【 Xperia 1 VII | 新商品発表 2025 】ムービーからのソニーショップ店員レポート
今朝11時に発表になった「Xperia 1 VII」のプレスリリースがあり、私たちはプレス発表の内容や商品ページの確認に追われていましたが11時から発表会のムービー公開もあり、あとから拝見させていただきました。
28分10秒の動画でたくさんの情報が詰め込まれ、スペックからはわからない話も多数盛り込まれています。動画を視聴されるのが一番、理解が深まるとは思いますが、お時間のない方向けに当店で「意訳」をお届けします。要約ではなく、ところどころ端折ってしまうのですが当店なりのエッセンスをお届けしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
冒頭から大島正昭事業部長が登場してXperiaの紹介をはじめるんですが、あれ? この方ってデジタル一眼”α”の製品発表でも登場される方ですよね。昨年もそうでしたが、こちらの方は現在、イメージングエンタテインメント事業部とモバイルコミュニケーション事業部の事業部長をお務めになっているとのこと。
デジタル一眼”α”をお使いの方にもおなじみの方になるかと思います。
「そのリアルが、感情を直撃する」というキャッチフレーズで「Xperia 1 VII」の紹介が始まります。
まずはプロダクトムービーが始まるんですが、今回のモデルのカメラ機能の目玉は16mmの超広角カメラのセンサーが一新されて、1/5.6型センサーに置き換えられたという点があります。Xperia 1 VI比で2.1倍の大型センサーになります。
16mmセンサーが変更されていますが、24mmの広角カメラは従来通りExmor-Tセンサーで、ピクセルビニングを解除した48mm撮影もできるようです。望遠カメラも従来同様で85-170mmになっています。
ティザームービーで「ZEISS T*」のロゴが見つからない! もしや「G Master」ブランドになるのでは!?とか、勝手なことを言っていましたが、そんなことはなく、今回も「ZEISS T*」コーティングのレンズになっています。ナノARコーティングではありませんでした。(ナノARコーティングはレンズ内部に使われていて、レンズ表面のコーティングには使われていないですしね)
こちらはレンズ分の拡大写真になりますが「ZEISS T*」の文字があったところにはフラッシュライトと照度センサーが位置しています。マイクは従来通り16mmと24mmの広角レンズの間にあります。
「ZEISS T*」は24mmレンズの中に移動していて、あれ? 24mmだけがT*コーティングなの?とか思ってしまいがちですがレンズ3つともT*コーティングです。
わかりにくいのですがレンズとベゼルは同じ面にはなっていなくて、レンズがやや彫り込まれたところに位置します。Xperia 1 Vではツライチだったのですが、Xperia 1 VIでやや奥まったところに配置され、今回はさらに深い段差にしてカメラの存在感を出しているのと、単純にレンズ面を下にして置いたときに、レンズが保護される役割を果たします。
電源ボタン、ボリュームボタンの他に、Xperiaならではのシャッターボタンも配置され、まだ実物は見ていませんがサイズを拡大しているとのこと。手元にあるXperia 1 VIと比べるとボタンの奥行きが増えたように見えます。
またボディサイドに細いスリットが入っていますが、これもカメラスタイルで持ったときに滑らないように安定して手に持てるようにするデザイン上の工夫と聞いています。それも踏襲されています。
カメラ部に搭載された照度センサーは親切されたものになります。カメラ撮影のためではなくディスプレイの明るさを自動調整するために装備されています。
従来はディスプレイ側に照度センサーがひとつあるだけで、ディスプレイ面の明るさに応じてディスプレイの明るさを調整していましたが、これで背面側の明るさや状態も検知して明るさ調整を行うそうです。
後ほど、説明がありますが、これにより極端な逆光状態の際にもディスプレイの輝度を上げることができるようになるので、カメラ撮影の際にも補助になるんだと思います。
ディスプレイも進化して、ピーク輝度が20%アップしているとのこと。ピーク輝度は画面の一番明るい部分の輝度なので、全体が20%明るくなるというものではありません。BRAVIA 9とBRAVIA 7というミニLEDバックライトを使った液晶テレビがありますが、こちらも違いは「ピーク輝度50%アップ」ということになります。画面の白い部分の輝度だけが1.5倍明るくなるわけで、これはHDR画像に効くんでしょうね。
今回の新製品発表ムービーの中では説明が出てきませんでしたが「ウルトラHDR」対応になったXperia 1 VIIの威力倍増になるパワーアップ項目になるかと思います。
