銀座ソニーパークがグランドオープン!『Sony Park展 2025』へ行ってきました!
1月26日にグランドオープンした銀座ソニーパークで開催する「Sony Park展 2025」へ1日遅れで行ってきました! すごい楽しかったです。こんな展示がこれからずっと続くと思うと嬉しくて仕方がありません。
早速、イベントの様子をレポートします。
こんにちは、店員佐藤です。
ついにこの日がやってきました。2017年3月31日に閉館になったソニービルが、一度、公園に変身して、再度工事に入り「Ginza Sony Park」として新しい形で昨日オープンしました。
新しいソニーパークはショールームとしての建物ではなく、銀座の公園としてソニー製品ではなく文化の発信拠点として利用されるとのことでソニーストア銀座の引越はありません。地下4階、地上5階建ての新しい建物として再スタートします。
展示内容は常設されるものではなく、常に変わっていくとのことですが記念すべき第一弾が「Sony Park展」ということで、2021年の夏に公園時代のソニーパークで開催された6つの分野に6人のアーティストが加わって展示を行ったイベントを2025年版として開催。
入場は無料なのですが事前予約制になっていて、そのスタートを見逃してしまったもので初日にはお邪魔できなかったのですが、開催2日目にお邪魔させてもらってきました。
こちらが今日の開場直前の様子です。人数にして50人くらいはいるでしょうか? 予約時点では27日は朝~夜まで全枠空いていたのですが、今見ると水曜日までほぼ全時間が埋まっていて週末に関しては2週間先まで予約が埋まっている状態になっています。
イベントの告知が進んで人気イベントになっています。
Sony Park展では6つのテーマの展示があるのですがPart.1として3/30までは「半導体は、SFだ(YOASOBI)」「ファイナンスは、詩だ(羊文学)」「音楽は、旅だ(VAUNDY)」の展示が行われています。
この3つの展示イベントに入るのに予約が必要で、ソニーパーク自体には予約なしでも入場できます。期間限定で5Fの屋上にはソニーホンダモビリティのEVカー「AFEELA」が展示され、地下3Fではソニーが運営するダイニング「Nibun no Ichi」がオープンしているので、こちらは予約なしで利用ができます。
11時の開場になると、皆さん、階段を駆け上がっていき、目的のブースに向かいます。私も最初に3Fにある「半導体は、SFだ(YOASOBI)」へ向かったのですが、最初の回からは漏れてしまい11時20分からの体験になりました。
15分入れ替え制で体験ができるようになっています。
この日は満席になっているから、というのもあるかもしれませんが、それぞれの階にある受付では予約がないと体験はできないというアナウンスをしていました。空きがあれば入れるんだけど。。。というアナウンスはなく当分はこういう状態で運営されると思います。
ちなみに2回目に振り分けられたことでラッキーなことが起こります。
さて、順番が回ってきて入口のラウンジに通されると、こんなところで受付を行います。
これがこのイベントのミソでもあるんですが、自分の分身をここで作ります。名前とその日の気分、自分の性格などの4項目に答えて、下にある丸い窓に指を当てて心拍を測ると、それで終了。
私の心音が作製されて、これがYOASOBIの「HEART BEAT」という楽曲に取り込まれて音楽体験が行われる、という流れになります。
体験イベントの部屋に通されると、ミラーボールみたいに星が流れる景色に圧倒されます。視界のほぼすべてで流れ星が流れていると平衡感覚がおかしくなって、フラフラするんですが、それも面白いんですよね。
足下には先ほど作った心音からのオブジェクトが動いていて、足で追いかけると移動していくという遊びができます。
見上げればプロジェクターが12台も配置されていて、これで映像が映し出されるわけです。壁自体は白い壁になっていてこれで背景色の白も黒も描ききる感じ。
スポーツイベントの開会式、閉会式の演出で見ることがある白い道が突然出来たりというのは、こういうことだったのか、と、初めて体験。
そして、ここでテレビ局の中継が入り「ひるおび」のスタッフさんが入ってきて生中継でイベントを紹介。わかりますかねー。奥にいるオレンジのダウンジャケットを着ているのは私です。w
撮影しているテレビカメラはハンディカムチックなもので、それにスマートフォンが接続されてそれをモニターにして撮影しているのかな? 時間表示にもタブレットを使っていたり、すごいコンパクトなシステムで中継されていることにビックリしました。
ということで、そのあとは通常プログラムにもどって、YOASOBIさんのHEART BEATに合わせて演出された360度映像を体験。床はボディソニックになっていて音楽に合わせて震えていたり、これでもか!というくらいの迫力で楽しませてもらいました。
なお、これらのイベントの様子ですが写真と動画撮影はOKです。ただし、動画は60秒までという制限があるのでご注意を。イベントを最初から最後まで全部ノーカットで動画撮影するのはNGです。
