『Xperia 1 V』のソニーストア商品購入ページに「WF-1000XM5」が追加掲載 この2モデルで実現する最強機能を紹介
ソニーストアで販売中のSIMフリースマートフォン「Xperia 1 V」の購入ページにおすすめヘッドホンとして9月1日発売の「WF-1000XM5」が今朝から掲載されるようになりました。
WF-1000XM5の発売日があと1週間に迫り、納期的に遅れることもなさそうということで、最強のスマートフォン&ヘッドセットでの販売に切り替わったようです。
こんにちは、店員佐藤です。
これまではWF-1000XM4がおすすめヘッドホンになっていたと思うのですが、今朝から購入ページが書き換えられておすすめヘッドホンが最新モデルの「WF-1000XM5」に変更されました。
セットで購入すると割引価格になるというサービスはないのですが、この2製品の組み合わせは少し特別というか開発段階でお互いにセットで使用することを想定しているのか、数々の特別な機能が用意されています。
Xperia 1 VとWF-1000XM5を一緒に使うことでどんなメリットがあるのか紹介したいと思います。
まずはXperia 1 VもWF-1000XM5もワイヤレス充電に対応しています。なので、ワイヤレス充電器をひとつ用意すれば、それをお互いに使うことができます。
スマートフォンの置き場所をワイヤレスチャージャーの上にしている方も多いと思いますが、WF-1000XM5の充電をしたいときはスマートフォンを使っている間、チャージャーの上にWF-1000XM5を置けば、それだけで充電ができます。
ワイヤレスチャージは発熱しやすいため、それを制御していることもありワイヤレス充電は充電スピードがやや遅くなるんですが、コードの接続がないので手間もかからないし端子を痛める心配もありません。私も会社ではXperia 1 Vをワイヤレス充電で使ってます。(充電中に電話の着信があったときもコードレスで通話できますしね)
今まで愛用していたLinkBuds Sはワイヤレス充電に対応していないためヘッドセットは別途、USB接続で充電していたんですが、WF-1000XM5に変えれば、二つともワイヤレス充電で載せるだけのチャージになります。
さらに「Xperia 1 V」には「おすそわけ充電」という機能も備わっています。
Androidの設定メニューから「バッテリー」>「おすそわけ充電」に進みスイッチをオンにするとXperia 1 Vのワイヤレス充電ポイントからWF-1000XM5に給電されます。
Xperia 1 Vのバッテリー残量が30%以下の時には使えないのと180分以上は連続して使えないなどの制限はありますが、WF-1000XM5を使おうと思ったら充電を忘れていて使えなかった! なんてときにケーブルも使わずにXperiaとイヤホンケースをくっつけて一駅我慢すれば、短い通勤程度であれば最低限使える電力をWF-1000XM5に入れるコトができます。
もっとも、これらの機能は2021年発売のWF-1000XM4でも可能だったのですが、特別なのはここからです。
ソニーのワイヤレスイヤホン初、ヘッドトラッキング機能を使ってYouTubeや360 Reality Audioの立体音響が楽しめます。
これは本当にすごいです。現時点ではソニーのスマートフォンでヘッドトラッキング機能を搭載しているスマートフォンが「Xperia 1 V」のたった1機種で、ヘッドトラッキングに対応するヘッドホンはオーバーヘッドタイプの「WH-1000XM5」とインナーイヤーの「WF-1000XM5」の2機種だけになります。
この組み合わせでないとヘッドトラッキング機能は使えません。
上記は「WF-1000XM5」の商品情報ページに記載されている内容になります。同様の記載はオーバーヘッドタイプの「WH-1000XM5」にも記載されています。
「ヘッドトラッキング機能」というのはヘッドホンが頭の向きを変えた時に実際の音を聞いているかのように、同じ方向から音が聞こえるように音を移動させて聴かせてくれる技術です。
かなり昔ですがジャイロ機能を搭載したテレビ用のサラウンドヘッドホンが製品化されて販売されていたことがあったのですが、それを10年以上の時を超えてスマートフォンで再現できるようになりました。
さて実際の設定を紹介します。Xperia 1 VにインストールしたHeadphones ConnectにオーバーヘッドタイプのWH-1000XM5を接続して、アプリを開くと「サウンド」タブの一番下に「立体音響とヘッドトラッキング」という項目が登場します。
ここから設定画面をひらき「立体音響の最適化」と「Androidヘッドトラッキング」の設定を確認することで機能を利用することができるようになります。
「立体音響の最適化」ではヘッドホンのジャイロ機能の調整を行います。アプリの案内に従ってヘッドホンを装着した状態で頭を上下、左右に振って動作を調整します。
「Androidヘッドトラッキング」では、Bluetooth設定からデバイスの詳細に入り接続しているヘッドホンにある「ヘッドトラッキング」のスイッチをオンにすれば設定完了。私が設定したときはWH-1000XM5もWF-1000XM5も最初からオンになっていたのでデフォルトで機能は入っているモノと思います。
これで準備完了。
設定が完了したXperia 1 VとWF-1000XM5で楽しめる立体音響のヘッドトラッキング機能ですが、楽しめるアプリの数はまだ多くはありません。まずは360 Reality Audiioのコンテンツですが、残念ながらamazon music Unlimitedの360RAコンテンツが対象外になっていて再生出来ないんです。
なので再生が楽しめるのはソニーの「Artist Connection」や「360 Reality Audio Live」などのアプリになります。「Artist Connection」も最初はYOASOBIとかあったんですが、今はコンテンツが少なくなっていてちょっと残念。「360 Reality Audio Live」も今年の年初には宇多田ヒカルさんのライブが観られていたのですが、今は公開が終了してしまっています。
