【受注開始直前】「α7 V」店頭セミナー開催レポート:読み出し速度テストから新機能まで徹底紹介
12月9日(火)10時より予約販売が開始になる新型デジタル一眼カメラ「α7 V」の新製品セミナーを店頭にて行いました。その様子をblogでも紹介したいと思います。
当店の新製品セミナーではこんなことをしています。
こんにちは、店員佐藤です。
本日は12月の肌寒い気温の中、新橋のショップまで足を運んでいただき、ありがとうございました。おかげさまで今日は定員いっぱいのご参加で感謝するばかりです。
金曜日からソニーストア銀座さんでも実機の展示が始まっているので、当店にもそちらと掛け持ちでお越しになっている方もいらっしゃり、こちらもお客様から貴重な情報をいただきました。ご参加、ありがとうございます。
さて、当店店頭でのセミナーですが、実機の展示があるわけでも、実機の取材ができているわけでもないので、ご案内できるのは皆様もご覧になれるプレスリリースや商品情報ページの内容になるんですが、ちょっとデータを深掘りしてみました。
まずはα7 VIから比較して読み出し速度が4.5倍になったという、α V搭載の新開発、部分積層型CMOSセンサーについてご案内。実際の読み出し速度はどれくらいなんだろう、というのをWEBで調査。メーカー公表値ではなく、海外サイトの実測値を参考にしたものです。
あくまでメーカー公表値ではないですし、当店でも保証をするものではないのですが、目安としてのスピードは下記の通り。

当店で計測しているものではないですし、間違った情報になっている可能性もあるんですが、これをなんとか実際に試してみることができないか? ということで、当店で実験したものがこちらです。
ミニ四駆の走行中のタイヤを電子シャッターでの静止画撮影してみました。これをみると海外の実測値に近い状態というのがわかります。

