ポートリプリケーター『VGP-PRZ10』店員の声
お仕事用VAIOのお引っ越しが終了しました。新型のVAIO Z(Core i7+クアッドSSD)で今日からお仕事ができます。クアッドSSDの効果なんですが、これはすごい! まさにノンストレスです。何が早いって画像ファイルの移動、コピー、開いたり加工したり、保存したりが全部早い。
こんなに簡単に体感できるほどスピードが違うとは思ってもいませんでした。さすがフルスイング一歩手前バージョンです!
で、その新型VAIO Zを使っての初めてのお仕事ですが、VAIO Z用のポートリプリケーター「VGP-PRZ10」の紹介をしつつ、従来型VAIO Zからのお引っ越しをレポートしたいと思います。
さて、この写真は午前中の私の机の様子です。多くの方がこういうスタイルをとっていると思うんですが、メインPCをVAIO Zにする場合、別途フルHDディスプレイとワイヤレスキーボード、マウスなどを用意して、こういうデスクトップスタイルにしてしまうんです。
このスタイルで利用するとVAIO Zのディスプレイをサブ画面にして、より大きな液晶(この場合は23型のフルHDディスプレイ)画面をメイン画面に。さらにキーボードとマウスを用意してしまうことで、使い勝手は完全にデスクトップPC的な操作が可能になる、というわけです。
そして、いざ外出時や会議などで資料を持ち歩きたいときはドッキングステーションというか、ポートリプリケーターからVAIO Zを取り外してVAIOだけ持ち歩くわけです。
ポートリプリケーターがなくても同じようなことは確かにできるんですが、その都度、ワイヤレスキーボード、有線LAN、TransferJet、電源端子を外すのが面倒。ポートリプリケーターがひとつあるだけで、それらの接続機器をガシャンと一発で外すことができるんです。
VAIO Zの前のVAIO type SZからこのスタイルで仕事をさせてもらっていて、私にとってはこれが今やレギュラースタイルなんです。
VAIO Zはソニースタイルさんからの借り物なんですが、周辺機器は全部、そのつどそろえています。(^_^)v
そのお仕事用のPC環境なんですが、急遽、お引っ越しをすることになりました。今週の金曜日に従来型VAIO Zを返却することになったので、今度は新型VAIO Zにお引っ越しをするわけです。
ここのところ、3ヶ月に一度くらいの割合でPCの引っ越しをしているんですが、Windows VistaになってからOSに標準で「転送ツール」というのが付属するようになっています。これを使えば一発で。。。は、無理なんですが(^_^;)それでも引っ越し作業の労力の8割は自動になるので、頻繁に引っ越しができるようになっています。
その引っ越し作業のレポートもしつつ、まずはポートリプリケーター「VGP-PRZ10」の様子を見ていってみます。
これがポートリプリケーター「VGP-PRZ10」の開梱の様子です。箱のサイズはVAIO Zと同じくらいあるんですが、なるほど。今までとはちょっと違うものが入っています。
従来ですとポートリプリケーター本体だけが入っているところなんですが、一緒にACアダプターが入っていました。VAIO Z本体に付属のものよりもかなり大きめのもの。
おそらく大きさはVAIO Fシリーズ用のものと同じくらいのサイズになるのではないでしょうか? こうしてもらえると、デスクトップに固定するポートリプリケーターにはこの大きな据え置きようACアダプターをつけておき、小さな付属ACアダプターはVAIO Zと持ち歩いて使えるようになります。
これは実際に使用する向きにはうれしい変更点になります。
さて、ポートリプリケーター「VGP-PRZ10」の詳細をみていってみましょう。
まずはLAN端子。事前にうかがっていた話だと2本の有線LANにアクセスできるって話だったんですが、どうやらこれ、使用目的が違うみたいです。
説明書によるとLANのハブ機能が搭載されているとかで、一方をインターネット回線に。もう一方を別のVAIOにつなぐことでLAN回線を共有できますよ、という機能になるそうです。
なんか、ビデオデッキのコンセントみたいです。そうか、そういうことか。
旧型VAIO Zのポートリプリケーターと比べてみると本体サイズは同じものの、端子類はもう積めるだけ積んだって感じになっています。有線LAN回線2本の他にアナログRGB、DVI端子も装備。
さらに従来は3つだったUSB端子が4つに増えています。VAIO Z本体についている3つのUSB端子も同時に使うことができるので、これで7つのUSB端子を同時に使うことができるようになります。
拡張性がさらにアップ!
