プレスリリースで読む『新型BRAVIA F1・V1・J1・M1』店員の声

LINEで送る
Pocket

本日13時にソニーから新型BRAVIA 11モデルが発表になりました。4日連続で新製品発表があるソニーウイークになってしまっていますが、またまたe-Sony Shopのプレスリリース解説をお届けいたします。

 


今年はそういえばオリンピックイヤー。電気屋さん向けのメーカーさん勉強会では今年はテレビが売れますよ!なんて話を年初から耳にしていたりします。サッカーW杯予選も6月には日本代表戦が4試合も控えるなど、そうしたスポーツイベントが盛り上がる年って、確かに盛り上がるんですよ。テレビの販売って。

それと昨年末くらいからBSデジタル放送で、郷ひろみさんがCMに出てきて「BSデジタル 3000万台!」なんてやっていましたが、聞くところによると、日本のテレビ総台数は1億1500万台くらいあるんだそうです。まだほとんどがアナログテレビ。2011年までまだ3年半もあるし、待てば待つほど液晶テレビは安くなるし、我が家ももうちょっと待ってギリギリになってから。。。なんて、思いは私も持っていたりするんですが、実は裏では、あと3年半で全部のテレビをデジタルに切り替えるのは無理って話もあったりします。

なんか、そういう話って私も何度も耳にしてはいて、そうやってアオルのもどうかなぁ?なんて気もしていたんですが、これが結構切実な話になってきていたりもして、人によってはおそらく、今年の夏あたりからはテレビの品不足が深刻化するのでは?ということも伝わってきたりしています。

そうは言ってもソニーのBRAVIAとかって40型以上の大型モデルのラインナップばかりで小型モデルがあまり力はいっていないじゃない。でっかいテレビを置ける人ばかりじゃないんですよ、なんて言っていたら、出てきました。小さいハイビジョンテレビBRAVIAシリーズが。今日。(^o^)

4シリーズ、11モデルが一斉に発表になったんですが、まずはそのモデルの紹介をカンタンに。

 

まず、ソニーのBRAVIAのラインナップですが、サイズ、画質、機能によってたくさんのシリーズが販売されています。これ、全部覚えようとしても無理! 現時点で数えてみると、40型だけで9モデルもあるんです。(^_^;)

繰り返しになりますが、私がソニーショップの店員になって、商品知識の勉強をしていたときに一番困ったのがこのテレビカテゴリ。同じ、テレビ映像をみるだけの機能だけを求めているのに、なんでこんなにモデルがあるんだ!?ってとこなんですが、そこはPCと一緒。デジタル放送が始まって、テレビにもいろいろな機能が求められるようになっていて、そのラインナップから自分に必要な機能、性能を搭載したテレビを選んでいかなくてはいけないんです。

ということで、まず、おおざっぱにこれからのソニーのBRAVIAのラインナップを分けてみると、高画質モデルとして用意されているのが「Xシリーズ」「Wシリーズ」「F1シリーズ」となります。そしてスタンダードモデルとして「V1シリーズ」「J1シリーズ」「M1シリーズ」があり、これがこれからの新しいラインナップになります。他に「V5000」「V3000」「J5000」「J3000」シリーズというモデルがソニースタイルにも掲載されていますが、これらは昨年春に発売された1年前のスタンダードモデルシリーズ。今回は説明から省きたいと思います。

高画質モデルの「Xシリーズ」「Wシリーズ」については秋~年末に新製品が投入されて、スタンダードクラスの小型モデルが春に発売されるというのが1年を見たときの通常のサイクル。「スタンダードクラス」のテレビと言うと、ハイビジョンじゃないのか?と思われてしまうかもしれませんが、いえいえ、今日発表になっているモデルはすべてハイビジョンテレビです。ご安心のほどを。

 

それぞれのモデルの価格をここでみていって見ましょう。


★『KDL-46F1』(フルHDパネル搭載) 3月25日発売 ソニスタ価格:398,000円
★『KDL-40F1』(フルHDパネル搭載) 3月25日発売 ソニスタ価格:288,000円
★『KDL-32F1』 3月25日発売 ソニスタ価格:198,000円

数多くのBRAVIAラインナップを大きく二つに分けたとき、ハイグレードモデルに大別されるモデルになります。32型モデルだけはデザインが共通で中身がちょっと変わってくるのですがフルHDパネルが46型、40型には搭載。1920×1080ドットのBSデジタル放送、ブルーレイディスクソフトの最高解像度にフル対応した表示が可能になります。32型はXGAパネルとなっており1366×768ドットになります。

「ライブカラークリエーション」という表示色の色域が広がっているため鮮やかな色再現ができるのと、x.v.Colorという、次世代の新しい色信号にも対応。モーションフローによる残像感を大幅に低減する120Hz駆動パネルで、HDMI入力端子も3つ搭載。

32型は非搭載ですが「プレミアムフォト」という、α、サイバーショットの写真表示専用モードとUSB端子も搭載する、なんでもありモデルになっています。一クラス上のWシリーズとほぼ同じ内容になっている上に、画像処理回路が新登場の「BRAVIAエンジン2」に切り替わっています。その分、Wシリーズよりも高画質な期待ができます。

