【レビュー】重低音にパワー感を追加 アリーナサウンド『ULT FIELD 7』実機レポート これはお腹にきます!
以前は「ステレオコンポ」とか「大型ラジカセ」などが幅を効かせていたと思うんですが、今はメディア再生よりもオンラインでストリーミング再生が主流になり、必然的に大迫力のサウンドを楽しみたい!というと、こういうスタイルになっていくんでしょうね。
今年1月に2024年のソニー新製品第1号として登場したSRS-XV500に続き、またまた大型ワイヤレススピーカー「UTL FIELD 7」が登場しました。早速、実機の様子をレポートしたいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
全長512mm、重量約6.3kgの大型スピーカーが新発売になります。製品名は「ワイヤレスポータブルスピーカー」とのことですが、どこまで「ポータブル」って言葉は使って良い事になっているんですかね(^^;)
確かに持ち運びすることはできますが、これ、かなりでかいですよ。
「ULT FIELD 7」は1月に発売された「SRS-XV500」の後継モデルではなく、同様のスタイルをしている「SRS-XG500」の後継モデルということになるかと思います。
110mm径だったウーファーが114mmにわずかながら大口径化され、トゥイーターも25mmから46mmへ大型化、イコライザー機能は3バンド調整から7バンド調整に増加。さらにSRS-XV500で初搭載だったカラオケ機能を「ULT FIELD 7」も搭載しています。
いかにも体育館や講堂などで使う様なPAスタイルだったXV500と比較すると、パーソナルオーディオ機器というスタイルの「ULT FIELD 7」の方が個人的には受けが良いような気がします。
それと「ULT FIELD 7」(写真上)と「ULT FIELD 1」(写真下)というシリーズになっているのもユニークです。サイズは幅512mmと幅205mmのモデルです。数字の「7」と「1」というのも離れすぎていて、これって後日「3」とか「5」が出てくる布石なのかな?とか、勘ぐりたくなります。
今後シリーズ展開するモノなのかどうかは、今のところ不明ですが、もしもシリーズ展開するとして、最初に登場した2モデルになるので、この層の引き合いは多いんでしょうね。
XG500からの進化点として、マルチウェイデザインに進化しており、こうして縦置きでの使用をすることも可能。
ボディ両サイドにバスレフがあるんですが、縦置きしたときも背圧が抜けるようにスリットが入ったデザインになっています。
このサイズにもかかわらず、防水防塵使用でIP67を取得。分厚いフラップになっていて、その中にはマイク接続端子やAC電源端子、USB端子などがあります。
ここにカラオケのキーコントロールやエコーボタンなども揃っています。
この防水フラップを開かないとマイク入力などは使えないので、カラオケ大会開催時は防水防塵機能は利用できない、ということになるのでご注意を。
当店で試用させていただいている段階では、まだ「Music Cneter」アプリが対応していなくて、イコライザー機能他を試せていないのですが、XV500同様、それらの機能はアプリからもコントロールできるものかと思います。
外に着いている操作キーは上記の電源ボタン、Bluetooth、再生停止、音量マイナスとプラス、そしてULTボタンとなります。
ULTボタンは2段階になっていて「OFF」「ULT 1」「ULT 2」になっています。
「ULT 1」で充分に重低音が鳴る感じで、サイズがサイズだけにお腹にズンズンくる深い低域がなります。ULTボタンをさらに一押しして「ULT 2」にすると臨場感があっぷして音圧がグッとあがってきます。まさにライブ、コンサート会場のあの雰囲気がスピーカーから鳴ってきます。
さらに、スピーカー両端にあるバスレフの周りにはLEDライトが仕込まれていて、これがULTボタンと連動して同じカラーで光るギミックもあります。
光の拡散性があまりないので目立たないのですが、これは暗い部屋で使うと雰囲気出るんでしょうね。
他にも「音場最適化技術」が使われていて、周囲の騒音を自動で感知して、その場に適した音域バランスに調整するそうです。
騒音化でも最適な音質を保つことができるそうで、こうしたプライベートルームではなく、路上ライブなどで使う際にも威力を発揮しそうです。
発売前のレビューと言うことで外に持ち出すこともできず、お店の中で試すだけなのですが、やれることはやってみよう、ということでブラビアにも接続してみました。
接続したのは有機ELパネル搭載の65A95Kです。Bluetooth機能を搭載しておりペア設定することで「ULT FIELD 7」からテレビ音声を流すことができます。Bluetoothイヤホンと接続する事ができるモデルならULT FIELD 7にも接続ができます。
テレビの内蔵スピーカーとは排他利用になるので、せっかくの有機ELのアコースティックサーフェススピーカーが生かせないのですが、これはこれですごいことになります。
うちのお店はホームシアタースピーカーシステムもあるし、ワイヤレスサブウーファー「SA-SW3」も情実内でいるんですが、それよりもULTボタン2で鳴らすULT FIELD 7の方が重低音が強く鳴っているようです。まさに超大型のサブウーファーをシステムに追加した様な重低音が聞こえてきます。
65型の大画面テレビでも釣り合いの取れる重低音が楽しめます。ライブ映像などを見ることが多い方はこの使い方もありかと思います。
ということで、今回はYouTube動画でも紹介しています。ULTボタンの威力や実際の大きさ感などはこちらでご覧いただくとイメージが伝わるかと思います。
イルミネーションはULTボタンとカラーが連動していたりします。あいにく試用時にはまだMusic Centerアプリが対応していなかったのでアプリ連動の機能は紹介できませんでしたが、かなりの高音質&重低音スピーカーになっています。
メーカー直販のソニーストアでは不慮の事故で壊した際も無償で修理ができる「ワイド保証」へのアップグレードを用意して販売中。
また、6月26日まではMy Sony IDで抽選をすることで最大10万円のお買い物券をプレゼントしてもらえる「ラッキー抽選会」を開催しています。クーポンの発行は翌日になってしまいますが「ULT FIELD 7」の購入前に抽選してオトクにお買い上げください。
ワイヤレススピーカー SRS-ULT70 ULT FIELD 7 |
ソニーストア価格: 66,000円 税込 |
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発売日 | 2024年5月24日 |
メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:6,600円 3年ワイド/5年ベーシック:3,300円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭入特典 |
AV商品10%オフクーポンプレゼント テックスタッフ店頭ご利用特典のご案内 |
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★ソニーストア 発売前特別先行展示体験のご案内 4月16日より展示開始
★ULT POWER SOUNDが体感できる特設コンテンツはこちらから
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