【レビュー】α7 Vの30コマ連写に最適なメモリーカードはどれ?CFexpress Type AとSDカードを実測比較

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昨年12月に発売され、ソニー「α」のスタンダードの基準を塗り替えてしまった「α7 V」なんですが、連写撮影をする際に使うメモリーってどれがいいんだっけ? 早いのが良いのはわかるけど、どれくらいの差があるんだろう? を、実際にテストしてみました。

秒30コマ連写という超高速連写が可能になったモデルなので、従来の秒10コマ連写とは違う世界が待っている気がします。

 

こんにちは、店員佐藤です。

今回のテストのため、というわけではないのですが大容量480GBの「CEA-G480T」を購入しました。お店ではそんなに大量な撮影をすることはなく、デモ用に使うだけなので最低容量のメモリーカードしか置かないんですけど、昨今のメモリー価格の高騰&品薄のニュースを見て、ビビッて値上がり前に買っておこう!ということでオーダーしています。2026年の初荷はこちらのCFexpress Type Aカードになりました。

ニュースになっているのはPC用のメモリーで、それがいろいろ波及するのでは?ということなんですが、これが本当に長期化するものなのか、DDRメモリーだけではなく、SSDやHDD、スマートフォンまで巻き込むものなのかが個人では全然予想ができません。そんなところでこんな記事もあります。

■インプレス PC Watch「AI巡るメモリ争奪戦――2026年はPC、スマホに“冬”が到来」

あくまでもライターさん個人の見立てではありますが、パニック買いからの高騰&品薄になっているのでは?という話もあり、長期化はするものの一時的なものでは?という可能性もありそう。

なので、無理して購入する必要もなさそうなんですけど、多くの方がメモリー購入はされているみたいで、ソニーストアの人気ランキングでも、記録メディアなどに人気があるように見えます。

1月9日時点ではベスト50にないのですが12月はマイクロSDカードなどがランキングされていて、他社製製品がこんな上位にくるなんて珍しいな、とは思っていたんですけど、きっと、そういう先の需要を見越してのお買い物だったんだろうな、とも見られます。

メーカーさんからそうした話はまだ、全然聞いていないので慌てる必要もないんですが、どうせ、この先、必要になって購入することになるんだろうな、という大容量のCFexpress Type Aカードなどは買っておいてよいかも。

なお、ソニーのCFexpress Type Aカードは昨年モデルチェンジしていて、CFexpress2規格からCFexpress4規格に刷新されています。最大読み出し&書き込み速度が倍以上のスピードになりました。価格も下がっているので、購入するのに損な時期でもありません。

あいにく、まだαのカメラ側のカードスロットがCFexpress4規格に対応したモデルがないため、撮影時に恩恵を受けることはないのですが、カードリーダライターはCFexpress4対応製品が出ていますので、それらの製品をそろえるとPCへの転送時にCFexpress4規格のメリットを受けられます。

 

さて、前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。新発売の「α7 V」の秒30コマ連写を使ったときにどのカードを使うとよいんでしょう? やっぱりSDカードではなくてCFexpress Type Aカードにした方が書き込みは速いんだろうな、とは思うものの、どの程度のメリットがあるのかも知りたいところです。

CFexpress4対応のカードもそろったことだし、ソニーさんの歴代高速カードをそろえてテストしてみようと思います。

それと、ややこしく感じられるかもしれませんが「α7 V」はRAWの記録方式が変更されています。従来あった「非圧縮RAW」がなくなり「ロスレス圧縮」に統合されています。圧縮RAWが2種類にあり画質を優先した「圧縮(画質優先)」と、「圧縮RAW」から選べるようになっています。違いは画質優先の圧縮RAWは文字通り画質を優先して圧縮していて処理に時間がかかる→連写枚数が減る、というRAW形式になります。圧縮RAWは連写枚数を増やすために圧縮効率を優先して処理するRAW形式で、連写枚数が増えるそうです。

実際のところ、どれくらいの差があるものなんでしょうね?

