【先行予約開始】大きな世代交代へ!『Xperia 1 V』SIMフリーモデル受注開始!ストア価格194,700円! キャリア版や『Xperia 1 IV』との違いとは?!
ソニーストアにて『Xperia 1 V』SIMフリーモデルの先行予約がスタートしました。ストア価格は194,700円で7月14日お届け見込みとなっています。
『Xperia 1 V』はフルサイズデジタルカメラ並みの暗所性能を搭載した5G対応のフラグシップスマートフォンになります。今までSIMフリーモデルはキャリア版の発売から約半年立たないと購入できませんでしたが、今回はほぼ同時期の出荷になっています。この機会をお見逃しなく!
■『Xperia 1 V』キャリアモデルとの違い
「Xperia 1 V」では新開発のスマートフォン向けの2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサーを世界で初めて搭載。
前機種比で約2倍向上した低照度性能と、「Xperia 1 V」が持つ高速な重ね合わせ処理技術により、低照度における耐ノイズ性能とダイナミックレンジにおいて、フルサイズセンサーを搭載したデジタルカメラ並みの撮影が可能になっています。
動画・静止画を問わず、暗い場所でもノイズを抑えて鮮明に撮影できることに加え、優れた色表現で人物や風景などを美しく魅力的に描写します。
ソニーストアのSIMフリーモデルとキャリア版の違いですが、まず、一番大きいのは余計なキャリア版謹製のアプリがなにも入っていないことです。
アンインストールできないアプリなども入っていて、購入したら最後、動作を無効にすることはできても削除してメモリー容量を増やすということができない仕様になっています。
ソニーストアで購入したSIMフリースマートフォンにはそうしたアプリはなにもなくスッキリとした素のスマートフォンになっていたことに感激した覚えがあります。もちろん、独自機能として搭載している「Cinema Pro」などの独自アプリは入っているんですが、このアプリを使うためにソニーのXperiaを買っていますからね。
そして、もうひとつの大きなメリットが「デュアルSIM」仕様になっていることです。Xperia 1 の1世代目から3世代目まではnanoSIMを1枚と、nanoSIMかマイクロSDカードを挿せるようになっていて、2枚のSIMを同時利用することができました。Xperia 1 4世代目からは1枚のnanoSIMと、内蔵されたeSIMでデュアルSIMとして使える様になっています。
下記は各キャリアごとに対応しているバンドを表にしたものになります。まだdocomoとauが仕様公開をしていないので、ここではソフトバンクとSIMフリーモデルとの比較しかできないのですが、○がついているのが対応する通信周波数バンドになります。
バンド | docomo | au | softbank | SIMフリー | (楽天) | |
5G | n1 | (未発表) | (後日公開) | ○ | ||
n3 | ○ | ○ | ||||
n5 | ○ | |||||
n28 | ○ | ○ | ||||
n41 | ○ | |||||
n77 | ○ | ○ | ||||
n78 | ○ | ○ | ||||
n79 | ○ | |||||
5Gミリ波 | n257 | ○ | ○ | ○ | ||
4G | 1 | ○ | ○ | |||
2 | ○ | |||||
3 | ○ | ○ | 自社回線 | |||
4 | ○ | ○ | ||||
5 | ○ | |||||
7 | ○ | |||||
8 | ○ | ○ | ||||
11 | ○ | |||||
12 | ○ | |||||
13 | ○ | |||||
17 | ○ | |||||
18 | ○ | ○ | auローミング | |||
19 | ○ | ○ | ||||
21 | ○ | |||||
26 | ○ | |||||
28 | ○ | ○ | ||||
38 | ○ | |||||
39 | ○ | |||||
40 | ○ | |||||
41 | ○ | ○ | ||||
42 | ○ | ○ | ||||
66 | ○ |
.
