2021年8月27日

9月1日は防災の日！家に備えておきたい緊急時におすすめな製品

9月1日は「防災の日」になります。

不測の事態に備えるためには対策を整えておくことが大切。今回は「防災の日」にあわせて緊急時におすすめなソニー製品をご紹介したいと思います。

こんにちは、店員よねっちです。

最近は突発的な豪雨が起こったりなど、予想のつかない事象が続いていますが、やはりこの件で思ったのは何かが起こってから準備するのでは遅いということ。

「防災の日」は緊急時の対策を見直すよい機会でもあります。しっかり対策を整え、いつ不測の事態が起こっても落ち着いて行動できるように準備しておきましょう。

まず案内するのが手回し充電ラジオ「ICF-B09」です。このラジオは災害時にご利用いただけることを前提に作られた製品で、単3電池での使用のほかに、充電池を内蔵しており本体のハンドルを手で回すことで電気を蓄え、ラジオやライトを使うことが出来ます。

背面部にはラジオのFM・AM切り替えるスイッチ、選局・音量つまみがついています。AMラジオの番組をFM放送の周波数で聴くことができる「ワイドFM」に対応しているので、AMラジオが聞きにくい地域でも受信しやすく、よりクリアな音質で聴くことが出来ます。

ライトは前面にある切り替えスイッチでスポットライトと本体上部にあるソフトライト切り替えることが可能です。

手回しで本体充電を行う場合、ハンドルの根元にあるランプが光るようになっているのですが、ゆっくり回しすぎると反応しないので、ある程度の速さで回す必要があります。

1秒間に2回の速さで1分間ハンドルを回すと、スマートフォンの場合約40分の待ち受けができるとなっています。

ルートアールのUSB簡易電圧・電流チェッカーで測ってみたところ平均して0.49Aぐらいで出力できるので、USB2.0の標準出力で出ている感じ。それを踏まえると大体PCで充電するのと同じぐらいの出力ができると言えそうです。

単3電池2本があれば手回しする必要なく、ラジオ、ライト、スマートフォン充電が行えるのもおすすめポイントです。

付属のケーブルはUSB端子に接続可能。マイクロUSB端子で出力が行えます。アダプターで携帯電話の充電ジャックもついてくるので、FM・AMを「切」にした後携帯電話と本体をUSBでつなげることで単3電池から携帯電話への充電も可能になります。

もちろん手回しでの充電も対応しているので乾電池が無いといった場合もハンドルを回せば携帯電話の充電が出来ます。

続いては太陽光充電対応防災ラジオ「ICF-B99」です。

ラジオとしての機能と、LEDライトとしての機能、そして携帯電話・スマートフォンの充電に対応しています。ケーブルを別途用意しなくてはいけませんがiPhoneにも対応しています。

本体のほかに非常用の笛とストラップ、ポーチ、マイクロUSBケーブル、携帯電話充電アダプターが入っています。

ポーチがなかなかうまくできていて、中は二層になっており、ラジオ本体を収納するポケットと付属品をまとめておくポケットに分かれます。

取扱説明書に目を通すと、内蔵充電池の活性化のため、1年に一度は1分程度で良いので充電ハンドルを回して充電してほしい、ということが書かれています。

さて、ここはちょっとややこしい話になりますが、大事な話になります。防災ラジオ本体の電源ですが内蔵電池と単3電池の2バージョンが使えるようになっています。

切り替えスイッチになっていて、内蔵充電池を使うか、単3電池を使うかは自分で選んで利用ができます。ハンドルを回したり、太陽光で充電できるのは内蔵充電池の方です。単3電池は入れ替えて使うことになります。

試してみたところ、市販されているアルカリ電池でも利用はできるし、ニッケル水素の充電池なども利用ができます。防災ラジオでこれらの電池を充電することはできませんが、予備の電池を持っておけば充電することなく普通にLEDライト付きラジオとして使えるわけです。

内蔵充電池はマイクロUSBケーブルを使って充電します。通常の5V 500mAで約2時間の充電で満タンになります。

なお、太陽電池搭載のICF-B99は天面に太陽光パネルがついていますが、非搭載のICF-B09は天面にスポットライトではなく間接光のソフトライトを搭載しています。

太陽光充電よりもソフトライトがついている方が照明器具として使うようであれば重宝するかもしれません。

災害時に使うのが目的ではなくキャンプなどに持っていくならICF-B09の方が良いかもしれませんね。

ラジオは「ワイドFM」に対応しています。90MHz以上を使ったAMラジオの「FM補完放送」で関東ではTBSラジオ、文化放送、ニッポン放送の3局がFM受信できます。

うちのお店ではBGM代わりに仕事中「東京FM」をスマートスピーカーで聞いているんですが、いつもの同じ放送が緊急時やキャンプの時に聞けるとちょっと安心するかも。

備えあれば患いなしということで、一台家においておくと安心できます。今のうちに準備を万全にして、いざという時にも落ち着いた行動が出来るようにしておきたいですね。