『α6400』のグルメモードで撮る「どんぶり王選手権2020」
地元ネタですみません。日曜日に近所で「どんぶり王選手権」というイベントが開催され、どんぶりを7杯いただいてきました。冬に行われる地元の大イベントなんですが、これをソニーデジタル一眼カメラ”α6400”で撮ってきてインスタにあげていました。
ひと手間かけるだけで、すごく美味しそうな写真をアップロードすることができるんですが、当店店頭でご案内している方法を簡単にご案内したいと思います。
こんにちは、店員佐藤です。
2年前にも参加したことがある地元のイベント紹介です。今回で8回目になるそうですが「北朝霞どんぶり王選手権」というイベントが2月に開催されます。全国の有名などんぶり屋さんが参戦する。。。というイベントではなくて、近所のお店さんが特別などんぶりを作って屋台で食べさせてくれて、投票が行われる、というものです。
24店舗出ていて、全店統一で1杯300円で提供してくれます。朝10時半からスタートするのですが、我が家も朝ご飯を食べずに参戦。今年は何杯いけるか!?というのに挑戦してきました。
必勝法は「朝一番で出かける」です。会場はそれほど広くない場所で、ここにギッシリと人がやってくるので開場と同時に並んでいかないと行列が長くなってしまい何杯も注文ができません。
人気の高そうなお店から並んで買って行きます。当然、家族で出かけている場合は一緒に並ぶことはせず、それぞれ別々に並んで手分けして買ってくるわけです。
買ってきたどんぶりは、近くの河川敷に座っていただくのですが、せっかくなので食べてしまう前に写真も撮っておかなくては。
どうせ写真を撮るなら、いつもの「オートモード」ではなく、デジタル一眼カメラならではの設定で美味しそうに、キレイに撮りたいと思います。
写真をちょっとやっている方でしたらおわかりになると思いますが、かなり手を加えて調整して上の写真(寒ブリ丼)は撮っているのですが、ソニー”α6400”ならこれをワンタッチで切り替えをして撮影できます。
事前に準備をしておけば、本当に1秒かからずにこの設定に切り替える事ができます。
そのコツをご案内したいと思います。
今回用意しているのはAPS-Cセンサーのスタンダードモデル”α6400”です。昨年あたりから「デジタル一眼カメラを初めて買います、αで一眼デビューしたいんです」という方に当店が一番最初にオススメしているモデルです。
これから設定する内容はα6400以降のモデルであれば、すべて流用できます。
まずは、このカメラで普通に撮ってみます。
こちらがα6400の「AUTO」モードで撮影した1枚です。モードダイヤルを緑色の「AUTO」にして、あとはシャッターボタンを押しただけです。なにも工夫をせずに撮りました。
レンズは単焦点レンズの「SEL24F18Z」というベストセラーレンズです。とても近くに寄ることができる単焦点レンズで発売から3年ほど品薄状態が続いた大人気レンズ。APS-Cセンサー搭載のα6000シリーズをお使いであれば、絶対に揃えたいレンズの1枚です。
この写真を「美味しそうに見える」写真に変えていきたいと思います。
まずはモードダイヤルを「A」にします。これは絞り優先モードというのですが、写真撮影の設定をカメラ任せにするのではなく、自分の意図をすべて反映させるためのモードになります。「P」モードでも「S」モードでも良いのですが、グルメ撮影で一番やりやすいのがこの「A」モードになると思います。
ダイヤルを回して「A」に合わせます。
続いてカメラの背面にある「Fn」というボタンを押します。これはファンクションボタンと言って、カメラの設定一覧を呼び出すボタンになります。
カメラの設定により表示されるアイコンの種類が変わりますが、これは当店のα6400の画面になります。この中に「露出補正」というものがあったら、これを十字キーで選択して決定キーを押します。
「露出補正」がなかったら「MENU」ボタンからメニュー表示をさせて項目を探すことになります。
露出補正を行うと、ご覧の様なメーターが表示されます。ケースバイケースなんですが、大抵の場合は、グルメ撮影をするときには露出を「+0.3」とか「+0.7」にして撮影します。これで画面全体が明るくキレイになります。
続いて「クリエイティブスタイル」という項目を探し、これを縦スクロールで「Vivid」に切り替えます。さらに右方向に移動すると「コントラスト」「彩度」「シャープネス」という項目を変更できるようになるので、ここでは彩度を「+2」などにします。
写真を明るくすると、色が白っぽくなりやすいので、この「Vivid」という項目で色のりを濃くします。
さらに「DRO/オートHDR」という項目で「DRO」を縦スクロールで選び、さらに横方向にボタンを押していただき、「DRO Lv5」にします。
これは明るすぎて白く飛んでいるところと影になっていて暗くなっている部分の色をクッキリさせてくれる機能になります。DRO AUTOというのもあるのですが、一番、強烈に色がでるのがLv5になります。
やりすぎ感があるようであれば「DRO AUTO」でもOKです。大体Lv3くらいがAUTOの上限値になるようです。
さらにフォーカスエリアは「中央重点」もしくは「フレキシブルスポット」に設定。
これはピントを合わせる場所をどこにするのか自分で決めるためのものなんですが、グルメ撮影の場合、被写体は基本的に中央に来ることが多いのでこうしています。構図によってはフレキシブルスポットAFで画面のあちこちに移動させても良いかと思いますが、基本的にはセンターで使えば大体OKだと思います。
