『Xperia Z3 Tablet Compact』開梱レポート
本日の開梱レポート第3弾です。先行予約販売から1か月、ようやく出荷開始になったXperia Z3 Tablet Compactです。
直近の当店の集計では上記のようなオーダー状況になっていました。当店の店頭展示マシンはもっとも人気の薄かったホワイトの16GBモデルになってしまいました。
microSDカードがあとから挿せるから小容量でもいいや、と、思っていたんですが最新のAndroid OSではSDカードのファイル削除ができないとかの制約があるとかでそれも影響しているんですかね。
気を取り直して開梱していきます。
パッケージに入っているのはこちら。本体の他にACアダプターとマイクロUSBケーブル、あとは取説類となります。スタンドがないの?というところですが、Xperia Z Ultraや、Xperia Z2 Tabletがマグネットチャージできるようになったので、スタンドが流用できるようになったというのも嬉しいポイントです。
一応、画面サイズの比較です。8インチタブレットはソニーとしても初めてのサイズ。お客様からのご要望がかなり多かったサイズです。Xperia Z Ultraは16:9の縦長画面でしたが、今回は3:2です。
VAIO プロトタイプ・タブレットPCでも言っていましたが縦使いをするとなると16:9のワイド画面よりは3:2位の方が使いやすいという考え方があるみたいなので、縦メインでの使い方なら8インチの方が良いんでしょうね。
電源ボタンの位置もXperia Z2 Tabletは短辺に配置されていて横長メインで使うことを想定してますが、Xperia Z3 Tablet Compactは長辺にボタンがあるので縦長で使ってください、という様に見えます。
ギリギリ片手でつかめる幅に設計されたXperia Z Ultraです。
Xperia Z3 Tablet Compactもその気になればつかめるんですが、ちょっと無理があるかな。こうして片辺をつかむ形で持つことになります。
電源を投入。言語選択が最初にでるので一番上の日本語を選択。
ここからステップに従って設定をしていきます。Wi-Fiにつないで、その後にやってきたのは。。。
おお、こんな画面ありましたっけ? Sonyワールドに参加って楽しそう。
まず最初にSony Entertainment Networkへのサインインをすることになります。Googleアカウントの設定はこのあと。
ソニー製品をながらく使っている身からするとMy Sony IDの方が親しみがあるんですが、このモデルは世界市場と共通のものになっているんでしょうし、そうなると、おそらく国内でしか使われていないMy Sony IDでは分が悪いんでしょうね。
ということで、Wi-Fi、SEN、Googleアカウントを設定してタブレットが起動しました。これに設定したGoogleアカウントは店頭展示用のアカウントです。
すると、いきなりAndroidアプリがジャンジャン自動でインストールされていきます。およよ、まだ何もしていないんですが、そうか、店頭展示の他のタブレットで使っているアプリがザックザクと自動でインストールされているんですね。
そういう仕様に今はなっているのか。
これが続々とインストールされているアプリ類です。MapFan2014から下が自動でインストールされたアプリ。まだ、このときも続々とインストールをされているところです。
さて、タブレットと言えば私にとっては電子書籍リーダー端末としての役割が一番大きいので、まずはReaderアプリからセットアップします。
My Sony IDでのログインの他にSony Entertainment Networkでのログインも案内があります。これは昨日のシステムメンテナンスから始まったモノで、Reader StoreのアカウントにSony Entertainment Networkも使える様になったんです。
ただし、従来のMy Sony IDと統合されるものではなく別途IDが作れるというモノ。Sony Entertainment Networkでアカウント登録をしてしまうと、二つのIDをもっていることになってしまうのでご注意ください。
現時点ではソニーポイントの付加などもあるのでMy Sony IDで利用した方がお得だと思います。
早速、雑誌類を3台のタブレットで見たりして比較してみます。Z Ultraでは2ページ横開きで読むのは至難の業でしたがZ3 Tablet Compactならなんとか行けそう。
黒みをみてもわかるとおり、3:2画面の方が書籍の表示も有利です。読書メインだったらZ UltraよりもZ3 Tablet Compactに軍配があがりそうですね。
やってみたかったことを一通り試したいので、すぐに次の機能を試します。次はPS4との連携です。
銀座ソニービルショールームで、PS4のゲームをXperia Z3 Tablet Compactで行うというデモをさんざんみているので、それの設定を試してみたかったんです。自分のPS4でも出来るかな?
