【Tips】Xperiaに入っている『Music Pro』アプリを試してみました 音楽録音以外にも使い道があるかも
Xperiaにプリインストールされているアプリで「Music Pro」という宅録アプリが入っているのはご存じでしょうか? スマートフォンで録音した音声をスタジオ収録した様な音質にシェイプアップしてくれるアプリです。
音楽演奏とか自分ではしないけど、という方には興味がないかもしれませんが、これがなかなか威力のあるアプリで使い方次第ではナレーション録りとかに使えるかも。料金体系などを含めて紹介したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
今週はソニーさんのYouTube公式アカウントから「CP+2024」のスペシャルセミナー動画の配信がスタートしてコンテンツがドバッと増えているのですが、その中に混じってXperiaのプリインストールアプリ「Music Pro」のプロモーション銅がが新作として配信されていました。
1分半のムービーで、通勤中でワイヤレスイヤホンも装着しているし再生してみたのですが、なるほど、こういう効果があるのか、と、驚きました。
ムービーではギターの弾き語りをしていてXperiaで録音をしています。場所は自分の部屋なので道路からの車の走行音、エアコンの音なども入ってしまうのですが、それを「Music Pro」からクラウドにアップロードして音源の処理をしてもらうとノイズがなくなっているのと、ギターとボーカルの音声が別々のトラックに分けられていて、あとからボリュームバランス、リバーブ(エコー)の調整をそれぞれのトラックで行うことができて、作品として仕上げる様子が伝えられています。
これ、かなりの効果があります。私がギターの弾き語りとかをすると、今年2度目の放送事故を起こすことになりそうなので自粛しますが、ナレーション録りなどでノイズ環境下の騒音を消すとかにも使えそうです。
実際にアプリを使ってみました。有料アプリではありますが、最初の1か月 or 100MBまでは無料となっているので、どなたでも無料でお試しすることはできます。
アプリの流れとしてはアプリを起動して、新規のファイルを開いて、そこでいきなり楽器収録をするか、ファイルを読み取って、それに重ね撮りをしていくか、ということができます。
10トラックまで重ねることができるので、Xperiaだけでマルチトラック録音、重ね撮りができるんですね。録音してそれをそのまま使うのであれば、特に課金されることもなく楽曲として完成させることができそうです。
そして、キモになるのが「Studio tuning」といいう機能になります。
これが音源の分離、ノイズ除去を行う機能で外音ノイズの他に部屋の中のこもったような残響音も消すことが可能。ただし、これは有料になっていて1か月で1000MBまでの処理を行うモノになっています。
その月額いくらか、というのが記載がないのが怖いところなんですが、実際に無料のお試しプランを利用しようとすると、その案内が出てきます。
こうして料金の表示がないと、私は怖くて先に進めないんですけど同じ様に思っている方は少ないんですかね?
プランについてはこちらに価格表示がありました。月額料金は580円になっていて、データ量としては1000MBまで使えるとなっています。1000MBをオーバーした場合は200MBずつ買い足すことができるとのこと。200MBのチャージ金額までは表示されていませんがさほど高額なものではなさそうですね。
支払いはGoogle Playにて行えるそうです。
まずは1か月無料で試せるとのことなので、ここでメールアドレスを入力してお試し利用を開始してみました。
さて、私はギターも持っていないし、弾き語りしてサンプルでお聴かせできるほどの歌唱力もありません。
ここでは試しに、ということで矢野顕子さんと忌野清志郎さんのピアノ弾き語り曲を使ってためしてみました。
新規のトラックを追加する際に「ファイル読み込み」というのがあるので、これでFLACファイルを取り込むことができます。
取り込んだモノが画面右のものになります。
この音源をそのまま「Studio tuning」に送ってみたいところなんですが、どうやらファイル取り込みをした音源は処理してもらえないようで「Studio tuning」が使えませんでした。
そこで、通常はイヤホンをXperiaに接続して重ね録りをするところを、わざとXperiaのスピーカーから再生音源を出しつつ、録音する、ということをしてみます。
そうすると取り込んだ楽曲の音が内蔵スピーカーで鳴って、それを内蔵マイクで録音することができます。音質の劣化はありますがそのままコピーすることができました。
音声トラックができたら、RECからEDITタブへ移り、録音したトラックを選択して「STUDIO TUNING」ボタンをタップ。
すべてのエフェクトをオンにして「実行」を押します。
その後「アップロード」が始まり、サーバーにデータが送られ処理が行われます。実時間かかったかそれよりも短いくらいの時間で処理が終わって、今度はダウンロード。
ダウンロードされたトラックは2つでひとつはボーカルのみ、ひとつはピアノ演奏のみのトラックになっていました。すげー、です。ほぼ完璧です。
その後、ふたつに分けられたトラックは自分で音量調整ができるし、それぞれにリバープをかけることができます。
録音しているマイクがスマートフォンのマイクなので、それなりに劣化はありますが、まさにマルチトラックであとからリミックスしている感じで使えます。
なるほど、これもAIを使っているとのことですが、AIってすごいなー。
それと、ナレーション録りのノイズが消せないかということで、自宅のベランダで音声収録をしてためしてみました。わざと電車がやってくるのを待って、電車が通過中にナレーションを入れています。
前半がオリジナルの音声で後半がノイズ除去をした音声になっています。見事に電車の音が消えててビックリです。
出力の際はWAVEファイルになり、32bit、24bit、16bitが選択可能。サンプリング周波数は48kHz固定だそうです。
なお、気になる「100MB」のお試し容量ですが、5分くらいの音声になるかと思います。数度の実験をしましたが、大体1分くらいの音声で20MBを使っています。お試しの100MBで長時間ナレーションを変換するとあっという間に使い果たしてしまうと思います。
課金がはじまって1000MBを1か月で使おうとすると大体50分くらい分など思っておくと良いかと思います。動画撮影で長時間録音をしたものを処理しようとすると割と使い果たすことが多いと思うので、ここぞというときに利用するのが良いかも。
このアプリが登場したのは「Xperia 1 III」の頃かと思うんですが「他のデバイスへのインストール」をためしたところ「Xperia 1」でもOKでした。「Xperia XZ1」などは対象外になっていましたが、割と前のモデルから使えるみたいです。
私も高校生の頃にバンドをやっていましたが、こういう録音機材とかも高くて買えなかったんですよね。スタジオ借りるのも高かったし、なんせ時間はあるけどお金がない生活でした。
今ならこうしてスマートフォンさえあればなんとかなるって素晴らしい時代だと思います。
音楽する人も、そうでない人も「Music Pro」をいざというときに利用してみてはいかがでしょうか?
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