日までに購入を行い、9月30日までが応募期間となっています。セット購入の場合は一度にすべての製品のキャッシュバック申し込みを行う必要がありますので、ご注意ください。詳しくはキャンペーンページでのご確認をお願いします。
当店は8月8日までサマーフェアを店頭にて開催中です。是非、この機会に実機体験をどうぞ!
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| RGB Mini LED プレミアム4K液晶テレビ BRAVIA 9 II K-XR90M2 |
ソニーストア価格 660,000円~ 税込 |
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| 発売日 | 2026年6月13日 | メーカー商品情報はこちら | |
| 長期保証 | 5年ワイド:66,000円~ 3年ワイド:33,000円~ 5年ベーシック:33,000円~ 3年ベーシック:無償 |
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| ソニーストア 購入特典 |
My Sony登録で10%OFF 提携カードで3%OFF ラッキー抽選会対象商品 24回まで分割手数料0% 壁掛け設置パック50%オフ |
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| テックスタッフ ご利用特典 |
65型実機を店頭展示しています 詳細は店頭にてご案内しています |
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