アクションカム『HDR-AS50R』で撮る『春の尾瀬・アヤメ平』

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こんにちは、店員佐藤です。

今日はアクションカムで撮ってきた尾瀬・アヤメ平の旅の様子を紹介したいと思います。

アクションカムで撮影するスポーツの一番人気はサイクリングなんだそうですが、登山やハイキングというのも人気のある使い方なんだそうです。今回は新発売のキャップクリップ「AKA-CAP1」を中心に使ってきました。

撮影から編集までレポートです。

 

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この春発売になった新型アクションカム「HDR-AS50R」は新しい世代に切り替わったモデルになります。ライブビューリモコンもデザインが変わっていますが、アクションカム本体とともに徹底的な省電力化をはかっているそうで、使ってみるとスタミナ性能は倍くらいになったイメージ。

最も便利なのがWi-FiだけではなくBluetoothでもコントロールをしており、カメラの電源のオンオフまでリモコンからコントロールができる点です。これがあるのでキャップにつけっぱなしでも小まめにカメラの電源を切ることができて、2日間、あちこちで撮りまくっているんですがカメラのバッテリーは実質2本だけで撮りきってきました。

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新製品のアクセサリー、キャップクリップ「AKA-CAP1」との組み合わせも良い感じですね。マラソンや野球などで激しく動くスポーツには向かないと思いますが、ハイキングやウォーキングくらいの動きなら安定してキャップに装着ができるし、頭に重みが感じられません。

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撮影していないときもこうしてキャップに装着したままで2日間行動してきました。これはもう、今後、定番化しそうなアクセサリーです。

軽いしキャップの中で頭に当たる部分も適当なサイズに感じます。

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あとはHDR-AS50Rでは操作音を大きくする設定などもあります。ヘルメットをかぶっていたりして音が聞き取りにくい時に利用するモードで、こういうのも試してきたんですが、山歩きで使うには音が大きすぎますね。

ノーマル音量で充分です。

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あとは撮影時に彩度を高める「Vivid」と言うモードがあります。私は常時Vividにして使っています。ノーマルはあとから彩度を上げたりして使うプロ用のモードなのかな?という気がします。テレビで見たときにノーマルのままだと全体に色あせた感じになり、Vividの方が普通に見えてしまいます。

それと、風切り音の低減モードも入れっぱなしにしているんですが、今回、使ってみたところ風切り音がだいぶ盛大にはいっています。本体の前面にマイクがあるんですが、ここに自作で風防をつけるなり工夫をした方が良いかも。

さて1泊2日の山旅で動画で撮影してきたのは全部で30分くらいなんですが、「ちょいログ」タイムラプス撮影はかなりやってきました。全部で5時間分くらいは撮ってきたかな? インターバルタイム1秒の設定にするといろいろなものが撮影できるんです。

これは尾瀬戸倉から鳩待峠までのタクシーの映像です。助手席に座らせてもらったので、手持ちでタイムラプスを1秒インターバルで撮ってきました。手持ちなのでフラフラしていますが、割と見られます。

これをソニー製VAIOに搭載されていた手振れ補正機能を使ったり、Vegas Proの手振れ補正エフェクトを使えば、それなりに見られる映像になると思います。

これは山歩きしているところをタイムラプス撮影してみたところ。これも1秒インターバルで撮影しています。

山歩きしているところを普通に動画で撮影してしまうと、面白くもなんともない動画がたっぷりと残ってしまい、あとで編集するのが大変なんですよ。気分が高揚してどうしても山道を撮影したい!ということであれば、こういう撮り方をしておくと後で整理が楽になります。(私もまだまだ初心者で旅の前半はなんでもかんでもたくさん撮影して旅の後半は記録があまり残らないというのをやってしまうもので。)

動画編集が面倒、という話でいくと、↑こういう撮影ができるのもHDR-AS50Rならではです。リモコンがあるのでアクションカムを木の上に乗せてスタンバイさせておき、自分が歩いている姿を撮影するために歩き出しでリモコンをピッと押して、ある程度良いところまで歩いたら手持ちのリモコンで撮影を終了してしまいます。

これをやっておくと、あとで編集切り出しをしなくて済むので編集が楽ちんになります。

動画編集を簡単に済ませるには撮影時にある程度完成をイメージしておき、順撮りでできるだけ素材をそのままで使える様にしておくのがコツ。

このあと、動画編集をしていますが編集作業時間を計ったら90分で今回の動画は編集をしていました。なかなか効率的に編集できました。

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あとは自撮りなんですが、私はこんなストックを持っています。三脚穴に合うネジが着いているストックで、これにアクションカムを固定して撮ることができます。

