アクションカム『FDR-X3000R』で撮る『春のつくばりんりんロード お花見サイクリング』
昨日、日曜日ですが茨城県にある「つくばりんりんロード」というサイクリングコースへ行ってきました。
今回で3回目になるんですが夢だったんです。ここのサイクリングロードは秋にしか走ったことがないのですが、見るからに桜の木が多いんです。関東では桜シーズンラストウイークみたいになっていましたが、なんとかギリギリで夢をかなえてきました。
2017年4月16日(日)のつくばりんりんロードの桜開花情報をお伝えします。
こんにちは、店員佐藤です。
茨城県の「つくばりんりんロード」は日本で2番目に大きい湖「霞ヶ浦」に面した土浦駅から40km離れた岩瀬駅をつなぐサイクリングロードです。昔はここを「筑波鉄道」が走っていたそうですが、廃止されたあとの廃線跡を茨城県が買い取りサイクリングロードとして整備しています。
鉄道の廃線跡だけあってカーブも少なく斜面もなく、まさにサイクリングロードとして理想的な環境。数年前にまだ折りたたみ自転車でサイクリングを楽しんでいたときに1泊2日でサイクリング旅行をしたことがあるのですが、今回はロードバイクで日帰りサイクリングです。
本当は先週来たかったのですが天気が悪くサイクリングができませんでした。土曜日の強風で都内の桜はすっかり散ってしまいましたが、さて、つくばりんりんロードはどうでしょう?
土浦駅には車に自転車を載せて向かいます。1時間半のドライブ。こうしてロードバイクが運搬できるようにクルマ選びをしたのですが、車載サイズぴったりなんです。
これで関東近郊のサイクリングロードを制覇するつもりなんですが、今回の「つくばりんりんロード」は初の長距離輸送でした。
「つくばりんりんロード」は土浦駅からスタートしていますが、土浦の周りはかなり都会で無料駐車場などもなさそうだし、サイクリングロードも街中を途切れ途切れでつなぐ感じです。
旧駅の跡地が休憩所になっていて土浦駅から2駅ほど行ったところの「虫掛休憩所」から無料駐車場が用意されています。今回はそこを目指したのですがすでに駐車場はいっぱいだったので次の駅「藤沢休憩所」で駐車スペースを見つけ、ここから私たちはスタート。
藤沢休憩所はいきなり桜がズラッと並ぶ素敵な駅でした。ここから35km先の岩瀬駅を目指します。
10kmほど走ると筑波山が正面に見えてきます。筑波さんまでの道のりは桜並木が続く道が多く、やや旬は過ぎているものの夢だった桜のお花見サイクリングを満喫。
中間地点になる「筑波休憩所」までは桜並木が多いのですが、筑波休憩所を過ぎると桜並木はなくなります。春の花は多いのですが、引き返すことなく一応最後まで様子を見に行ってきました。
こちらは雨引休憩所です。今回もっとも桜の量が多い駅でした。筑波~岩瀬間は桜並木こそないものの、こうして駅跡(休憩所)に近づくと桜がどっさりと用意されていて、それを楽しみにサイクリングをしていました。
まさに電車自身の気分になれるサイクリングコースです。
なお、ここのサイクリングロードは本当に整備されていて休憩所のいたるところに、こうしてロードバイクをかけられるハンガーが用意されています。ロードバイクを利用する人達を前提とした作りになっている感じで感動します。
また、これは昨年の秋に来たときにはなっていなかったと思うんですが、これ、よく見ると一般道に「一時停止」の標識があり、サイクリングロードの方は「交差点 横断注意」とだけになっています。
そうなんです。ここではサイクリングロード優先という珍しい標識があり、減速しながらにはなりますが止まらずにそのままスイスイ進めるところが多いんです。
こんな風には昨年まではなってなかったと思います。標識を見ても真新しいのでこの4月1日から変更されたのかも。
ちなみに一般道が優先されるところもあります。そういうところはサイクリングロード側が一時停止になるのですが、ちゃんと減速する仕組みも作ってあります。
これがそうです。シケインを作ってあるので、ここは減速せざるを得ないのと、荒川サイクリングロードみたいに極端に狭い関門を作るわけではないので自転車を降りなくても大丈夫。
絶妙なさじ加減で道が作られています。
