フロントサラウンド『HT-CT100』とPS3の話
先週、自宅のフロントサラウンドシステム「HT-CT100」にHDMI接続したPS3からの音声が「5.1chにならない!」と、嘆いてしまっていたんですが、5.1chになりました。
話せば長くなるんですが、この秋、ブラビアの音のパワーアップということで、フロントサラウンドシステムのHT-CT100を購入。ブルーレイ時代になって初めてのサラウンド環境構築にワクワクしなからBDソフトの「天使と悪魔」をPS3で再生したわけですが、どんな音でもリニアPCMに変換してくれるPS3から、なぜか2.0chの音声しか出力がされないんです。
フロントサラウンドシステムのHT-CT100のディスプレイを見ると、2.0chの音声出力があるとドルビー・プロロジックII再生をしてしまうので、一目瞭然。
そうか、PS3はDTS-HDやドルビーTrue-HDに対応してリニアPCM変換をしてくれるというものの、それは5.1chではなく2.0chへのダウンミックをしてしまうんだな、というのが前回の結論でした。
が、それは違う、PC3は5.1chや7.1chでのリニアPCM出力もできます。というご指摘をいただき、おそらく出力設定に問題があるのでは?ということで、再度検証してきました。
音声出力設定であれば私もいじっているときに確認しましたよ。自動設定で。
という話をしたら、それを手動設定で、リニアPCMの5.1ch、7.1chをオンにしてみたらどうか?ということで実験。
結果的にこの作業をしたらうまく行くようになるんですけど、なんだ、そういうことだったのか。確かに最初にPS3をセットアップしたのはブラビアとの接続だったので、もしかしたら自動設定をちゃんと私が認識させていなかったのかも。
再生が始まってから画面上でPS3の音声出力フォーマットを変更することができます。「リニアPCM」を選べば。。。
PCMマークがついて、5.1ch音声になります。見事に音が立体的になって、大げさですが3D眼鏡をかけて音を聞いている状態になりました。(^_^)v
このBDソフト「天使と悪魔」ですが、音声フォーマットはDTS-HDしか収録がされていません。PS3の様にDTS-HDをリニアPCM変換する機能なんて普通は持っていないのに、そういう場合、どうなっちゃうのかというと。。。DTS-HDはDTSフォーマットと下位互換がとれているらしく、DTS対応のアンプには-HD部分を削除してDTS音声として再生することができるそうです。
なので、PS3の音声出力設定を「ビットストリーム」に変換しても今度は通常のDTS音声として5.1chでの出力ができます。
なるほど、良くできていますね。もっとも理論的に言ってPS3でリニアPCM出力させた方が音質は有利なはずなので、音声出力は今後はリニアPCMだけで良いことになります。
アドバイスくださったy-Akiさん、ありがとうございました。無事、これで5.1ch音声がこれからは楽しめます!
で、そのままゲームソフトの「AFRIKA」も久々にプレイ。このソフトも音声は5.1chサラウンドになっているそうで、フィールドに出ると確かにあちこちから鳥の声が聞こえます。
撮影シーンにファインダーをのぞくと、グッと視界がせまくなってしまうんですが、その視界の外の音がサラウンドでわかるようになったので、動物の足音などである程度位置関係をつかむことができるようになりました。
このソフト、いつでも写真遠足に行けて、プレイするたびに楽しい~。
で、昨夜はちょっとがんばってしまって、ついに最終兵器になるα700をゲットすることができました。レンズはリアルの世界でも愛用しているSAL18250を装着。さぁ、あとは白いGレンズをゲットするだけです。
「AFRIKA 2」とか出て、α900やα550が使える様にならないかなぁ。。。アフリカの野生動物をターゲットにするのではなくて、中南米に野鳥を撮りに行くとかのシチュエーションでもよいですよ。めざせ、写真界のグランツーリスモ!
なんて、噂は出てこないなぁ。(^_^;)
やっとセッティングが終わって、ようやくこれからサラウンドを自由に楽しめるようになった、というお話でした。
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