ソニー純正のアクションモノポッドとかもありますが、あれをわざわざ自撮りするために山に持ってくることはありません。必要最低限の装備にする必要があるので、こうして流用できるものは流用するのもコツです。

 

そんなわけで1泊2日のアクションカム撮影を楽しんできて、帰ってきてからすぐにVAIOに動画を取り込んで編集を開始します。

今回はサードパーティー製の動画編集ソフトなどは一切使わず、ソニーが提供する画像管理ソフトウェア「PlayMemories Home」だけで全部編集します。

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まずは動画と静止画の取り込みなんですが、今のPlayMemories Homeはスゴく便利なんです。タイムラプス撮影で1000枚近い写真を撮ると、それだけでフォルダが静止画でいっぱいになるところなんですが「グループ表示機能」というのがついており、まとめて撮った静止画はひとくくりにしておいてくれます。これを開くと撮影枚数分の静止画がドバッと見られるようになるんですが、あとから動画化するときにはこうしておいてくれるとスゴく便利です。

「ツール」>「タイムラプス動画を作成」のコマンドを使って、まずはこれらのタイムラプス映像を動画ファイルにします。

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タイムラプス設定で写真の表示速度などがここでコントロール可能。先ほどのタクシーのドライブ動画は1秒インターバルで撮ったものをそのまま等倍速度で動画にしていて30秒分の撮影を1秒の動画にしていますが、ふたつめの山歩きのタイムラプス動画は1/4倍速にここで設定をしています。なので4/30秒ずつの動画になっていて約7.5秒の撮影で30秒の動画になる様にしました。

あまりに動きが速いと目が回ってしまうので、こういうところで調整をあとからするわけです。

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動画の書き出しも4Kサイズでの出力ができます。ここで書き出したMP4ファイルはそのままソニーの4Kブラビアで再生することが可能。この機能がPlayMemories Homeに搭載されるまでは4Kブラビアで見られる4K映像を作るのがすごく難しかったのに、こんな簡単に4Kタイムラプス動画が作れるようになるとは。。。

2年前の自分にこのソフトをプレゼントしてあげたいくらいです。

こうして撮ってきたタイムラプス映像をすべて動画化してから編集作業に入ります。

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使える動画だけを残しています。30分くらいの動画ファイルですが、この中から使えるのは5分くらいにしたいところ。選りすぐりのシーンだけを選んでバッツンバツン切っていきます。

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ビデオの編集には「ツール」>「複合編集」を使います。

この編集機能だけでカット編集とテロップ入れとBGMをつけるところまでできます。しかも無料! ソニーのカメラで撮影する動画ファイル、静止画ファイルに対応しているのでソニー製カメラを使っている方なら4KでもHDでもなんでもこれで編集できます。

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ただし、一度に入れられる素材は20個までなんです。今回は28個の素材を使うので2回にわけて編集をします。最初に20個のファイルをつないでおいて、あとで最初に編集済みのファイルを入れてそこに8個の動画ファイルをくっつけて完成させます。

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ひとつひとつのファイルを選んで、そこから切り出したり、変速させたり、テロップをいれたり、というのを下にある4つのタブを切り替えて作業していきます。PremiereやVegas Proみたいなタイムライン編集をするのではないので、それに慣れている人だとわかりにくいかもしれませんが、慣れです。

メイン画面下に完成動画の合計時間が表示されているので、これを目標の時間にできるまでひたすらカット、カットで時間を詰めていく作業をしていくんです。

最後はBGMをつけて完成。BGMはソフト付属のものを使ってもよいし自分の好きな曲をMP3で用意しておいて、それを使うこともできます。BGMの最後はフェードアウトさせることができるので慣れないウチは曲の長さに合わせる必要はありません。

ラストに流しっぱなしで使えそうな映像を用意しておいて、それを曲の最後にあわせて切ってあげる、というテクニックを使うと曲の長さと動画の長さを揃えることができます。

 

そんなわけで「PlayMemories Home」だけで完成させた今回の旅の動画がこちらです。(※すみません、ちょっと長くなっちゃいました。)

本当はこれにデジタル一眼”α7R2″で撮った本気の動画ファイルもインサートしたいんですが、それはまた今度。

写真も良いんですが、動画で記録をしておくと、その場の空気、雰囲気まで思い出に残ります。動画記録もしてがたいですよね~。

 

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