↑以前、多数のデバイスでウルトラHDRの表示比較をしたことがあるんですが、INZONE M9を含めて、一番綺麗に表示出来たのが「Xperia 1 VI」だったんですよね。Google PixelやiPhoneなどと比べてもXperia 1 VIのキラキラ感はずば抜けていて、これがBRAVIAのAI学習によるチューニングのおかげ、もしくはサンライトビジョンを使った調整の影響なんだろうな、とは思っていました。
そこからさらに「ピーク輝度20%アップ」です。うわー、実機を見るのが超楽しみです。
フルレンジステレオスピーカーも従来を踏襲しているように見えますが、中低音については10%の(音圧?)アップをしているとのこと。
Xperiaでドルビーアトモスの映画ソフトなどをスピーカーを使って視聴したことがある方ならご存じのとおり、Xperiaのスピーカーの威力って半端ではありません。今や「このサイズとは思えない音質」を通り越していて「真後ろにスピーカーがあるような音場」まで作り上げてしまいます。
個人的にもっとも効果がある映画ソフトが「ロスト・バケーション」です。これのオープニングのところですが、自分が海の中に入っているんじゃないかという錯覚をしてしまうようなサラウンド感に包まれます。
ヘッドホン無しでスピーカーだけでここまでの音場が作れるって、とんでもない製品だなと思いました。
ちなみにヘッドホンを使うときは「360 Upmix」というものも搭載しているので、↑こちらも知っておくとXperiaの使いこなし度がアップします。
すみません、脱線していて、この当たりは発表会の動画には登場しませんのでご了承ください。
「Powered by WALKMAN」ではウォークマンの高品質部品を使用して、オーディオジャックのハンダ付け部に金を添加。
プレミアムパーツを使って高音質化となっていて、なんだバランス出力とかグランド分離とかそういうのはないの?というところですが、これについては後ほど、説明されます。
ということで、ソニー”α”、BRAVIA、WALKMANの技術を結集しつつ、ハードウェアはXperia 1 VIを踏襲というように見えるんですが、ソフトウェア面で大進化をしています。
「AIカメラワーク」ということで新機能の説明がされますが、これは”α1 II”や”α9 III”でも使われているAI被写体認識の人間の骨格検知を使って被写体を捕まえる技術から発展した機能。
”α”にも似たような技術で「オートフレーミング」というものがありましたが、Xperiaの場合は進化した16mmレンズを積極的に使うような機能に進化していて、被写体を見なくても適正なフレーミングで撮影をしてくれるというものになっています。
こればかりは動画を見ていただいた方が効果がわかります。たった2分程度の動画なので、こちらを見ていただくと一目瞭然です。
被写体を見ていなくても画角に写る範囲であれば、それを中心にもってきてフレーミングしなおして記録してくれます。よくあるパターンですが「ここぞ!」という記念すべき一瞬をカメラのファインダー越し、モニター越しにみているのもったいないように思える瞬間があるんですが、適当にもって移しつつ、生の風景を自分の目で見られる、というソリューションに使ったり、移動しながら撮影するときの安定したフレーミングに使ったりできます。
以前、当店でZV-E1のレビューをしたときに紹介したオートフレーム撮影のデモはこちらでご覧になれます。
これ、超欲しいです。「オートカメラワークモード」です。覚えておきましょう。
それとは別に「オートフレーミングモード」を搭載。こちらは”α”のオートフレーミング設定とは違って、2画面同時に撮影するというものになります。
引きの画と寄りの絵を同時に記録。デモを見る限りはワイド側が横構図で寄りが縦構図になるんですかね。実機はまだ触っていませんので詳細まではわからないんですが、1人で2カメ状態が作り出せるというこの機能。なんかハンディカムがあったら実現してそうな機能に思えます。
”α”の技術と言うことになっていますが、ソニーのデジタルイメージング技術の集大成みたいになってきているかも。
再び、16mmの超広角レンズの説明ですが、センサーのサイズはこれくらい違っている様です。面積比で2.1倍になっていて暗所でも超広角撮影が可能になるということになっています。
特筆はこちらの歪曲収差で、従来はソフトウェアで補正してひがみを取っていましたが、なんとセンサーサイズのおかげなのか、ソフトウェアの補正無しで歪みを抑えたとのこと。
RAW撮影とかに使えそうだし、これは試してみたくなる進化です。