同じ「Xperia 1 V」を販売していても対応する通信バンドには違いがあります。対応する周波数バンドがもっとも多いのがSIMフリーモデルで、どこの通信キャリアのSIMを使っても高い安定性が得られます。
黄色い枠になっているのは各キャリアが自社で使っている通信バンドで白枠は自社では提供していないバンドになります。自社のバンドを中心に対応させてるのがキャリアモデルということになり、同じものを販売しているわけではないんです。
あとグレーのバンドは日本では使われていない海外で使われる通信バンドになります。
今はソフトバンクも4Gのバンド18をカバーしてくれていますが、以前はバンド18を使っているのはauだけでした。楽天モバイルがau回線をローミングで使っていたのがバンド18だったので、楽天モバイルのSIMをau以外のキャリア端末で使うとauローミング回線が使えない、という大きなデメリットがあったんです。
あと、キャリア版とSIMフリーモデルの大きな違いは5Gのミリ波と言われているバンド「n257」があります。このバンドは逆にSIMフリーモデルは対応していなくて、キャリア版は対応することになっています。
5Gのミリ波というのは一番通信速度が速くなる周波数帯なんですが、まだ利用できるエリアが非常に狭く発展途上のバンドになっています。ですが、キャリア版モデルでは受信最大スピード4.9Gbpsとか、最大送信スピード1.1Gbpsというのをアピールする必要があるのと、対応する端末が増えないとエリアを広げるメリットもないので対応をしたいんでしょうね。逆にSIMフリーモデルは実用上あまり使えるエリアがないのでコストカットの意味で非搭載にしているものと思われます。
docomo | au | softbank | ソニーストア SIMフリー |
|
価格 | 価格未定 | 210,240円 | 未発表 (Game Edition) |
194,700円 |
キャンペーン | 12k CB | 10k+20k CB | ||
本体カラー | 2色 | 2色 | 2色 | 3色 |
メモリRAM | 12GB | 12GB | 12GB | 16GB |
メモリROM | 256GB | 256GB | 256GB | 512GB |
最大通話時間 | 未発表 | 3350分 | 2910分 | 未発表 |
連続待受時間 | 未発表 | 700時間 | 680時間 | 未発表 |
受信最大速度 | 4.9Gbps | 4.9Gbps | 測定中 | 未発表 |
送信最大速度 | 1.1Gbps | 1.1Gbps | 測定中 | 未発表 |
.
まだ各キャリアとも全ての情報が公開になっていないので、わかる範囲で比較表を作っています。docomoではまだ本体価格は発表されていないものの12,000円のキャッシュバックキャンペーンを発表しています。ケースかイヤホンを同時購入するとキャッシュバックがあるそうです。
auも同様にpontaポイントの提供や同時購入製品があるとポイントバックを行います。またauでオンライン購入すると値引きもあるそうです。
ソフトバンクは発売時に価格などの発表があると思うのですが、どうもホームページをみていると「Xperia Stream」というゲーミングギアとのセット販売をするみたいです。本体のみの販売があるのか不明。
ソニーストアのSIMフリーモデルは現時点では価格は最安値で、本体カラーもブラック、プラチナシルバー、カーキグリーンの3色から選べる様になっています。カーキグリーンはソニーストアのSIMフリーだけの特別色という扱いになります。
さらに、内蔵メモリですが16GB/512GBという大容量モデルになっています。RAMで16GBもあるのは同時に利用するアプリが多い人にはかなり助かる仕様。ROMの512GBもこれだけあれば外部メモリーとしてmicroSDカードを挿さなくても良いレベルでは!?(追加して各モデル1TBまでのmicroSDカードが挿せます)
これまで、パワーアップされたSIMフリーモデルの登場まで半年待たなければいけなかったものが今回はたった1ヶ月のタイムラグだけです。これはもうSIMフリーモデルを選択するしかないでしょう!
■『Xperia 1 V』と先行モデル『Xperia 1 IV』『Xperia PRO-』徹底比較
さて、ここからは本題の「Xperia 1 V」についての機能紹介をしていきたいんですが、2022年モデルの「Xperia 1 IV」と2021年モデルの「Xperia PRO-I」のスペックを比較しながらご案内していきたいと思います。
新型の「Xperia 1 V」ですが最大の進化は搭載されているカメラ性能になります。”α”などにもまだ搭載されていない2層トランジスタ画素積層型CMOSイメージセンサー「Exmor T for mobile」を世界初搭載となっています。
Xperia 1 Vが発表になる前からソニーの技術サイトにて発表されていた「LYTIA(ライティア)」という名称は使われず「Exmor T for mobile」という名称で商品としては発表されています。
なぜLYTIAではないのかというと、パーツブランドとしての技術、名称がLYTIAで、内容的には近いものなんですがソニーのスマートフォンXperia用にチューニングされているからとのこと。他社でこのセンサーが使われる際も、機種によってセンサーの名前は変わってくるようですね。