どこかでソニーさんが「立体音響のヘッドトラッキング機能」のキャンペーンとかが始まれば、またコンテンツの大量投入とかがあるかも。
それともう一つはYouTubeアプリで再生するYouTubeのマルチチャンネルコンテンツです。どうやら昨年の2022年春頃からYouTubeがマルチチャンネルコンテンツの配信に対応したようで、5.1ch音源のコンテンツをYouTubeアプリで再生するとヘッドトラッキング機能に対応してくれます。ブラウザで検索したYouTube動画再生では対応しないのでご注意を。
YouTubeで「マルチチャンネル」という言葉で検索しても該当するコンテンツはリストアップされなくて、それよりは「5.1ch」とかで再生した方が該当する動画が見つかります。フォーマット表記で判断することができなくて、聞いてみないことにはわからないんですが、再生してみて首をちょっと左右に向ければすぐに対応しているコンテンツかどうかはわかります。
ヘッドトラッキング機能を使って再生することができた動画をいくつかリストアップしてみました。
意外にも10年前にアップロードされたコンテンツなどでも対応したものがあり、探すのが超楽しそう。
対応製品が少ないので、今日の時点で体験出来る方は少ないと思いますが、面白いですよね。自分の前方に音が張り付いた感じになって、首を振ると音源の位置が「ヌルッ」と滑らかに移動していくのがわかります。2ch音声だけでサラウンドを疑似的に再現されても、フロントの音はわかるんですが、どれがリアの音声か判別しにくいところが、こうしてヘッドトラッキングが使えると、どの音がどこに位置するのかわかりやすくなるので、ヘッドホンで再現するサラウンドの最適な方法が実はヘッドトラッキングだったんじゃないかと思えます。
ドルビーアトモスの音が見つけられなかったのでわかりませんが、このソニーのヘッドトラッキング機能はどうやら上下の首の動きにも対応していて下を向くと音源が頭上に移動していくような感覚も味わえます。すごい、面白い。
で、このYouTubeのマルチチャンネルなんですが、自分で音源を作ることって出来ないのかな?を試してみたものがこちら。
先日、新型ショットガンマイクロホン『ECM-M1』を使ったテストの時に録ってきた音源で、Adobe Premiere Proを使って、5.1chの動画を作ってみました。
利用したのはECM-M1が使える8つの収音モードのうちの前後方向の指向性をセパレートで録音するモノと、左右の2chステレオのものです。この2つの音源を使って下記の様に編集しました。
Adobe Premiere Pro の素材置き場にあるコンテンツを右クリックして「変更」>「オーディオチャンネル」として、クリップのチャンネル形式を「5.1」に変更。これで録音されているch1の音をセンターに、ch2の音をサラウンド側に設定し、これで動画出力を5.1chで書き出してYouTubeにアップロードすれば、マルチチャンネルコンテンツになります。
こちらがECM-M1で収音した音声を5.1chで書き出した動画です。ヘッドトラッキングで再生すると前方の音が張り付いたように聞こえると思います。
これが出来る様になると、Vlog撮影時にサラウンドでの音声収録したくなってしまいますね♪ 新製品のECM-M1とPremiere Proを使えば、カンタンに作成できるのでチャレンジしてみてください。(って、ソニーの最新”α”とECM-M1とXperia 1 VとWF-1000XM5を全部お持ちというのは相当なソニーフリークな方になりますが♪)
なお9月1日発売の「WF-1000XM5」ですが、かなり高性能なワイヤレスイヤホンになっています。ソニーとしては初めて「世界最高ノイズキャンセリング性能」というのをキャッチコピーにしたワイヤレスイヤホンの最高傑作モデルです。
従来片側に2つのマイクを搭載し、それで騒音を打ち消す、ノイズキャンセリング機能を搭載していましたが新型のWF-1000XM5では3つのマイクに増やし、さらに信号処理するプロセッサーをデュアルプロセッサーにするなどしてノイズキャンセリング性能を高めています。
また音を鳴らすためのドライバーユニットも6mm口径だったものを8.4mmに大口径化し、さらなる高音質化をしたモデルになっています。
そして、これは裏技になるかもしれませんが「WF-1000XM5」にはMP3やCD音質の信号をハイレゾ相当の音にアップスケーリングする「DSEE Extreme」という機能を搭載しています。専用アプリ「Headphones Connect」から設定を行うのですが、実はこの機能はXperia 1 Vにも搭載されています。Androidの設定から「音設定」>「オーディオ設定」の中にその項目があります。
このDSEEの機能はヘッドホンの電力をかなり消費します。Xperia 1 Vであればスマートフォン側でアップスケーリングできるので、その状態でハイレゾ伝送ができるLDACコーデックで接続をすれば、スマートフォン側でアップスケーリングしてヘッドホンのバッテリー消費をせずにハイレゾ相当の音が聞ける、ということになります。
なお、DSEE Extremeは96kHz/24bit相当の音質にアップスケーリング、DSEE Ultimateは192kHz/24bitにアップスケーリングします。Xperia 1 Vに搭載されているDSEE Ultimateの方が性能は上、ということになるんですが、LDACで伝送できるのは96kHz/24bitまでなので理論的には性能的に変わらないのではないか?というところです。
Xperiaならではの裏技ですので、こちらもXperia 1 VとWF-1000XM5をセットでお使いになるようでしたら、設定をお試しになってみてください。
以上、最新スマートフォンと最新ワイヤレスイヤホンならではのスペシャル機能の紹介でした。
すでに「Xperia 1 V」をお使いの方も「WF-1000XM5」の追加購入を検討されてみては? これからXperia 1 Vをオーダーされる方は一緒に「WF-1000XM5」もオーダーして最強環境をゲットしてください。
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