デジタルカメラ並みとなっていますが、ある程度の暗さの際の比較となっているみたいです。今までのXperia 1 VIの16mmもそこそこ綺麗に撮れていましたが、作例を比較して見てみると、色の発色の良さが際立っていて、センサーサイズの違いって、そういえばこういうことだったよなー、を実感。APS-Cセンサーからフルサイズセンサーになった感じかも。
この超広角レンズにより、オートフレーミングモードでの撮影がこうして威力を発揮することになるようです。
あれ? Xperiaのカメラって1200万画素しかなかったんじゃないっけ?というところですが、16mmカメラに使われている新型センサーは有効画素数4800万画素でそれを1200万画素にて記録しているということになっています。なのでデジタル的にズームしているというよりはクロップして撮影しているということになるので、画質劣化はさほどなさそうですね。
そしてぼけモードも強化。ぼけモードは画像から深度を検知してデジタル処理でボケを作る加工になります。Xperia 1 VIIでは16mm以外のカメラで利用が可能。
Xperia 1 VIでは50mm F1.2 G Masterをイメージして画作りをしていたそうで、口径食まで再現していて、わざわざ画面隅ではレモン型のボケになるように演出していました。
それが「HDRぼけ」と表現が変更されています。こちらもまだ詳細がわからないんですが、従来の「ぼけモード」ではHDR撮影していなくて点光源に色があまりついていなかったところが、作例をみると点光源に派手に色がついています。重ね撮りしてHDR演出をしているのかわかりませんが、ぼけモードも進化している可能性大。
これはもうますます”α”フォトと区別が付かなくなるかも。いよいよ私もサイバーショットRX100を使わなくて済むようになるのかなー。
そして、ムービーのあちこちで登場する「AI」という単語ですが、ソニー”α”にもBRAVIAにもWALKMANのDSEEにも、ふんだんにAIの技術は使われていて、それをまとめて「Xperia Intellifence」というくくりで紹介しているようです。
Android OSなので当然「Google Gemini」も「囲って検索」も「消しゴムマジック」も使えるわけで、そうしたAI技術的にはソニーのXperiaってAIの塊みたいなものなんですよね。
ということで、ここからは”α”やWALKMAN、BRAVIAの設計者インタビューが始まります。まずは”α”から。
新機能でもしかしたら今回の目玉機能になる「AIカメラワークモード」や「オートフレーミングモード」について紹介されます。
しかし、一番、心に残ったのはこういうところだったりして。シャッターボタンのサイズ変更。
半押しでフォーカスロックして、全押しでシャッターが切れるのって、ずっとXperiaを使っていると当たり前のように使っているんですが、他のスマートフォンってシャッターボタン自体がついていないんですよね。手が濡れてても手袋しててもシャッターボタンがあれば、写真だけは撮れるじゃないですか。しかもシャッター半押しでフォーカス合わせもできて。
”α”を使っているなら、やはりXperiaが一番操作性の近いスマートフォンになるんですよね。「だから私はXperia」って思わず言いそうになってしまいました。
ソニーストア価格で44万円の「NW-WM1ZM2」がティザームービーに登場してザワザワしていましたが、こちらもWALKMANの設計者にインタビューがありました。
登場したのはミスターウォークマンとも言える佐藤宏朗氏でした。やっぱり、この方が関わってきていたのかー。とはいえ、今回はXperiaの設計をされているというわけではなく、WALKMANの音についての解説をしつつ、Xperiaの音がどうなったのか解説さいてくださっている感じです。
「はんだ」を変えたくらいで、というように私たち素人は思ってしまうんですが、ハンダがないとオーディオ信号は通らないため、非常に重要というか、これを変えるとダイレクトに音質が変わるという話をされています。
金を添加したハンダをオーディオジャックに使っているとのことです。まー、こういう音の違いを知るには、それなりのヘッドホンを用意しないと判別できないんですが「WH-1000XM5」とかをお使いの方でしたら、これはあえて有線接続で聴くべき!とかいう話になりそうです。
AIが使われている「DSEE Ultimate」についても言及されています。ウォークマンに搭載されたばかりのときは、効果についてお客さんと熱っぽく語っていたんですが、今はもう当たり前の様に使わせてもらっていて、その恩恵について感謝することも忘れていたんですが、そうでした、これでハイレゾの音にすごい近づいてるんですよね。
お立場もあるのかもしれませんが? 最終的にはXperiaが音楽の楽しさを知るきっかけになって、ウォークマンの音に興味を持ってもらえればいいな、という事に落ち着きます。
