ソニー”α7S III”と”α7 IV”の本体ソフトウェアアップデートの話
今週、ソニーの”α”製品の本体ソフトウェアアップデートが全部で7機種、公開になっています。当店でも展示機のアップデートをしましたので、少し、気づいたことだけレポートです。
こんにちは、店員佐藤です。
今週は全部で7機種の本体ソフトウェアアップデートがありました。現在、当店では”α1″と”α7C R”の展示がないのですが、それ以外の5機種をまとめてアップデートしています。
なお、昨日夕方時点で”α1″の本体ソフトウェアアップデートが公開中止になっています。
なんでもネットワーク接続ができない場合がある事象が一部製品で発生しているとのことです。以前のバージョンに戻すパッチなどの公開がないので、不具合が出た方は不便な状況になっているかと思います。対応については現在、ソニーさんで用意をしているところだと思いますので、しばらくお待ちください。
プログラムのダウンロードだけしていて、まだインストールされていない方はそのままお待ちになった方が良いかと思います。
さて、”α1″に世代的に一番近いであろう”α7S III”が店頭展示されているので、こちらを当店ではアップデートしています。
アップデート項目には記載がありませんでしたが、どうやらZV-1F、ZV-E1の時に登場したタッチアイコンによる操作ができるようになったようです。すごいですね。これで自撮りに”α7S III”を使っている方も、ZV-E1並みの操作性を手にすることができますね。
さらに、メインメニューも搭載されています。この機能は確かFX30から搭載されたんでしたっけ!? 設定値が一覧で表示されて表示部をタップすると直接操作メニューに変わります。
こちらは動画撮影時のメインメニューです。FX30ではLog撮影のマスが別途用意されていましたがピクチャープロファイルにてLog撮影を行う”α7S III”の場合は、こうしてPP9などで表示されるようです。
そして、こちらはライセンスプログラムを申請してダウンロード、それをインストールすることで利用できるようになる「DCI 4K(4096×2160)」をインストールしたところ。24P固定で私もこういうのに詳しくないのですが、おそらく映画撮影に使うモードなんでしょうね。
アップグレードライセンスは対応カメラをお持ちの方なら無料でダウンロード出来ます。ライセンスの入手についてはヘルプガイドで案内されていますので、そちらでご覧ください。
待望のフォーカスブリージング補正も搭載されています。フォーカスブリージング補正は”α7 IV”から搭載されている機能で、動画撮影時にフォーカスポイントが移動したときに画角が微妙に変動してしまうのをデジタルで補正する機能です。
“α7 IV”以降のモデルに搭載されていて、FX30が本体ソフトウェアアップデートで後付けされています。”α7S III”と”α1″にも搭載できそうなもので搭載が期待されていたんですが、搭載までに2年ちょっとかかりました。
さて、ここからは少し困ったことになっているんですが、”α7S III”をWi-Fi接続するために機能をオンにしようとしたところ。。。
ご覧の通り、Wi-Fi/Bluetoothユニットが故障しているというメッセージが表示されました。これは初めて見るメッセージです。アップデート直前に機能を試しているわけではないのですが、特に”α7S III”で通信トラブルとかはなかったんですけどね。
なお、Creators’ Appによるカメラ接続は可能で、このときはBluetoothにて通信を行えています。なのでBluetooth機能については動作しているように見えるのですが、カメラメニューからBluetoothをオンにするとWi-Fiと同様にユニット故障というメッセージが出ます。
もしかすると”α1″もこうした現象が出ているんですかね? 当店の店頭展示の”α7S III”の個体の故障の可能性ももちろんあります。仕方がないので”α7S III”の店頭展示機は来週になったら、修理依頼を出すことにします。
【追記】
問い合わせの結果、当社店頭展示機の個体の不具合と言うことが判明しました。4月3日現在、修理依頼中です。お騒がせいたしました。
さて、ここからは”α7 IV”のアップデートの様子です。”α7 IV”にはストリーミング機能が搭載されました。
ネットワークストリーミングで画質や情報表示などができるようになっています。
そして「Creators’ Cloud」へのカメラからの直接アップロード機能も搭載。これはWi-Fi接続して、スマートフォンを介さずにカメラから直接「Creators’ Cloud」のクラウドサーバーへデータ転送する機能になります。
クラウドの情報はカメラで入力するのではなくスマートフォンにインストールした「Creators’ App」から設定を行います。「Creators’ Cloud」にMy Sony IDを登録されている方ならすぐに利用ができそうです。
あとはWi-Fiの電波強度がわかるようになるとのことでしたが、これでした。Wi-Fi接続のアイコンの電波の数で強弱がわかるようになっています。
“α1″、”α7S III”、”α7 IV”に「カスタム・グリッドライン」というものが記載されていますが、これは海外で先行してサービスがスタートしているみたいです。こちらは有料のラインセンスキーが販売されていて149ドルの有償機能になっています。
カスタマイズしたグリッドラインが表示出来る様になる機能なんですが、今のところはまだ海外サイトでの告知のみで日本語向けのアナウンスがありません。価格も日本円でいくらになるのか不明です。
ざっくりした案内になりますが、”α”本体のソフトウェアアップデートの様子のレポートでした。お客様からのお問い合わせで「この機能はどのモデルに搭載されていますか?」と、聞かれた時に、できるかぎり正確にお答えできるようにしているんですが、これでまたごちゃごちゃになってしまうので(^^)、もう大変です。
☆ソニー報道資料「C2PA規格対応を含む真正性カメラソリューションを報道機関向けに提供 同ソフトウェアアップデートによりα1、α9 III、α7S III、α7 IV の撮影機能とワークフローも改善」
☆ソニーサポート「デジタルカメラ/ビデオカメラ 本体アップデート情報」
デジタル一眼カメラα1 ILCE-1 |
ソニーストア価格: 935,000円 税込 |
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発売日 | 2021年3月19日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:88,000円 3年ワイド/5年ベーシック:44,000円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
デジタル一眼カメラα7S III ILCE-7SM3 |
ソニーストア価格: 504,900円 税込 |
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発売日 | 2020年10月9日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:45,100円 3年ワイド/5年ベーシック:23,100円 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ |
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テックスタッフ 店頭ご利用特典 |
☆テックスタッフ店頭ご利用特典 |
デジタル一眼カメラ 『α7IV』 ILCE-7M4 |
ソニーストア価格: 372,900円 税込 |
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発売日 | 2021年12月17日 | メーカー商品情報ページはこちら | ||
延長保証 |
5年ワイド:33,000円(税込)
3年ワイド/5年ベーシック:16,500円(税込) 3年ベーシック:無償 |
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金利0% クレジット |
24回分割手数料0%+10%オフクーポン 月々13,500円 残価設定24回分割+10%オフクーポン 月々8,300円 (残価設定額:126,000円設定) |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 24回払いまで分割払手数料【0%】 残価設定クレジットの分割払手数料が【0%】 |
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たーちん
2024年3月31日 @ PM 4:03
ボクのα7SIIIはアップデート後にファインダー画面の左1/3に縦線が出るようになりました。
wifiは未確認でしたが、販売店へ修理依頼で置いてきました。
tecstaff
2024年3月31日 @ PM 10:13
アップデート項目が非常に多い大型アップデートなのでいろいろ出るのかもしれませんね。
公開から4日経って、”α7S III”は今も公開されたままなので、不具合の数はそれほど多くないんだと思います。
当店も様子をみて、今週、修理相談することにします。