ソニー”α6300″+SEL70300Gで撮る『レッドブルエアレース千葉2016』

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こんにちは、店員佐藤です。

ミラーレスカメラで最強のスポーツ撮影カメラと思われるデジタル一眼カメラ”α6300″と、新発売の望遠ズームレンズ「SEL70300G」をもって、行ってきました。

『レッドブルエアレース 千葉 2016』の決勝の様子をお伝えする観戦日記とまとめてレポートしたいと思います。今回も大感動のレースになりました。

 

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さて、まずは観戦レポートから。前日の予選の様子はこちらでご覧いただくとして。。。

☆当店blog 16.6.4「『レッドブルエアレース 千葉 2016』予選の観戦レポート」

初めての「Bエリア カメラマンエリア」に入って、その撮影条件の悪さにちょっとがっかり。横長のエリアですがとにかく最前列に入らないと間近の写真は撮れないし、そしてエリアの一番右辺だけしかコース全体を見渡すことができないというのが判明。

さらに大潮で、夕方になると満潮になるため最前列だと水没する危険性もはらんでいることもわかりました。

もう、こうなるとどうにかしてエリアの右辺をゲットするしかありません。よりよい撮影条件を手に入れるため、決勝の日曜日は朝の7時に並ぼう!ということで自宅を5時過ぎに出発。参加メンバーさんも全員7時集合でおつきあいいただきました。

土曜日の帰りに日曜日はどうしようか、という話し合いをしたんですが、もうなかば私のわがままに全員おつきあいいただいているというか、私が切り出して全員、勇気を持って早朝出発に同意してくださった感じ。

これで最前列が取れなかったら悲しいなぁ。。。とかは、あまり考えず雨の中、海浜幕張公園に向かうのでした。

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到着したBエリアのゲートがこちら。前日とは入口の場所が変更になっています。2015年のスタートゴールエリアの入口は予選日のBエリアの入口になっていたのですが、決勝日は2DAYの人とカメラマンエリアの人は昨年のBエリア入口に並ぶことになっていました。どこにもそんな案内はなく現地に行ってから初めて判明。

先に6時半から並んでいたMさんのおかげで、まっすぐこちらに向かってくることができたんですが、それでもすでにこの列です。

エリアの右辺に並べるのは7~8人くらいでした。これだともうすでに前に20人近くいるし無理かなぁ。。。

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ちなみに、後ろはこんな感じ。

開場は10時になるので、ここでひたすら3時間の時間つぶしをします。雨もやや強まる中、今日の撮影の作戦会議などをして過ごします。昨年のエアレースに参加された方たちの写真作品をタブレットに入れて持ってきて、それを見ながら過ごそうと思ったんですが、それでつぶせた時間は10分ほど。うわー、のこり2時間50分どうしよう!とか、言いながら楽しく過ごしていました。

列の前にいらした方が、たまたま当店の昨年のblog記事をご覧になったことがあるとのことで、話をしたり、ここから一番近いトイレはどこになるのかな、とか話したり楽しい雰囲気で時間が過ぎていきます。

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9時過ぎになると天気も晴れてきて、ようやくレインコートを脱ぐことができました。列ももう先の方が見えないほどの長さになっています。

これだけの列の先頭にいられるんだから、これならなんとかなるかも。割と良い席が取れるかもしれないね、ということで、いざゲートオープン。

ここで、予想外のことが起こります。

そう、カメラマンエリアに入る方たちはものすごい量の荷物をお持ちの方ばかりなんです。

私は前日は”α7R2″+SAL70400G2とか、カメラを2セット持ってきていたんですが、”α6300″+SEL70300Gだけでいける!と、確信したので荷物はだいぶ軽くしてきています。当店から一緒に参加いただいている仲間の皆さんも割と軽量荷物。

ということで、ゲートをくぐってからカメラマンゲートを通って、さらにその砂浜を駆け抜けて一番奥の右辺に行くまでに、前を行くカメラマンさん達をごぼう抜き。

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なんと、目標だった右辺の割と海岸線から上のベストポジションを全員でゲットすることができたんです。すごいすごい!! こんな奇跡が起こるんですか!? 昨年の観客動員12万人と言われているこのレッドブルエアレースで、おそらくもっともコストパフォーマンスの高い席に入ることができました。