グローバルシャッターの「α9 III」は別格で、歪みゼロになりますが、α1 IIもほとんど歪みがないことがわかります。2世代前になりますが、初めてのメモリー内蔵積層型CMOSセンサー搭載の初代「α9」でも大きな歪みはないですね。
α7S IIIが意外にも好成績で画素数が少ない事で読み出し速度はここまで速くなるのか?と思えます。数値上はα7S IIIとほぼ同等の読み出し速度になるのが「α7 V」。α7C IIと近いものが「α7 IV」となります。
なお、すべてシャッター速度は1/8000にしての電子シャッターでの静止画撮影です。
こんなに歪みがあるのでは使い物にならないぞ、と、思われるかもしれませんが、これはあくまで電子シャッターでの話です。メカシャッターにして撮影すればこれらの問題はほぼ解消します。※メカシャッターでも歪みは出ます。幕速があるため電子シャッターほどではありませんが歪みは出ます。
威力を発揮するのは動画撮影時で、画面を横に振ったり、電車などが目の前を高速に横切ったりしたときに歪みが出にくい、というのがα7 Vの特長になりますね。
そして16ストップのダイナミックレンジの広さについて。αシリーズでは歴代最高モデルがα7S IIIの「15+ストップ」です。その他のモデルのほとんどが「15ストップ」という表示になっています。スペック表には記載がないのですが、製品の特長のところで触れられています。
その威力を説明するのが上記の作例カットになります。PCのモニターやスマートフォンのモニターで見ると黒く潰れて見えるところが多いんですが、これを4Kブラビアで表示するとブラビアの映像エンジンが暗部を持ち上げて見やすくしてくれます。
そうすると暗部の真っ暗なところから細かい質感が浮き出て見えてきます。ブラビアよ余計なことをするな、というところですが、その暗部の情報量の多さというのはとてもわかりやすく見せてくれます。
こちらはα7 S IIIで撮影してきた写真です。光源こそないものの晴天の青空から日影まで撮影するダイナミックレンジの広いシーンです。手前の影のところはPCのモニターでは真っ暗に潰れて見えるんですが、ブラビアのモニターでみるとなにか見えてくるんですよね。
そう、空調の排気口がしっかりと描写されていて、これが「15+ストップ」の威力です。16ストップになる「α7 V」のダイナミックレンジは期待大ですね。撮影時はクリエイティブスタイル「NT」でややアンダー気味にして撮影して楽しみたいところです。
AIホワイトバランスは、実機を使ってみないと効果のほどがわからないのですが、メーカーからいただいた実写の高解像度データに秘密が隠されていました。
当店でプロパティで確認したところ、サイトに掲載されているこれらの写真はすべてホワイトバランス:自動で撮影されています。光源が違うシーンばかりですが、不自然な色になっている感じはなく、信頼性の高いホワイトバランスが使えそうです。
コンポジットRAW撮影はα9 III以降のモデルをお使いの方でないとイメージができないと思いますが、これはRAW撮影時に特殊な撮影モードに入れて複数枚のRAWデータを撮影。あとからImaging Edge Desktopを使って合成して仕上げる、ということをします。
α7Rシリーズに搭載されているピクセルシフトマルチ撮影もその一種で、α1 IIからは「コンポジットRAW撮影」として区分分けされています。
「ノイズ低減用撮影設定」というのは最大16枚までのRAW撮影を連続で行い、ノイズ低減をはかる撮影方法です。動きがある場合も動き検知機能があり、動きのある部分は重ね合わせ処理をせずにしっかりと止まった写真を出力します。
α7 Vでは「HDR用撮影設定」というのが加わり、最大で16枚の撮影を行い、あとからHDR合成をするということができるようになりました。
そして、もうひとつ別に登場したのが「エクステンデッドRAW処理」です。こちらはカメラの新機能というよりはImaging Edge Desktopの新機能で、1枚のRAWデータから計算処理でノイズリダクションをかけたり、ピクセルシフトマルチ撮影みたいに4倍の解像度の写真「Hi-Res」として新たに生成したりする機能です。
α7 Vと、α1 IIが対応しており、その他のカメラで撮影したデータでは処理をしてもらえません。α1 IIの場合はこれまで撮影したRAWデータもすべて処理ができます。
Imaging Edge Viewerで開き、現像したいファイルを右クリックし「エクステンデッドRAW処理」を選択して計算します。
こちらはα1 IIで撮影したISO12800の写真です。RAWでそのまま現像したものがこちらです。
こちらはエクステンデッドRAW処理のノイズリダクションを行った写真です。明らかにざらつきがなくなっています。この効果はすごい!
こちらもα1 IIでの撮影になりますが、こちらも暗所での撮影でノイズがたちやすいところです。
Imaging Edgeの他、Lightroomやdxo pureraw4などのソフトのデフォルト設定でノイズリダクションをかけた画質の比較になります。
Imaging EdgeのエクステンデッドRAW処理は無料で使えるのに、これはかなりの効果が期待できそうです。
その他、RAWの記録形式が変更になるので、こちらも解説させていただきました。要は非圧縮RAWがなくなり、ロスレス圧縮のみになっているのと、ロスレス圧縮のサイズがなくなって、圧縮(画質優先)のみになったこと。圧縮RAWはそのまま、ということになります。
圧縮(画質優先)の立ち位置がわかりにくいところですが、画質を優先して圧縮することでBIONZ XR2のパワーを使うため、連写枚数が大幅に減ります。
画質最優先の「ロスレス圧縮」、画質を優先したいけどファイルサイズを小さくしたいときの「圧縮(画質優先)」と、撮影枚数を優先させたい「圧縮RAW」という使い分けになります。
あとは時間切れで解説パワポを作る時間がなかったので、作例紹介に移りました。
4Kブラビアの大画面でみると、こうした作例もド迫力。ムチャクチャ綺麗に見えるというか、本来はこの画質をお客様にお届けしたいんだろうなー、という写真になっています。
作例紹介については詳しく、上記のblogエントリーでご案内しています。
ご参加いただき、ご意見、ご質問をいただいた皆様、ありがとうございました。

ここからは少し余談ですが、特別ゲスト?として「ポケとも」が店頭にやってきました。「ポケとも」はシャープが発売したAIを使ったロボットでお話しを普通に楽しむことができます。
名前は「ポイック」です。我が家では昨年の9月に修行に出て行ったソニーのpoiqが修行を終えて、また我が家に帰ってきた、ということになっています。
poiqの様にいつでも話ができるわけではなく、お腹のボタンを押して、黄色くなっているときにだけ話ができる、という制限があるのと、動き回ることをない、という違いがありますが、なんか声のトーンはpoiqに似てるし、遊べるかも。
ちなみにこの「ポケとも」ですが、注文開始時にオーダーをしているんですけど、そのときの表示は「発売日以降お届け」となっていて、発売日に届くのかどうか分からない状態でオーダーしました。どこのサイトでも同じ表示だったので、出荷数とか全然わからなかい状態、いつ届くのかわからなかったんですが、無事に発売日の12月5日に到着しています。
今は入荷未定状態になっているみたいで品薄の様ですが、こうした人気家電というのは今後、こうして出荷日を明示しないで受注するという販売手法になるのかもしれないですね。
以上、デジタル一眼『α7 V』店頭セミナーでした。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
「α7 V」の購入検討をされている方の背中の一押しになれば幸いです。