まー、専用のオーディオプレーヤーとは作りが違うので仕方がないんですが、いっそ、Xperia ブランドではなくWalkmanブランドで携帯電話を設計してみるとどうなるんでしょうね♪
BRAVIAの設計者インタビューでも、Xperiaの開発というわけではなくBRAVIA側から見たXperiaの高画質技術について語られています。
興味深い話をされていて、新設計の照度センサーを使って調整しているのは明るさだけではなく、色温度なども調整しているとのこと。Xperia 1 VIIは周りの環境に応じたディスプレイ表示を行っているそうです。
自然の色の再現をシミュレートして再現しているのではなく、BRAVIAの発色を学習したモデルを作ったというのも面白い話です。
単に正確な色などの再現ではなく人間が美しいと感じる脳の特性に着目してシミュレートしているということで、なんか私たちの想像のはるか先に行っている気がします。
なんか字幕の切り取りをしている感じになっていますが、たくさんの話をしてくれていますので、こちらもムービーの方でご覧ください。
バッテリー容量5000mAhで2日間のバッテリー持ちは従来と同様です。小さな文字で記載されている注意事項を読むと1日に3時間使ってバッテリーがどれくらい持つのかテストしているそうです。それが通常の使い方になるんでしょうね。ずっと使い続けて2日間使えるわけではないのでご注意を。
なお、こちらは当店で実機を使って行ったスタミナテストの結果です。今年の春先に繰り返し行っているスタミナテストの結果をまとめたものです。「Xperia 1 VI」の際はシリーズ最強という話をされていましたが、今回はそれがないのでXperia 1 VIと同程度ということになるのかも。
それでも、スタミナモンスターと言われていたXperia 10シリーズを凌ぐ性能には驚くばかりでした。
↑詳しくはこちらにて。
高性能とスタミナ性能の両立に欠かせないのが「Snapdragon 8 Elite」です。最新のSoCを搭載していて、調べてみると今回はプロセッサーを変更するなど大きな変化のあるSoCになっているとのこと。
ザックリと中身についてWEBで調べてみました。
SoC スペック | Snapdragon 8 Elite | Snapdragon 8 Gen 3 | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 888 |
ソニー搭載モデル | Xperia 1 VII | Xperia 1 VI | Xperia 1 V | Xperia 1 III |
プライムコア | 2 × 4.32GHz | 1 × 3.3GHz | 1 × 3.19GHz | 1 × 2.84GHz |
1017-4320 MHz | 480-3302 MHz | 595-3187 MHz | 844-2841 MHz | |
パフォーマンスコア | 6 × 3.53GHz | 2 × 2.96GHz 3 × 3.15GHz |
4 × 2.8GHz | 3 × 2.42GHz |
384-3532 MHz | 499-2956 MHz 499-3148 MHz |
499-3803 MHz | 710-2419 MHz | |
高効率コア | – | 2 × 2.27GHz | 3 × 2.02GHz | 4 × 1.8GHz |
– | 364-2265 MHz | 307-2016 MHz | 300-1804 MHz | |
L2キャッシュ | 12MB + 12MB | 1MB | 1MB | 1MB |
L3キャッシュ | – | 12MB | 8MB | 3MB |
GPU | Adreno 830 | Adreno 750 | Adreno 740 | Adreno 660 |
製造プロセスルール | 3nm | 4nm | 4nm | 5nm |
Benchmark | Snapdragon 8 Elite | Snapdragon 8 Gen 3 | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 888 |
AnTuTu 3D Bench | (300万点) | 1,458,321 | 1,275,434 | 923 |
Geekbench 6 Single Core |
3,219 | 2,098 | 2,015 | 1,523 |
Geekbench 6 Multi Core | 10,413 | 5,541 | 5,368 | 3,838 |
Geekbench 6 GPU | 18,120 | 14,783 | 8,848 | 4,428 |
.