レースはまだ始まる前ですが、このベスポジに入ることができただけでもう満足。今日は最高の1日になった感でいっぱいです。

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こうなると、もう3カメ体制です。予備でもってきた4Kハンディカム「FDR-AX55」もアクションカム「FDR-X1000V」も三脚にセットして、全部4K動画撮影モード。レースのほぼ全景がこれで録画できます。

思えば、このカメラマンエリアの隣はプレミアムシートやプレススペースになるわけで、プレミアムエリア向けに行う、いろんなアクティビティもここからだったら全部観られるわけです。ちょっと遠いけど、そこは望遠レンズの力でなんとかしてしまいましょう。

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海岸伝いに見えるあちらのエリアはAエリアやファミリーエリアです。彼らの見ているスクリーンもここから見ることができますよ。

まさに、ここは特等席。レースエリアが全部観られます。

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難点は近くで「ポン」「ポン」という空砲の音がやたら聞こえまくることなんですが、これはすぐ目の前の防波堤にあるこれのせい。

鳥を追い払う目的で定期的に空砲を撃っていて、それがすぐ目の前にあるんです。非常に気になっていたんですが。。。10分もしたら慣れましたw

きっと野鳥もこういう音には慣れちゃうような気がします。

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私たちのすぐ隣にいらした方でこんな応援グッズをお持ちの方がいらっしゃいました。熱烈な室屋選手サポーターさん。レッドブルのヘルメットもお持ちになっているのですが、聞けば、これはなんと室屋さん本人が使われていた本物のヘルメットなんだとか。

ファンミーティングで直接本人からもらったそうです。

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記念写真をとらせてもらいました。

レースエリアも間近ですが、なんか室屋選手も一気に身近な存在になってきた気がします。なんか、すごい楽しくなってきました。

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ということで10時に開場しましたが、イベントが始まるのは12時からです。それまでなんの予定もないんです。ゲート前で3時間待ちましたが中に入ってからも2時間待ちなんです。ちなみにレース本番は13時からで決勝ラウンドは15時過ぎです。

長期戦になりますので、ちょっと早いお昼ご飯にします。まだ、続々と入場してきているウチに、買い物をすませてしまいます。

昨年はケバブしか買えないスタートゴールエリアでしたが今年はBエリアで買い物ができるので選び放題です。念願のこれいっときますか!

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ハンバーグとステーキのダブルコンボ1,200円です。ガーリックソースでお祭り気分も最高潮になってきました。

ですが、これからまだドンドン盛り上がってしまう事実を、このときはまだ知るよしもありません。

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盛り上がると言えば、潮。

この日は満潮が18時頃になります。レースは予定では16時で終わるので満潮まで2時間あります。なので心配はないのですが、一応、どれくらい潮がやってくるものか記録。目の前の堤防の先の方まで砂浜が見えていますから、これから6時間くらいでどこまで来るのか見ておきましょう。

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12時にチャレンジャークラスの決勝がスタート。6人の選手が飛ぶ前座レースが始まりました。

カメラの最終的なセッティングと動作チェックをここでしておきます。一応持ってきた「SAL70400G2」ですが、ここで「SAL70300G」と使い比べてみます。

“α6300″で使うとSAL70400G2は600mm相当になります。焦点距離が長い方が望遠撮影は当然有利になるんですが、”α6300″だと手振れ補正が効かないんです。レンズ側に手振れ補正がないので、どうにもなりません。結果、シャッター速度を速くして使うことになります。

新発売の「SEL70300G」だとレンズ側に手振れ補正機能がついていますので”α6300″でも手振れ補正での撮影が可能。シャッター速度を遅く設定できることになります。プロペラ機の撮影の場合、プロペラが回っている感じを出さなくてはいけないのでシャッター速度はできるだけ遅くしたいところ。

昨日は”α7R2″も持ってきていたのでSAL70400G2も使いどころがあったのですが、マスタークラス決勝はSEL70300Gだけで勝負です。

 