α7 Vでの撮影テストですが、ドライブモードを最高速の30枚/秒に設定しプリ撮影を0.5秒にして試しています。より実践っぽい設定でテストします。

撮影はスマートフォン「Xperia 1 VII」でストップウォッチアプリによる表示を連写撮影します。「Xperia 1 VII」は120fps表示が可能なモデルなので、秒30コマ連写くらいなら余裕で表示性能が上回ります。

連写して、音が途切れたところでシャッターボタンから指を離して、その後、撮影された画像を見て0.3秒以上進んでいるコマがあったら、そこまでで連写が止まった、という判断ができます。簡単な方法ではありますが、これだと誤差がなく正確な連写可能枚数が割り出せます。

  TOUGH
Express4
TOUGH
Express2
TOUGH
SF-G
TOUGH
SF-M
SF-M
最大書込速度 1700MB/s 700MB/s 299MB/s 150MB/s 100MB/s
ロスレス圧縮 31 31 31 31 31
圧縮高画質 31 31 31 31 31
圧縮RAW 88 88 88 74 74
JPEG FINE 161 161 161 79 85
ロスレス+JPEG 31 31 31 31 31
圧縮+JPEG 79 79 79 74 75

.
計測してみて驚いたんですが、TOUGHのSDカードで最高速のSF-Gを使うと、CFexpress Type Aと同じ連写枚数になるんですね。

あらら、そうなの!? じゃ、無理してCFexpress Type Aカードとか買わなくても、手持ちのSDカードで十分じゃない?とか思えますが、バッファがいっぱいになっているところからのデータの書き込み時間でかなりの差が出ます。

誤差が出ますが、圧縮RAW+JPEG FINEの撮影設定にしてバッファがいっぱいになるまで連写して、シャッターボタンから指を離した瞬間から、データをすべてメモリーカードに書き終えるまでの時間を手動計測したものがこちらです。

  TOUGH
Express4
TOUGH
Express2
TOUGH
SF-G
TOUGH
SF-M
SF-M
最大書込速度 1700MB/s 700MB/s 299MB/s 150MB/s 100MB/s
圧縮+JPEG 79枚 79枚 79枚 74枚 75枚
書き込み時間 4.7秒 4.6秒 15.4秒 23.6秒 34.6秒

.

CFexpress Type Aカード、すごくないですか!? 最高速のSDカードよりも3倍以上の速さで、連写後、ほぼ瞬時に書き込みが終わる感じです。

実際の撮影時に連写して、次の撮影機会を狙っているときに、まだ書き込みをしてるなんてイライラするー、という経験はどなたでもあると思いますが、CFexpress Type Aを使うと、ほぼそれがありません。買ってよかった480GBでした。

なお「α7 V」はデュアルスロットになっていてスロット1はCFexpress Type A & SDカード対応、スロット2はSDカードのみ対応になっています。

スロット1にCFexpress Type Aを挿して、スロット2にSDカードの最速カードを挿すと最強状態になります。これで書き込みに時間がかかりそうなRAW記録をスロット1に、JPEG記録をスロット2に振り分けたら、もっと連写可能な撮影枚数が増えるんじゃないの!?とか、思いますよね。

やってみましょう。静止画の記録メディアを「振り分け」にします。

その後、スロット1に圧縮RAWを指定して、スロット2にJPEG記録をします。

結論からいうと、これをやっても連写可能枚数は1枚も変わりませんでした。結局画像処理のところがボトルネックになっていて記録スピードよりもそちらの限界が先にくるようです。

バッファがいっぱいになったところでの書き込みスピードも約4.8秒なので、CFexpress Type Aカードを使ったときと同じくらいです。

 

そんなわけで「α7 V」の連写撮影時に選ぶメモリーカードですが、バッファの書き込み時間で差がかなり出るので、やはりCFexpress Type Aカードがおすすめ!という結論になりました。

さぁ、480GBもの大容量カードが手に入ったので、野鳥撮影に「α7 V」を持ち出してみようかと思います。

 

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CFexpress Type A メモリーカード
240GB/480GB/960GB/1920GB

CEA-Gシリーズ
ソニーストア価格:
39,600円 税込
ソニーストアのご利用はこちらから
発売日 2025年10月17日 メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア
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ソニー提携カード決済で3%オフ
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【プレスリリース】CFexpress 4規格準拠 超高速CFexpress Type Aカード『CEA-G1920T』『CEA-G960T』他、発表

 

デジタル一眼カメラ α7 V
ILCE-7M5
ソニーストア価格:
416,900円 税込
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発売日 2025年12月19日 メーカー商品情報ページこちら
延長保証 5年ワイド:41,800
3年ワイド/5年ベーシック:20,900
3年ベーシック:無償
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