新開発リニアドライブバランスド・アーマチュア『XBA-100』展示レポート

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昨日発表になったインナーイヤーレシーバー「XBA-100」も本日より銀座ソニービルショールームにて展示がスタートしています。

こちらも試聴させてもらってきました。

 

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今年で登場から4年目になるバランスド・アーマチュアヘッドホン。従来のダイナミック型とは異なり密閉したユニットの中に振動板を入れて音を発生させる仕組み。結果的に密閉性を高めることができるので、私の電車通勤時には遮音性の高いヘッドホンとして重宝しています。

今でも初代のXBA-3SLをお気に入りで使っているんですが、今年のモデルではドライバーユニットに新しいモノが搭載されています。詳しい技術的なことは私もわからないんですが、振動の上下対称性を高めるための「T型シンメトリックアーマチュア」というものを開発したとのこと。

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また、ハウジングと音導管には真鍮を採用しているとのことで、こちらは見た目にもわかる作りになってそうです。

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ということで、これがXBA-100のハウジングです。見た目には一体型で音導管までつながっているように見えます。

真鍮というと、思い出すのはQUALIAのヘッドホン「MDR-EXQ1」ですが、あそこまでプレミアム感を出さずに普通に真鍮が使われているところがすごいかも。

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ケーブルにもこだわりがあり、通常とは違う4芯ケーブルにすることでセパレーションをヘッドホンレベルでも改良したとのこと。

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もともとu型ではなくY型のコードになっていましたが、二又に分かれる前の元もこのモデルでは4本の線を使っているそうです。

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ショールームでは都合良く、昨年モデルのXBA-10と一緒に展示されているので聞き比べてみるのですが、なるほど、どれがどの効果があってかはわかりませんが高域も低域も、以前より伸びがある感じで聞こえます。

バランス・アーマチュアは音域が狭い印象があり、それでユニットを二つ搭載したり3つ搭載したりしてそれを広げようとしているように思えるんですが、XBA-100ではひとつのユニットしか搭載していないのに、より広い音域がカバーできる感じ。実際には音域は変わらないのかもしれませんが、ゆとりがあって与力を持って聞かせてくれる気がします。

クリアな高域。豊かな低音ってこういうことなんですかね。

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前回モデルまではXBAシリーズでユニットを一つ、二つ、三つ、四つ搭載したモデルがラインナップされていましたが、今回はユニット一つのモデル「XBA-100」だけの発表になっています。

今までどおりのラインナップを作るならこの上にXBA-200、XBA-300などのモデルが登場するはず。しかも昨日発表されたヘッドホンはすべてハイレゾ対応のモデルではないものなので、どこかでハイレゾ対応製品だけまとめて発表をするんでしょうね。そのときに登場する上位モデルがこれと同じユニット、真鍮ハウジングを使ってくると、それもちょっと楽しみです。

 

XBA-100は10月16日発売予定。まだ先の発売なので、もうちょっと待ってからオーダーするのも良いかもしれません。

 

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☆新開発リニアドライブバランスド・アーマチュアを採用。真鍮(しんちゅう)のハウジングと音導管が不要な振動を抑えて迫力ある輝かしい響きを再生『XBA-100』 

 

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