そして、十字キーを兼ねている回転ホイールを回すと「絞り」と呼ばれる「F値」を変更することが出来る様になります。これで数値が一番「小さな値」にします。
単焦点レンズを使っている場合は「F1.4」とか「F1.8」とかかなり小さな値になるはずです。ズームレンズを使っている場合は「F3.5」などのやや大きめの値になります。
これは「被写界深度」というのですがピントが合っているように見える範囲を狭くするための調整です。画面全体にピントが合っているように見えた方が良いように思えますが、それだとスマートフォンなどで撮ったのと同じ感じになります。
デジタル一眼カメラを使っている事のメリットの一つが「被写界深度」を狭くすることが簡単にできること。これで被写体はビシッと映っているけど背景はフワフワした感じにします。
そして、ソニー”α”ならではの設定がこちら。
これはメニューボタンから呼び出す必要があります。「サイレント撮影」モードを「入」に切り替えると、これで「カシャ」というシャッター音が鳴らなくなります。
無音状態で写真が撮れるようになります。
食事をする静かな場所で「ガシャ」というシャッター音がすると目立ってしまうことがありますが、この「サイレント撮影」を使うと完全な無音状態で写真が撮れます。
「サイレント撮影」は万能ではなく、動きの速いものを撮るのは苦手だったり、プロジェクターの画面を撮影すると縞模様が出たりすることがあるのですが、グルメ撮影では動きのあるものを撮ることはないと思うので、ここは「サイレント撮影」にするのがオススメです。
これで写真を撮ると。。。無音でご覧の様な美味しそうな明るくて綺麗な写真が撮れます。
さて、ここまで8項目のカメラ設定を変えました。これを「たったの1秒もかからずにワンアクションで切り替えた」とは言えません。
慣れない方がやると、これらの設定変更だけで5分くらいかかってしまうかも。これではせっかくの料理が冷めてしまいます。
なので、ここまでの設定をすべてカメラに覚えさせたいと思います。
メニュー項目を呼び出して「MRカメラの登録」という項目を探してください。
ここで「1」という数字を選んで決定すれば、カメラのメモリー1番に、今までの設定を全部覚えさせることができます。どんな設定になっていても、メモリー1番を呼び出せば、先ほどまでのグルメ撮影のための8項目が一瞬で設定できます。
呼び出す方法も簡単。カメラ天面にあるモードダイヤルの中に「MR」というのがあるので、ここに回すだけです。
MRモードにすると数字選択ができるようになるのですが、そこで一番よく使う設定を1番にしておけば、すぐに呼び出せます。
これを使えば「たった1秒でワンアクション」でグルメ撮影モードに切り替える事が出来るようになるわけです。
こういう設定を仕込んでおけば「自分だけのカメラ」にα6400がなってくれますね。同様の設定はα7Ⅲシリーズでも、α6100、α6600シリーズでも可能です。サイレント撮影モードが付いていないモデルでもサイレント撮影モード以外のものは同様に利用ができます。
さらにソニー”α”だからこその機能が画像の転送機能です。撮影した画像を表示している状態で、スマートフォンのNFC機能を使ってカメラにタッチすれば、それだけで画像転送されます。転送されるのは表示されている1枚だけですが、ワンアクションでカメラの画像がスマートフォンに移せます。
キヤノンさんや、ニコンさんのカメラをお正月に使わせていただきましたが、Wi-Fi接続をしてからアプリを起動して、カメラ内のサムネール画像をすべて表示させて転送設定をして。。。と、手間も時間もちょっとかかっていました。
ソニーの”α”でもカメラ側で転送したい画像を選択しておいて一気に送ることもできますが、その際もNFCタッチで行けてしまいます。スマートフォンへの画像転送の簡単さはソニー”α”はかなり秀でているコトがわかった次第です。
これは積極的にPRしなくては!と、いうことでご案内してみました。
と、いうことで、日曜日の当日にどんぶりをいただきながら撮影してスマートフォンに転送してInstagramに投稿していた写真がこちらです。
結果的に、どんぶりは7杯いただきました。1杯300円のミニどんぶりなのでいくらでも行けると思っていたのですが、これがなかなかご飯の量が多めで、すぐにお腹いっぱいになってしまいました。
こちらの「濃厚ウニスープ丼」が今年の優勝どんぶりでした。朝一番でもっとも長い列が出来ていたので、これは上位にくるなーと、思っていましたが、やはり最高順位。
わりとおなかいっぱいになってしまうので、こうしたスープものはスルスルッとお腹に入っていくので食べやすいんですよね。
なお、我が家の評価第1位は「イカス! まっ黒丼」でした、どんぶりご飯らしく、お米にしっかりと味が染みこんでいて風味満点でした。イカリングのフライにトマトソースがかかっているという凝りよう。
色味が鮮やかではないのでインスタ映えせず、行列も短かったのですが一番美味しかったですよ。
市の公式ホームページには順位決定の発表があるのですが、私のα6400の写真の方が美味しそうに撮れているかな!?
☆埼玉県朝霞市ホームページ『第8回北朝霞どんぶり王選手権「どんぶり王」決定!!』
単焦点レンズがなくてもキットレンズで同様のコトは可能です。α6400をお持ちの方は是非、試してみてください。
当店店頭でもソニー”α”のご購入相談をいただいた際にはこんなミニ写真教室を随時開催しています。お気軽にご相談ください。
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