「LYTIA」≒「Exmor T for mobile」では大きく2つの技術が投入されており、まずは2層トランジスタ画素積層型ですが、これは裏面照射CMOSがベースになっていてフォトダイオード(受光層)が上、トランジスタ層が下になっているものをそれぞれさらに容量を増やして、より多くの光が取り込めるようになっています。
フォトダイオードの容量を拡大したことで、従来の3倍の光まで取り込むことができるとのこと。
さらに2層目のドランジスタも拡大することにより耐ノイズ性能もあげています。
そして「ピクセルビニング技術」により、48MPのセンサーを暗所では4つのピクセルを一つにまとめることで12MPセンサーとして使用。ピクセル数が少なくなることで読み出し速度が速くなり高速高精度のAFも実現。
画像解像度を向上させる多画素化と感度を上げる画素の大型化を同時に解決する技術が搭載されています。
※クアッドベイヤーの技術的な説明はこちらでご覧になれます。
センサーサイズもXperia 1 IVと比べると1.7倍サイズに大型化されており、アスペクトレシオも「4.3:3」という特殊なサイズのものになっています。
通常の4:3のアスペクト比よりもやや横長になるのですが、それのおかげで16:9で撮影する動画エリアが20%広くなり動画も静止画にも有効な画素が増える、という作り方をしています。
こうしたユニークな技術を搭載し「フルサイズセンサーを搭載したデジタルカメラ並みの撮影が可能」というのをうたっています。
こうした、新世代のセンサーを搭載したのが「Xperia 1 V」で歴代のSIMフリーモデルと主な仕様を比較すると下記の様になります。
Xperia 1 V | Xperia 1 IV | Xperia PRO-I | |
ストア価格 | 194,700 | 149,600 | 119,900 |
新製品 発売時価格 |
195,000 | 174,900 | 198,000 |
発売日 | 2023.7 | 2022.9.16 | 2021.12.15 |
サイズ | 165×71×8.3 | 165×71×8.2 | 166×72×8.9 |
質量 | 187g | 185g | 211g |
チップセット | Snapdragon 8 Gen 2 | Snapdragon 8 Gen 1 | Snapdragon 888 5G |
メモリ RAM | 16GB | 16GB | 12GB |
メモリ ROM | 512GB | 512GB | 512GB |
SIM | nanoSIM/eSIM | nanoSIM/eSIM | nanoSIMデュアル |
ディスプレイ | 6.5インチ 21:9 4K 120Hz HDR OLED 輝度アップ |
6.5インチ 21:9 4K 120Hz HDR OLED 輝度アップ |
6.5インチ 21:9 4K 120Hz HDR OLED |
カメラ1 | 16mm 12MP 1/2.5″ 120fps |
16mm 12MP 1/2.5″ 120fps |
16mm 12MP 1/2.5″ 30fps |
カメラ2 | 24mm 48MP 1/1.35″ 120fps |
24mm 12MP 1/1.7″ 120fps |
24mm 12MP 1″ 120fps |
カメラ3 | 85-125mm 12MP 1/3.5″ 120fps |
85-125mm 12MP 1/3.5″ 120fps |
50mm 12MP 30fps |
カメラ位置 | ボディ端 | ボディ端 | ボディ中央ライン |
.
私も発売日に「Xperia PRO-I」を購入して1年半にわたり使ってきたので違いはよくわかるんですが、PRO-Iではメインカメラの24mmでしか120fps撮影ができなかったのに、今は16mm、望遠レンズなどすべてで120fps撮影ができるというのが羨ましい限り。
ディスプレイについては「Xperia 1 IV」と同じものが搭載されていると考えて良さそうです。「Xperia 1 IV」が登場した時には輝度が1.5倍アップしたということでしたが、アップした輝度はそのまま踏襲しています。
Xperia 1 V | Xperia 1 IV | Xperia PRO-I | |
声優先マイク | ○ | × | ○ |
S-Cinetone for mobile | ○ | × | × |
Creative Look | ○ | × | × |
商品レビュー用設定 | ○ | × | × |
Photo Pro縦撮りUI対応 | ○ | × | × |
Photo Pro Video Pro ピーキング表示 |
○ | × | × |
連写 | 最高30コマ AF/AE追従 |
最高20コマ AF/AE追従 |
最高20コマ AF/AE追従 |
ライブ配信機能 | ○ | ○ | ○ |
ライブ配信時 チャット表示 |
○ | × | × |
外部モニター機能 | ○ | ○ | ○ |
外部モニター波形表示 | ○ | ○ | ○ |
フロントカメラ | 12MP | 12MP | 8MP |
3.5mm オーディオジャック |
○ | ○ | ○ |
Music Pro | ○ | ○ | × |
.