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チャレンジャークラスの決勝が終わると、なにやら海でイベントが始まります。なんていうスポーツだかわかりませんが、あれです。足から水を噴射して人間が飛ぶやつ。

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”α6300”+SAL70400G2 F5.6 1/1000 ISO160 焦点距離400mm トリミング

こういうのはSEL70400G2を使って思い切り望遠側で撮影。東京スカイツリーをバックにして良いところでパフォーマンスを見せてもらえました。

これ、去年は点にしか見えなかったのに、今年はよく見えるなぁ。

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レッドブルのヘリコプターもやってきました。昨日はドローンが飛んでいましたが今日は本物。

これ、実物をみるとすごいんですよ。足から延びている黒くて丸いのがカメラだと思うんですが、ずーっと、こっちを向いています。ヘリが移動してもカメラの向きは変わらないので、これ、絶対に私たちとを撮ってるんだろうな。

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そして13時になりました。朝、ゲート前に並んでからすでに6時間が経過。いよいよ、マスタークラスの準々決勝「ROUND OF 14」が始まります。

スタート前に国歌斉唱。モニターには日本国旗が大きく映し出されています。

レッドブルエアレースは14機の飛行機で所定のコースを飛行してタイムを競うレースです。1機ずつ順番に飛行して順位を決めます。1対1で勝ち抜き戦を行い、7回の飛行で勝者の7機が準決勝に進出。敗者の中で一番速いタイムの人が復活して8機で準決勝を行います。

それ以外は負けたらそこまで。

応援している日本人の室屋選手ですが「ROUND OF 14」で負けてしまうとそれで終わり。1回しか見ることができません。決勝まで残ると3回の飛行を見られるわけで、応援にも力が入るわけです。

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海を見れば海賊船みたいなのも今年はやってきています。ただならぬ雰囲気になってきていますが、ここで、なんとか室屋選手は勝ち抜けます。


”α6300”+SEL70300G F8.0 1/400 ISO100 焦点距離300mm トリミング

写真はピート・マクラウド選手です。室屋選手の対戦相手でした。

室屋選手の機体からスモークが出ず1秒のペナルティがあった(レース中はスモークを出し続けなければいけないルール)のですが、こちらのピート・マクラウド選手がまさかのオーバーGで失格。

エアレースでは事故を防ぐためレース中に10G以上の重力をかけてはいけないルールになっていて10Gを超えるとその場で即失格になります。

強敵マクラウド選手の自滅に助けられました。

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”α6300”+SEL70300G F5.6 1/800 ISO100 焦点距離300mm トリミング

ペトル・コプシュタイン選手です。こちらも1回戦で敗退。機体のデザインが面白いですよね。

今年のカメラマンエリアからだと、こうして機体の背中を狙えるチャンスが1レースに1回しかなく、なかなか撮れません。その代わり背面はたくさん見る機会があって、これでどうしてカメラマンエリアなんだ、という気がするんですが、この機体だけはお腹も見たいですよね。

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”α6300”+SEL70300G F10.0 1/320 ISO100 焦点距離300mm トリミング

背中側はこうして雪の画になっていました。

 

レッドブルエアレースの場合、プロペラで飛んでいますので、これをシャッター速度を速めて撮影するとぴたっと停まってしまって飛行機の躍動感がでません。なのでシャッター速度を遅くして、写真の様に回っている感を出します。

シャッター速度は1/1000以下にしないと動いているように見えなくて、この写真だと1/320秒まで遅くしています。あまり遅いと、今度は飛行機の動きにレンズをあわせてもぴたっと機体を写し止めることができなくなってきます。

ちゃんとしっかりと写し止める時はシャッター速度を速めに。冒険するときは遅めにして撮影をします。

SEL70300Gだと手振れ補正機能が助けてくれて歩留まりはかなりあがっているように思えます。

 

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1時間の「ROUND OF 14」で14機の写真を集中して撮影。クタクタになりました。

室屋選手は15時から始まるマスタークラス準決勝に進出。順番としては3番目の飛行になります。私たちも1時間の休憩です。

 

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14時からはモーターパラグライダーのデモ飛行。水面ギリギリを飛んだり、水に若干ついてみたりしながらのスポーツ飛行を楽しませてもらいました。

