Android搭載プロジェクター『Xperia Touch』実機展示レビューレポート

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先週の木曜日にプレスリリースになったAndroid OS搭載の超短焦点プロジェクターとして登場した「Xperia Touch」の実機をようやく見学してくることができました。

ソニーショールーム/ソニーストア銀座にて発売前特別先行展示中の「Xperia Touch」の実機レポートをお届けします。今回はアテンダントさんにしていただいたデモンストレーションをそのまま動画で紹介します。

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こんにちは、店員佐藤です。

先週はデジタル一眼カメラ”α9”の発表があったためソニーショールームへすぐにお邪魔することができなかったのですが、やっとお邪魔させてもらってきました。

ポータブルの超短焦点プロジェクターとしては昨年「Life Space UX」のプロジェクターモデルがありましたが、それに赤外線センサーを搭載し、さらにAndroid OSも内蔵した製品が登場。Xperia Smart Products ブランドとして登場しました。

テーブルに投映したプロジェクター映像にタッチすると普通のAndroid OS機器として操作が可能。まるでテーブル一面がXperia Tablet的な使い方ができそうな、注目製品になっています。

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ソニーショールーム/ソニーストア銀座では4Fフロアに展示コーナーが設けられているのですが、そこにはこんな待機列まで用意されています。おそらく土日にはここに体験希望者の方の列を作っていたんでしょうね。発表から1週間経った平日の昼間なので、今日は取材中も2~3組の方とかぶったくらいで比較的長時間触らせてもらってきました。

製品のご案内を今回もソニーショールームのスタイリストさんにお願いしたのですが、なんせ動作がキビキビ快適なもので、これは動画でお見せしないと伝わらないと思います。まんま、撮影させてもらってきたアクションカムの動画でご案内をしたいと思います。

短く編集したのですが6分40秒ほどあります。最初の1~2分をみていただくだけでも様子はおわかりいただけると思います。

いろいろ補足もあるのですが、映像で見える縞模様はアクションカム側のローリングシャッターというかフリッカー現象です。実際の見た目にはこうした縞模様はまったく見えませんのでご安心ください。

タップやフリップ、スワイプなども赤外線センサーによる検出と聞くと、いかにも反応が悪そうなイメージがあると思うんですが、Xperia Touchについては見ての通り、それが全くありません。アプリの読み込みで待たされることはありますが、タッチ感度はかなり良いです。まるでWindowsのタッチパネルやXperia タブレットを操作しているのとほぼ同じ感覚。

これを味わうだけで「Xperia Touch」への関心が倍増することは間違いありません。

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製品のプレスリリースを読んだときには「大きなタブレット」的なイメージでいたのですが、テーブルに置いたときの画面サイズは23インチです。こうして目の前に23インチのスクリーンを用意されると、タブレットというよりはVAIO Tap 21の平置き状態を思い出します。

これ、ボードPCじゃん。という感じ。

OSはAndroidですので、アプリはスマートフォンやタブレットで使っているモノがそのままインストールして使えます。エクセルを開くと23型の大画面で表示ができます。

Xperia TouchはOS 7.0を搭載した普通のAndroid端末です。NFCも搭載しているしBluetoothもWi-Fiも使えます。この状態でBluetoothマウスとBluetoothキーボードを用意すれば、デスクトップPCならぬデスクPC的に使うことができそう。

なるほど、こういう使い方ですか。

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YouTubeアプリを使えばYouTubeの映像がそのまま観られます。Life Space UXでは外部機器からの映像を投映する形でしたがAndroid OSを内蔵してしまうと本体だけでYouTubeにアクセスして動画再生ができるし、Netflixや、Hulu、amazonプライムビデオなどもアプリをインストールしてしまえば単体で映像を流すことができます。

Android OSをプロジェクターに内蔵するだけでこんなにも使い方が変わるとは。

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部分的に困ったことが起こるのはアプリが縦画面しか用意していないモノ。例えば電子書籍のReaderアプリなんですが、最初に開いた画面が縦位置になるように設計されています。LINEアプリもそうですが、こういうのが多いのでどうにかならないかと思うのですが、どうにもなりません。

ただReaderアプリは最初の画面だけで、そこから書籍を開いてしまうと横位置に固定されます。

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プロジェクターとしての解像度は1366×768ドットなのですが、これでも書籍を読むのには充分というか、かなり文字が大きく表示されます。雑誌を読んだりするのもこれは良いですね。

普段、自宅でXperia Z3 Tablet Compactと、Xperia Z4 Tabletを使い分けていて雑誌を読むときはXperia Z4 Tabletを使っているのですが、それよりも遙かにこちらの方が読みやすいと思います。23型スクリーン、威力絶大。

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その他、ソニーショールーム/ソニーストア銀座で展示しているXperia Touchにはお子様向けのアプリ、教育向けアプリなども多数インストールしてあります。

こうした車のアプリでは車の走行ルートを書いてあげると、それに従って車が走るんですが、障害物とかに当たるとそこでこけてしまったり、いろいろなアクションをしてくれます。昔だったらこういうおもちゃを買ってもらって遊んでいたのですが、こうしたアプリが膨大に用意されているので、しばらくおもちゃを買わなくてもよくなりそう。

縦位置にしかならないアプリもテーブルであれば横方向からのぞくことで普通に縦長画面で遊ぶこともできるんですね。

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白いテーブルトップでしか使えないかというとそうではなくて、展示台のテーブルトップをひっくり返すと木目調のテーブルが出現し、そこに投映することもできます。