感動のうちに、続いては4Fの「ファイナンスは、詩だ -羊文学-」へ移動します。こちらも1回に体験出来る人数には上限があって、そこで打ち切られます。私の回は満席ではなかったのですが、それでも予約した方だけの入場になるという案内をしていました。
予約すると、こんなチケットが渡されます。体験する度にパンチで穴を空けるので、体験出来るのは1日に1度切りということになります。
さて、こちらが4Fフロアの様子です。そういえば建築内覧ツアーに参加させてもらったときに、中になんの展示もない状態が見られるのはこれが最初で最後になると思います、という話をされていましたが、まさにその通りで、こういう大がかりな装置とか入ってくるんですね。
「ファイナンスは、詩だ」のイベントは羊文学の音楽に合わせてスクリーンの文字が踊る映像の上映となっています。ただランダムに文字が流れるわけではなく、歌詞に合わせて文字が浮かび上がる演出があるのと、それぞれの文字が意思をもって動くような、今までに見たことのない壮大な映像が見られます。
しかも、よく見るとステージになっているように見えた手前の台は実は水槽で水が張ってあるんです。ここに波紋が広がったり映像が映り込んだり、逆に水面に映像が映し出されたり、未体験の映像体験が楽しめました。
なるほど、これは60秒以上の動画で全部記録したくなりますね。w
こちらも1回公演は15分ほどの入れ替え制になっています。
帰りはプロジェクターの映像が映し出された床の上を歩いて帰るんですが、足が水浸しになっているような振動と映像が楽しめます。よくあるショッピングセンターとかの子ども向けの床の映像が動くアトラクションとはレベルの違うものになっています。
いやー、人の創造力ってすごいなー。感動しまくりです。
1フロア上がって屋上に出ました。ここには「AFEELA 1」の展示があります。こちらも期間限定です。
展示されている車両はCESで発表されたモデルとも違い、来年以降、日本にデリバリーされる実写とも仕様は変わっているモデルとのことです。
いやー、しかしスゴいロケーションですね。銀座の街並みを背景にこんなところで車の展示があるなんて。
AFEELAの発売タイミングとソニーパークの開業タイミングがほぼ同じだったので、ソニーパークでのAFEELA展示は絶対あるだろうなとは思っていましたが、最初から実現するとは。
すみません、ソニーショップではAFEELA販売の導入はないので詳細は不明なのですが、最新モデルではこれらのカメラの位置などが最終に近いものになっているんですかね?
アテンドされている方に話をうかがったら、中に体験乗車させてもらったけど音がスゴくよかったですというお話でした。
ノイズキャンセリング機能とかもあるそうですし、実際に走行中のAFEELAに乗って体験してみたいなー。買うのは無理でもレンタカーで一度だけでも。。
なお、軒下にはソファーなともあって、まるで雰囲気は車のディーラーさんみたいな感じでした。そういえばAFEELAはどうやってここまで持ってきたんでしょうね。クレーンなのかな?
こちらのパネルは試作段階ですが映像に合わせて音楽を奏でるシステム。数寄屋橋交差点の映像を分析して、動きがあると、それに合わせて音楽を奏でるということをしています。映像にもマークの表示があり、一期一会の映像、音楽体験ができるとのこと。
車や人の動きに合わせて音楽が作られていき、予定ではこのシステムもAFEELAに搭載されるとか。
なんか、ここもSony Park展の一部に感じられてしまいます。
ソニーパークのフロア移動は、このらせん階段を使うのがメインですが、エレベーターが2基動いているのと、その奥には内階段も用意されています。
らせん階段で上下すると、この開放感からくる「公園感」がすごい。ずっと外を見ていられるというか空気を感じられます。
こちらが内階段なんですが、むむ、なんか文字というか詩があちこちに書かれています。
よく見たら天井にも。
壁にも! で、こちらの壁にはQRコードも書き添えられています。
QRコードを読んでみたら「羊文学」の楽曲案内があり、ヘッドホンマークをタップすると音楽配信サービスへリンクされていました。Amazon MusicやSpotfyが対応しているのでアプリを使っているとそのまま音楽を聴くことが可能。
なるほど、こういう仕掛けもあるですか。気が抜けません。
1Fフロアまできたら、らせん階段の続きはパークの脇から入っていきます。
建築内覧ツアーの時にお邪魔して、中の配置はわかっているはずなんですが、あちこちにあるモニュメントのおかげで景色が変わってしまい、初めてきたところみたいな感じになります。
知らない公園にいって、探検しているみたいな感覚で楽しいですね。
地下2階まで降りて来ることができたんですが、ここは出口なんだそうです。案内に従って入口を探していきます。
あった、あった。ここが「音楽は、旅だ(VAUNDY)」の入口ですね。秘密基地の入口みたいです。