そんなわけで、まずはドッキングステーションの配線をやり直します。USB端子がひとつ増えたおかげで、skype用のテレホンアダプターもつけることができるようになりました。
有線LANは会社用とお店用の2本を引くつもりだったんですが、ハブではつなげません。お店用ネットワークは無線でつなぐことにしました。
こちらはVAIO Z本体の底面です。従来からここには拡張用の端子が用意されていて、旧型Zまではスライドシャッターになっていたのに、今回はカバーになってしまいました。
取り外しできるのはいいけど、これ、100%カバーをなくす自信があるんですけど(^_^;)
と、思ったらこのカバーを擬似的にはめておくためのくぼみがポートリプリケーター側に用意されていました。これならなくす心配はありません。
ポートリプリケーターを使うためのセッティングとかは特にありませんので、あとはドッキングさせてしまえば、すぐに使用可能。
ドッキング前にWindows 転送ツールを使ってデータを引っ越しさせました。
Windows 転送ツールはスタートボタン>「すべてのプログラム」>「アクセサリー」
>「システムツール」の中にあるプログラム。
Windows Vistaの時からOSに付属するようになった機能でWindows XP以降のマシンからのデータ、設定の引っ越しを自動で行ってくれます。
今回はWindows 7同士の引っ越しなので一番楽なパターンかも。お互いにWindows 転送ツールを起動して、新しいコンピューターと、今までのコンピューターを指定。
これで引っ越しが自動で始まります。今まで失敗したことはないんですが、なぜか今回は2回失敗しました。3回目の挑戦で最後までうまく行ったんですが、なにが原因だったんでしょう。約18GB弱のデータ量でデータ転送は約3時間。無線LANで引っ越しをするとこんなものでしょうか?
転送ツールが引っ越しを終了するとレポートを書き出してくれます。引っ越しに失敗しているものがあればここでお知らせしてくれるんですが、ひとつだけ失敗をしたみたいです。Windows Live メールのデータ転送に失敗したとのことですが、使ってみたら特に問題はないみたいでした。
あれかな?メールサーバーへのパスワードが全部聞き直されたので、そこが転送に失敗したのかも。
プログラム設定についてもレポートが出て、どんなソフトウェアの設定を変更したのか教えてくれます。マイクロソフト製品はofficeを含めて引っ越し対象になっているものの、それ以外のソフトウェアはほとんどデータ転送なしになります。
Firefoxだけは設定を引き継いでくれているので、それだけでも助かるかな?
フリーソフトなどはまた手動で入れ直して、この手動引っ越しが2時間ほど。午前中には引っ越し作業は終わりました。
その後、ディスプレイの設定をやり直して、とりあえず使えるようになっています。新型VAIO Zを使いながら引っ越し忘れている設定、データがないかを確認しながら、このblogを書いています。
ということで、ポートリプリケーター「VGP-PRZ10」の紹介と、引っ越しレポートでした。
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たけだ
2010年3月17日 @ PM 3:36
うわっ、ACアダプタ単品で買うより、値段的にも機能的にもこっちの方がよかったかも><
R505のドッキングステーションがそうだったので、てっきりACアダプタはVAIO Z本体付属のを使うと思っていたので~。
店員佐藤
2010年3月17日 @ PM 4:12
♪たけださん、こんにちは。
そういえばACアダプターは12,800円するんでしたね。
たった+3,000円で済むと思うと、確かにこちらの方が
お得かも。。。m(_ _)m
私もACアダプターが同梱になっているのは、箱を開けて
から気がつきました。(^_^;)
Riever
2010年3月17日 @ PM 6:18
ポートリプリケータ、外付けHDDのためにUSB3.0だったら言うことがなかったんですけどねぇ。もしくはUSB2.0とeSATAが1ポートでも・・・
本体側で512GBまで選択できるとはいえ、512GBを選ぶ人はそう多くないでしょうし、音楽や動画なんかはいくらあっても足りませんから、速度の速いポートが欲しいなぁと(^^;;
もっとも、遅くとも来年でUSB3.0が標準搭載でしょうから、今モデルのみの心配にはなりますが(早くも次期の話をしてスミマセン(爆))。