従来モデルの搭載SoCと比べて違っているのは「高効率コア」を非搭載にしていてパフォーマンスコアしか用意していないところと、3次キャッシュがなく2次キャッシュまででしかも大容量になっている点です。
スマートフォンに搭載されているプロセッサーもPCと同じで、今は重たい処理を行うPコア(パフォーマンス コア)と、消費電力のすくないEコア(高効率コア)など複数の種類のプロセッサーを搭載して高性能と省電力を両立しています。
Snapdragon 8 Eliteでは自社開発のコアを採用し、パフォーマンス コアでも高効率を実現しているとか。
キャッシュメモリというのは1次キャッシュ、2次キャッシュ、3次キャッシュと数字が増えるほど、コアから読みに行くスピードが下がるんですが、Snapdragon 8 Eliteでは2次キャッシュまでしか搭載せず、ここでもスピードをアップしているとのこと。今までそれができなかったのかというと、コアに近いキャッシュを増量すると歩留まりが下がるなどの問題があり、それもできなかったそうです。
ベンチマークの結果ですが、まだSnapdragon 8 Eliteの実機がないので、ASCIIさんの記事で紹介されていた数値を引用させてもらっています。(それ以外は当店展示機のスコア)代表的な直近のモデルで比較していますが、相当なパフォーマンスが期待できそうです。
モデルのカラーは3色で、今回はSIMフリーモデル専用色などはなく、キャリアでも購入できます。ただしキャリアによってはカラーバリエーションに制限があるものもあるとのこと。
聞いた話によると「モスグリーン」は「カーキグリーン」よりもやや明るい色になっているそうです。オーキッドパープルは従来のバイオレットカラーと近い色と言えば近い色に見えますが、背面のテクスチャーによって違ってみえる感じもします。
かめら部分のベゼルが同色になっているのはXperia 1 VIと同様です。今回はどの色に人気が出るでしょうね。
最後は珍しくXperiaの開発現場と思われる映像が出てきました。Xperiaはカメラだったりテレビだったりウォークマンだったりしますが、本来は電話なんですよね。こうした通話テストなどもしているんですね。(当たり前の使い方ですが、あまり登場しない画ですね)
ということで、ながながとお付き合いいただき、ありがとうございます。
個人的には「ウルトラHDR」が一番気になっているんですけど、まったく触れられていなくてビックリでした。(^^) カメラ機能に当然オンオフがあるんでしょうけど、ディスプレイ表示について対応がどうなのか、とかも気になるんですけど、これは実機を触る機会があったときにたっぷり試してみたいと思います。
ちなみに「ウルトラHDR」ってこれです。単に白っぽい写真に見える方はデバイスが対応していません。Xperia 1 VIのChromeブラウザでご覧になっている方は画面が眩しいくらい明るくなっているはずです。Windows 11でChromeブラウザを使っていて、ディスプレイがHDR対応のものになっていれば、同様にウルトラHDR画像がご覧になれます。
撮影は「Xperia 1 VI」でRAW撮影してAdobe LightroomでウルトラHDRに現像しました。Exmor-Tというダイナミックレンジの広いセンサーを搭載していますが、本来はこれだけの輝度差の映像が記録できるセンサーなんです。
Googleが推進している画像フォーマットで通常のJPEGにゲインマップというレイヤーを重ねて記録していて、対応しているデバイスで見るとHDR写真になり、非対応デバイスでは通常のJPEGになります。
従来言われている「HDRフォト」というのは撮影時に広い輝度で撮影して、それをSDRの狭い輝度信号に圧縮して表示しているので塗り絵みたいな画になるんですが「ウルトラHDR」は、より自然なダイナミックな輝度差を表現してくれます。弱点としては印刷ができなかったり、まだ非対応デバイスが多いので表示出来る機会が限られるんですが、ついに「Xperia」も正式対応しました。
写真の世界がこれから大きく変わりますよ!