えーと、なんのアプリを使うのかもわからなかったのでとりあえずそれらしい「PlayStation Apps」を使って画面の指示に従ってみます。
先にPS4を起動して設定画面から接続機器の設定を行います。
PS4側から機器登録をするとパスキーが表示されるので、それをXperiaに入力します。
これでPS4とXperiaがつながったんですが、これはXperia側からPS4を操作するようなアプリで、PS4のゲームをXperiaの画面で楽しむようなものではないような。。。
調べてみたところ「PS4 Remote Play」というアプリが別途用意されていて、これをGoogle Playからインストールして使うことが判明。早速ダウンロード。
PS4のコントローラーをXperiaに登録するとBluetoothでXperiaと連携できるようになるらしいので、まずはこちらを設定。
その後、先ほどと同様にまたPS4とリモートプレイの接続設定でパスキーが発行されるので、それを登録します。
やった、できました。knackがXperia Z3 Tablet Compactの中でプレイできています。
タブレットでゲームをしているみたいに見えますが、実際には映像はPS4からストリーミングで表示されていて、ボタン操作はリモコンになっていてPS4に信号を送っているだけなんですが、これで見かけ上はPS4のゲームをタブレットでやっているみたいになります。すげー。
PS4のコントローラーを使ってゲームをすることもできます。ほとんど遅延はないんですが、厳密には音を聞いてみるとエコーがかかったようになるので若干の遅れはあるもよう。
タイミング命のゲームだとちょっと違和感があるかも。ちなみに横画面にして、画面をタッチするとこうして画面上に操作ボタンが表示されます。
すごいなぁ、これ。ウチのPS4でもやってみよっと。
ただ、このリモートプレイができないソフトもいくつかあって、torneなどは利用ができませんでした。これと、カメラを使うソフトもだめみたい。
しかし、これでXperiaがPS Vitaみたいになりますね。割と簡単に設定ができたのでPS4をお持ちの方は是非チャレンジを。
カメラアプリもXperiaの世代が進むにつれてドンドン豪華になっていきます。このマルチカメラが興味あるんです。アイコンを見ると画面3分割しているのでカメラ2台まで連携できるかな?とか思って、それを試してみます。
結果的にはNFCでのタッチでマルチにするわけで、3台目のタッチをしても認識しないのでやっぱりマルチカメラは本体ともう1台で都合2台まで、ということになるみたいです。
Face in カメラという機能もあって、見にくくてもうしわけありませんが、画面左下には私の顔が写っています。顔認識を使っているみたいで常に顔は円の枠のなかの中央にくるし、離れても近寄ってもズームを使って同じ様な大きさにしてくれます。
へー、良く出来ているなぁ。
ここまで良く写るならマルチカメラ機能もなにかに使えそう。
またFacebookやYoutubeでブロードキャスト放送ができるアプリも入っています。これもいつかやってみたいなぁ。
定点撮影をしているときとか暇なことがあるので、そういうときに撮影の様子をネット配信みたいな。本当はこういうのをα CLOCKの貫井さんあたりにやってもらって、それを見てみたいんですが。
今度、これ試してみます。
Xperia Z2世代からハイレゾ対応になっていて、外部にDACを用意すればハイレゾ音源の再生ができましたが、Z3世代からは本体だけでハイレゾ再生ができるようになってます。
ウォークマンはデジタルアンプで再生していますがXperiaではアナログアンプを使っているとのこと。それなりに音質の違いはあるんでしょうけど、実際にハイレゾ対応ヘッドホンで試聴してみると。。。うわ、なんてことでしょう。やっぱりちゃんとハイレゾの音がしていますね。
情報量はやや少なめに感じますが、それでもハイレゾ特有のキラキラした音は聞こえてきます。いいですね。これ。
転送したのはお気に入りの3曲くらいなんですが、転送したハイレゾ曲にはちゃんとHRの文字が表示されていてハイレゾ楽曲だということがわかるようになっています。
ちなみにサンプル曲もたくさん入っていますがハイレゾ曲はありませんでした。
ヘッドホンアンプ「PHA-3」をUSB接続してハイレゾを鳴らしているところです。このときにはオーディオ設定を開いてUSB接続でハイレゾオーディオを出力するという項目にチェックを入れる必要があります。これをしないとダウンコンバートした音声データを出力してしまうみたい。
まぁ、手軽に音楽を楽しむためにあるわけですから、こういう使い方はしないかな。
本体だけの再生でも充分、ハイレゾを感じられる音質になっています。しかし、これ、すごいですね。電子書籍で本を読みながらハイレゾの音を聞けるんですよ。
うちの店内では現在、ハイレゾ楽曲を常時BGMとして流しているんですが、耳の良いお客さんは気がつくんですよ。やけにBGMがいい音で鳴っているって。そういうのが
こんなタブレットでも味わえるとなると、なんかワクワクしちゃいます。
なお、こちらはXperia Z3 Tablet Compactと一緒に送られてきたタブレットの展示台です。
まさか水槽が送られてきているんですけど、この中に水を入れて、それでその中にタブレットを展示しろと!? ソニーさん、はじけてますね。
タブレットのホーム画面にはこうしてSONYロゴの入ったアイコンが並んでいて、メーカーのサポートがしっかりと用意されている、という印象のものになってました。
水槽での展示同様に、中身も安心感を訴える内容になっています。
出荷はいよいよ明日からですね。当店でも明日から店頭展示を行います。
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