4Kアクションカム『FDR-X3000』&アクセサリー開梱レポート

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こんにちは、店員佐藤です。

月曜日に発表があった新型アクションカム「FDR-X3000」と、アクセサリーの新製品が当店に入荷しました。店頭展示用の機材の開梱の様子をレポートします。

 

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6月20日に発売になった新型アクションカムですが、2016年モデルはライブビューリモコンが「RM-LVR3」に進化。Bluetooth機能をカメラ、リモコンともに内蔵するようになり、電源のコントロールまでリモコンからできるようになっています。

従来からアクションカムをご利用になっている方もリモコンをとセットになっているリモコンキットを購入するのがお勧め。(リモコンの「RM-LVR3」は今のところリモコン単品発売がありませんのでリモコンセットで買うしか入手方法はありません。)

当店店頭ではすでにHDR-AS50Rというベーシックモデルのリモコンキットがあるので、今回店頭展示をするのはカメラ単品の「FDR-X3000」になります。

実際の試用ではAS50Rのリモコンを使い回していますのでご了承ください。

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ということでこちらは「FDR-X3000」カメラ単品の開梱の様子です。リモコンキットがないと付属品もシンプルになります。カメラ本体の他にアンダーウォーターハウジング、専用バックル、マイクロUSBケーブル、バッテリーNP-BX1、などとなっています。

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専用バックルは一部のアクションカムアクセサリーで利用します。形状は以前のモデルと同じなので、これは流用が効きそうです。

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背面にある固定ネジはご覧の通りつまみが立つ様になっています。従来モデルではコインでマイナスネジを回していましたので、これは非常に使いやすい進化です。

Suicaなどの電子マネーの普及もあって、小銭を最近は持ち歩かなくなりましたからね。

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アンダーウォーターハウジングは60mまで潜れる本格的なモノが付属します。HDR-AS50では本体の防滴機能やGPS、NFCまでなくなってしまいましたが、フラッグシップモデル「FDR-X3000」では本体の防滴機能もNFCもGPSも復活。

4Kタイムラプス機能も搭載しています。

さて、比較したいのはHDR-AS50ではないですよね。先代の4Kアクションカム「FDR-X1000V」からの乗換、もしくは買い増しを検討されている方も多いと思います。

X1000Vとサイズから比較してみましょう。

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写真左が先代のFDR-X1000Vで写真右が新型FDR-X3000です。スペックで見るとサイズが小さくなったように見えたのですが実機をみると横幅が増えているので容積は一緒、というイメージです。

 

   ボディサイズ 幅×高さ×奥行  本体質量
(撮影時質量)
 FDR-X3000R New  約 29.4mm x 47.0mm x 83.0mm  約89g (約114g)
 FDR-X1000V  約 24.4mm x 51.7mm x 88.9mm  約89g (約114g)

 

X1000Vよりも小さくはなっていませんが、考えてみたらた空間光学手ぶれ補正機能を搭載しているんですから本体が大きくなっていてもおかしくないのに、ほど同程度というのはすごいことかも。

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正面から見たところです。ハンディカムの空間光学手ぶれ補正ではレンズの前玉から動いていたので働きが超わかりやすかったのですが、X3000ではそれはなく、本体内のレンズとセンサーを動かしているだけ。

外から見てもその動きは見えませんでした。

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こうしてサイド方向からみるとボディが小さめに見えます。

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背面から見るとやはりボディ自体は小さくなっているんですね。

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続いてはベーシックモデルHDR-AS50との比較です。ボディ黒い方がAS50です。新発売のフィンガーグリップが本体の背面で同じアタッチメントで固定をするため、ボディの厚さ、高さは共通となります。

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ボディサイズはほぼ一緒でレンズ部だけ大きくなっちゃった、というイメージです。

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バッテリー装着はボディサイドを開いて行います。従来モデルのX1000Vでは背面側から縦に入れていましたが、開口部が広がってボディサイドからアクセスします。

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メモリーカードスロットは本体底面にあります。microSDとメモリースティックM2対応です。

従来モデルはXAVC S 4K撮影時に64GB以上のUHS-I Class 10以上のカードが必要でしたが、このモデルは32GB以下のSDHCでも記録ができます。今回の試し撮りも32GBのSDHCカードで行っています。

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背面フラップを開くとAS50ではマイクロUSB端子しかなかったところが、X3000ではマイクロHDMI端子やマイク入力も装備。

2016年モデルから電源ボタンも装備しています。

というところでサイズ比較は以上で、本体の電源を入れてみます。

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最初にGMTの入力を求められます。日本は「GMT+9.0」です。上下ボタンと録音スタートボタンで確定して日時入力をしていきます。

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AS50に付属のライブビューリモコン「RM-LVR3」と接続して、これでカメラの設定を確認していくのですが、FDR-X3000はデフォル
トで電子音が「大」になっています。操作していたらやたら大きな音がするのでちょっと驚くのですが、これは設定で「小」音量に変更できます。ヘルメットを装着していたりする状況で確認がしやすいように音量が2段階になっています。

あと、ライブビューリモコンから電源のオンオフができるようになっているはずなんですが、これがなかなかうまくいかなくて、なんの設定をすれば良いのかわからず、しばらく悩んでいたんですが、どうやら最初の日付設定のところで間違えた日付にしてしまっていて、リモコンとカメラ本体の日付があっていなかったんです。そうなると電源連動(オフ状態からカメラの電源を入れる操作)ができなくなるみたいなのでご注意を。

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手振れ補正はノーマルとアクティブがあります。取説を読んでも特に違いについては記載がないようなので、ここではアクティブに設定。こうしてライブビューリモコンでモニターを見ながらチェックするだけで手振れ補正機能が劇的に効いているのがわかります。