「声優先マイク」というのはXperia PRO-Iにも搭載されていた機能です。
Vlogモニターを装着してVlog撮影するときにマイクを選択することができるようになっていて、メインカメラの先に小さな穴が空いているのですが、それがマイクになっていました。
Videography Proにてセッティングメニューからマイクを切替で選ぶことができます。
ちなみにメーカーサイトを見ても正式な対応が確認ができなかったんですが、複数のYouTube動画でVlog Monitorを使っている映像が確認できているのと営業さんルートで確認したところ、Vlog MonitorはXperia 1 Vでも利用可能です。
Xperia PRO-I購入時にキャンペーンでVlog Monitorを購入された方はXperia 1 Vに乗り換えても使い回しOKです。
「商品レビュー用設定」という、今までZV-1 やZV-E1などにだけ付いていた顔認識よりも手前のものにフォーカスを合わせる撮影モードが搭載されたのもXperia 1 Vがはじめてのことになります。
さらに”α”にも搭載されているクリエイティブルックがXperia 1 Vで初搭載です。
クリエイティブルックを使う事で色調を合わせることができたり、動画撮影時にも「S-Cinetone」を設定しておき、Xperiaでも作品動画の素材を撮影するなどができるようになるのはすごい進化だと思います。
写真撮影用の「Photography Pro」、動画撮影用の「Videography Pro」のアプリも細かくアップデートしていて、ピーキング表示が出来たり、縦撮り撮影に合わせたUI表示ができるようになるなどの進化をしています。
PhotoGraphy Proでは従来、本体側面にあったシャッターボタンを使わないと写真撮影ができませんでしたが、新型では画面内にシャッターボタンが表示されるようになっています。これ、観光地などで人に写真を撮ってもらうときに重宝するかもしれません。
そしてデジタル一眼”α”とUSB接続して行うライブ配信機能もパワーアップ。今まではモニターとして使うのと、ストリーミング配信で使う機能のみでしたが、モニター表示しながらXperiaで録画することができるようになるとのこと。
そして「Muisc Pro」アプリもアップデートしていて、従来はギターの弾き語りにしか対応していなかったのですが、今回のモデルからピアノの弾き語りにも対応するそうです。
録音した音声をクラウドで処理してレコーディングスタジオで収録した様な音声にしてくれるサービスで、実際に利用する際はサブスクで有料になるんですが、演奏を楽しまれている方、ここぞというときの録音に、大賞楽器が増えることになりますよ。
ぞというときの録音に、大賞楽器が増えることになりますよ。
Xperia 1 V | Xperia 1 IV | Xperia PRO-I | |
Xperia Stream対応 | ○ | ○ | × |
Xperia View対応 | × | ○ | × |
バッテリー容量 | 5000mAh | 5000mAh | 4500mAh |
急速充電 | 30分 50% (30W充電時) |
30分 50% (30W充電時) |
30分 50% (30W充電時) |
ワイヤレス充電 | ○ | ○ | × |
おすそわけ充電 | ○ | ○ | × |
Wi-Fi6E対応 | ○ | ○ | × |
LE Audio対応 | ○ | ○ | × |
シャッターとショートカットボタン | シャッターボタンのみ | シャッターボタンのみ | ショートカット ボタンも装備 |
ストラップホール | × | × | ○ |
防水防塵 | IP65/68 | IPX5/IPX8 | IPX5/IPX8 |
耐久性 | Gorilla Glass Victus 2 | Gorilla Glass Victus | Gorilla Glass 6 |
.
ゲーミングギア「Xperia Stream」はXperia 1 IVに続き、Xperia 1 Vでも利用可能になっています。Xperia 1 Vでも対応製品として使うことができます。
Xperiaのメーカーサイトではゲームプレイ時に使うゲーミングギアという紹介になっていますが、これ、ゲームアプリで使えるだけではなく常時接続しておいてゲームアプリ以外でも負荷がかかって熱を持っているときはファンが回って本体の熱を下げてくれます。
あまりそういう人はいないかもしれませんが、旅行中にGPSログやモバイル通信のログを取って遊んでいて、常時、スマートフォンを発熱させている人には、これ常時接続で使っても面白いアイテムだと思います。
今回の「Xperia 1 V」は大きな世代交代になるモデルです。是非、この最初の盛り上がりで検討されてみてはいかがでしょう!?
Xperiaスマートフォン SIMフリー対応モデル Xperia 1 V (XQ-DQ44) |
ソニーストア価格: 194,700 円 |
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発売日 | 2023年7月中旬以降 | メーカー商品情報ページこちら | ||
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