↑興味をお持ちの方はこちらから詳細をご覧ください。Instagramアプリもすでに対応しているんですが、なにかしらの契約があるみたいでXperiaでは利用ができませんでした。カメラがウルトラHDR対応になったので、これでInstagramやAdobe Lightroomも対応が変わるかも!
Xperia 1 VIIの発売は6月上旬以降予定で、ソニーストアでは5月20日10時より予約販売を開始します。予定価格は下記の様になります。
メモリ容量 (RAM/ROM) |
ボディカラー | 発売日 | 市場推定価格 | |
SIMフリー モデル |
12GB/256GB (Low spec) |
スレートブラック モスグリーン オーキッドパープル |
6月上旬以降 | 205,000円前後 |
12GB/512GB (Mid spec) |
219,000円前後 | |||
16GB/512GB (Hi spec) |
235,000円前後 | |||
専用ケース | Style Cover with Stand for Xperia 1 VII XQZ-CBFS | 5,000円前後 |
.
Xperia 1 VIでは搭載メモリーによって発売日が2か月違っていたりカラーバリエーションに制限がありましたが、今回はそれはなく一斉発売になる予定です。
■お得な購入方法
★ソニー公式「Xperia 1 VII 発売記念 最大30,000円相当プレゼント」
「Xperia 1 VII」の発表と同時に発売記念キャンペーンとして最大3万円相当がプレゼントされるキャンペーンが発表になっています。
注目すべきは予約期間中は高額当選確率が5倍になっている点です! 今のところ発売日は6月上旬以降となっていますが、それまでに抽選すれば1等3万円と2等2万円の当選確率が5倍になっています。
昨年のXperia 1 VIの時は早期申し込みで2万円、その後は1万円のキャッシュバックになっていたんですが、今回は3万円と2万円のキャッシュバックチャンス!
早速試してみたところ、当店では3等が1人、4等が2人でした。タイムラインを見ても3等と4等の方が多いんですが、中には1等、2等当選の報告もあります。数少ない集計ではありますが、今回は4等に比重がかかっていいるような気がするので、3等以上が当たったら大もうけ!と思って良さそうです。まずはロトくじ抽選からどうぞ!
そして忘れてはいけないのが「ラッキー抽選会」です。このキャンペーンでは最大10万円のお買物券が当たり、購入時に使用する事が出来ます。
ハズレはなく、必ずいくらかのお買物券が当たるビッグなキャンペーンになっています。
お買い物券は3枚プレゼントされ、10万円、4万円、2万円と購入金額によって使えるクーポンが変わってきます。
注意点としてクーポンの付与は翌日となるので、欲しいものを購入する前日までに抽選をしておく必要があります。5月20日10時の先行予約に備えて今すぐチャレンジを!
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Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 VII (XQ-FS44) |
ソニーストア価格: 税込 204,600円~ |
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発売日 | 2025年6月5日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
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Style Cover with Stand for Xperia 1 VII XQZ-CBFS |
ソニーストア価格: 税込 5,500円 |
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発売日 | 2025年6月5日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ | |||
テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
ご成約記念品プレゼント ☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |

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Xperia 1 VII スターウォーズ コラボモデルは9月1日までの期間限定販売に
ソニーストアにて販売中のSIMフリースマートフォン「Xperia 1 VII」×スター・ウォーズコラボモデルについて9月1日(月)までの期間限定販売になることが案内されました。