4Kアクションカムの泣き所が、この手振れ補正機能で、X1000Vでは4K撮影時はセンサーのほぼ全画素を使って記録をするため電子手振れ補正が使えませんでした。手振れ補正機能をオフにするしかなく、正直言って動体では使い物になりません。

三脚に固定するなり、どこかに置いて撮影するようであれば4K解像度が楽しめる超小型カメラとして重宝するのですが、それでは「アクション」カメラではありません。そんなわけで、昨年は3軸ジンバルのスタビライザーを用意するなどして使っていたんですが新型モデルX3000では空間光学手ぶれ補正を搭載。

☆当店blog 15.4.10「4Kアクションカムと3軸ジンバルスタビライザー『FY-G4』の話」

光学式の手振れ補正機能を搭載することで、4K画質のブレを補正してくれるカメラをようやく出してくれました。

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その効果のほどを比較すべく、シューティンググリップにフラッシュ用のプレートを装着して、こんな状態にして比較撮影をしています。一つ一つを手に持って比較撮影すると手心を加えて「ほら手振れ補正効果が絶大!」とかやってしまいそうなものですが、こうやって同時に撮影すれば完全イコールコンディションです。

こちらがその比較映像です。途中から走ってみたりしています。

■空間光学手ぶれ補正比較映像

その効果、絶大じゃないですか!? まるでジンバルスタビライザーを使っているみたいな圧倒的な手振れ補正です。これはすごい。ソニーさんの「空間光学手ぶれ補正」は一つのブランドですよ。これ、なにか商標というか英語で名前をつければいいのに!(Air Study Systemとか。)

画面サイズを小さくする必要がありましたが両方とも撮影は4K画質で撮っています。ついに来ましたよ、4K動画をアクションカムで普通に撮れる日が。このカメラはもう手放しでお客様にお勧めできます。

 

で、手放しでオススメしたいアクセサリーも同時に発売になりました。CP+2016で参考展示されていたAKA-FGP1です。

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フィンガーグリップという製品です。早速開梱してみましょう。

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ソニーストアで2,880円のアクセサリーです。フィンガーグリップ本体とレンズキャップが付属します。対応モデルは2016年発売のFDR-X3000とHDR-AS300、HDR-AS50の3機種だけとなります。

キャップの大小はX3000、AS300用と、AS50用の2種類が入っているからです。

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フィンガーグリップへのカメラ本体の装着については底面にレバーがあるので、これをスライドさせてロックさせるスタイル。ガッチリと穴に突起がはまるので簡単にカメラは外れなくなります。

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ライブビューリモコンRM-LVR3を背中に装着し、レンズキャップとストラップを本体につければこれで準備完了です。

いまいちサイズ感が分からないとおもうので4KハンディカムFDR-AX55と並べてみましょう。

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こちらがハンディカムと並べたところ。FDR-AX55も4Kハンディカムとしてはそんなに大きなサイズのボディではありませんが、アクションカムのポケットサイズにはさすがにかないません。

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利用する際はこんな風に指を通して使います。親指でライブビューリモコンのRECボタンが押せるので、これがモニターしながら使うアクションカムの最小サイズになります。

空間光学手ぶれ補正の効き目がかなり強力で、これを装着して歩いてみても、なんかそれなりに見えるんですよね。まるで3軸ジンバルスタビライザーを使っているかの様な動画。

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あ、だったらこの空間光学手ぶれ補正と3軸ジンバルスタビライザーをあわせて使ったらどんなことになっちゃうんだろう!?ということでそれも実験。

■フィンガークリップ使用レビュー

こうして比較してしまうと、やはりスタビラーザーを使った方がはるかに滑らかな動きを出来るんですが、このスタビライザーを荷物として持ち歩くよりも自分の腕を鍛えた方がよくないか!?とも思えてきます。

なんせフィンガーグリップ、小さいですからね。このスタイルでちゃんと見られる4K動画が撮影できるって夢のようです。

 

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さらに、もうひとつ新しいアクセサリーの紹介です。MCプロテクターの「AKA-MCP1」です。

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こちらがパッケージに入っている製品の様子。ストラップはカメラ本体のお尻にあるストラップホールにつけてプロテクターの脱落防止をします。

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表面にARコートをしているのと撥水と撥油コートをしており、水や油をはじきやすくしてあるそうです。

これで写りがよくなるとかではなくMCプロテクターなのでレンズ保護を目的としているのですが、うん、アクションカムの場合はこれ、必需品かもしれませんよね。

というのも、実際にアクションカムを使っている方なら誰もが経験していると思うんですけど、レンズ表面をうっかり触ってしまって、撮ってきた映像が全体に白っぽくなってしまったりすることがあるんです。

小まめにレンズを拭き上げればよいのですが、つい忘れてしまったり、拭き上げた後にまた触ってしまっていたり。。。それが防げるというのであれば、特に4K高画質の撮影に使うというのであれば、このMCプロテクターは良いかも。

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プロテクターを下から見るとこんな様子です。マイク部分にはかかっていないので録音する音声の邪魔にはなっていません。

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ロック機構もついていて、それなりにしっかりと止まります。

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なお、このアクセサリーはFDR-X3000、HDR-AS300の専用アクセサリーになっていてHDR-AS50では利用ができません。

 

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今回発売の4Kアクションカムをフル装備にしたのがこちらです。これもって山に行くも良し、海に行くもよし、2016年の夏休みに向けて、今から使いこなし術を磨かなくては。

とりあえずの開梱レポートでした。実際の撮影レビューはまた後日お届けします。

 

 

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☆当店blog 16.6.20「空間光学手ぶれ補正搭載新型アクションカム『FDR-X3000R』『HDR-AS300R』発表」

 

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