地元の「荒川サイクリングロード最高!」と、思っていましたが、これはかないません。埼玉県の上田知事にもこれは見ていただきたいところです。
いやぁ、これは走りやすかったです。
そして、今回の最大のお楽しみはこちら。筑波休憩所の真ん前にある「松屋製麺所」です。秋に来たときに、ここが行列になっていて、さぞかし美味しいラーメンを出してくれるんだろうなぁ、と、思っていたのですが11時に着いたらラッキーなことに5人待ちくらいで入れました。
入ってみて、初めて事情がわかったのですが、ここはあくまでも製麺所で、ラーメン店ではないようです。店内で食べているのは有料での試食というスタンスで席は7席だけ。これは混むはずです。
なお、朝は7時からやっているそうです。朝ラーメンを食べてからつくばりんりんロードを激走するとか、地元だったら毎週やりたくなりそう。
こちらはチャーシュー麺(800円)の大盛り(+50円)です。すっきりした味で、これは運動前後であっさりしたものしかノドが通らない、という方にもいけそう。
こちらは担々麺(800円)の大盛り(+50円)です。こってりした味で体力のある方にオススメ。
両方ともさすが製麺所のラーメンだけあって、麺が激ウマでした。ただ単に固いわけではなくもちもちして味もしっかりとしていて、これは確かに行列になるわけです。次回から「つくばりんりんロード」に来たら、もうここでエネルギー補給するしかないですね。
おかげさまで35kmの往復で合計70kmのサイクリングになりましたが、最後まで元気にペダルを踏むことができました。
最初に来たときは1泊2日で40kmずつのサイクリングだったのですが、さすがロードバイクです。「速く走る」のが目的ではなく「楽に長距離を走りたい」という狙い通りの遊びができるようになってきました。
さて、今回の撮影機材の紹介です。blog記事での紹介用にサイバーショット「DSC-RX100M5」も持って言っているのですが、今回の撮影機材のメインはアクションカム「FDR-X3000R」でした。
自腹購入のものと、お店の展示品と2つ持ってきています。片方はヘルメットの頭頂部に接着マウントで固定していて、もうひとつはクイック三脚をサイクリングバッグに入れて持ち歩いています。
メインはヘルメット装着のアクションカムで、これはハンドルバーマウントで固定したライブビューリモコンを使って撮影しています。
こうしたロングライドの時の撮影のコツは見どころのシーンだけをいかにあとから編集しないで済むように切り取り撮影するか!?です。ダラダラと撮りっぱなしにすると後から編集するのが超大変になるのと、後述する「ハイライトムービーメーカー」で、当たりのシーンを使われる率が減ります。
電源を入れっぱなしにして走行しても、ハイビジョン画質なら割と長時間使えます。ハイライトムービーメーカーで自動編集に対応しているのがハイビジョン画質で24Pではないこと、となりますので、それに合わせて撮影します。
せっかく「FDR-X3000」が4K撮影に対応しているのにもったいない!ということの解決策が実は今回の2台体制です。
ヘルメットのアクションカムはHD撮影で、クイック三脚で使うアクションカムは4K画質で撮影しています。
これでHDと4Kの映像が入り乱れることになるのですが、良いんです。これもお客様からアドバイスいただいたのですが、最初と最後、それとキメになるところが4K画質だったら見る人はそんなにHDと4K画質の差を感じない、ここぞというところだけ4Kで撮ってあれば画質はそれほど気にならない、という話をいただき、それをやってみたわけです。
結果、確かに最初だけ4KでスタートしていればあとはHDが入ってもOKかもしれません。(^^) 4K撮影をすると実質30分くらいしか録画ができない感じなんですがHDだとバッテリーの保ちもかなり良くなるんですよね。
こうしたロングライド撮影のアクションカムのうまい裏技かも。
なお、ヘルメット装着のアクションカムの方はHD画質なので、道中、スマートフォンを使って「ハイライトムービーメーカー」で自動編集することができます。ラーメン屋さんで待っている間に編集してYouTubeにアップロードして、編集した動画作品をその場でSNSにリリース、なんてことができます。