こういう時間が休憩時間にあたるのでトイレに行ったり、ドリンクを買いに行ったりするところなんですが、なんかもったいなくて全部見てしまいます。(トイレはものすごい行列になっていたそうです)

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消防ヘリのデモンストレーションでは海に浮かぶ人を助け出すデモを公開。かなりの高度からウインチを降ろして助けるんですね。

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そして、最初に飛んだチャレンジャークラスの機体でアクロバット飛行のデモも行われます。急上昇、急下降、きりもみなど実際に見るとドキドキしますね。

エアレースのパイロットは全員、こうした曲技飛行ができるらしいのですが、これを見るだけでエアレースのパイロットになるのはあきらめられます。

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そして、いよいよ15時です。マスタークラスの準決勝「ROUND OF 8」がはじまり、そのまますぐに決勝レース「ROUND OF 4」が一気に行われます。

天気も晴れてきて、ここからがいよいよ今年のレースの本番です。室屋選手いっけー!

 

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”α6300”+SEL70300G F10.0 1/500 ISO100 焦点距離300mm トリミング

現在のチャンピオンシップ・リーダー「マティアス・ドルダラー」選手です。室屋選手の2回戦目の対戦相手です。現時点で最速の男が相手では分が悪いなぁ。。。というところですが。。。

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”α6300”+SEL70300G F7.1 1/500 ISO100 焦点距離300mm トリミング

なんと、マティアス・ドルダラー選手もオーバーGで失格に!

室屋選手の決勝進出があっさりと決まってしまいました。

今回のレースでは4人の選手がオーバーGで失格になる波乱。しかも失格になった選手がみんな速い選手ばかりです。テレビで言ってましたが選手の力量だけではなく、風がちょっと吹いたり条件が変わっただけでGが増える危険があり、まさにこれは運が室屋選手を味方していたのかも。

優勝候補の筆頭、ドルダラー選手が消えていきました。


”α6300”+SEL70300G F8.0 1/400 ISO100 焦点距離300mm トリミング

マット・ホール選手です。こちらもオーバーGで、あっさりと失格になってしまいました。強敵がどんどん消えていきます。

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”α6300”+SEL70300G F6.3 1/500 ISO100 焦点距離300mm

フアン・ベラルデ選手です。海を入れておくと千葉のレッドブルエアレースっぽい写真になる、ということでヒキ気味。

千葉のコースは海が背景なので飛行機だけを映すと無背景でなにも面白みのない写真になります。なので写真の撮りどころはパイロンなどと絡めることになります。

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”α6300”+SEL70300G F7.1 1/500 ISO100 焦点距離300mm トリミング

スタートゴールゲートは一番の撮りどころです。こういうところを中心にシャッター連写で切ります。

フアン・ベラルデ選手もわずかにタイムが届かず、ここで敗退。

なお、今回の写真はほぼ全てトリミングしています。300mm(35mm換算で450mm相当)の画角そのままではありませんのでご注意ください。

 

そしてレースは休憩無しでそのまま決勝ラウンド「ROUND OF 4」に突入。

朝のゲート前に並んだところからレースが始まるまではすごい長かったのですが、始まるとあっという間です。

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”α6300”+SEL70300G F8.0 1/500 ISO100 焦点距離300mm トリミング

ナイジェル・ラム選手です。今年を最後に引退を宣言しています。決勝まで残ってきましたが、これが私の見ることができるラストフライト。

バッチリと写し止められました。

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”α6300”+SEL70300G F5.6 1/800 ISO160 焦点距離300mm トリミング

室屋選手は2番目の飛行です。チキンなもので、ここではシャッター速度をそっと1/800秒まであげて撮りやすくしてしまいました。こういうところでシャッター速度を落とす勇気がまだありません。

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”α6300”+SEL70300G F6.3 1/800 ISO100 焦点距離300mm トリミング

ほぼビデオカメラの様なつもりで連写をしまくり。室屋選手はコースを1分4秒で駆け抜けます。

“α6300″を持ってしてもそこまでの長さの連続撮影はできないのですが、JPEGで秒8コマの撮影ならちょっと休みを入れてあげればずーっと連写をし続けられます。

このときは1分43秒の間に352枚の写真を撮っていました。

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”α6300”+SEL70300G F13.0 1/800 ISO100 焦点距離300mm トリミング