チケットに3回目のパンチをしてもらって中に入ると、そこは図書館とも言えるような空間。とくに音楽が流れているわけでもなく、プラグを抜き差しする音だけが響いている空間でした。
入口でヘッドホンを渡されて、これを会場にあるステレオプラグに挿して、音楽を聴きまくるというアトラクションになっています。とくにタイマーなどで測られているわけではありませんが、1時間程度で退出するようにお願いされました。
用意されている楽曲は300曲で、VAUNDYが選曲した影響を受けたという曲を聴いてみてください、ということなんですかね。
プラグの脇には曲名とQRコードが記されていて、そこにスマートフォンをかざすと、流れている楽曲のアーティストが表示される、という仕組みになっています。
なるほど、これで1時間で300曲を聴くとなると。。。1曲につき12秒くらいしか聞けず、しかも昔の曲ってイントロが長いんですよね。プラグを挿すと自動的に曲の最初から再生される仕掛けになっているのですが、イントロしか聴けない曲ばかりになりそうです。(^^;)
なので、片っ端から聴いていくというよりはVAUNDYさんの気分とかコメントで島が作られているので、それで移動して、知っている曲を聴いてみる、というスタイルになるかと思います。
面白いのは、その楽曲の近くには関連したアイテムが飾られていること。触らないでください、という声がけはありましたが特に注意書きなどはないので、ついつい触ってしましそう。
なかには、こうしてカセットウォークマンの展示なども。カセットテープも懐かしい。
「my first Sony」という子ども向けのAV製品も発売していたことがありましたが、これは今見ると貴重ですね。
カセットテープもパッケージものが展示されています。なんか、こうなると「Walkman展」みたいになりますね。
先週、生産終了がアナウンスされたMDの展示もありました。なんか、音楽の思い出ってこうした再生メディアにも強く結びついていますね。
そんな体験が、こうして「音楽の地層」で感じられる、というイベントになっているわけです。これは1時間では全然回りきれないし、楽曲を全部メモるにしても300枚の写真を撮ってこないといけないので大変。
一応聞いたんですがプレイリストみたいなものは用意していないそうです。
前回の奥田民生さんの「音楽は、旅だ」のときは100曲くらいしかなかったのでプレイリストを自分で作ることができたんですけど、今回は難しいかなー。順番もないですしねー。
ということで、これで「Sony Park展 2025」はすべて体験したことになるんですが、出口のところで、さらに地下へいくとソニーのダイニングがあるんですよ、と教えていただき、そちらにもお邪魔してきました。
こちらがソニーのダイニングで「Nibun no Ichi」です。
なにが二分の一なのかというと食事の量です。
食事はワンプレートで提供されるんですが、料理の料は通常の1/4になっていて、それを2種類ワンプレートに盛り付けるので1/2になります。
1食でお腹をいっぱいにするのではなく、まだ銀座で食べ歩きができるくらいの量、小腹を満たすくらいの料理をドリンクと一緒に楽しまれてはいかがですか?というコンセプトなんだそうです。
用意されている料理は10種類程度で、これが季節によって変わっていくそうです。
メニュー表が写真集みたいな作りになっていて、食事をすると、これをもらって帰ることができます。どんな料理をいただいたのか思い出が持ち帰られるのと「次にこれを食べてみたい!」という想いにさせらてしまう演出ですね。
なお料理はすべてワンプレートで1,650円。支払いは現金ではなくキャッシュレスのみとなっています。
今回は「カツカツ交差点」というカツカレーとかつサンドのワンプレート料理をいただいてきました。料理をお願いすると紙製のマットが提供されて、そこに料理についてのウンチクが記されていて、それを読みながらいただくことになります。
思わず昼間からプレミアムモルツ(900円)をお願いしてしまいました。
なるほど、サイズは小さめですが味は本格派。このカレーとかすごいんですよ。いろいろなスパイスが入っていて、ツブツブを噛むとスパイスが口の中に広がっていくのが味わえて、なんども口に運びたくなるカレーでした。
かつサンドもハーフサイズに見えて、かなり食べ応えがあります。お昼ご飯には、これくらいの量でぴったりかも。
しかも、目の前の景色はこれですよ。
ソニーのダイニング、味合わせていただきました。銀座ソニーパークに行ってきた!というなら、このダイニングまで堪能しないと完全制覇したことにはならないかも。
ごちそう様でした。
地下2階の入口の様子はこんな感じです。
新しい銀座の顔になりますね。
今回のイベントは3月30日まで2か月にわたり開催されます。今のところ、かなり予約が混んでいるみたいですが、これはクチコミが広がるともっと混み合うかもしれません。
銀座の新名所になりますし、早めに予約申し込みをして、銀座ソニーパークをいち早くご堪能ください。
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