使う楽曲もあらかじめPCからアクションカムにMP3ファイルを転送しておくことで、メーカーさんが用意しているサンプル以外のお気に入りの楽曲をBGMにすることができます。YouTubeに日本の楽曲をアップロードすると高い確率で再生が制限されてしまうんですが、海外の楽曲だと割と緩く広告が出たり、再生するガジェットが制限されたりすることがありますが合法的に今では利用ができます。
そういうわけで「ハイライトムービーメーカー」で編集した動画がこちらです。
撮影しているのが私なので、私にしかわからないとは思うのですが、かなりヒット率が高いです。
私が待っていて通り過ぎるシーンを撮っているのは2カ所とも違ったシーンを切り取ってしまっていますが、それ以外のシーン、桜並木のところをよくぞ切り抜いてくれているし、最後の方で、クロスバイクの人達を追い抜くシーンがありますが、よくぞここをピックアップした!と、感謝しました。
なんせ、私たちはスピードが遅いので抜かされてばかりなんです。なかなか追い抜くことなんてないので、その貴重なシーンを撮影しておいたのですが、ここを切り取ってくれるなんてセンスありますねー。
さすが、アクションカムです。
そして4K映像を織り交ぜて編集したのがこちらです。Vegas Proを使って2時間ほどかけて編集しています。
使いたいシーンをピックアップしていって全部で合計が5分ほどになったところを曲の長さ「3分20秒」に合わせて、全部のシーンを詰めて行きます。
撮影してきた人が編集をすると撮ってきたものを全部使いたくなってしまうんですが、そこは心を鬼にして、自分が見る立場になったことを想像して「このシーン、長くない?」と自問自答しながら詰めまくっていくと、なんとなく形になります。
映像をご覧になって感じられると思うんですが、手振れ補正効いてますよね。3軸ジンバルとか買ってロードバイクに装着したりしたこともあるんですが、どうもそれをしなくてもアクションカムに内蔵している「空間光学手ぶれ補正」だけで、かなり良い感じになるのと、Vegas Pro 14に新搭載された新しい「手振れ補正エフェクト」が従来よりも短時間でレンダリングしてくれるので、これを掛け合わせると、かなりスムーズな映像になります。
ヘルメット装着したアクションカムの映像って平行がわりとルーズになるのですが、それもシーンごとにVegas Pro 14で補正しています。
これでだいぶ理想の撮影ができるようになってきました。いろいろなアクセサリーを試してきましたが、結局、最終的には本体に付属の接着マウントだけで使うの
がシンプルで良い感じみたいです。
そうそう、今回はかなりお気に入りの映像が自分でも作れた気がするのでソニーさんが毎月募集している「アクションカムファンシアター」にも投稿してみました。サイクリングムービーは投稿される方も多いし、もっとすごいムービーを投稿されている方がいっぱいなんですが賑やかしです。(^^)
「つくばりんりんロード」の魅力がより多くの方に伝わると嬉しいです。
☆茨城県ホームページ「つくばりんりんロード地図」はこちらから
アクションカム FDR-X3000 |
ソニーストア価格: 49,880円+税~ |
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発売日 | 2016年6月24日 | メーカー商品情報ページこちら | ||
延長保証 | 5年ワイド:5,000円~ 3年ワイド/5年ベーシック:3,000円~ 3年ベーシック:無償 |
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ソニーストア 購入特典 |
ソニー提携カード決済で3%オフ 送料無料 本体同時購入でアクセサリーセットがお得!(~5/31) |
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当店店頭入特典 | 開店3周年記念 アームバンドケース プレゼント |
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