2024年12月24日

【レビュー】冬場も使えるぞ「REON POCKET 5」冬の陣実機レポート

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すでに販売が終了している製品についてはレビューレポートとかしないことにしているんですが、毎回数ヶ月で完売してしまうため冬場にレポートすることができないもので、今回は特別に販売終了製品ですが長期レビューということで紹介させていただくことにしました。

「着るクーラー」というイメージが強い「REON POCKET」ですが、実は冬場もものすごく威力を発揮してくれるんです。日本列島を襲う寒波襲来ですが、お持ちの「REON POCKET 5」で乗り切ってみませんか？

こんにちは、店員佐藤です。

今年のモデル「REON POCKET 5」は4月24日に発売されて、夏本番前の6月18日に完売してしまいました。初代モデルは1日で完売してしまい、その後も夏前には販売が終了してしまっているというのを繰り返していて、今年はソニーグループから分社化して独立していたり、海外での販売も6カ国で行われているなど、いよいよ通年販売をすることができるか？と、期待していたんですが、やっぱり6月に完売してしまっています。

傍目からみていると「品薄商法なのか？」とか思われそうですが、関係筋によると生産は全力で行っていて、こんなに作って大丈夫？というレベルをはるかに上回る注文をいただいている状態なんだとか。

そんなわけで夏前に「これ、爆冷えが味わえますよ！」という冷房機能ばかりアピールして終わってしまうんですが「REON POCKET」は冷温に対応しています。（ネーミングも冷温→レイオン→REONと、そこからきていますし）

実は暖房機能もかなり優れています。

冬場に利用するときのスタイルはこんな感じ。

夏場は冷却する必要があるため排熱を外に逃がす必要があり、ロングノズルのディフューザーを装着する必要があるんですが、冬場は冷却性能は必要とせず、洋服の中で排熱が循環しても問題ないため、ご覧の様な短い方のディフューザーでも大丈夫。

そして、温度センサーのデバイスは夏場よりも重要度が増します。温度センサーをまだお持ちでない方は購入してから冬場のREON POCKET使いをすることを強くオススメします。

さて、これは先週のとある1日に朝、自宅を出てから会社に着くまでのREON POCKETの動作をスクショしたものになります。

自宅を出て駅まで歩く間は外気温10度と寒く、暖房機能で働いているのがわかります。

その後、電車に乗ったあとは外気温29.2度とかなり温かい環境になっていてREON POCKETはなんと冷房動作をしています。

職場について作業を始めたところでは外気温22.9度でした。「体表面の温度が高いため弱めに冷却中です」とのこと。少し厚着をしていたので、体温が上がっていたんですね。このあと上着を脱いで体温調整しました。

「REON POCKET 5」には自動で温度調整をする機能が搭載されていて、外気温、湿度、外光、体温などをモニターして最適な動作をするようにプログラムされているため、スマート動作をさせているときはなにも調整しなくても自動で冷温動作をしてくれるんです。

もちろん、温度の好みには個人差があるので調整は可能。暖房の場合は「暖かめ」～「ぬるめ」を5段階で選ぶことができます。好みもなりますが体調が悪いときなどで悪寒がするなどのときにはやや温かい方向に調整するという使い方もできます。

正直言って暖房は猛烈に効きます。冷房の比ではありません。通勤時に使うくらいなら「ぬるめ」設定で充分温かいはず。イベントなどでずっと屋外にいるなどの状況があれば段階を上げることがあるかもしれませんけど、一番弱い段階でもかなりの暖房感を味わえます。

首筋の下のところは血管が集まっているところなので、元自衛隊芸人の方がおっしゃっていましたが、自衛隊でカイロを使う時は首筋の下の背中のところに貼るのが一番効果的だという話をされていました。REON POCKETを暖房に使うとこんなにあったまるの？という感じ。

なお、これらの「SMART WARM」機能を使うためには温度センサーのタグ「RNPT-1」が必要になります。

この秋にREON POCKET 5を使い始めたとき、タグの電池が切れてしまっていたため、初日はタグが使えなかったんですが、そうするとWARMモードはマニュアルでしか動作をしませんでした。

いつもタグを使っていたので気がつかなかったんですが、そういうことになっていたですか。

ちなみに私のタグはREON POCKET 4の時に買ったものなので使い始めて1年半以上経っています。今回、CR2032の電池を入れ替えましたが寿命は1年半前後くらいということになるようです。

こちらは、そのマニュアル状態の際の画面になります。センシングタグがない場合はマニャアルで4段階の暖かさを自分で手動設定して使います。WARMモードは1時間で自動停止するなど、使い勝手はいまいちなのでセンシングタグは必須。

REON POCKETを使っていて、アプリを起動するといつも接続が切れている、という方はアプリの設定で「試用していないアプリと一時停止する」という機能をオフにするとつながりが良くなるかも。

センシングタグは自分の身につけてしまうと体温で温度が上がってしまう可能性があるため、できるだけ身近な身についていないものに装着するのがベスト。いつも持ち歩いているカバンなどに装着しておくというのが良いかと思います。

胸ポケットとかにつけてしまうと体温で高めになってしまいますからね。

最後に、REON POCKETに電源オフは必要ありません。「AUTO START/STOP」機能をオンにしていれば、装着していないときは自動でオフになります。完全に動作を停止させるときは電源ボタンの長押しなんですが、それをしなくてもほとんど電力は食いませんので、気にせず付け外ししているだけでOKです。

残念ながら「REON POCKET 5」本体は完売してしまっていますが、周辺機器は現在もソニーストアで販売中です。センシングタグが必要な方、もしくは専用ネックバンドに不具合がなにかある方は、この機会に追加購入して冬場もご利用になってみてはいかがでしょうか？


REON POCKET専用ウェアラブルセンシングデバイス RNPT-1		ソニーストア価格： 3,850円税込

発売日	2024年4月24日	メーカー商品情報ページこちら
ソニーストア購入特典	ソニー提携カード決済で3%オフ


REON POCKET 専用ネックバンド4 専用ネックバンド4 SMALL RNPB-N4 RNPB-N4S		ソニーストア価格： 2,200円税込

発売日	2024年4月24日	メーカー商品情報ページこちら
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REON POCKET専用ケース RNPC-1		ソニーストア価格： 3,300円税込

発売日	2024年4月24日	メーカー商品情報ページこちら
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