直接照明が当たらないようにしてはありますがショールームなのでそこそこの明るさがあるのに、それでもこうして視認性は問題なし。

Life Space UXの時もそうでしたが100ルーメンというそれほどスペック的には明るくないはずのプロジェクターなのに、映し出す距離が劇的に短いので映し出された映像は明るく見えます。

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Xperia Touchならではのウィジェットも用意されていて、手書きの伝言ウィジェットなども入っていました。ここにメモを書いておくと。。。

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こうしてホーム画面に伝言が残る、ということができます。ダイニングのテーブルの上に置いておき、家族の伝言板的な使い方ができる、というわけです。

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ダイニングのテーブルの上にこんなスペースを作っておくなんて広い家でないとできないぞ、とか、思われますよね。

それがそうでもないんです。こういう家電がやってきて、これを使いたい!と、思うとXperia Touchを使うためのスペースをちゃんと作ろうというルールがお家の中で出来上がります。こういうスペースをちゃんと作るようになるんです。

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食事の時にはここのスペースは使うけど、食後はちゃんと片付けてXperia Touchを使うスペースを作っておく、という習慣ができれば家の中はかなり片付きますよ。

ウチもそうでした。AIBOのERS-7M3を買って自宅でblogの自動投稿機能を使っていたときはAIBOの遊ぶ範囲内はものすごい綺麗に片付けられていて、私の人生でもあれほど自宅が片付いていたことはありません。またAIBOにblogを書かせようかな!?

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超短焦点プロジェクターのハードとしてはLife Space UXと同様。テーブルに置くスタイルと壁に沿わせて立たせるスタイルと2つのセッティングができますが、両方ともセンサー感知で自動で投映する向きやフォーカス合わせをします。

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入力端子はマイクロHDMIがあるので、BDソフトやPlayStationの映像、PCの画面を投影したいときはマイクロHDMIケーブルを使って信号入力をすることができます。

もうひとつは電源入力のためのUSB type C端子があるのですが、こちらはACアダプター専用の入力になります。スマートフォンの充電用のACアダプターなどでは電力が足りないため動作が難しいそうです。満タン充電で1時間使えるのでポータブルで使うこともできます。

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赤外線のタッチセンサーは床置きや壁にピッタリとつけた状態で23型スクリーンのときにだけしか反応せず、画面80インチ相当にしたときはタッチセンサーは利用できないことになっているのですが、23インチ相当のところに赤外線センサーは働いているので、その当たりを手でジェスチャーすると操作ができちゃう、なんていう裏技もあるそうです。

そうか、こうして広い壁を用意することができれば80インチの大画面スクリーンとして使うことができるんですね。「Video & TV Side View」アプリを使えばまるでブラビアみたいな使い方ができそうです。

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こちらの壁への出力のデモは普段は行っていませんが、今週末の4月29日土曜日、4月30日の日曜日には15:30より、ソニーショールーム/ソニーストア銀座にて特別体験会を開催。4Fの奥にあるコミュニティールームで壁出し出力のデモと説明会をするそうです。

ご興味ある方は今週末、ソニーショールーム/ソニーストア銀座へどうぞ。

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操作感はまさに昨年4月まで販売していたXperia Tabletと同等です。Xperia Tabletの販売がソニーモバイルで終わってしまっていて、私も予備を含めて2台のタブレットを用意してあるんですが、これらのタブレットも永久に使えるわけではなく、いつかは壊れて使えなくなるわけです。

そのときにタブレット操作をどうしよう?と、本気で困っていたんですが、このポータブルスマートプロジェクターがその解決策になりそう。

タブレットが使えなくなったら、次はプロジェクターに移行して行くんですね。インターネットへの窓口が昔はVAIO(パソコン)だったものがタブレット、スマートフォンと劇的に薄型、小型化されていきましたが、次はついにボードもディスプレイもない、重さ0のスクリーンになっていくんですね。

ソニーストア価格は149,880円(税抜)で6月9日(金)より先行予約販売開始予定です。発売日は6月24日の予定となっていて、やや先の話になります。

ちなみに昨年発売になったLife Space UXの超短焦点プロジェクター「LSPX-P1」は発売から半年間、品薄状態が続いていました。LSPX-P1のデザイン性だけではなく実用性も備わった「Xperia Touch」がどれほどの人気になるのか、価格が149,880円とVAIOノート並にするのでちょっと未知数ですが、これも当面は品薄になるんでしょうね。

販売開始の6月9日までに、また新しい情報が入ってきましたらお知らせしたいと思います。

 

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Android OS搭載
ポータブルスマートプロジェクター

Xperia Touch
(G1109)
ソニーストア価格:
149,880+税
ソニーストアのご利用はこちらから
発売日 2017年6月24日 メーカー商品情報ページこちら
延長保証 3年ワイド:未定
3年ベーシック:
未定
ソニーストア
購入特典
ソニー提携カード決済で3%オフ
送料無料
当店店頭入特典 開店3周年記念 アームバンドケース プレゼント
6月24日以降 当店店頭にて実機展示予定

 

☆ソニーモバイル ニュース&トピックス 「壁ややテーブルに投写したスクリーンに触れて直感的に操作が出来るスマートプロダクト『Xperia Touch G1109』を発売」

 

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