こんな奇跡的な写真も撮れました。今回撮ってきた写真の中でこれが一番お気に入り。室屋選手がスモークを出しっぱなしで上昇してくれて、ちょうど太陽にかぶってくれたみたいで黄金のスモークが一瞬だけ見えたんです。

もう、私はこの時点で室屋選手の優勝を確信していました。(ウソ)

一緒に参加していたBさんがタイムを見てくれていて、この時点で室屋選手の表彰台が確定したことを教えてくれました。

室屋選手の最高順位は3位。むむむ、もしかして、きたかな!

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”α6300”+SEL70300G F7.1 1/500 ISO100 焦点距離300mm トリミング

カービー・チャンブリス選手です。一瞬ローリングシャッター歪みか!?と、思えるような機体ですが、こういう柄。レッドブルのヘリコプターとの2ショットが撮れました。

この時点で室屋選手の2位以内が確定! 最高順位を更新!

あとは最後に登場するマルティン・ソンカ選手の記録を待つばかりです。

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”α6300”+SEL70300G F6.3 1/400 ISO100 焦点距離300mm トリミング

結果はご存じの通りです。

出来すぎですって。

まさかの室屋選手の地元開催レースでの初優勝。最高のレースを目の前で楽しませてくれました。レース内容も最高だったら、観戦場所も最高で超良いレースが楽しめました。

会場もヒートアップ。カメラマンエリアは比較的、皆さん、冷静にシャッターをきっていましたが、このときばかりは拍手が巻き起こりみんなで喜びを共有。

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一緒に朝7時から並んでくださったTさん、Uさん、Mさん、Bさん、Kさんに感謝するばかり。

私たちを見守ってくれていた整理員の彼にも、そして室屋選手のサポーターの彼にも感謝、感謝。思い出に残る素敵な1日をありがとうございました。

 

ちなみにカメラも最高。

“α6300″は連写モードを「Hi(秒8コマ)」以下に設定すれば遅延がほとんどないEVF撮影をすることができて、これが大いに助かりました。EVFの遅延を計算に入れると、昨年の”α77″を使うよりもこちらの方が撮りやすいと思います。

また、動体追従もかなりの精度でやってくれます。私の目にはもうAマウント“α77”とかと比べても遜色ないというか、AFエリアは画面全部をカバーしてくれるので、こちらの方が上に思えます。

ここで本当は撮ってきた写真を全部お見せしようかと思ったのですが、それをやってみたら10分以上の映像になってしまったので短縮版で編集をしてみました。フォーカスが合っているシーンだけをつないだのではなく連写シーンの長いものを選んでつないでいます。フォーカスを外してしまっているものもそのまま入れていて、実際の歩留まりがおわかりになると思います。

”α6300”+SEL70300Gの連写の様子を4K動画にしてみました。是非、全画面表示にして解像度を上げて再生してみてください。

3:2で撮影している写真を16:9にトリミングしていますが、これが私の撮ってきた写真の無修正のものです。

下手くそなモノでフレームから飛び出てしまうは、ちゃんと被写体を追えていないは、腕の方は全然なんですが、これでも、今回のこれだけの写真を撮らせてくれますからね。

エアレースは時速370kmだそうです。これでこれだけ撮れれば国内のレースモノは全部制覇できるも同然です。

 

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レースが終わって引き上げる際の防波堤。全部水没していました。あと2時間あるとカメラエリアも水没してそうです。

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そして会場を後にして帰るシーンなんですが、なんと、NHKの8時からの放送で中継されていました。放送の会場からのシーンのラストがBエリアからの映像だったんですが、ここの手前の砂浜を歩いて帰るところがばっちりと映っています。

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静止画ではわかりませんが、動画でみると明らかにこれは私。チーム室屋withテックスタッフのメンバー全員が映って、こちらも良い記念になりました。

もう、なにからなにまで最高のイベントでした。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

写真の選別、編集が終わったらお店に持ってきて4Kブラビアで一緒に見ましょうね!

 

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