個人的にはこのF1シリーズの登場のおかげで、自宅購入最有力モデルが「KDL-40F1」に切り替わりました。40型フルHDパネル搭載でxv.Color対応の288,000円はソニー最安モデルです。(倍速駆動が無ければ40型フルHD最安値モデルはKDL-40V3000の248,000円になります。)

 


★『KDL-52V1』(フルHDパネル搭載) 4月25日発売 ソニスタ価格:458,000円
★『KDL-46V1』(フルHDパネル搭載) 4月25日発売 ソニスタ価格:368,000円
★『KDL-40V1』(フルHDパネル搭載) 4月25日発売 ソニスタ価格:258,000円

サイズはF1シリーズより大きな52型がラインナップされますが、クラスとしてはF1の下になる、スタンダードクラスの大型BRAVIAが「V1シリーズ」になります。40型からすべてフルHDパネル搭載になっており、倍速駆動のモーションフローも搭載。昨年モデルと比較するとKDL-40V3000が
248,000円でラインナップされていますが、たった1万円の価格差でモーションフローが搭載されたのはでかい!

上位クラスF1シリーズと比較するとライブカラークリエーション、x.v.Colorと言った色再現が劣る他、写真表示のための「プレミアムフォト」機能が省略されています。(それに合わせてUSB端子も省略。)

HDMI端子が2個に減りますが、おき楽リモコンというAV周辺機器を連動して利用する無線リモコンなどは付属。3年くらい前の最高画質モデルという感じです。

写真を趣味にしている人ではなかったり、ハイビジョンハンディカムなどをお使いでなく、単にテレビ放送が楽しめれば。。。という方にはオススメ。あとからブルーレイディスクレコーダー、AVマルチアンプなどのサラウンドセットを追加するときも後悔せずにすみはずです。

 


★『KDL-32J1』(32V型) 3月20日発売 ソニスタ価格:168,000円
★『KDL-26J1』(26V型) 3月20日発売 ソニスタ価格:148,000円
★『KDL-20J1』(20V型) 3月20日発売 ソニスタ価格:109,800円

本体カラーがブラック、ホワイト、レッド、ブラウンの中から選べるベーシックタイプのリビング向けハイビジョンテレビが、この「J1シリーズ」になります。パネル解像度はフルHDではなく1366×768ドットのものになりますが、そもそも地上デジタル放送が1440×1080ドットの解像度で放送しているので、このサイズであればさほど問題はないかと。。。

倍速駆動のモーションフローが非搭載になりますが新開発の「BRAVIAエンジン2」は搭載。32型モデルにはブルーレイディスクレコーダー、AVマルチアンプの操作が可能な「おき楽リモコン」も付属します。(26型、20型には無し)

10万円ちょっとで20型かぁ。。。これダイニングテーブルの上にちょこっと置いてみたり、ってのには良いですよね。サブテレビに1台買いたくなるところなんですが、サブテレビの大本命と言えば、新発売の「M1シリーズ」ですね。

 


★『KDL-20M1』(20V型) 3月25日発売 ソニスタ価格:109,800円
★『KDL-16M1』(16V型) 3月25日発売 ソニスタ価格:89,800円

きました。なんかソニーらしいというよりはソニースタイルらしさ満点なハイビジョンテレビが! というか16型のハイビジョンテレビがBRAVIAにラインナップされてきたのが、妙に嬉しかったりします。16型、20型と言えば、もうこれはプライベートテレビのサイズになりますが、プライベートテレビにもいよいよハイビジョンBRAVIAがラインナップされてくるんです。

サイズだけでなく、ボディカラーも魅力的なんですが、通常の販売店モデルとしては上記の6色カラーを展開。昔、流行ったiMacを彷彿させますが、パステルカラーのループスタンドをちりばめた、まさに好きな色から選べるモデルになっています。

で、これに加えて、なんと、今回はソニースタイル限定モデルも登場。

前面パネルが通常モデルではホワイトになるところが、本体フェイス・ベゼル部までソニースタイルモデルなら変更可能。スタンド部もカラー塗装とシルバーが選べるので、これで8色の組み合わせが追加。いよいよBRAVIAオーナーメードの時代がやってきました!

肝心の性能面ですが、J1シリーズでも搭載されていた「ブラビア・リンク」機能が非搭載になります。HDMI端子は2つ搭載されているのですがブルーレイディスクレコーダーなどの操作機能は非搭載。ですが「ルームリンク」機能は搭載されているので、家庭内LANなどでホームネットワークを組んで他の部屋にあるBDZ-X90、VAIOなどからコンテンツを楽しむことはできるそうです。

考えてみればテレビ本体のサイズも小さいわけですし、これにブルーレイレコーダーをセットして設置するよりは、リビングのBDレコーダーを操作するなんて方が現実的ではあります。PC入力端子も装備されているので「TV Side PC TP1」のディスプレイとして使っても面白いかも。

 

各モデル、ソニースタイルにてメール登録の受付を開始しています。最新情報のゲットはソニースタイルサイトの各モデルページにて!

 

★ソニースタイル「Home AV STYLE」はこちらから


★ソニースタイル ブラビア機能比較表

 

LINEで送る
Pocket