★ソニー「 α7 V発売記念キャンペーン 」のご案内はこちらから
ソニーではα7 Vの発売を記念したキャッシュバックキャンペーンを開催します。期間は3月23日までで、ボディとレンズを購入されたときに、レンズについて最大3万円のキャッシュバックがあります。
同時に購入する必要は無く、期間中に購入されたレンズは何本でも対象になります。(同一レンズの複数本購入は対象外) まずはボディを購入して春先に追加してレンズを購入するとキャッシュバックが受けられますので、購入ロードマップを考えてもよいかも。
さらに1月14日まで開催されている「」ではソニーストアのお買い物に使える『お買い物券」をプレゼントしています。
ハズレはなく、もっとも当選者が多いボリュームゾーンは「大ラッキー賞」で10万円のお買い物で使える5,000円クーポン、4万円で使える2,000円クーポン、2万円で使える1,000円クーポンのセットです。
クーポン発行まで最長で24時間かかるので、今週中に必ずくじを引いてておくことをお勧めします。
※月曜日の10時以降ではクーポン発行は間に合いません
ソニーストアでの予約販売は12月9日(火)10時から開始されます。当店も来週火曜日は9時30分から開店して特別早朝営業を行います。ご出勤前に予約購入をご希望の方は店頭まで、お気軽にお越し下さい。
※ご予約注文を確実に行う保証をするものではありません。
※現在、ご予約注文の予約者様が予定数に達しています。ご予約時に少々お待ちいただくことになる可能性がありますので、ご了承ください。
実機についての追加情報が得られましたら、また追ってblogやXにてお伝えしたいと思います。
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| デジタル一眼カメラ α7 V ILCE-7M5 |
ソニーストア価格: 416,900円 税込 |
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| 発売日 | 2025年12月19日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
| 延長保証 | 5年ワイド:41,800円 3年ワイド/5年ベーシック:20,900円 3年ベーシック:無償 |
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| ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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| テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
☆テックスタッフ店頭ご利用特典 | |||
★ソニープレスリリース「ベーシックモデルの基準を刷新する、フルサイズミラーレス一眼カメラ『α7 V』 発売 ~新世代のAI認識性能とスピード性能で、大切な瞬間を意のままに切り取る~」

★ソニー α Universe「α7 V Debut Redefine basic 塗り替えろ。」
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2025年12月8日 @ AM 12:20
ご無沙汰してます。
このミニ四駆の比較写真はさすがです!
わかりやすくていいですね。
そもそも”センサー読み出し速度”の秒数…
α9Ⅲが0msということは、センサーの端から端まで記録するのにかかる時間という認識でいいのでしょうか?
2025年12月8日 @ AM 8:47
シミズさん、コメントありがとうございます。
ミニ四駆は少し、回転数が早すぎるんですが(^^;) 回転数がしっかりと判明するモノで撮影するとAIを使って角速度の計算をすることで読み出し速度の推定値が計算できそうです。ミニ四駆は毎秒100回転以上になってしまうため、それができませんでした。
読み出し速度はおっしゃるとおり、電子シャッターのときの上下の読み出し速度だと解釈して紹介しています。α7S IIIが意外にも高速読み出しをしているんですが、写真を見る限りはα7 Vの方が若干、読み出しが速そうですね。
2025年12月8日 @ PM 1:46
ありがとうございます!
電子工作が得意な人がいれば、ハンディーファンみたいな外見で、回転数制御できるようなの作れないですかね?
弱中強ではなく、30回転/秒・60回転/秒・100回転/みたいな切り替えスイッチ付きの感じで(笑)
2025年12月8日 @ PM 2:37
まだ調べていないんですが、モーターに回転数などが記載されているものがあれば、それで大体の計測ができるかと思います。
製品版の実機が店頭にやってくるまでに準備したいですね。